【呪術廻戦】呪いの王、両面宿儺とは?過去や強さ・能力を徹底解説!
出典:『呪術廻戦』(Ⅽ)芥見下々/集英社

目次

呪術廻戦の両面宿儺は、呪いの王と呼ばれる作中最強候補のキャラです。
第1話から登場していますが、最新話まで圧倒的な強さを見せています。

両面宿儺には多くの謎があり、過去のエピソードはほとんど不明です。
今回は宿儺の能力や強さ、過去などについて考察します。

【呪術廻戦】両面宿儺とは

両面宿儺のプロフィール

真人を威圧する宿儺
出典:『呪術廻戦』(Ⅽ)芥見下々/集英社

 

プロフィール
名前両面宿儺(本名不明)
等級特級呪物
解・捌・◼️
嗜好・興味食べること
嫌いな物特に無し
声優諏訪部順一

呪術全盛時代に呪いの王と呼ばれた存在

平安時代の宿儺のイメージ
出典:『呪術廻戦』(Ⅽ)芥見下々/集英社

 

呪術廻戦の両面宿儺は、呪術全盛の平安時代に呪いの王と呼ばれた存在です。
平安時代の呪術師は宿儺討伐に総力を挙げたものの、ついに勝てなかったとされています。

伝説の鬼神両面宿儺によく似た姿だったため、宿儺と呼ばれただけで彼の本名は不明です。
また異形の姿をしていますが、伝説の鬼神に似ているだけの人間とされています。

あくまで人間の呪詛師だったようですが、当時の人間にとって天災に近い存在でした。
本人も含めて、宿儺を人間と認識していた存在は少なかったようです。

平安時代は姿が異形なだけでなく、神武解と飛天という2つの呪具を所有していました。
万が構築術式で生成して宿儺に渡した形見は、神武解を再現したものだと判明しています。


己の快不快にしか興味の無い邪悪な性格

笑う宿儺
出典:『呪術廻戦』(Ⅽ)芥見下々/集英社

 

呪術廻戦の両面宿儺は自分の事以外にはほとんど興味を持たず、弱者を殺戮することを好む邪悪な性格です。
嫌いなものがないのも、自分以外どうでもいいと思っているからなのが宿儺の性格をよく表しています。

初登場時に「女も子供も蛆のように沸いておる 素晴らしい 殴殺だ」と叫ぶなど、女性や子供を殺すことを特に好みます。

好きなことは食べる事ですが、人間を食べることを最も好むという恐ろしい設定があります。

両面宿儺には元ネタがある

117話扉絵の宿儺
出典:『呪術廻戦』(Ⅽ)芥見下々/集英社

 

呪術廻戦の宿儺は、仁徳天皇の時代にいたとされる鬼神両面宿儺が元ネタと考えられます。
両面宿儺は、頭の前後に2つの顔があり、手足が8本ある異形の鬼神です。

呪術廻戦の宿儺に似た外見ですが、伝説の両面宿儺の方が顔や足の数が多いです。
また、日本書紀の両面宿儺は邪悪な存在ですが、一部地域では英雄視する伝説もあります。

宿儺の声優は諏訪部順一

漏瑚に話しかける宿儺
出典:『呪術廻戦』(Ⅽ)芥見下々/集英社

 

呪術廻戦の宿儺の声優は、諏訪部順一です。
大学卒業後にさまざまな職業を経験し、東京俳優生活協同組合所属の声優となりました。

元々はラジオDJやナレーターの仕事を中心に活動していましたが、「テニスの王子様」の跡部景吾役でブレイクし、声優としての活動が増えていきます。

「BLEACH」のグリムジョー・ジャガージャック、「Fate/stay night」のアーチャー、「僕のヒーローアカデミア」の相澤消太などの役を演じています。

【呪術廻戦】宿儺の強さ


呪力量・呪力効率ともにずば抜けた史上最強の術師

宿儺と五条の戦いを見守る仲間たち
出典:『呪術廻戦』(Ⅽ)芥見下々/集英社

 

