【ワンピースネタバレ考察】ルフィは海面上昇を阻止できる?ニカの力の影響力について考察
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

「ワンピース」1118話にて、ニカの力が海面までに影響を及ぼし始めました。
そのため、ニカの力は古代兵器の影響による、海面上昇に対抗し得ると考えられます。

本記事では、ニカの力の影響力と、海面の高さを操れるか?という点を考察していきましょう。

ルフィのニカの力が更に進化する?

ニカの力を使うたびに力が強くなっている

出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

ルフィがニカの力を手に入れたのは、ワノ国編におけるカイドウ戦です。

そしてエッグヘッド編から、ニカの力を強敵相手に多用するようになってきました。

ニカの力の源は自由な発想力です。
そのため、ルフィの「やりたいこと」が増えるたびに、ニカの技のバりエーションも増えているように見えます。

また、最初は使い慣れていないためか、自分の能力がどのように作用するかも分からず、能力に振り回されているような様子も見られました。

しかし、エッグヘッド編以降は、使うたびに能力の度合いを把握していっているようです。

ニカの力は他者にも影響を与える?

出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

「ワンピース」1118話では、ボニーがトシトシの実の能力を活かして、2人目のニカとして覚醒しました。

これはトシトシの実の力もありますが、同時にニカの力も大きく影響していると考えられます。

ニカの力は、物体にゴムのような性質を与える効果があり、それは人間も例外ではありません。

作中では、殴られた黄猿の頭がゴムのように凹んでいました。

しかし、ゴムのように変形するのは、あくまで副次的効果だと考えられます。

ニカの能力の本質は、物体に「自由」を与えることではないでしょうか?


ニカの真の恐ろしさは影響力?

ニカになったルフィとボニー
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

ボニーのトシトシの実の能力は、「未来」を想像する力によって真価を発揮可能です。

そのため、現実を知り未来を自由に想像できなくなる大人になるにつれ、力が弱まっていくと考えられます。

作中では、ボニーの力も、現実を知り弱まりつつありました。

しかし、ニカの姿になったルフィが目の前に現れたことで、ボニーはニカの力を発揮します。

これは、ニカの力が、ボニーに「自由な未来」を与えたことが理由ではないでしょうか?

つまり、ニカの力の最も恐ろしい点は、あらゆるものに「自由」を与える影響力ではないでしょうか?

ニカの力は万物に影響する?

ニカの力は自然現象以外にも効果がある?

出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

ニカのゴムのような性質を与え、自由に操る能力は様々な物体に作用します。

雷、地面、木といった自然現象は勿論、建物のような人工物にまで影響を与えることが可能です。

触れた人間にも作用し、ゴムのように自由に変形させられます。

それだけでなく、ボニーの未来や、思想など、目に見えない概念にすら、自由を与えることが可能です。

そのため、ニカの力が影響を与えるものに制限はないと考えられます。

思想や常識に囚われず、どんな自由な発想も現実にして見せる姿こそ、ニカが「解放の戦士」と呼ばれる所以でしょう。

能力者の天敵である海も自由自在?

出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

「ワンピース」1118話にて、ニカの力が海にまで作用している様子が確認できます。

解放のリズムに合わせて、地震が起きたかのように海が波打ち、海面が上昇したと錯覚させていました。

そのため、ニカの力は能力者の天敵である海さえも、味方につけてしまうと考えられます。

基本的に能力者は海に対して無力です。

例えば、四皇の一角である黒ひげが、グラグラの実で意図的に津波を引き起こせば、ヒエヒエの実の能力者でない限り太刀打ちできません。

しかし、ルフィのニカの力があれば、発生した津波すら食い止め対抗できるのではないでしょうか?


ゴムゴムの実が「海の秘宝」と呼ばれた理由

出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

ルフィが有するゴムゴムの実は、1話でシャンクスから「海の秘宝」と呼ばれています

ゴムゴムの実には「海を自由に操る」能力があると判明した今、秘宝という評価も納得です。

そもそも悪魔の実は、海に嫌われることと引き換えに、巨大な力を得るという前提条件があります。

ゴムゴムの実の能力は、その前提条件を否定していると言ってもいいでしょう。

ジョイボーイが古代兵器を残したのはニカの力が理由?

海の上昇に合わせて大地も上昇させられる?

ワノ国の断面図
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

ベガパンクは、ジョイボーイが古代兵器を後世に受け継ごうとしていることを疑問視していました。

側から見れば、海面を上昇させ、人類の居住権を脅かす兵器を残そうとするのを疑問に思うのは当然です。

しかし、ジョイボーイにもルフィと同じように、海を自由に操る力があったらどうでしょう?

古代兵器のリスクを打ち消しつつ使用できるはずです。

また、ニカは海だけでなく、大地もゴムのように操れます。

そのため、海面上昇に合わせて地面を持ち上げ、街が海に侵食されるのを防ぐことも可能でしょう。

ワノ国を取り囲む巨大な壁も、もしかしたらジョイボーイによって形成されたのかもしれません。

古代兵器を受け継いだのは世界沈没を防ぐため?

出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

ベガパンクは、古代兵器を受け継ぐジョイボーイの存在を「善か悪か判断できない」としていました。

しかし、海面の上昇や地面を操れるジョイボーイが有しているのなら、ベガパンクの思うような悲劇は起こらないと考えられます。

むしろ、海面上昇を防ぐ手立てがない世界政府が、古代兵器を手に入れる方が余程危険です。

もしかしたら、本来古代兵器はニカの力と合わせることで、初めて真価を発揮できるのかもしれません。

そう考えると、元々古代兵器はジョイボーイのもので、世界政府はそれを奪って自分達の力としたのではないでしょうか?

海を操るニカは世界政府の天敵?

ナミのレッドライン
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

海や地面を操る術を持たない世界政府が古代兵器を使えば、世界は滅亡へ向かっていくだけです。

しかし、政府はそれを望んでいるようにすら見えます。

レッドラインの上に居住地を構えているのも、世界が沈んでも自分達は悠々と生活を続けるためでしょう。

だからこそ、ニカの存在は彼らの天敵となり得ます。

ニカの力は、海面上昇を抑えるだけでなく、大地も自由に操り、レッドラインの標高を下げるなんて行為も行えるかもしれません。

ニカは文字通り、天上人を地上へ引きずり降ろすことができるのです。

ニカの力について考察まとめ

ニカの「自由を与える」という能力は、自由度が高すぎるため、未だに底がしれません

ルフィがニカの力に目覚めたばかりのため、まだまだ覚醒の余地を残しているようにすら見えます

五老星が、なんとしても復活を阻止しようとするほど恐れた理由も分かりますね。

今後も、ルフィとニカの力の成長から目が離せません。

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