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「ソードアート・オンライン アリシゼーション」は2018年に放送されたライトノベル『ソードアート・オンライン』のアニメ化第3期作品です。
本作でも仮想世界でのキリトの戦いが描かれます。
「1期も2期も面白かったので続きも観たい!」「でもこれまでと作風が違うと聞いたので不安」
様々な声にお答えするため、本記事ではSAO-Aのあらすじや魅力、全話の感想をまとめ、さらにSAO-Aを実質無料で観る方法をご紹介します。
これを読んでまだまだ続くSAOシリーズを楽しんでいきましょう!
アニメ「ソードアート・オンライン アリシゼーション」とは?
TVアニメ「ソードアート・オンライン アリシゼーション」第1弾PV
アニメ「ソードアート・オンライン アリシゼーション」の基本情報
ソードアート・オンライン アリシゼーション(以下SAO-A1と表記)はライトノベル『ソードアート・オンライン』を原作としたアニメ化第3弾作品、その第1部です。
2012年7月に放送された1期に続き、2014年7月に2期が放送されました。
2018年10月に本作が放送され、2019年10月にその続編、『ソードアート・オンライン アリシゼーション War of Underworld』が放送されます。
本記事ではSAOシリーズでも屈指のスケールを誇る、SAO-A1のあらすじや魅力、感想を振り返ります。
アニメ「ソードアート・オンライン アリシゼーション」のあらすじ
SAO事件、死銃事件など、様々な事件を解決に導いた英雄キリト/桐ヶ谷和人は新しいVRシステムの開発に協力していました。
ある日和人は不審な男に襲われ、毒物によって昏睡状態に陥ります。
目を覚ましたキリトはいつの間にか見知らぬ仮想世界にフルダイブしていました。
ログアウトの方法を模索するキリトですが、この世界に迫る危機を知り、立ち向かっていきます。
アニメ「ソードアート・オンライン アリシゼーション」の主要登場人物
入院後、行方不明になった和人を探して行動する。
連れ去られたアリスを取り戻すためにキリトと旅に出る。
アニメ「ソードアート・オンライン アリシゼーション」以前に起きた過去の事件
アニメ「ソードアート・オンライン アリシゼーション」の主題歌情報
第1話~第13話オープニングテーマ『ADAMS』LiSA
第1話~第13話エンディングテーマ『アイリス』藍井エイル
第14話~第24話オープニングテーマ『RESISTER』ASCA
第14話~第24話エンディングテーマ『forget-me-not』ReoNa
アニメ「ソードアート・オンライン アリシゼーション」の魅力と評価
アニメ「ソードアート・オンライン アリシゼーション」の魅力~神のごとき視点で旅する異世界冒険譚~
1期、2期に続いて今期も仮想世界が舞台となりますが、決定的に違うところが『仮想世界内のほとんどの人物が自分たちが仮想世界の住人だと知らない』ということです。
これまでのシリーズはVRゲームが舞台であり、そこにいる人々はゲームのプレイヤーであり、当然自分たちのいる世界が仮想世界であることを認識しています。
一方、今作の舞台となる仮想世界《アンダーワールド》はゲームではなく実験のために造られた仮想世界であり、そこに暮らす人々も単純なNPCではなく、《人工フラクトライト》という仮想的な魂を与えられています。
そのことを仮想世界内で知っているのはキリトを除くとごく一部の人物のみです。世界の真実を知っている数少ない人物の一人として、キリトはある意味で神のような視点でこの世界を冒険することになります。
しかし、キリトに悪しき神のような傲慢さは無く、仮想世界の住人に心を寄せて接します。
その一方で、仮想世界ならではの武器や術のシステムも用意されており、キリトはそれを見抜いて難関を突破していきます。これまでと同じく仮想世界を舞台にしながら、まったく異なる設定での冒険を観ることができます。
アニメ「ソードアート・オンライン アリシゼーション」の評価
SAO最新話今見たんじゃがキリトとユージオの旅が悲しい結末を迎えることを知っていてもヴッってなったわ(語彙力皆無)
— 黒夢@ヨシュキチ《不運の絶傑》 (@kuromu1117) March 31, 2019
SAOめちゃ良かった〜
— おかずや (@okazu_ya_gohan) March 31, 2019
続き決まってることに驚いた。そんな長編なのね
やっぱ世界観暴いてく系の作品が好きなんやなぁて思った
SAO前期最終話みたけどさ…
— Shiori - しおり -@ロマサガRS (@A_Y2030_) March 31, 2019
若干グロかったけど、
めちゃくちゃ続きの気になる終わり方…
泣きそうだったよ( ´•̥ ̫ •̥` )
SAOアリシゼーションの最終回が全然最終回じゃないんですけどおおおぉおおおお???????
