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転スラに登場するミカエルは、究極能力のミカエルが意思を持った存在です。
時間を停止してディアブロたちを一瞬で倒すなど、圧倒的な強さを見せていました。
ミカエルの強さや能力、最後についてネタバレ解説します。
【転スラ】ミカエルのプロフィール
東の皇帝ルドラの別人格でヴェルダナーヴァ復活が目的

名前 | ミカエル |
存在値 | 1億以上 |
権能 | 天使長の支配、天使之軍勢、王宮城塞、代行権利 |
ミカエルは、東の帝国の皇帝ルドラの別人格です。
ルドラの肉体を乗っ取る形で初登場し、ヴェルダナーヴァを復活させるために行動します。
始原の七天使のフェルドウェイと協力して、ヴェルダナーヴァの復活に必要な竜の因子を集めています。
ルドラの肉体を乗っ取った上に竜の因子も取り込んでおり、その力は非常に強力。
時間を止めることができるため、停止した時間の中で動ける者でなければ戦うこともできません。
ルドラに関しては以下の記事で詳しく解説しています。
興味のある方はぜひチェックしてみてください。
正体は最強の究極能力:正義之王(ミカエル)が意志を持った存在

ミカエルの正体は、天使系の究極能力でも最強と言われる正義之王です。
本来は、究極能力に人格はありません。
しかし、いつの間にか正義之王には人格が芽生えており、神智核に進化したことで明確な人格を持つようになりました。
【転スラ】ミカエルの強さ・能力・スキルを解説
天使長の支配で天使系の究極能力を持つ者を支配できる

ミカエルは「天使長の支配」の権能で、天使系の究極能力を持つ相手を完全に支配下におくことが可能です。
発動条件は目を合わせるだけなので、天使系の究極能力を持つ者はミカエルに目を見られただけで逆らえなくなります。
これは天使系の究極能力には、支配回路が組み込まれているためです。
そのため、支配回路を破壊してしまえば、天使系の究極能力を持つ者でも天使長の支配に逆らえるようになります。
リムル・クロエは支配回路を破壊して、支配から逃れました。
天使の軍勢を召喚できる

ミカエルは天使之軍勢の権能で、最大100万の天使の軍勢を呼び出すことが可能です。
非常に強力な権能で、この権能で呼び出された天使によって天魔大戦は引き起こされていました。
しかし、天使を呼び出すのにエネルギーを貯める必要があり、100万の天使を召喚するには500年かかるのがデメリットです。
最大100万ですが、数を減らすことでより強力な天使を呼び出すこともできます。
忠誠心を持つ者がいないせいで王宮城塞を発動できない

ミカエルは非常に強力な防御壁を展開させる王宮城塞の権能を持ちますが、忠誠心を持つ者がいないで発動できませんでした。
王宮城塞は忠誠心をエネルギにすることで、あらゆる力を無効化する防御壁を作り出す権能です。
この力は所有者に忠誠心を持つ者が多いほど、強力な防御壁を展開させることができます。
ルドラが使用した時は、非常に強力な防御壁が常時展開されていました。
しかし、ミカエルに忠誠心を持つ者が1人もいなかったせいで、一時使用不能になっています。
【転スラ】ミカエルの過去
ヴェルダナーヴァのスキルだったがルドラの誓約之王と交換される

正義之王はヴェルダナーヴァの持つスキルでしたが、誓約之王と交換されてルドラのスキルになりました。
正義之王は、天使系究極能力でも最上位とされる美徳系究極能力の1つです。
周囲と話し合い協力することが好きなヴェルダナーヴァは、相手を強制的に支配する権能を持つ正義之王が好きではありませんでした。
ヴェルダナーヴァは最初の勇者ルドラに頼んで、正義之王と誓約之王を交換。
こうして正義之王は、ルドラの究極能力になりました。
ヴェルダナーヴァに関しては以下の記事で詳しく解説しています。
興味のある方はぜひチェックしてみてください。
フェルドウェイに名前を呼ばれたことで神智核に進化

正義之王はフェルドウェイに名前を呼ばれたことで、神智核のミカエルに進化します。
意志が芽生え始めた正義之王は、人類に殺されたヴェルダナーヴァの復活を考えるように。
同じ目的を持つフェルドウェイと協力するようになります。
フェルドウェイに、名前を呼ばれたことで正義之王は神智核のミカエルに進化して明確な自我を獲得。
ミカエルはヴェルダナーヴァを復活させるために、蟲魔族も味方に付けます。
さらにルドラが死んだ場合に備えて、フェルドウェイに正義之王の宿主にしようと計画
ミカエルは、自分の並列存在をフェルドウェイに宿らせます。
【転スラ】ミカエルの活躍を解説
ルドラの肉体を支配しヴェルグリンドを別次元に転移される

遊戯終了編でミカエルはルドラの魂が失われた肉体を支配し、ヴェルグリンドを別次元に追い出しました。
肉体を乗っ取る機会を待っていたミカエルは、ルドラの最後の魂が抜けた瞬間に体を支配。
邪魔なヴェルグリンドを攻撃し、彼女の体を別次元に転移させてしまいました。
しかし、転移して現れたリムルを見たミカエルは、一時撤退します。
竜の因子を2つ取り込んで眠りにつく

竜の因子を2つ取り込んだミカエルは、体を馴染ませるために眠りにつきます。
ミカエルは北の大地にいたヴェルグリンドを支配することに成功し、ヴェルザードの物も含めて2つの竜の因子を吸収しました。
強力な力を使いこなすために、本拠地の天星宮で眠りにつきます。
【転スラ】ミカエルの最後をネタバレ解説
時間停止で圧倒的な強さを見せるもクロエに敗北

ミカエルはダマルガニアの戦いで時間停止を使用し圧倒的な強さを見せますが、同じく時間停止を使うクロエに敗北します。
ミカエルは、裏切り者のオベーラが率いる天使の軍勢数十万と1人で戦い全滅させます。
その後、ダマルガニアで魔王陣営と対決。
時間を停止させてレオン・ソウエイ・ディアブロに勝利、リムルにも止めを刺そうとします。
しかし、天使長の支配を跳ねのけたクロエが、リムルを助けに登場。
時間停止に対応したクロエに、技量では敵わずに敗北します。
しかし、倒されたのは並列存在だったため、本体のミカエルは無事でした。
時間停止に対応したリムルに捕食されて消滅

再び戦いをしかけたミカエルは、時間停止に対応したリムルに捕食されます。
ミカエルは再度リムルに戦いを挑みますが、、クロエの戦いを見たリムルは停止した時間の中でも動けるようになっていました。
すでにミカエルの優位性は、失われて対等の戦いになります。
リムルは戦闘経験と技量の差で、存在値で圧倒的に勝るミカエルを圧倒。
リムルはミカエルを捕食し、エネルギーとスキルの情報を吸収することに成功します。
ミカエルは、満足感と同時にフェルドウェイを残すことに心残りを感じながら消滅しました。
【転スラ】ミカエルについてまとめ
転生したらスライムだった件に登場するミカエルについて解説しました。
圧倒的な強さを持つ存在として登場しましたが、リムルが時間停止に対応した後はあっけなく敗北しています。
最後は満足して消滅しているので、ミカエルにとっては幸せなラストだったのかもしれません。