宿儺は史上最強の術師と呼ばれており、呪力量・呪力効率ともに圧倒的です。
呪力量が五条悟より多い乙骨憂太が、自分の倍以上というほど宿儺の呪力量はずば抜けています。

また呪力効率・呪力操作も、神憑っていると言われるほど優秀。
何度も使えないはずの領域展開を連発できるのも、膨大な呪力量と神憑り的な呪力効率のおかげです。

領域展開を条件を即座に変更し、人間を呪物化する方法を一度で見ただけで真似するなど、一流の術師ができないことを簡単に実行したことも。

呪術師としての技量も、作中最高と思われます。

肉弾戦の強さも最強クラス

出典:『呪術廻戦』(Ⅽ)芥見下々/集英社

 

宿儺は、術式を使わない肉弾戦でも作中最強クラスです。
指15本分の状態で魔虚羅に殴られて、ビルをいくつも貫通するほど吹き飛ばされたのにほぼ無傷でした。

人外魔境新宿決戦編では、平安時代と同等の力を取り戻して五条悟とも殴り合っています。
打撃が爆撃並みの五条と互角に渡り合うフィジカルを見せ、いくつもの高層ビルを破壊しました。

呪力量が多いほど肉体を強化できますが、宿儺は体術自体もかなりハイレベルです。
呪力無しで戦ったとしても、作中上位の実力者なのは確実でしょう。

反転術式の精度も圧倒的

腕を反転術式で治す宿儺
出典:『呪術廻戦』(Ⅽ)芥見下々/集英社

 

傷を治す反転術式に関しても、作中でずば抜けた精度を見せています。
反転術式は使用できる術師は少ない上に、他人の治療や欠損した部位を再生できる術師はほとんどいません

宿儺は欠損した部分を簡単に戻せるどころか、死亡してしばらく経った虎杖も蘇生されています。
傷ついた伏黒を治療したこともあり、他人の治療も行えます。

反転術式の精度も桁外れですが、宿儺が他人の治療もできるというのは不思議な感じがします。

【呪術廻戦】宿儺の術式や領域展開について

斬撃の術式:「解」「捌」で敵を切り刻む

解で魔虚羅を攻撃する宿儺
出典:『呪術廻戦』(Ⅽ)芥見下々/集英社

 

宿儺は主に斬撃の術式で、敵を攻撃します。
2種類の斬撃を使用していますが、これらをアレンジした応用技も見せています。

かい」は斬撃を飛ばす攻撃で、通常の斬撃とされています。
はち」は一撃で対象を捌く技で、相手の強さによって威力が変化します。

高層ビルを細切れにするほどの威力を見せていますが、宿儺の呪力量が凄まじいせいで術式そのものはそこまで強力ではなさそうです。

解と捌は包丁で切るイメージらしく、解は三徳包丁・捌はたこ引き包丁がイメージ図として登場しています。

領域展開「伏魔御廚子」は領域内に斬撃を浴びせ続ける

領域を展開する宿儺
出典:『呪術廻戦』(Ⅽ)芥見下々/集英社

 

宿儺の領域展開「伏魔御廚子ふくまみづし」は、領域内にある対象に解と捌を浴びせ続ける技です。
領域内の呪力を持つものには捌、呪力を持たないものは解による攻撃を浴びせ続けます

宿儺は領域を閉じずに展開するという神業が可能で、領域内の出入りを自由にする代わりに通常よりはるかに広い範囲に領域展開が可能

同時に領域を展開した場合では、相手の領域の外側から斬撃を加えて領域そのものを破壊するという信じがたい使用法を披露しました。

呪力のないビルをまで細切れにしたことから、フィジカルギフテッドの禪院真希や伏黒甚爾にも必中効果有効になる可能性が高いです

「開(フーガ)」と唱える炎を操る術式も強力

初めて炎の術式を使う宿儺
出典:『呪術廻戦』(Ⅽ)芥見下々/集英社

 

宿儺は斬撃とは別に炎を操る術式も使用します。
「◼️ フーガ」と唱えた後に弓のように構えた状態から、炎の矢を放つ技です。
予備動作が大きく、解や捌よりも威力は上と思われます。

