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ORDERから脱退した経緯
南雲はORDER(オーダー)という組織に所属していましたが、組織の方針に従わない行動を取り続けました。
四ツ村暁の救助や、スラー襲撃の報告を麻樹(殺連会長)に怠るなど、独自の判断で動くことが目立ちました。
世紀の殺し屋展では、敵対していたスラーの中にリオンの人格が宿っていることを知ります。
南雲はORDERの抹殺命令を無視し、坂本と共にスラーの保護を決断しました。
この行動により、南雲は組織から特A級の抹殺対象に指定され、ORDERを強制的に脱退することになります。
元から組織への忠誠心が薄かった南雲ですが、この出来事で更に疑惑の目が向けられることになったのです。
飄々とした性格と裏切りの関係性
南雲の特徴的な飄々とした性格は、周囲に真意を測りかねさせる要因となっています。
発言や行動の真偽を見極めることは難しく、相手の立場によって味方にも敵にも見える特異な存在です。
例えば坂本に対し、当初は10億円の懸賞金を狙うかのような行動を取りながら、実は忠告が目的だったという意外な展開もありました。
このように、南雲の掴みどころのない言動は、時として裏切り者という疑惑を招く結果となっています。
【サカモトデイズ】南雲の活躍を振り返る
南雲の見せ場が描かれる漫画の巻数
南雲はサカモトデイズの初期から登場しており、1巻から姿を見せていました。
特に6巻45話では、南雲の圧倒的な実力と魅力が存分に描かれています。
南雲の戦闘スタイルとその強さ
南雲はORDERの最高峰に位置する実力者で、主人公の坂本太郎と互角の戦闘能力を持っています。使用する武器は、6つの機能を備えた特殊な十徳ナイフです。
現在までに明らかになった武器のギミックは以下の通りです。
武器の種類 | 特徴 |
缶切り | 近接戦闘用 |
双剣 | 二刀流での攻撃 |
大鎌 | 広範囲攻撃 |
斧 | 破壊力重視 |
透明な刃 | 不意打ち用 |
南雲は独自のルールとして、サイコロを振って出た目に対応する武器を使用するというスタイルを確立。
強敵相手には派手に武器を変形させて注意を引き付け、透明な刃で不意を突く戦法を使用します。
明らかになっていない6つ目の機能は、更なる切り札の可能性が高いです。
その実力はスラー一派からもSランクと評価され、最高位の暗殺者として認識されています。