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最新話で、ロックスに止めを刺したのはガーリング聖達神の騎士団。
そもそも、ロックスがゴッドバレーに駆けつけたのは、ガーリング聖が五老聖に報告し人間狩りを始めたのが原因です。
黒ひげにとって、イム率いる神の騎士団は父や母や一族を殺した元凶。つまり、黒ひげの目的は神の騎士団の抹殺。
もしかすると、四皇黒ひげ対イム率いる神の騎士団との全面戦争が最終章で実現するかもしれません。
黒ひげとロックスの親子関係が遂に判明
ワンピース最終章で次々と明らかになる衝撃の事実。その中でも特に大きな波紋を呼んだのが、黒ひげマーシャル・D・ティーチと伝説の海賊ロックス・D・ジーベックの親子関係でしょう。
長年ファンの間で囁かれてきた血縁説が、第1154話でついに公式に明かされたのです。船の名前や拠点の選択に込められた想いが、今ようやく意味を持ち始めています。
第1154話で明らかになった衝撃の事実
エルバフ編で描かれたロキの過去回想の中で、ついにロックス・D・ジーベックの姿が明らかになりました。その顔立ちは黒ひげティーチを彷彿とさせるもので、テロップには「後のロックス海賊団船長(四皇"黒ひげ"の父)」と明記されていたのです。
これまで何度もシルエットで登場しながら、その素顔が隠されていたロックス。左右非対称の輪郭や独特の目つきは、確かに黒ひげの特徴と重なる部分が多く見られますね。
ただ興味深いのは、二人のファーストネームが異なる点です。ロックスが偽名を使っていた情報はありませんから、黒ひげの「マーシャル」は母親の姓か偽名の可能性が高そうですね。エースが母ルージュの姓「ポートガス」を名乗ったように、何か複雑な事情があったのかもしれません。
サーベル・オブ・ジーベック号が示す父への想い
黒ひげ海賊団の本船は「サーベル・オブ・ジーベック号」と名付けられています。ジーベックはもちろんロックスの本名です。この船名は、以前から親子関係を示唆する大きな伏線として注目されていました。
さらに黒ひげは、ロックス海賊団が結成された海賊島ハチノスを拠点としています。元ロックス海賊団メンバーだった王直を倒してハチノスの支配者に君臨し、この島を世界政府加盟国として認めさせようともしていましたね。
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これらの行動は単なる偶然ではなく、父ロックスへの複雑な想いが込められているように感じられます。尊敬なのか、それとも超えるべき目標なのか。黒ひげの真意はまだ明かされていませんが、彼の野望の根底にはロックスの存在が大きく影響していることは間違いないでしょう。
ゴッドバレー事件に隠された因縁の始まり
38年前のゴッドバレー事件は、ワンピース世界の歴史を大きく変えた出来事でした。この事件でロックス海賊団は壊滅し、ロックス自身も命を落としています。
最近の原作では、ロックスがゴッドバレーに乗り込んだ理由が明らかになってきました。それは天竜人に捕らわれた妻と息子ティーチを救うためだったのです。ロックスは家族を守るために戦い、そして散っていったんですね。
黒ひげが現在の四皇として活動する背景には、この父の死という原体験があると考えられます。世界の王を目指したロックスの野望は、息子である黒ひげに受け継がれているのかもしれません。
38年前の戦いで失われたロックスの命
ゴッドバレー事件は単なる海賊討伐ではありませんでした。そこには天竜人の非道な「先住民一掃大会」という闇があり、ロックスは家族と故郷を守るために命を賭けたのです。
最近の連載で明らかになったロックスの人間性は、これまでの「極悪人」というイメージとは少し異なるものでした。彼もまた、大切なものを守ろうとした一人の人間だったんですね。
神の騎士団ガーリング聖との直接対決
第1162話では、ロックスとフィガーランド・ガーリング聖の戦いが描かれました。この戦いでロックスは圧倒的な力でガーリング聖を打ち負かしています。
ガーリング聖は「ゴッドバレーの王者」と呼ばれ、神の騎士団の最高司令官という地位にありました。しかしロックスの前では、その不死身の能力を持ってしても太刀打ちできなかったようです。
ロックスはゴッドバレーで悪魔化したデービー一族や神の騎士団と戦い、妻エリスと息子ティーチを救出しようとしました。「死んでも生き延びろ」という言葉を残して戦い続けたロックスの姿は、まさに父親としての覚悟を示していますね。
黒ひげが受け継いだ「世界の王」の野望
ロックスは「世界の王」になることを目指していました。この野望は、息子である黒ひげティーチにも確実に受け継がれているようです。
黒ひげの行動パターンを見ると、父の軌跡を辿るように見えます。ハチノスを拠点とし、元ロックス海賊団メンバーと関わり、そして世界政府への挑戦を続けています。
ただし、ロックスが家族を守るために戦ったのに対し、黒ひげはより冷酷で計算高い印象を受けますね。サッチを殺害し、白ひげを裏切り、インペルダウンの囚人を仲間にする。その手段を選ばない姿勢は、父親譲りの部分もあるかもしれません。