基本的に止めに使われる技で、漏瑚や魔虚羅を倒しました。
炎の術式の名前は不明ですが、読者からはフーガと呼ばれることが多いです。

ただし、ファンブックには宿儺の技は「解・捌・◼️」と記載されています。
炎の術式の名前は◼️の可能性もありますが、読み方は不明です。

伏魔御廚子を使用直後に、炎の術式を使用したこともありました。
領域展開使用後は術式が焼き切れるはずなので、斬撃とは全く別の術式の可能性もありそうです。

十種影法術で魔虚羅(まこら)も呼び出せる

魔虚羅(まこら)の能力判明
出典:『呪術廻戦』(Ⅽ)芥見下々/集英社

 

宿儺は伏黒恵の体に受肉したことで、十種影法術とくさのがげぼうじゅつも使えるようになっています。
宿儺の使う十種影法術は、伏黒の使うものよりもはるかに強力です。

同じ式神でも伏黒の呼び出した式神と外見が異なり、より強力な攻撃や高度な運用が可能です。
また、伏黒が使役していなかった式神も呼び出してます。

更に最強の式神である魔虚羅も折伏済みです。
方陣のみを顕現させ、魔虚羅の適応を第三者に肩代わりさせる離れ業も可能。

ただし、魔虚羅は五条悟に倒されたため、魔虚羅単体で呼び出すことはできなくなっています。

魔虚羅の適応を真似して世界を断つ斬撃を習得!

魔虚羅の適応を解説する宿儺
出典:『呪術廻戦』(Ⅽ)芥見下々/集英社

 

宿儺は無下限呪術に適応した魔虚羅の攻撃を真似することで、世界を断つ斬撃を習得しています。
魔虚羅はあらゆる事象に適応しますが、時間経過でより良い適応に適応し最適化していきます。

宿儺は魔虚羅の適応を利用して、自分の術式で無下限バリアを破ろうとしていたのです。
魔虚羅は呪力を変質させて無下限バリアを破りますが、宿儺でも呪力の質を変えることは不可能でした。

しかし、魔虚羅は術式対象を拡張して、世界ごと存在を切断する斬撃を開発
術式対象の拡張は、宿儺にとっても可能な方法でした。

宿儺は魔虚羅の適応を手本に斬撃の術式対象を拡張し、無下限バリアを突破する斬撃を習得しました。

【呪術廻戦】宿儺の正体や過去に関する考察

特級呪物と化した元人間

呪物として登場した両面宿儺
出典:『呪術廻戦』(Ⅽ)芥見下々/集英社

 

宿儺は20本の指が特級呪物になっていますが、元々は人間だったと作者が明言しています。
宿儺という名前は、神話の両面宿儺に似た姿をしていることから呼ばれるようになったようです。

つまり、宿儺の本当の名前は呪術廻戦の作中では明かされていないことになります。
宿儺の体も指とは別に存在していますが、体の方は即身仏になっています。

宿儺の呪力は指に宿っているため、指を全て揃えれば完全復活となります。
ただし、宿儺の発言によれば、指1本分なら即身仏を取り込んで補えるようです。

宿儺は呪物化したのは羂索のようですが、現在は自分の力で呪物になることもできるようになっています。

本当の姿は目4つ・口2つ・腕4本の異形?

平安時代の宿儺は異形
出典:『呪術廻戦』(Ⅽ)芥見下々/集英社

 

平安時代の宿儺の姿は目が4つに口が2つ、腕が4本の異形です。
掌印を組んでも2本の手が自由になり、2つの口で交互に詠唱が可能な身体は呪術において圧倒的に優位となります。

手の数が多いことは、格闘戦においても有利です。
異形ながら身体機能も損なわれていないため、本来の体になることで不利な点はないようです。

見た目は完全に人間ではなく、呪霊と言った方がしっくりくる姿をしています。
ただし、受肉後の宿儺は魔虚羅の退魔の剣で消滅していないため、呪霊ではありません。

ただし、生まれた時から異形の姿だったのかは不明です。

宿儺の過去の姿と天元の姿は似ている?

