目次
14ミーティとは、アビスという、巨大な大穴をめぐる物語、メイドインアビスに登場する生き物です。
ミーティは、リコとレグがアビスの第四層で出会った不思議なキャラクター、ナナチとともに暮らしています。
見た目はとてもグロテスクですが、このミーティの正体には、悲しい真実が隠されているのです。
そこで今回はミーティの正体や過去、さらに最後の死亡シーンまで時系列でご紹介します。
題名 | 収録巻 |
メイドインアビス アニメ1期 | 漫画1巻〜4巻26話「新たなるスタート」まで収録 |
メイドインアビス 劇場版「深き魂の黎明」 | 漫画4巻27話「禁断の花畑」〜5巻38話「挑む者たち」まで収録 |
メイドインアビス アニメ2期「烈日の黄金郷」 | 漫画6巻39話「還らずの都」〜11巻60話「黄金」まで収録 |
メイドインアビス アニメ3期(未定) | 漫画11巻61話「どこにでも行ける」〜 |
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「メイドインアビス」ミーティとは
ミーティの初登場シーン
アビスの第四層に到着したレグとリコは、巨大なヤマアラシのような怪物、タマウガチに襲われます。どうにか逃げおおせたレグとリコでしたが、リコは左腕にタマウガチの毒針が刺さってしまいます。
絶対絶命のピンチを迎えるリコとレグの前に現われたのは、ナナチでした。ナナチは二人を自分の住んでいる家に連れて行くと、リコの治療を開始しました。
ナナチの家に入ったレグは、家に別の誰かがいることに気づきます。
部屋の奥を見てみると、動物の形が崩れたような、不気味な生き物が蠢いているのに気づきました。
今週の無惨様完全に汚いミーティじゃん pic.twitter.com/vMHIHrwBy4
— カジモド (@sinten18) March 15, 2020
ナナチはその生き物を「ミーティ」と呼びました。
ミーティとナナチ
リコとレグの前に現われた、ナナチとミーティという、奇妙なコンビ。外観は人間どころか、アビスの底で蠢く生き物のようです。
ナナチは、ウサギのような体に、カワウソのような尻尾のついた姿をしていますが、言葉をしゃべり、外科手術や薬学などの知識を持てるほどの優れた知能を持っています。
一方、ミーティは、小動物が崩れたような不気味な姿で、言葉はおろか、知性を持っているかどうかもあやしいような生き物です。
ナナチは自分たちは「成れ果て」と呼ばれる存在であり、元々、人間だったと言いました。二人は、アビスの深層にまで行って、上昇負荷(後述参照)と呼ばれる現象によって、人間性を喪失したために、異形の姿となった者だったのです。
ミーティは不死の力を持っている
成れ果てとなっても、知能と人格を残しているナナチと違い、ミーティは完全に人格を喪失し、知能も失われています。
その一方、ミーティには特別な力を持っています。なんと、ミーティは、不死の力を持っており、大抵の傷は自分で治すことができ、毒も自分で解毒してしまいます。
ナナチは、その力を利用して、タマウガチの毒をミーティの体に注入して、血清を作り、リコを治療したのです。
成れ果てとは?
成れ果てとは、前述したように、アビスの上昇負荷によって体が異形の生物になってしまう現象のことです。
アビスの内部には力場があり、深い層へ降りていく度に強力になっていきます。そして、アビスの中から地上に上がろうとすると、力場が体に負担をかけてきます。これを上昇負荷と言います。
この上昇負荷は、力場の弱い第一層や第二層などの浅層では、嘔吐や失神程度で済みますが、第四層では、全身から出血するなど、悲惨なものになり、そして第五層から下は人間性の喪失、すなわち、肉体が崩れ去って別の異形の生物になってしまうのです。これが成れ果てです。
ミーティもナナチもアビスの五層以下まで下ったために、成れ果てとなったのです。
「メイドインアビス」ミーティの過去と正体は?
ミーティは元々女の子だった
ナナチに言わせると、ミーティは元々女の子でした。
↑成れ果てになる前のミーティ(右)は、可愛らしい女の子だった。
ナナチとミーティはそれぞれ別の国で孤児として生まれ育ちました。ある時、白笛の探掘家・ボンドルドが世界各国の孤児たちを集め、自分の探掘の助手として、ベルオスカ島のアビスまで同行させました。
ミーティもナナチもボンドルドに導かれて、アビスへとやってきたのです。
極北の国、セレニで育ったナナチとは違い、ミーティは南国で育ち、赤毛で褐色の肌をした明るい少女でした。
性格は屈託がなく、明るい素直な女の子でしたが、不躾なところがあったため、周囲から浮いていました。