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「鬼滅の刃」にて、炭次郎の前に初めて現れた十二鬼月である累は、圧倒的な強さを見せつけました。
そんな累は家族に強い憧れを抱いており、唯一群れをなして生活している鬼なんです。
鬼が群れることはないのでは?と思った方もいらっしゃるかもしれませんね。
そうなんです、本来鬼は群れず、単独で行動する生き物とされています。
ではなぜ累は群れをなして行動しているのでしょう。
そこで今回は累が家族に憧れる理由、彼が群れをなして行動している理由を彼の過去からご紹介します。
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題名 | 収録巻 |
鬼滅の刃 アニメ1期 | 漫画7巻の54話「こんばんわ煉獄さん」の冒頭まで放送 |
鬼滅刃 劇場版「無限列車編」 | 漫画7巻の54話から8巻の69話まで収録 |
鬼滅の刃 アニメ2期「遊郭編」 | 漫画8巻70話〜11巻97話まで収録 |
鬼滅の刃 アニメ3期「刀鍛冶の里編」 | 漫画12巻98話〜15巻127話まで収録 |
鬼滅の刃 アニメ4期「柱稽古編」 | 漫画15巻128話〜16巻136話まで収録 |
鬼滅の刃 アニメ5期「無限城編」 | 漫画16巻137話〜23巻205話最終回まで収録 |
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【鬼滅の刃】累とは?
まずは累が一体どのような鬼なのかをご紹介いたします。
十二鬼月下弦の伍

累は十二鬼月の下弦の伍です。
十二鬼月とは鬼舞辻無惨が作った鬼の精鋭部隊で、上弦の壱から陸、下弦の壱から陸の12体の鬼で構成されています。
十二鬼月となると鬼舞辻無惨からより多くの血を分け与えられるため、鬼舞辻無惨に近い強さとなります。
強さは上弦の壱が一番強く、数字が増えるごとに弱くなっていき、下弦の陸が十二鬼月の中では一番下の階級です。
十二鬼月は入れ替わりの血戦を申し込むか、誰かが討伐されることで階級が入れ替わります。
つまり下弦の伍である累は数いる鬼の中でも上から11番目に強い鬼ということです。
見た目は白い着物を着た少年の姿です。
蜘蛛の足を広げたような特徴的な髪型をしています。
那田蜘蛛山で家族を形成し暮らしているのです。
家族の絆というものに自分本意な憧れを抱いています。
きわめて硬度の高い糸を生成し、それを使用して斬撃を放ちます。
蜘蛛の糸のように編まれた鋼の糸を相手に打ち出し、その身体をバラバラの肉片に切り刻みます。・殺目篭・殺目篭
篭状に編んだ鋼糸の中に敵を閉じ込めて切り裂きます。・刻糸輪転
渦のように編まれた最高硬度の鋼糸を前方に展開します。
それを回転させながら無数の鋼糸を放つ技です。
累の声優は?
累のかっこいい声を担当しているのが声優の内山昂輝さんです。
有名な代表作には以下のものがあります。
- 「機動戦士ガンダムUC」バナージ・リンクス
- 「ニセコイ」一条楽
- 「甘城ブリリアントパーク」可児江西也
- 「HUNTER×HUNTER」メルエム
- 「ハイキュー!!」月島蛍
- 「ピンポン THE ANIMATION」スマイル / 月本誠
- 「虹色デイズ」直江剛
- 「ユーリ!!! on ICE」ユーリ・プリセツキー
- 「覆面系ノイズ」榊桃
- 「Fate/Apocrypha」シロウ・コトミネ / 天草四郎時貞
誰もが知っているアニメキャラクターばかりですよね。
【鬼滅の刃】累の過去
累の過去は意外なものでした。
ここからは累の過去に迫ります!
病弱だった
累が人間だった頃の名前は綾木累です。
両親と3人で暮らしていました。
累は生まれつき体が弱く、走ることは愚か、歩くこともままならなかったようです。
そこへ無残が現れ、「かわいそうに、私が救ってあげよう」と累を鬼にしたのでした。
病弱だった累は鬼になることで強靭な体を手に入れることができたのです。
しかし鬼になったことで、累は日の光に当たることができず、人間を食べねばならなくなってしまったのでした。
両親を自らの手で殺めてしまう
累が鬼となったことを累の両親は喜びませんでした。
累が日の光に当れないこと、人を食べねばならないことを嘆いた累の両親は累を殺して自分たちも死のうと一家心中を図ったのです。
しかしそんな優しい両親を、累は殺されそうになったことへの怒りから、自らの手で殺めてしまいました。
家族の絆を自らの手で断ち切ってしまったのです。
【鬼滅の刃】累の家族への憧れ
累が家族へ強い憧れを抱く理由は過去にあったんです。
家族に憧れた理由