— もか (@hscrjusjusmk) March 31, 2019
いや最高やけど!
SAOあるあるっちゃあるあるやけど
こんなんで2019.10まで待てるかよ!!!!!泣
ゲームしようかなぁもう!!
作戦通りかよ!!!w
でもゲームしながら泣きそうやな←#sao_ainme #SAO
SAOアリシゼーション前期
— はるちゃん (@haluca0425) March 31, 2019
最終回やけど
終わり方が中途半端。
めっちゃ続き気になるヤツ。
今年10月に後期やるんやけど
めっちゃ待ち遠しい。#SAO #ソードアート・オンライン #桐々谷和人 #ユージオ #キリト
高評価であることより、続きが非常に気になっているコメントが多いです。
放送終了の時点で第2部の製作が明言されていたものの、一つの事件が終わった後に急展開が発生して放送終了、という次の展開を気にせずにはいられない終わり方でした。
筆者評価:41点/50点 | |||
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作画 | |||
音楽 | |||
ストーリー | |||
独自性 | |||
メッセージ性 |
アニメ「ソードアート・オンライン アリシゼーション」の全話あらすじ、感想(ネタバレ注意)
#01 アンダーワールド
《ルーリッドの村》で育ったキリト、ユージオは大樹ギガスシダーを切り倒す天職を背負い、今日も斧をギガスシダーに斧を振ります。
ある日、二人の幼馴染のアリスとともにキリトはふとした思いつきから、食料を冷やすための果ての山脈に向かうことにします。
ユージオは村の掟や禁忌目録に背くことになるのではないかと躊躇いますが、渋々同行します。
無事に氷を入手した三人ですが、帰路で道に迷ってしまいます。
そこでアリスは禁忌目録で定められている掟に背いてしまいました。
ほんの少し、立ち入りを禁じられているダークテリトリーに指先が触れてしまっただけなのですが、翌朝、公理教会から派遣された整合騎士に捕縛、連行されてしまいます。
その光景を見た後に、桐ヶ谷和人は目を覚まします。その瞳からは涙が溢れていました。
見慣れないキャラクターに見知らぬ世界。
1期、2期と合計50話近く続いてきたソードアート・オンラインシリーズですが、3期は全く見覚えの無い光景から物語が始まりました。
見慣れたアニメだと思っていたら見知らぬ世界に投げ込まれて筆者は困惑しています。
いかにもゲーム的なインタフェイスにユージオの瞳に映る『SYSTEM ALERT』の文字。
ここがゲームの世界であることには間違いないようですが、果たして。
場面が変わって、ガンゲイル・オンライン《GGO》の世界で戦ういつものメンバー。安心感があります。
アイテム狙いでもなく赤字も承知でひたすらPK(プレイヤーキル)を繰り返している物騒な集団の正体を突き止めるために戦いますが取り逃がしてしまいました。
後日、和人と明日那はGGOでの大会、バレット・オブ・バレッツ《BoB》で協力してもらうように詩乃から頼まれます。
和人と明日那は快諾し、その流れで三人は和人が協力している新型フルダイブシステムソウル・トランスレーター(STL)について話し合うことになります。
現行のフルダイブシステムであるアミュスフィアとは技術が全く異なり、和人にもそのシステムが作り出す世界が仮想世界だと分からないほどだそうです。
実験中の記憶は和人も思い出せないのですが一つだけ、その仮想世界の名前を教えてもらっています。
そのコードネームはアンダーワールド(UW)。
ざっくり書きましたが専門用語多めで今作の鍵となるVR技術が詳細に語られます。詳細は本編動画でご確認ください。
詩乃との会話を終えて帰路につく和人と明日那。
道すがら今後のVR技術の技術のこと、その勉強のために和人は渡米すること、そしてアメリカに明日那もついてきてほしいこと等々を語っているところ、不審な男に襲われます。
その男はジョニー・ブラック、かつてのSAO事件で殺人を繰り返したギルド《ラフィン・コフィン》の生き残りです。
和人はとっさに構えようとするがそこに剣はありません。
現実世界で剣を持たない和人はジョニー・ブラックの用意したデス・ガン、現実の毒薬に撃たれます。
見知らぬ世界、初めて出会うキャラクター、一話にして倒れる主人公と、これまでのシリーズを観てきた方ほど驚きの連続の一話でした。
