
目次
リゼロのパンドラは、魔女教の中でも中心的な位置にいると思われる人物です。
恐ろしい権能で無敵とも言われていますが、実は戦闘能力が低い可能性もあるんです。
パンドラの能力・強さ・正体・目的について考察します。
【リゼロ】虚飾の魔女パンドラとは
存在を秘匿された8人目の魔女

名前 | パンドラ |
年齢 | 不明 |
身長 | 155cm |
声優 | 釘宮理恵 |
大罪魔女は7人しかいないはずですが、パンドラは存在を秘匿された8人目の魔女です。
リゼロの大罪魔女は、七つの大罪に対応する罪を冠した魔女因子を所持する女性のことで7人存在します。
しかし、七つの大罪以前に八つの枢要罪が存在し、七つの大罪には存在しない虚飾と憂鬱という2つの大罪がありました。
パンドラは、旧大罪の虚飾の魔女です。
その存在は世界に秘匿されており、パンドラを知る人物はほとんど存在しません。
魔女の茶会でも名前が挙がることなく、友人同士だった7人の魔女との関係は不明です。
また、魔女の中で1人だけ、スバルと面識がありません。
正体は魔女教を操る黒幕?

パンドラは、魔女教を操る黒幕の可能性があります。
魔女教は組織体系の不明な謎の組織ですが、一般教徒の上に大罪司教がいることは確かです。
パンドラは、一般には知られていない大罪司教より上位の存在と考えられます。
大罪司教のレグルスも彼女には気を使い、ある程度は指示に従っていました。
また、パンドラと同格あるいは上の地位にいる存在も登場していません
大罪司教より上位のパンドラは、魔女教の全てを操る黒幕かもしれません。
【リゼロ】パンドラの性格を解説
上辺だけ相手を尊重する利己的な性格

パンドラは、上辺だけは他人を尊重しますが非常に利己的な性格です。
パンドラは基本的に他人を賞賛し、相手の意志も尊重すると言います。
人の命を尊いと言い、愛を素晴らしいという彼女は人格者のようにも見えるでしょう。
しかし、実際は意志を無視して、相手を自分の思い通りに動かそうとする利己的な性格です。
しかも、表面上は相手の意志を尊重しようとする分、かえって質が悪いといえます。
激高することが無い点は大罪司教とは違いますが、魔女教らしいクズな性格です。
目的のために他人を犠牲にすることを何とも思わない

パンドラは犠牲は出したくないと言いながら、目的のためには他人をいくらでも犠牲にする恐ろしい性格です。
大森林に現れた際は、住人に危害を加えるつもりはないと言っていいながら、病を振り撒く黒蛇まで連れてきていました。
危害を加えたくないというのは本心のようですが、目的のためには他人がいくら死んでも構わないと思っている恐ろしい性格です。
目的のためなら人を平気で殺す点は、レグルスにも指摘されていました。
【リゼロ】パンドラの能力・権能・技・強さを考察
権能で事象を書き変えることができる

パンドラの権能は、事象を書き換えるという非常に強力なものと考えられます。
パンドラは、すでに起こった事実をなかったことにして、別の事実に書き変えることができるようです。
作中でパンドラは何度も殺されたはずなのに、次の瞬間には復活していました。
他にも敵の見間違いを誘発して同士討ちをさせたり、エミリアの記憶を改変したりしています。
非常に強力な権能に見えるため、強すぎると言われることも多いです。
ただし、エキドナによると純粋な戦闘能力では、幼少期のエミリアより弱いとされています。
また、何でも思い通りにはなっていないので、事象の書き変えに制限があるのは確実です。
自分で敵を倒すシーンがないため、敵を攻撃できないか、攻撃能力は弱いのかもしれません。
最強のラインハルトには勝てない可能性が高い

強すぎるようにも見えるパンドラですが、最強キャラのラインハルトには勝てない可能性が高いです。
パンドラは反則的な能力を持っているため、最強と言われるラインハルトと戦ったらどうなるか気になる読者も多いです。
ただし、ラインハルトは作者公認の最強キャラで、誰も勝てないと断言されています。
対してパンドラは純粋な戦闘能力はそれほどでもなく、生き残ることに特化した存在です。
2人が戦ったら、あっさりとラインハルトが勝つかもしれません。
ただ、パンドラは殺すのが最も難しいと言われているので、うまく逃げる可能性が高いでしょう。
ラインハルトに関しては以下の記事で詳しく解説しています。
興味のある方は是非チェックしてみてください
虚飾の権能は大した能力ではない可能性も?
パンドラの権能は,実は大した能力ではないかもしれません。
虚飾の魔女の虚飾は、見かけばかりで大したことはないという意味です。
魔女の権能は、基本的に対応した罪に相応しい能力になっています。
虚飾の権能が、虚飾の意味と無関係な能力とは考えにくいです。
実際、事象を書き換えたように見えるシーンは、催眠系の能力で相手を騙しているようにも見えます。
エキドナが事象を書き変えると言っているので、書き変えができるのは本当でしょう。
とはいえ、事象を書き変えられるとしても、圧倒的に強い能力ではない可能性が高いです。
【リゼロ】パンドラの登場シーンをネタバレ解説
レグルスと共に初登場しエリオール大森林を襲撃

