【ダンダダン】つまらないと言われる理由と評価

ジャンルの詰め込みすぎによる混乱

オカルンの言動にドキドキするモモ
©龍幸伸・集英社/『ダンダダン』

 

「ダンダダン」には宇宙人、幽霊、ラブコメ、異能バトルなど、多様なジャンルの要素が詰め込まれています。

この多彩な要素の混在により、作品の方向性が定まらず、物語を追うことに疲れを感じる読者もいます
複数のジャンルを扱うことで、キャラクターの設定が浅くなってしまうという指摘も。

しかし、ジャンルの垣根を越えた展開は「ダンダダン」の大きな魅力の1つで、多くの読者が楽しめる作品とも言えます。
一長一短なので、評価が難しい点でしょう。

下ネタ中心のギャグへの賛否

金太とバモラの共闘
©龍幸伸・集英社/『ダンダダン』

 

「ダンダダン」では、ホラーやシリアスなシーンと共に、ギャグシーンも多く描かれています。
特に下ネタを中心としたジョークの多用について、読者の意見が分かれています。

物語の本筋であるホラーや怪異と、下品なギャグの組み合わせに違和感を覚える読者も少なくありません。

このような要素は作品全体の印象を軽くし、家族や友人と共有しにくい作品と言われる原因になっています。

作画は優れているが一部からは不快との声

原作162話のメルヘンカルタ
©龍幸伸・集英社/『ダンダダン』

 

「ダンダダン」の作画は、戦闘描写の迫力やミステリアスなシーンの表現など、技術的な面で高い評価を得ています。

一方で、宇宙人や幽霊などのキャラクターデザインが過激すぎるという指摘も。
しかし、この独特な作画があってこそ、物語に強い印象と迫力が生まれています

最初は違和感を覚えた読者が、物語を読み進めるうちにこの独特な作画が「ダンダダン」ならではの魅力と感じるようになることも。
作品の個性として捉えれば、むしろ強みといえるでしょう。

このように、「ダンダダン」には賛否両論がありますが、これらの特徴が作品の独自性に繋がっています。
読者の好みは分かれるものの、独特の世界観は確実にファンを魅了し続けているのです。

まとめ

「ダンダダン」の打ち切り説について、現時点で打ち切りの予定はなく、むしろ作品の勢いは増しています。
2024年10月からのアニメ放送も好評を博し、さらなる人気獲得が期待されます。

作品の特徴である独特な作画や多彩なジャンルの融合は、賛否両論を呼ぶ要素ですが、これらが他作品にない魅力を生んでいるのです

コミックス累計発行部数320万部超え、アニメの成功など、実績は着実に積み重なっています。
打ち切りを心配する声は、むしろファンの作品への強い愛着の表れといえるでしょう。

現在の人気と勢いを考えれば、さらなる飛躍が期待される作品です。

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