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【呪術廻戦】に登場する魔虚羅は、十種影法術最強の式神です。
作中では、驚きの能力と強さで宿儺でも勝てないと言われました。
最強の式神魔虚羅の強さや能力、五条悟に勝てると言われている理由などを解説します。
【呪術廻戦】魔虚羅とは
正式名称は八握剣異戒神将魔虚羅
魔虚羅は、呪術廻戦117話で伏黒恵が呼び出した式神です。
消耗して戦えない伏黒が、自分の命と引き換えに重面春太を倒すために呼び出しました。
姿を現したのと同時に、正式名称が八握剣異戒神将魔虚羅だと判明します。
出現した直後に伏黒を一撃で倒し、そのまま重面を攻撃しようとしました。
その後、伏黒を死なせないために現れた宿儺と激しい戦闘を開始。
魔虚羅の能力はチートと言われるほど強力で、宿儺でも勝てないのではないかと言われました。
歴代十種影法術師が誰も調伏できなかった最強の式神
魔虚羅が、呼び出した伏黒を攻撃したのは使役不可能な式神だからではありません。
式神は術師が呼び出して調伏、つまり倒した後でないと呼び出しても言うことを聞きません。
伏黒は魔虚羅を調伏していないため、使役できないわけです。
しかも、魔虚羅は歴代十種影法術師が誰も調伏できなかった最強の式神という設定です。
歴史上、魔虚羅を調伏できた術師が誰もいないと考えると、その強さが良くわかります。
実質自爆攻撃!伏黒恵が布瑠部由良由良の祓詞を唱えて呼び出す!
十種影法術は調伏できていない式神であっても、調伏のために簡単に呼び出すことが可能です。
調伏の儀式は術師1人でなく行う必要はなく、複数人でも行えるようになっています。
単独で式神を倒さないと調伏は無効になりますが、複数人で式神と戦えるわけです。
このルールを利用すれば、術師は自分と敵を攻撃対象として魔虚羅を呼び出せます。
つまり、歴代の十種影法術師が勝てなかった魔虚羅を利用して、敵を攻撃できるわけです。
自分の命を引き換えにした自爆攻撃ですが、格上の相手も倒せる切り札として使えます。
魔虚羅を呼び出すには、布瑠部由良由良の祓詞を唱えます。
伏黒は過去にも布瑠部由良由良を使おうとしており、自分の命と引き換えに敵を倒そうとしていました。
下記の記事では伏黒恵について詳しく解説しています。
興味のある方は是非チェックしてみてください。
【呪術廻戦】魔虚羅の能力をネタバレ解説
「あらゆる事象への適応」で攻撃を受けるほどに強くなる
魔虚羅は、あらゆる事象に適応できる特性を持った式神です。
敵から攻撃を受けるとその攻撃に対応するようになり、戦闘力が増加します。
しかも、自分の攻撃を防がれた場合も適応することで、相手により効果的な攻撃を行うようになります。
呪術廻戦118話では退魔の剣の攻撃を防がれたため、呪力での攻撃に切り替えました。
適応した攻撃が完全に効かなくなるわけではありませんが、時間をかけてどんどん適応していくことが判明。
適応されたら時間がかかるほど、魔虚羅に攻撃が効かなくなり、攻撃も強力になります。
魔虚羅を倒すなら適応前に一撃で倒のが最善ですが、適応された場合はすぐに倒さないと手がつけられなくなってしまいます。
宿儺クラスの呪霊も一撃で消滅?「退魔の剣」が強すぎる!
魔虚羅は、右手に装備した退魔の剣で敵を攻撃します。
退魔の剣は、反転術式と同じ正のエネルギーを持った武器で呪霊への攻撃に特化しています。
単純な威力も相当と思われますが、宿儺は「俺が呪霊なら一撃で消し飛んでいた」と独白。
相手が呪霊なら、宿儺と同等の強さでも一撃で消滅させられる可能性が高いです。
強さに関係なく呪霊なら、一撃で倒せる即死効果のある武器なのかもしれません。
少なくとも、作中で登場したレベルの特級呪霊なら一撃で倒せる可能性が高いです。
式神なので領域展開は使用しない
魔虚羅は強力ですが、呪術師ではないので領域展開は使えません。
本来は、呼び出した術師が領域展開を使うので、魔虚羅が使う必要はないとも言えます。
呪力を持った存在なので、魔虚羅には領域展開の必中効果は有効です。
宿儺の領域展開伏魔御廚子を使用された際は、一度適応した斬撃でダメージを受けています。
【呪術廻戦】魔虚羅の元ネタは何?
魔虚羅の元ネタは十二神将の摩虎羅大将
魔虚羅の元ネタは、仏教の十二神将の摩虎羅大将と言われています。
十二神将は、薬師如来を守護する12尊の仏尊です。
十二神将は十二支とも関連付けられますが、摩虎羅大将がどの獣と関連付けられるかは諸説あります。
陰陽道にも十二神将がありますが、仏教の十二神将とは全く別物です。