羂索と天元が組んでいることを警戒していた天元
出典:『呪術廻戦』(Ⅽ)芥見下々/集英社

 

宿儺の異形の姿と天元の姿は似ており、何らかの関係性が示唆されています。
天元は不死化術式を持っており、少なくとも奈良時代から生きている呪術師です。

天元は不死ですが老化する存在で、老化したことで首から上は目が四つある異形に変化しています。
天元と因縁のある羂索は、天元の姿が宿儺に近くなったことを揶揄していました。

天元は宿儺の即身仏を所持しており、宿儺とも旧知の仲だった可能性が高いです。

実は平安以前から生きている?

自分の体を取り込む宿儺
出典:『呪術廻戦』(Ⅽ)芥見下々/集英社

 

平安時代の宿儺と現代の天元が、似ていることから宿儺は平安以前から生きている可能性があります。
天元は長く生きたことで、異形になったと本人が語っています。

長く生きたことで異形になるなら、平安時代の宿儺は既に人間の寿命を超えて生きているとも考えられるわけです。

平安時代の宿儺は異形に描かれていますが、元々は普通の人間だったのかもしれません。

堕天と呼ばれる天使と対の存在?

宿儺が堕天だと判明
出典:『呪術廻戦』(Ⅽ)芥見下々/集英社

 

呪術廻戦199話で、宿儺が堕天と呼ばれる存在だと判明しました。
死滅回遊編で、天使と呼ばれる過去の術師が登場します。

天使は堕天を倒すために行動していましたが、宿儺が「堕天」は俺だと発言。
堕天という言葉は、堕天使から考えられた可能性が高いです。

堕天使は堕落した天使なので、堕天と天使は対になるような存在と考えられます。
宿儺に堕天という異名があるなら、天使と深い関連性があるのは確実でしょう。

天使は術式を使って宿儺を追い詰めましたが、宿儺の演技に騙されて返り討ちにされました。
ただ、天使は生存しているので、今後関係が明かされそうです。

【呪術廻戦】宿儺の登場回

呪術廻戦1話で虎杖に受肉

虎杖に受肉した宿儺
出典:『呪術廻戦』(Ⅽ)芥見下々/集英社

 

呪術廻戦の1話で虎杖悠仁は、学校に現れた呪霊をなんとかするために宿儺の指を飲み込みます
虎杖の体に受肉した宿儺は、呪霊を簡単に倒します。

暴れようとする宿儺ですが、体の主導権は虎杖にありました。
宿儺の器となった虎杖は死刑の対象になりますが、虎杖は宿儺の指を取り込んでも意識を乗っ取られません

全ての指を取り込むまで虎杖の死刑は保留となり、呪術高専に入学することに。

渋谷事変編で4分の3の力を取り戻す

退魔の剣の解説をする宿儺
出典:『呪術廻戦』(Ⅽ)芥見下々/集英社

 

呪術廻戦112話では、意識のない虎杖が一度に宿儺の指10本を食べさせられる展開に。
宿儺は一時的に虎杖の体の主導権を手に入れ、指15本揃ったことで本来の4分の3の力を取り戻します

宿儺は特級呪霊漏瑚と戦闘。
終始圧倒し、炎の術式で止めを刺しました。
更に伏黒を助けるために、最強の式神摩虎羅とも戦うことに。

あらゆる事象に適応する摩虎羅相手に、初めて斬撃を防がれてしまいます。
しかし、宿儺は伏魔御廚子を使用し、斬撃に適応した摩虎羅が動けなくなるほどのダメージを与えます。

更に宿儺が回復する前に、炎の術式で焼き尽くして摩虎羅を倒しました。
伏魔御廚子を使用した際に大勢の人間が巻き込まれて死亡し、狗巻棘も片腕を失いました。

この件で、虎杖は大きな精神的ダメージを負いました

死滅回遊編で伏黒恵に受肉

伏黒恵に受肉した宿儺
出典:『呪術廻戦』(Ⅽ)芥見下々/集英社

 

死滅回游編では、宿儺は虎杖悠仁の肉体を捨て、伏黒恵の肉体に受肉する展開に。
212話で伏黒の姉津美紀が、過去の術師万に体を乗っ取られたことが判明。

動揺した虎杖は宿儺に契闊と言われ、体の主導権を奪われます。
宿儺は虎杖の指に自分の力を込めて呪物化し、伏黒に飲ませることで受肉に成功

宿儺は伏黒の心が折れる瞬間を待っていたのです。
宿儺は体を完全に乗っ取るために、津美紀を乗っ取った万を殺害します。

自分の体が姉を殺したことで、絶望した伏黒は完全に宿儺に体を乗っ取られてしまいました

外魔境新宿決戦編で五条悟と戦う

血まみれで戦う五条悟と宿儺
出典:『呪術廻戦』(Ⅽ)芥見下々/集英社

 

