【チェンソーマン】三鷹アサを徹底解説!戦争の魔人の強さや能力とは?
出典:『チェンソーマン』(C)藤本タツキ/ 集英社

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三鷹アサは、チェンソーマンの第2部から登場するキャラクターです。
登場してすぐに死亡しますが、戦争の悪魔に体を乗っ取られたことで復活し物語の中心人物になっていきます。

三鷹アサは能力や強さについて解説します。

【チェンソーマン】三鷹アサとは

プロフィール

戦争の悪魔と対面するアサ
出典:『チェンソーマン』(C)藤本タツキ/ 集英社

 

プロフィール
名前三鷹アサ
年齢15歳~16歳
誕生日不明
身長不明
学校第四東高等学校
契約悪魔戦争の悪魔(魔人になっている可能性あり)

 

三鷹アサは、主人公デンジと同じ第明かされていませんが四東高等学校に通う女子生徒です。
作中で年齢は明かされていませんが、1年生なので年齢は15歳~16歳と思われます。

第2部はアサの視点で物語が始まっており、チェンソーマンの第二の主人公とも言える存在です。

残念な性格で女性版デンジとも呼ばれる

簡単に勘違いするアサ
出典:『チェンソーマン』(C)藤本タツキ/ 集英社

 

アサは美少女ですが、かなり残念な性格をしています。
コミュニケーション能力が低い上に我が強く、自分の間違いを認めことが多いです。

水族館でデートした際は、デンジが退屈そうにしているのに図書館で覚えた知識を延々と語り続けるシーンも。

デンジとのやり取りを見ていた戦争の悪魔から、つまらない人間だと指摘されますが、自分が正しいと言って間違えを認めませんでした。

少し褒められたりしただけで相手を好きになってしまうなど、恋愛に関してデンジ並みにチョロいため、女性版デンジとも言われています。

一方で、意思が強く自分が正しいと思ったことを貫き通す強さを持っています。


悪魔に母親を殺された過去を持つ

母親を思い出すアサ
出典:『チェンソーマン』(C)藤本タツキ/ 集英社

 

アサは、高校入学前に悪魔に母親を殺されたことが判明しています。
明確な時期は不明ですが、102話でアサと母親が暴れる悪魔から逃げる回想が描かれました。

途中で猫を助けようとしたアサが転んでしまい、アサを助けた母親は悪魔が飛ばした車の下敷きに
たすけた猫も、児童養護施設にいた時に殺されてしまいました。

母親を殺されているため、アサは悪魔を嫌っています
また、母親に買ってもらった制服を大事にしており、人間よりも猫を殺すことの方に罪悪感を感じるようです。

【チェンソーマン】三鷹アサの強さや能力

契約悪魔は戦争の悪魔・ヨル?

アサの体を奪った戦争の悪魔
出典:『チェンソーマン』(C)藤本タツキ/ 集英社

 

三鷹アサは、ヨルと名乗る戦争の悪魔の能力で戦います。
ヨルという名前は、アサが呼びやすいように考えたもので本当の名前ではなさそうです。

アサは体を乗っ取られた状態ですが、魔人なのか戦争の悪魔と契約しているのかはわかりません
魔人なら人格を完全に乗っ取られるはずですが、脳が半分残ったアサは二重人格のような状態です。

ヨルの人格になった状態が魔人で、アサの人格の時は悪魔と契約している状態とも解釈できます。
アサの状態は、今までの作中では前例がない特殊な状態の可能性が高いです。

ヨルの人格になった時は、目が同心円状に変化します。
アサは戦争の悪魔を恐れていましたが、意外と馬鹿だとわかってからは飼いならせるかもしれないと考えています。

罪悪感があるほど強い武器を作成可能

制服強強剣を作るアサ
出典:『チェンソーマン』(C)藤本タツキ/ 集英社

 

アサは、戦争の悪魔の力で自分の所有物を武器に変えることが可能です。
武器にできるのは無機物だけでなく、人間を含む生物も武器にできます。

アサとヨルどちらの人格でも武器化は可能で、自分の物だと認識すれば他人の物でも武器にできます。
人間の場合は、アサを好きになると自分の物と認識されるようです。

武器にする際に罪悪感が強いほど強力な武器を作ることができ、作中では以下の武器が登場しました。

 

