ニカの力は自然現象以外にも効果がある?

出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

ニカのゴムのような性質を与え、自由に操る能力は様々な物体に作用します。

雷、地面、木といった自然現象は勿論、建物のような人工物にまで影響を与えることが可能です。

触れた人間にも作用し、ゴムのように自由に変形させられます。

それだけでなく、ボニーの未来や、思想など、目に見えない概念にすら、自由を与えることが可能です。

そのため、ニカの力が影響を与えるものに制限はないと考えられます。

思想や常識に囚われず、どんな自由な発想も現実にして見せる姿こそ、ニカが「解放の戦士」と呼ばれる所以でしょう。

能力者の天敵である海も自由自在?

出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

「ワンピース」1118話にて、ニカの力が海にまで作用している様子が確認できます。

解放のリズムに合わせて、地震が起きたかのように海が波打ち、海面が上昇したと錯覚させていました。

そのため、ニカの力は能力者の天敵である海さえも、味方につけてしまうと考えられます。

基本的に能力者は海に対して無力です。

例えば、四皇の一角である黒ひげが、グラグラの実で意図的に津波を引き起こせば、ヒエヒエの実の能力者でない限り太刀打ちできません。

しかし、ルフィのニカの力があれば、発生した津波すら食い止め対抗できるのではないでしょうか?

ゴムゴムの実が「海の秘宝」と呼ばれた理由

出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

ルフィが有するゴムゴムの実は、1話でシャンクスから「海の秘宝」と呼ばれています

ゴムゴムの実には「海を自由に操る」能力があると判明した今、秘宝という評価も納得です。

そもそも悪魔の実は、海に嫌われることと引き換えに、巨大な力を得るという前提条件があります。

ゴムゴムの実の能力は、その前提条件を否定していると言ってもいいでしょう。

ジョイボーイが古代兵器を残したのはニカの力が理由?

海の上昇に合わせて大地も上昇させられる?

ワノ国の断面図
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

ベガパンクは、ジョイボーイが古代兵器を後世に受け継ごうとしていることを疑問視していました。

側から見れば、海面を上昇させ、人類の居住権を脅かす兵器を残そうとするのを疑問に思うのは当然です。

しかし、ジョイボーイにもルフィと同じように、海を自由に操る力があったらどうでしょう?

古代兵器のリスクを打ち消しつつ使用できるはずです。

また、ニカは海だけでなく、大地もゴムのように操れます。

そのため、海面上昇に合わせて地面を持ち上げ、街が海に侵食されるのを防ぐことも可能でしょう。

ワノ国を取り囲む巨大な壁も、もしかしたらジョイボーイによって形成されたのかもしれません。

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