累はかつて”川で溺れた我が子を助けるために死んだ親がいた”という話を聞き感動したことがありました。
まさに理想の親子の絆だと思ったのです。
それなのに自分の親は自分を殺そうとした、と累は思いました。
累を殺そうとした父が「大丈夫だ累、一緒に死んでやるから」と言いましたが、自分が殺されそうになった怒りで累はその時は理解できませんした。
そして母が「丈夫な体に産んであげられなくて…ごめんね……」と言い残し息を引き取ったことで、ようやく両親の意図を理解したのです。
理想の絆はあったにもかかわらず、累は自分の手で壊してしまったことに気付きました。
そこへ鬼舞辻無惨が現れ「全てはお前を受け入れなかった親が悪いのだ、己の強さを誇れ」と言います。
累はその言葉にすがりつくかのように力をつけていきました。
強くなればなるほど薄れていく記憶を求めるあまり、そして本物の絆を求めるあまり、累は家族の絆に自分本意な憧れを抱くようになったのです。
疑似家族を形成し山で暮らす
累は弱い鬼を集め自身の能力を分け与え強化する代わりに家族の役割を与えています。
そして恐怖により家族を束ねていたのです。
累の言いつけを破ったり、家族の役割を果たせなかった場合は拷問をされたり、知能を奪われるなどの拷問を受けることになります。
以前はもっと多くの家族がいましたが、最終的には母、父、姉、兄、累の5人家族になってしまいました。
また 全ての鬼が累に似た容姿をしていますが血縁関係はありません。
これは容姿を似せることを累が強要したためです。
累は容姿が戻ることを極端に嫌うため、容姿が元に戻ると拷問されてしまうのです。
累は自身が守られる立場の子供となり自身を守るよう他の鬼に伝えていましたが、他の鬼は累より弱かったため役目を果たせず、累は虚しさを覚えていました。
禰豆子の本物の絆を目にした累がとった行動とは
炭次郎が窮地におちいった際に、禰豆子は自身の身を呈して炭次郎を守りました。
その本物の絆を見た累は、禰豆子を手に入れれば本物の絆が手に入るのではないかと禰豆子を欲しがりました。
拒否する炭治郎と禰豆子でしたが、累はいとも簡単に禰豆子を自身の糸で吊し上げ、失血させて言うことを聞かせると言い出しました。
それでも言うことを聞かないようであれば「日の出までこのままにして、少し炙る」とまで言い出したのです。
【鬼滅の刃】累の家族構成は?
先ほど触れたように累は5人家族で暮らしているんです。
累の家族を1人ずつご紹介いたします。
累の母

本当はまだ小さな子供の鬼でしたが、母の役割を与えられていました。
母親らしい言動ができるまでは累に拷問されていたようです。
小さな蜘蛛を操り、その雲が出した糸で人間や死体を操る能力を使用します。
失敗すれば累や累の父からお仕置きを受ける恐怖から必死に炭治郎たちに応戦しましたが、最後は累の支配から開放され楽になりたい一心で自ら首を差し出し、炭治郎の技「干天の慈雨(かんてんのじう)」にて痛みなく討伐されました。
累の父

炭治郎に十二鬼月であると錯覚させるほどの強さを持つ鬼です。
見上げるほど大きな体で、当時の炭治郎や伊之助の力では倒すことができず、伊之助の刀を折るほど強靭な皮膚を持っておりました。脱皮することでより大きく、強度の高い皮膚になります。
しかし知能は低いようで簡単な言葉しか話すことができません。
累は知能を奪うことができるため、その影響の可能性があります。
累の父に必死に応戦する伊之助でしたが、全く歯が立たず万事休すのところへ冨岡義勇が現れ、累の父は討伐されました。
累の兄
てか自分で打ってて気づかなかったけど、那田蜘蛛山の長男鬼のこと「蜘蛛兄鬼(クモアニキ)」って書くの、あれ!?我ながら発明じゃね!?すごくね!? pic.twitter.com/woJTgYJYw3
— ぽつねん (@POTU_NEN) May 13, 2017
累の兄は蜘蛛の体に人間の頭といった特徴的な見た目です。
人間を人面蜘蛛に変える毒、「班毒痰(はんどくたん)」という技を使用します。
人面蜘蛛に変えたものを操ることも可能です。
我妻善逸が壱ノ型のみしか使用できないことを見抜きましたが、善逸の速さに追いつくことができず討伐されました。
累の姉

累からのお仕置きをうまく回避してきた要領のいい鬼です。
柔らかいようで強度の高い糸を眉状にして、包んだものを溶かす「溶解の繭(ようかいのまゆ)」という技を使います。
糸を出す際の手際の良さからも実力は家族の中でも上位だったのではないかと思われます。
村田をまゆに包んだところへ胡蝶しのぶが現れ、藤の花の毒で毒殺されました。
【鬼滅の刃】累の最後
累の最後はとても切ないものでした。
ここからは累の最後についてご紹介します。
冨岡義勇に討伐される
ヒノカミ神楽と禰豆子の爆血によって炭治郎に留めを刺されたかのように見えた累でしたが、実は炭治郎が首を切る前に自ら首を切り討伐されることを阻止しました。
しかし一方の炭治郎は満身創痍、万事休すのところへ冨岡義勇が駆けつけます。
炭治郎が苦戦した累をいとも簡単に討伐してしまったのです。
両親と共に地獄へ
冨岡義勇に首を切られた累は消える直前に暖かい炭治郎の手に触れられ、人間だった頃の記憶を取り戻します。
そして両親に謝りたかったのだと思いだしました。
「でも…山ほど人を殺した僕は…地獄にいくよね……父さんと母さんと…同じところへは…行けないよね…」と累が呟くと、「一緒にいくよ地獄でも、父さんと母さんは累と同じところに行くよ」と累の両親が現れます。
累は人間だった頃の姿に戻り、涙を流しながら自分の犯した罪を必死に謝りました。
そして3人は地獄の業火の中に消えていくのでした。
【鬼滅の刃】累の登場シーンをアニメや原作で確認しよう!
いかがでしたか?今回は累についてご紹介させていただきました。
累が家族の絆に憧れる理由はなんとも切ないものですよね。
ラストのシーンでは思わず涙したという方も少なくないはずです。