武器の名前(作成者)解説
田中脊髄剣(ヨル)
  • 教師の田中を武器化した剣
  • 田中がアサのことを好きだったため、武器化できた模様
手榴弾(ヨル)切り落とした正義の悪魔の腕から作り出した爆弾
鉛筆の槍(ヨル)拾った鉛筆から作り出した槍
制服強強剣せいふくつよつよけん(アサ)
  • アサの母親が最後に買ってくれた制服から作り出した剣
  • 制服を武器化する罪悪感が強かったため、非常に強力
水族館槍アクアリウムスピア(アサ)
  • 100万円で水族館を購入したと思い込んで作り出した槍
  • 心臓を破壊されない限り不死の永遠の悪魔を一撃で倒す威力
デンジ脊髄剣(ヨル)
  • 戦争の悪魔がデンジを武器化しようとするが失敗
  • 失敗した理由は明らかになっていない
定規剣(ヨル)カバンに入っていた定規で作り出した剣
爪ナイフ(ヨル)アサの爪から作り出したナイフ
スーパーチェンソーマンバイク
(アサ)
  • 落下の悪魔から逃げる途中で盗んだバイクで作り出した
  • バイクとして使用可能だが、悪魔の触手を切り裂くチェンソー付き

戦争の悪魔はチェンソーマンに食べられて弱体化している

チェンソーマンに敵意を燃やす戦争の悪魔
出典:『チェンソーマン』(C)藤本タツキ/ 集英社

 

戦争の悪魔はチェンソーマンに食べられて弱体化しているため、強くありません
104話で戦争の悪魔は、チェンソーマンと戦って体を食べられたことを説明しています。

チェンソーマンに食べられた悪魔は消滅しますが、戦争の悪魔は体の一部を食べられただけだったので消滅はしていないのかもしれません。

また、チェンソーマンに食べられたことで、核兵器や第2次世界の記憶が人間から消えたとマキマは語っていました。

戦争の悪魔が体の一部を食べられたことで、核兵器と第2次世界大戦の記憶が消滅したと考察できます。

戦争の悪魔は、人間の時代を終わらせる悪魔に勝てると可能性があるらしく、本来は相当強い悪魔であるのは間違いありません。

【チェンソーマン】三鷹アサの登場回:初登場からユウコとの別れまで

12巻98話:委員長に殺されて戦争の悪魔に体を乗っ取られる

田中脊髄剣で戦う戦争の悪魔
出典:『チェンソーマン』(C)藤本タツキ/ 集英社

 

98話で初登場した三鷹アサは、委員長に殺された戦争の悪魔に体を乗っ取られます。
アサは、クラスで飼育していた鶏の悪魔・コケピーを誤って殺したことでクラスで完全に孤立

委員長と担任教師の田中は、「3人で謝ればコケピーも許してくれる」と言ってアサにお墓参りを提案します。
しかし、途中でアサへの不満を募らせた委員長が、正義の悪魔の力でアサを殺害

完全に死亡したアサですが、戦争の悪魔の力で蘇生します。
アサの体を乗っ取った戦争の悪魔は、田中を武器にすると委員長を返り討ちに

こうして、戦争の悪魔に乗っ取られたアサの第2の人生が始まりました。

12巻99話:吉田ヒロフミと知り合いデビルハンター部入部試験を受ける

入部試験に挑むアサたち
出典:『チェンソーマン』(C)藤本タツキ/ 集英社

 

99話でアサは、デビルハンター部に入部試験を受けることになります。
アサの体に入り込んだ戦争の悪魔(ヨル)は、チェンソーマンを倒すのに協力しろと強要

拒否するアサですが、逆らったら脳を完全に乗っ取ると脅されます。
チェンソーマンを倒せば、体を返すと言われたアサはしぶしぶ協力することに

ヨルは、アサの学校にチェンソーマンがいることを突き止めていました。
公安のデビルハンター・吉田ヒロフミも同じ学校に通っており、偶然アサと知り合いに。

吉田からチェンソーマンがデビルハンター部にいるという噂を聞いたアサは、入部するために入部試験を受けます

13巻107話:友達になったユウコと対決

正義の悪魔と対峙するアサ
出典:『チェンソーマン』(C)藤本タツキ/ 集英社

 