パンドラは第四章で初登場し、レグルスと共にエリオール大森林を襲撃しました。
エミリアの140年前の記憶で、パンドラは何かの封印を解くために大森林を襲撃していたことが判明。
さらに、大罪司教のレグルス、三大魔獣で最も恐ろしい黒蛇まで、連れてきていました。
途中でレグルスの怒りを買い殺されたように見えましたが、何事もなかったように復活。
レグルスはここにはいないと言って消滅させ、恐ろしい能力の持ち主だと印象付けました。
レグルスに関しては以下の記事で詳しく解説しています。
興味のある方は是非チェックしてみてください
フォルトナを殺害しエミリアの記憶を封印する

パンドラはエミリアの義理の母のフォルトナを殺害し、暴走するエミリアの記憶を封印しました。
パンドラはエミリアに封印を解かせようとしますが、フォルトナとジュースの攻撃を受けます。
パンドラは自分をフォルトナと錯覚させて、ジュースの攻撃でフォルトナを殺害。
怒りで暴走したエミリアの記憶を封印して、全てを忘れさせます。
その後、心が壊れたジュースに何かを呟き、彼を連れて撤退しました。
封印を解くのを諦めたパンドラですが、いずれエミリアと再会すると宣言しています。
その後、エミリアの力で大森林は永久凍土となりました。
再登場でテレシア死亡に関与していたことが発覚

パンドラは第5章の回想で再登場し、テレシアの死に関与していることがわかりました。
先代の剣聖のテレシアは、14年前に白鯨討伐に向かって死亡します。
しかし、白鯨と戦う直前にパンドラが現れ、彼女に攻撃を仕掛けたテレシアがその後に死亡したようです。
テレシアに何があったか不明ですが、パンドラの関与で死んだのは確実でしょう。
テレシアに関しては以下の記事で詳しく解説しています。
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プレアデス監視塔を監視していたことが判明

現代ではなかなか登場しなかったパンドラですが、プレアデス監視塔を監視していたことが判明しました。
六章では謎の鳥がプレアデス監視塔が来ていることが描かれています。
原作37巻の特典小説で、パンドラが魔法で作った鳥を飛ばし、塔を監視していたことが明らかに。
死亡説もあったパンドラですが、現代でも生存していることが確定しました。
その後、フェルトが命令し、ボルカニカの攻撃で鳥は消滅しています。
パンドラは鳥が消えたことに気づいているので、今後塔にやって来る展開もあるかもしれません。
【リゼロ】パンドラの過去や目的を考察
エミリアの両親の仇である可能性が高い

フォルトナのセリフから、パンドラはエミリアの両親の仇と思われます。
フォルトナは「串刺しになって、兄さんたちに詫びろ!!」と言って、パンドラを攻撃していました。
兄さんはエミリアの父親のことであり、パンドラがエミリアの母親のことを口にした時もフォルトナは激怒しています。
エミリアの両親が、どうなったのかは不明です。
フォルトナの発言から、エミリアの両親はパンドラに殺されたか、それ以上にひどい目に合わされた可能性が高いです。
目的は封印された嫉妬の魔女サテラの復活?

パンドラの目的は、封印された嫉妬の魔女サテラの復活と思われます。
魔女教の目的は嫉妬の魔女の復活とされており、パンドラもそのために行動している可能性が高いです。
パンドラは、大森林を襲撃した際に魔女教の本懐を果たすと発言していました。
このため、大森林の封印を解くことが、嫉妬の魔女復活と関連している可能性が高いです。
嫉妬の魔女はルグニカの東部に封印されていると言われていますが、意識と肉体を分けて封印したことも判明しています。
大森林の奥に、嫉妬の魔女の肉体か意識が封印されている可能性が高いです。
フォルトナが「封印を解くと世界が滅びる」と言ったのも、嫉妬の魔女が封印されているからでしょう。
嫉妬の魔女に関しては以下の記事で詳しく解説しています。
興味のある方は是非チェックしてみてください。
【リゼロ】パンドラについてまとめ
虚飾の魔女パンドラについて解説しました。
パンドラは魔女教で非常に高い地位にあり、物語の黒幕の可能性もある人物です。
現代でも生きていることが確定し、本編で再登場するのは間違いありません。
活躍を楽しみに待ちましょう。