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キングダムネタバレ800話②中華統一の夢もはや叶わぬか
馮却に続いて、李斯も「秦魏同盟の期限が間も無く切れる」と不安を煽ります。
同盟の条件として、秦・魏・楚・韓の四か国の国境付近に位置していた「什虎」を魏に譲ったことで、魏がさらに力をつけてしまったこと、什虎を拠点に攻められたら秦国の分が悪いと続けます。
そして戦いに敗れ、戦力が弱った隙に攻め込まれるのは戦国の鉄則であり、今後は防衛に追われる日々になると予想しました。
二年の間に50万近い兵を失っている秦国。現状は防衛さえもままならない兵力で、中華統一を諦めなければいけない事態に直面してしまったのです。
昌文君と口論になりながらも、自身の夢である巨大方治国家を作り上げる夢があったが、秦国の巨の一人として、国の危機は見逃せないと声を張り上げます。
キングダムネタバレ800話③昌平君自責の念に駆られる
言い争いが続く中、なぜこんな時に昌平君がいないのかという声がでます。
政と昌文君は歯を食いしばり、複雑な顔を浮かべます。
ここから政の回想が始まります。
政と昌文君を前に、深々と頭を下げる昌平君。昌平君は敗北を知った直後から、中華統一の道は閉ざされてしまったと確信し、自身を斬首の刑にしてほしいと政に懇願しました。
番吾の戦いで敗北した今、中華統一までの道筋を描く戦略がもう思い当たらないという昭文君に対し、政は拒否。
諦める意思はないと言い切り、丞相である昌平君と昭文君とともに必ず中華を統一するという強い意志を見せました。
政の言葉を受けた昌平君は、3日の猶予をもらい、命をかけて中華統一に繋ぐ道を探しだすと言って外へ出ます。
ここで政の回想が終わります。