107話で、アサは友達になったユウコと戦うことになります。
アサは、デビルハンター部の入部試験で知り合ったユウコと知り合います。

アサが靴を汚された時に、ユウコが靴を貸したことがきっかけで2人は友達に。
しかし、ユウコは正義の悪魔と契約してしまい、アサをいじめるクラスメイトを殺そうとします

アサは、母の形見の制服から作り出した制服強強剣でユウコを撃退
謎の少女の力で巨大化したユウコですが、チェンソーマンによって倒されます。

生きていたユウコは、アサと再会を約束して別れますが、デンジとは別のもう1人のチェンソーマンに殺害されてしまいます。

【チェンソーマン】三鷹アサの登場回:チェンソーマン教会入会まで

14巻116話:デンジに好かれようとして自分の目がハートになる

デンジの前で目が変化したアサ
出典:『チェンソーマン』(C)藤本タツキ/ 集英社

 

デンジに好かれようとするアサですが、116話で自分の目がハートになってしまいます。
ヨルから逃れたいアサは、ろくでもない人間(デンジ)を犠牲にして強い武器を作ろうと決意

アサは、デンジに好かれるために水族館でデートします。
アサの前にユウコをさせた謎の少女が現れ、自分は戦争の悪魔の姉の飢餓の悪魔だと告白。

飢餓の悪魔は追い詰められればデンジを武器にできると言い、永遠の悪魔の力で2人を水族館に閉じ込めます
しかし、頼りになるデンジを見たアサは、デンジを好きになって目がハートになってしまいます。

アサは水族館を買い取ったと思い込むことで、水族館を武器化し永遠の悪魔を撃破し、脱出に成功しました。

14巻119話:デンジの自宅でデートしたせいで犬にされる

ナユタに犬にされるヨル
出典:『チェンソーマン』(C)藤本タツキ/ 集英社

 

デンジの自宅でデートしたアサは、支配の悪魔・ナユタに犬にされてしまいます。
デンジがアサを好きになったと思ったヨルは、デンジを武器にしようとして失敗。

ヨルに「デンジはお前のことを何とも思っていない」と言われたアサは、頭にきてデンジの自宅で映画を見る約束をします。

自宅で映画を見ている途中で、ヨルがアサの体を乗っ取ってデンジにキス
しかし、デンジにキスしたのを目撃したナユタが、ヨルを支配し人格を犬に変えてしまいます。

デンジのおかげで人格は元に戻りましたが、ナユタの力でデンジの家に来た記憶は消されてしまいました

以下の記事ではナユタについて詳しく解説しています。
興味のある方は是非チェックしてみてください。

14巻121話~15巻131話:落下の悪魔に襲撃される

アサを地獄に落とそうとする落下の悪魔
出典:『チェンソーマン』(C)藤本タツキ/ 集英社

 

121話からアサは下の悪魔の襲撃を受け、地獄の悪魔の食べる料理にされそうになります。
落下の悪魔はアサを地獄に落とすため、トラウマを刺激して絶望させていきます。

料理として盛り付けられたアサですが、チェンソーマンに助けられて脱出
チェンソーマンの姿を見たアサは生きる気力を取り戻し、スーパーチェンソーマンバイクで逃げようとします。

落下の悪魔は芋虫型の悪魔に、アサを食べさせようとしますがナユタに邪魔されて失敗
アサを食べさせることに失敗した落下の悪魔は、飢餓の悪魔に謝ると消滅します。

飢餓の悪魔は飢えたものを支配する力を持っており、落下の悪魔に支持を出していました
アサを食べさせようとしたのは、ヨルを悪魔の胃に閉じ込めて飢えさせることで支配するつもりだったようです。