宿儺は19本の指と自分の即身仏を取り込み、全盛期の力を取り戻すことに成功。
223話で人外魔境新宿決戦編がスタートし、五条悟と新宿で対決することになりました。

宿儺は領域展開の攻防で優位に立ち、さらに魔虚羅の適応で無領空処を無効化。
五条は領域展開を使用できないほど脳にダメージを負ったことも判明し、宿儺の勝利かと思われました。

しかし、無領空処を10秒間受けたことで、宿儺の脳も五条と同等のダメージを受けていたことが判明。
魔虚羅でも、無下限呪術に適応するにはかなり時間がかかることも明らかになりました。

魔虚羅を使役する宿儺が有利と思われますが、勝敗は全く読めない展開になっています。

斬撃の術式を拡張して五条悟に勝利

五条に賞賛の言葉を贈る宿儺
出典:『呪術廻戦』(Ⅽ)芥見下々/集英社

 

呪術廻戦236話で宿儺は斬撃の術式対象を拡張するころで、五条の無下限バリアを破って勝利しました。
232話で魔虚羅は、無下限呪術の不可侵を破ることに成功。

宿儺は新たな式神嵌合獣顎吐を召喚し3対1で戦いますが、五条はあっさりと顎吐を撃破します。
235話で五条が自爆同然の虚式茈を使い、魔虚羅は消滅し、宿儺も大ダメージを受けることに。

五条のダメージはそれほどでもなく、宿儺は追い詰められてしまいます。
しかし、236話で宿儺の斬撃が、五条の胴体を両断というまさかの展開に。

魔虚羅が2回目に無下限バリアを破った時、魔虚羅は術式対象を拡張した世界を断つ斬撃を使用していました。
魔虚羅の斬撃を手本にした宿儺は、世界を断つ斬撃で五条に逆転勝利したのです。

本来の姿に戻って高専のメンバーと戦闘

平安時代の姿に戻った宿儺
出典:『呪術廻戦』(Ⅽ)芥見下々/集英社

 

呪術廻戦237話では、宿儺が本来の異形の姿を取り戻す展開に。
五条悟が敗れた直後に、鹿紫雲一が宿儺に襲い掛かります。

鹿紫雲は術式で体を変化させ、弱っている宿儺を圧倒。
しかし、宿儺は中断させていた受肉を再開し、本来の異形の姿に変身

鹿紫雲は宿儺の本来の身体機能を理解し、その美しさに感動していました。
宿儺は、手と口の数が多いアドバンテージを活かして鹿紫雲を圧倒します。

吹き飛ばされた鹿紫雲は、世界を断つ斬撃を受けて死亡
その後は、日車寛見と虎杖悠仁が登場します。

高専側は、処刑人の剣を持った日車なら宿儺を殺せると考え、日車を守りながら戦う作戦のようです。

【呪術廻戦】宿儺と関係の深いキャラクター

虎杖悠仁

宿儺の口が手に出た虎杖悠仁
出典:pixiv@SIBATO

 

虎杖悠仁は呪術廻戦の主人公で、第1話で宿儺の指を食べたことで物語が始まりました
五条悟から宿儺の器として1000年に1人逸材と呼ばれており、宿儺に体を乗っ取られずに行動できます。

実は、宿儺の器として羂索に作られた存在でした。
虎杖は宿儺を滅ぼさなければならない存在と考えており、宿儺は虎杖をつまらない存在として見下しています。

宿儺は一度死んだ虎杖を蘇生する際に、以下の縛りを結んでいます

  • 契闊と言ったら1分間体を宿儺に譲渡する
  • その間誰も傷つけない
  • 縛りの内容を忘れる

「誰も傷つけない」の中に虎杖自身が入っていなかったことを悪用され、宿儺が伏黒に受肉するのを許してしまいました。

以下の記事では虎杖悠仁の正体について詳しく解説しています。
興味のある方はぜひチェックしてみてください。

伏黒恵

一緒に座る伏黒恵と禪院甚爾
出典:pixiv@SIBATO

 