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最終章で黒ひげvs神の騎士団が実現する3つの理由
最終章で黒ひげと神の騎士団の直接対決が実現する可能性は非常に高いと考えられます。その理由は大きく3つあります。
まず第一に、父ロックスの仇という因縁です。ゴッドバレーでロックスを追い詰めた神の騎士団。黒ひげがその事実を知っているかは不明ですが、運命的な対決が待っているように感じられますね。
第二に、シャンクスの兄シャムロック聖の存在です。シャンクスの双子の兄であるシャムロック聖は現在の神の騎士団団長。黒ひげとシャンクスのライバル関係を考えると、シャムロック聖との対決も避けられないでしょう。
ヤミヤミの実が神の騎士団の不死身能力を封じる
黒ひげが執念深く追い求めたヤミヤミの実。この能力こそが、神の騎士団との戦いで決定的な武器となる可能性があります。
悪魔の実の能力を無効化できるという特性は、不死身の再生能力を持つ相手に対して絶大な効果を発揮しそうですね。黒ひげがこの実を手に入れたのは、単なる偶然ではなかったのかもしれません。
ハチノスを拠点とする黒ひげの最終目的
黒ひげは海賊島ハチノスを拠点としています。この場所はロックス海賊団が結成された地であり、黒ひげにとって特別な意味を持つはずです。
さらに黒ひげは、コビーの身柄を取引材料にしてハチノスを世界政府加盟国として認めさせようとしていました。この行動の背景には何があるのでしょうか。
単なる足場固めではなく、もっと大きな計画の一部なのかもしれません。世界政府の内部に食い込み、システムそのものを乗っ取る。そんな壮大な野望が隠されている可能性もありますね。
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黒ひげは「能力者狩り」も行っています。強力な悪魔の実の能力を奪い取り、自分の海賊団を強化する。この戦略は、最終決戦に向けた準備とも取れるでしょう。
シャンクスの双子シャムロック聖との三つ巴
第1137話および1138話で登場したフィガーランド・シャムロック聖。彼はシャンクスの双子の兄であり、神の騎士団の団長という立場にあります。
シャムロック聖はシャンクスと瓜二つの容姿を持ちながら、性格は正反対。冷酷で部下を「使えん奴ら」と見下すような言動が目立ちます。彼の剣はケルベロスを召喚する能力を持っているようですね。
黒ひげとシャンクスは長年のライバル関係にあります。そこにシャムロック聖が加わることで、血統をめぐる三つ巴の構図が生まれるんですね。ロックスの息子、ガーリング聖の双子の息子たち。因縁は世代を超えて続いています。
父ロックスの意志を継ぐ復讐劇の結末
黒ひげが父の死の真相をどこまで知っているかは明らかになっていません。しかし、その行動の端々にロックスの影響を感じ取ることができます。
もし黒ひげがゴッドバレーの真実を知ったとき、神の騎士団への復讐を決意するかもしれません。父が守ろうとした世界、父が目指した野望。それらを実現することが、黒ひげにとっての最終目的になる可能性もありますね。
黒ひげが狙うイム様と天竜人への復讐
黒ひげの最終目標は「世界の王」になることでしょう。それは単なる海賊王ではなく、世界そのものを支配することを意味しているはずです。
父ロックスが果たせなかった野望。天竜人を打倒し、世界政府を崩壊させ、新たな秩序を築く。黒ひげはその夢を受け継いでいるのかもしれません。
ルフィとの最終決戦前に訪れる大戦
ワンピースの物語構造を考えると、黒ひげとルフィの直接対決は最終局面で描かれる可能性が高いでしょう。しかしその前に、より大きな戦いが待っているはずです。
それが世界政府・神の騎士団との全面戦争です。革命軍、麦わら大船団、そして黒ひげ海賊団。立場は違えど、天竜人の支配から世界を解放するという点では目標が重なる部分もありますね。
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黒ひげのヤミヤミの実は神の騎士団の能力を封じることができる。ルフィのニカの実は世界を解放する力を持つ。それぞれの役割が、最終決戦で明らかになっていくのでしょう。
ゴッドバレーの再現となる世界を揺るがす戦い
38年前のゴッドバレーでは、ロジャー、ガープ、ロックス、そして神の騎士団という強者たちが激突しました。その戦いが、最終章で再び繰り返されると考えられます。
今度の舞台はマリージョアかもしれません。そこにルフィ、黒ひげ、シャンクス、シャムロック聖、そしてイム様という現代の強者たちが集結する。まさにゴッドバレーの再現ですね。
ロックスの血を引く黒ひげが、最終的にどのような選択をするのか。父の仇を討つのか、それとも父を超えた新しい道を切り開くのか。その答えは、物語の結末で明らかになるはずです。
黒ひげとロックスの親子関係という新たな事実は、ワンピース最終章に大きな深みを与えています。血統、因縁、野望。すべてが絡み合いながら、物語は確実にクライマックスへと向かっているんですね。







