【ワンピースネタバレ考察】ワンピースを見つけるにはとある種族の力が必要?滅亡を望まれる種族について考察
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

「ワンピース」1121話にて、ベガパンクの口から「滅亡を望まれる種族」が、空白の100年が関係してくることが語られました。

本記事では、ルナーリア族、バッカニア族、三つ目族が滅亡を望まれた理由について考察していきます。

ベガパンクは滅亡を望まれる種族の力を知っている?

配信の中で滅亡を望まれる種族について触れる

出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

ベガパンクは配信の結論として、「空白の100年」がいつか白日の元に晒されることを示唆しました。

それと共に、空白の100年の真実に、3つの古代兵器と、滅亡を望まれる稀有な種族が関わってくるような描写もされています。

そして、ベガパンクが指す滅亡を望まれる種族は、バッカニア族、ルナーリア族、三つ目族で間違いないでしょう。

四皇はなぜ滅亡を望まれる種族を狙うのか?

出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

滅亡を望まれる種族の共通点として、四皇の海賊団の傘下にいることが挙げられます。

例えば、ルナーリア族のキングは、カイドウの百獣海賊団の大看板を務めていました。

また、ビックマムの元にも、三つ目族の末裔であるプリンがいます。

そして、プリンの身柄はビッグマムの失墜後、黒ひげ海賊団の元に渡りました。

かつての四皇はこれらの種族が、空白の100年の歴史に関わってくると知って、手元に置いていたのかもしれません。

そして、バッカニア族であるくまの体は、現在はルフィの元にあります。

新しい四皇であるルフィの元に、滅亡を望まれる種族がやってきたのは果たして偶然でしょうか?


Dの一族と同じような力を持つ種族がいる?

出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

なぜ、ルナーリア族、三つ目族、バッカニア族は滅亡を望まれているのでしょうか?

ベガパンクの話を聞く限り、古代兵器と同じく、空白の100年を思い起こさせる存在であることが理由なのは間違いありません。

ただ、政府は古代兵器を壊すのではなく、利用することを選んだのに対して、3つの種族に対しては滅亡の処置をとりました。

これは、3つの種族がDの一族と同じレベルで、政府の脅威となり得る存在だからではないでしょうか?

つまり、3つの種族には、Dの一族と同じく、政府を脅かす特殊能力があると見て間違いないでしょう。

滅亡を望まれる種族の能力がワンピース発見に必要?

ルナーリア族はマリージョアの真実を知っている?

出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

3つの種族が狙われる理由としては、Dの一族と同じく、政府を脅かし得る力を持っているのが原因と考えられます。

まず、白ひげの発言から鑑みるに、ルナーリア族は天竜人が住み着く前に、マリージョアに「神の国」を築いていました。

そして、ジョイボーイの仲間である、鉄の巨人も200年前にマリージョアを襲っています。

ジョイボーイと関連ある者達は、マリージョアへ何らかの因縁を持っていました

これらの事実から、ジョイボーイはマリージョアに何らかのルーツを持っていて、ルナーリア族はそれを知っている可能性が高いと言えます。

バッカニア族の特性はDの意志と関連性がある?

出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

作中で、完全に意志を失っていたはずのくまは、娘のピンチに導かれるようにエッグヘッドへ駆けつけました。

科学的にあり得ないその現象には、バッカニア族の特性が深く関わっているとされています。

それは、Dの意志が強く関係しているのではないでしょうか?

サイボーグ化されたくまは、自分の意志では動けない、言ってしまえば不自由な存在です。

そんなくまを自由に突き動かしたのは、「自由」を求めるDの意志のようではないでしょうか?

つまり、バッカニア族の体には、Dの意志と同じ力が宿っていると考えられます。


プリンが黒ひげ海賊団に攫われたのはワンピースを探すため?

プリン
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

ビッグマムは、プリンの第三の目が「真の開眼」に至ることを求めていました。

三つ目族は開眼すると、ルフィやロジャーと同じく、「万物の声」が聞こえるようになると考えられます。

そのため、ビッグマムはポーネグリフも、解読できるようになると期待していたようです。

それを知ってか、黒ひげ海賊団の一員となったクザンは、万国からプリンを攫いました。

このことから、三つ目族の力は、ワンピースへ辿り着き得る力として、政府から絶滅を望まれていたのかもしれません。

滅亡を望まれる種族はニカと関係がある?

バッカニア族とルナーリア族はニカの伝説が伝えられている

出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

滅亡を望まれる種族は、共通してニカやジョイボーイの伝説が伝えられています。

例えば、バッカニア族には「解放の戦士」として、ニカの伝説が残っていました

ルナーリア族も、「世界を変えてくれる存在」として、ジョイボーイを待ち望んでいたようです。

そのため、滅亡を望まれた一族は、かつてジョイボーイの仲間だった可能性が高いと考えられます。

三つ目族にはニカの伝説が残っていない?

出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

ルナーリア族やバッカニア族にはニカの伝説が残る一方で、プリンはニカの存在を知らないようでした。

しかし、プリンが知らないからといって、三つ目族がニカと関わりがなかったとは断定できません。

プリンはビッグマムと、三つ目族の間に生まれた子供で、正確には三つ目族のハーフです。

また、幼い頃には父親と引き剥がされていたのか、父の存在を仄めかすような描写も見られません。

つまり、プリンには三つ目族に伝わる、ニカやジョイボーイの伝説が伝わっていない可能性があります。

伝説はあくまで人が語り継ぐことで繋がれていくものです。

そのため、三つ目族に伝わっていた伝説は、プリンの代で途切れてしまったと考えられます。

なぜ巨人族は滅亡を望まれないのか?

再開を喜ぶルフィとドリー・ブロギー
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

ルナーリア族、バッカニア族と、ニカやジョイボーイの伝説が残る種族は、基本的に絶滅を望まれてきました。

しかし、同じくニカの伝説が残る巨人族は、政府から目の敵にされているわけではありません

サウロを始め、海軍に所属するような巨人もいました。

なぜ、他の種族と異なり、巨人族は政府から見逃されているのでしょうか?

もしかすると、巨人族はただニカを信仰しているだけで、特別な力は持っていない種族なのかもしれません。

滅亡を望まれる種族についての考察まとめ

滅亡を望まれる種族は、Dの一族にも匹敵する力や、ワンピースに辿り着き得る秘密を抱えている種族である可能性が高いです。

そのため、プリンのように四皇から存在を狙われている種族もいます。

今後、3種族を手中に収めた勢力が、ワンピース争奪戦で一歩リードすると言っていいでしょう。

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