イム敗北へのカウントダウン

麦わらの一味に潜む非能力者リスク

麦わらの一味にはゾロ、サンジ、ウソップ、ナミ、ジンベエなど悪魔の実を食べていない仲間が複数います。「死によって解除される」という仕組みが判明した今、非能力者がドミ・リバーシを受けた場合のリスクはより深刻です。

不死身になるとはいえ、悪魔化したゾロやサンジがルフィに牙を向く展開は最大の試練になりえます。「仲間を倒すことで救う」という選択を強いられる可能性が、最終章の最大の痛みとして描かれるかもしれません。

ジンベエは悪魔の実の能力者ではないものの、魚人空手の達人として圧倒的な身体能力を誇ります。悪魔化した場合の戦闘力は想像を絶するものになりそうです。

ルフィ(ニカ)の白転解放の可能性

「死による解除」が正式ルートとして確立された今、それとは別の解除法の存在が余計に気になります。「白転解放(ドーン・リバーシ)」という概念がファンの間で語られていますが、その意義は「死なせずに救う」点にあります。

太陽の神ニカは「解放の戦士」です。その力の本質は、あらゆる支配と束縛から人々を自由にすること。第1176話でドリー・ブロギーは「死」によってしか解放されませんでした。ルフィのニカの力がその制約を超えて「生きたまま解放」できるとすれば、それこそが真の「神」の力として描かれるのでしょう。

黒ひげのヤミヤミの実という切り札

「ヤミヤミの実」は悪魔の実の中でも特異な存在で、他の悪魔の実の能力者の力を引き寄せ無効化できるただ一つの実です。

「死による解除」が判明した今、ヤミヤミの意義はさらに大きくなりました。イムの支配能力そのものを封じることができれば、悪魔化した者を倒さずに解放できる可能性があるからです。黒ひげ・ティーチがロックスの息子であり、デービー一族の因縁を持つ存在だとすれば、ヤミヤミの実への数十年の執念は父の悲劇を繰り返さないための本能だったとも読めます。

あにま
「死なせずに救う」vs「殺して救う」——ルフィと黒ひげの方法論の差がここに出そう!

ルフィとロキの共闘が世界を救う

エルバフで冥界へと赴いたルフィと、かつて悪魔化した父ハラルドを自らの手で止めたロキ王子。「死によって解放する」という選択を、ロキはすでに経験しています。

しかしロキが本当に望んでいたのは「死なせずに父を救うこと」だったはずです。ルフィのニカの力がその願いを叶える可能性があるとすれば、二人の共闘は単なる戦力結集ではなく、ロキにとって「父への贖罪」の意味も持つことになります。

「黒転支配」を「死なせずに白転解放」できるかどうか——それがルフィにしか果たせない最大の役割として、最終章のクライマックスへ向かっているのかもしれません。第1176話で示された「死による解除」は、ゴールではなく次なる問いの始まりのようです。

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