キングダムネタバレ807話②城主民を逃がす

官僚に逃げることを命じる龍安
出典:『キングダム』(C) 原泰久/集英社

 

一方、兵をすべて新鄭へ送るという韓王からの命を受けた南陽では、民はどうするのだと反乱の声が挙がります

南陽の城主である龍安りゅうあんは、冷静に現状を説明し、反対する要人達に「家族と逃げていいぞ」と、城から出ることを承諾。

爵位の高い要人達から逃がせる順に逃がせという条件をつけ、逃げたい人はついて行くようにと命じます。

民をすべて逃がすことは難しいものの、韓の要人となる官僚達が秦に討ち取られてしまえば、復興が難しいと考えたのでしょう。

龍安は自身の身を心配する側近達をよそに、「いざとなったらこの首を差し出して1人でも多くの民を救わねば」と、官僚達にこれまでの礼を言い、みなすぐに脱出せよと1人城内に残ります。

キングダムネタバレ807話③博王谷軍撤退

官僚に逃げることを命じる龍安
出典:『キングダム』(C) 原泰久/集英社

 

1人になった龍安は、城内に残った老人達を見つけ、お前達も逃げろと命じます。

しかし、残った老人達は、龍安1人では大変だろうと残ることを決意。自身の命も短いため、最期まで城主と居ることを伝え、残った時間を楽しむように談笑します。

南陽の城門付近では、人々が涙を流しながら脱出の準備をしていました。残る民に別れを告げ、唇を噛みしめた博王谷とともに、すべての軍は南陽からの脱出に成功します。

同じ頃、行軍を続ける飛信隊に、南陽の兵が撤退したことが知らされます。

無血開城・・・」と呟いた信は、驚きを隠せない表情で羌瘣や騰のいる後続を振り返るのでした。

キングダムネタバレ807話④本来の作戦とは

官僚に逃げることを命じる龍安
出典:『キングダム』(C) 原泰久/集英社

 

ーここから騰の回想に入りますー

作戦が固まり、咸陽へ報告に向かった騰。

昌平君に、戦わず城を取ることを伝え、追加で10万の兵を生みだし騰軍の後を追わせてほしいと伝えます。

意図は分かるが、兵士はこれ以上生み出せないという昌平君に対し、騰は「兵士でなくてよい、そう見えればいいだけだ」と言い切りました。

昌平君は「それなら可能」と言い放ちます。

ーここで騰の回想が終わりますー

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