伏黒恵は、十種影法術を所持する2級呪術師です。
基本的に他者に関心のない宿儺が強い興味を持つ存在で、伏黒の命を助けるために行動したこともありました。

宿儺が伏黒に興味を持ったのは、十種影法術を使えることと宿儺の器になる資質があるからです。
呪術廻戦212話で、宿儺は虎杖との縛りを悪用し、伏黒の肉体に受肉することに成功しました。

宿儺は十種影法術を使うことで、何か大きな目的を果たそうとしているようです。
また、伏黒の体は最強の式神魔虚羅を呼び出せるため、全盛期の宿儺より強いのではと言われています。

以下の記事では伏黒恵について詳しく解説しています。
興味のある方はぜひチェックしてみてください。

五条悟

猫を肩に乗せた五条悟
出典:pixiv@SIBATO

 

五条悟は、無下限呪術と六眼を所有する現代最強の呪術師です。
五条は、宿儺が完全に復活しても、「しんどいが勝つ」と発言するほどの実力者です。

宿儺も「小僧の体を乗っ取ったら殺す」と発言しており、五条のことを意識しています。
ともに最強の術師と呼ばれる存在だけに、どちらが強いのか読者も注目していました。

223話から、五条と宿儺が戦う人外魔境新宿決戦編がスタート。
二転三転しながらも両者は互角の戦いを続け、宿儺が無下限バリアを破る斬撃を放ったことで勝利しました。

宿儺は自力では無下限呪術を破れなかったため、十種影法師術なしでは勝てなかった可能性もあります。
最後には、「天晴れだ五条悟 生涯貴様を忘れることはないだろう」と言葉をかけていました。

他者に興味を持たない宿儺としては、最高の賛辞の言葉と言えるでしょう。

以下の記事では五条悟について詳しく解説しています。
興味のある方はぜひチェックしてみてください。

裏梅

裏梅と再会する宿儺
出典:『呪術廻戦』(Ⅽ)芥見下々/集英社

 

裏梅は、宿儺の側近的存在の平安時代の術師です。
宿儺の専属料理人で、宿儺が自分の近くにいることを認めた非常に珍しい存在です。

裏梅が宿儺に気に入られた理由は、人肉料理を作るのが上手いからとされています。
忠誠心は非常に高く、常に宿儺のことを第一に考えて行動しています。

平安時代の呪術師だけあって実力は高く、一級呪術師の日下部から「呪術のスケールが段違いだ」と評価されました。

以下の記事では裏梅について詳しく解説しています。
興味のある方はぜひチェックしてみてください。

羂索(偽夏油)

偽夏油の頭部には別人の脳が入っていた
出典:『呪術廻戦』(Ⅽ)芥見下々/集英社

 

羂索は、夏油傑の死体を操る謎の呪詛師で物語の黒幕的存在です。
自分の脳を他人の死体に入れることで、自分の体のように操る術式を使います。

多くの過去の術師を呪物にしており、受肉させることで現代に過去の術師を復活させた元凶です。
鹿紫雲一によれば、宿儺を呪物にしたのも羂索とされています。

宿儺の器として、虎杖悠仁を生み出したのも羂索です。
宿儺とは協力関係にあり、五条が羂索に攻撃した際は宿儺が助けに入っています。

実力は宿儺に劣りますが、閉じない領域展開を披露しており、呪術の技量は最高クラスと思われます。

【呪術廻戦】宿儺についてまとめ

呪術廻戦の宿儺について解説しました。
五条悟との戦いで初めて苦戦した宿儺ですが、さらに強くなって勝利する展開になりました。

五条との戦いで宿儺もかなり消耗しているはずですが、高専メンバー総がかりでも勝てるとは思えないほどの強さを見せています。

やはり最後は、最も因縁のある虎杖悠仁が宿儺を倒す展開になるのかもしれません。
宿儺と高専メンバーとの戦いに期待しましょう。

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