16巻135話:世界平和チェンソーマン教会に入会して広告塔に

チェンソーマン教会の広告塔になったアサ
出典:『チェンソーマン』(C)藤本タツキ/ 集英社

 

135話でアサは世界平和チェンソーマン教会に入会し、悪魔を倒す女子高生として広告塔的な存在に。
チェンソーマンを助けたいアサとチェンソーマンを殺したいヨルは、どうするかで揉めていました。

そこに飢餓の悪魔が現れ、アサが助けたいチェンソーマンは赤いチェンソーマンで、ヨルが殺したい黒いチェンソーマンとは別人だと発言

飢餓の悪魔はアサがチェンソーマン教会に入って悪魔と戦えば、赤いチェンソーマンは戦わない普通の生活を送れるようになると説得します。

赤いチェンソーマンを普通の人間に戻せば、黒いチェンソーマンと戦えると言われヨルも反論をやめます。

アサはチェンソーマン教会に入会し、悪魔を倒す女子高生として脚光を浴びる存在になりました。

145話:公安の襲撃を受けて右腕を切り落とされる

腕を斬られたアサ
出典:『チェンソーマン』(C)藤本タツキ/ 集英社

 

チェンソーマン教会が暴走したことで、145話でアサも公安から危険視される展開に
公安はアサを捕まえようとして、アサの部屋を囲みます。

アサは自分の部屋を武器化して、戦うことを決意。
しかし、吉田ヒロフミに腕を斬り落とされてしまう衝撃の展開になっています。

さらに公安に投降した武器人間のバルエムが不気味な歌を歌い始め、不穏な空気が流れるラストになっています。

【チェンソーマン】三鷹アサの名言・名セリフ

名言①「もうちょっとだけ自分勝手に生きてみればよかった」

死亡したアサ
出典:『チェンソーマン』(C)藤本タツキ/ 集英社

 

自分を抑えて生きてきたアサが、一度死亡した時に考えたセリフです。
親切にしてくれると思っていた委員長の醜い本音を知ったアサは、本当はみんな自分勝手に生きていると考えるように

アサは悔やむよりも安心していましたが、もう少し自分勝手だったらうまく生きられたのにと考えながら死亡

完全に死んだアサですが、戦争の悪魔の力で蘇生して新しい人生を生きることになります。
自分勝手に生きたいと考えるようなったアサの人生がどうなるのかはこれからの物語で描かれるのでしょう。

名言②「だから絶対っ、助けるんだ!」

ユウコを抱えて逃げるアサ
出典:『チェンソーマン』(C)藤本タツキ/ 集英社

 

悪魔に追いかけられ、動けなくなったユウコを抱えて逃げる時のセリフです。
ヨルは自分勝手に生きると誓ったのだから、ユウコを見捨てて逃げろと言います。

アサは母親と逃げた時に、猫を助けたせいで母親が死んでしまったことも思い出しました。
しかし、アサは「猫を助けようとした自分の気持ちは間違ってなかった」と思い、ユウコを絶対に助けると誓います

正しいと思ったことは、絶対に貫こうとするアサの性格がよくわかる名言です。

名言③「私ってそこそこ可愛いからちょっと遊べばすぐ惚れるでしょ」

自信過剰なアサ
出典:『チェンソーマン』(C)藤本タツキ/ 集英社

 

デンジに好かれるために、デートに行く直前のセリフです。
このセリフのせいで、多くの読者はアサのことを残念な性格と認識されました。

アサが恋愛経験は皆無なのに、自分がモテると謎の自信を持っています。
この後、一方的にヒトデの話しを聞かせたせいでデンジに呆れられ、ヨルからもつまらない人間と思われてしまいます

【チェンソーマン】三鷹アサについてまとめ

チェンソーマン第2部から登場する三鷹アサについて解説しました。
一般人だったのに悪魔の戦いに巻き込まれてきたアサですが、145話でとうとう腕を斬られることに。

さまざまな謎が残っているのでアサが死亡することはないと思いますが、大変なことになってきました。
チェンソーマン教会が、このまま壊滅するのかも怪しい雰囲気です。

チェンソーマンの今後の展開からますます目が離せません。

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