#02 悪魔の樹
前回デス・ガンに倒れた和人はUWで目を覚まします。
STLでのダイブ中には遮断されるはずの現実世界での記憶があることに違和感を覚えた和人は実験の中止を呼びかけますが、その声には誰も応えません。
森を散策する和人、もといキリトは成長したユージオに出会います。
一話で幼少期をともに過ごしていたような描写があった二人ですが、お互いその頃の記憶は無いようです。
しかし、キリトはおぼろげながら何かを感じています。
キリトはユージオがNPCか他のテストプレイヤーなのか見極めるため、様々な会話を試みます。
そこでの会話や行動から以下のことが描かれました。
- #01でも登場した操作パネルからキリトがこの世界が仮想世界であることを確信したこと。
- アリスが整合騎士に連れ去られたことなどの出来事は過去に起こったが、そこからキリトの存在は抜け落ちていること。
- ユージオや他のプレイヤーはNPCでもテストプレイヤーでもない、内部時間で数百年は続いている仮想世界の中で成長させた人工的な魂のようなものでないかとキリトが推測したこと。
今後の動向について考えを巡らせながら眠りにつく中で、キリトは次のようなことを思います。
『現実に戻る前にここで一生を終えたらどうなるんだろう』
長い時間をゲーム内で過ごし、そこで死ぬとはどういう結果になるのか。
かつてのSAO事件を思い起こさせる疑問です。
また、今回キリトは剣を振るい、その輝きからこの世界にもソードスキルがあることに気づきます。
今後の戦闘に期待です。
#03 果ての山脈
#01でも描かれた天職に従い、今日も今日とてユージオはギガスシダーに斧を振るいます。
もっと強力な斧は無いかと聞くキリトですが、そんな物は無いと言いつつユージオはキリトに見せたいとある物を差し出します。
青薔薇の剣。#01でも登場した剣です。
この剣を見つけた当時の話をユージオが語りますが、やはりそこからはキリトの姿だけが抜け落ちています。
この剣を使えばより早くギガスシダーを切り倒せると挑みますが、この剣はキリトにも使いこなすことができませんでした。
彼女はセルカ。前回から登場しているアリスの妹です。
キリトは彼女からアリスとユージオのことを聞きます。
彼女いわく、かつては笑顔の絶えなかったユージオですがアリスがいなくなってから笑わなくなったそうです。
キリトが、筆者が抱く彼のイメージとはだいぶ異なります。
また、セルカはアリスがいなくなった理由を知りませんでしたが、キリトはその詳細を話します。
それを聞いて何かを思ったのか、翌日セルカは姿を消します。
セルカが果ての山脈に行ったに違いない思ったキリトとユージオは彼女を連れ戻すために果ての山脈に向かいます。
そして、果ての山脈で彼らが見たものはゴブリンに捕らえられたセルカでした。
ゴブリンに襲われそうになりますが、ユージオは身動き一つ取れず、次回に続きます。
次回、ゴブリンを相手にUWでの本格的な戦いがついに描かれそうです。
まだまだ不慣れな世界でキリトはどのように立ち向かうのでしょうか。
また、今回の気になったポイントとして、ユージオが『システムコール』の声とともに神聖術なる力を行使しました。システムコマンドは神がもたらす奇跡として扱われているようです。
#04 旅立ち
果敢に戦うキリトですが、ゴブリンのボス、ウガチの剣がキリトを切りつけます。
従来の仮想世界よりもリアルなUWでの傷はこれまでの痛みを遥かに上回ります。
ウガチを辛うじて斬り倒すキリトですが、その戦いの中でキリトを庇ってユージオが倒れました。
朦朧とする意識の中、ユージオはキリトとアリスの三人の、#01での記憶を呟きます。そして、キリトの記憶も蘇ります。
その後、セルカの神聖術による治療を受けて一命を取り留めました。
一日休んですっかり快復したユージオですが、過去の記憶はまたおぼろげな物になりました。
再びギガスシダーを切り倒そうとする日々を過ごしますが、先日の戦闘で剣を扱うレベルが上ったキリトは青薔薇の剣を使ってギガスシダーの幹を大きく削ります。
ユージオも使ってみろとキリトは剣を渡しますが、ユージオはキリトに剣の教えを請います
ギガスシダーを切り倒すのではなく、アリスを守れなかったことを悔い、同じ間違いを繰り返さないために。
キリトの教えを受けながら日々ギガスシダーに向かって剣を振るうユージオはある日ついに、ギガスシダーを切り倒しました。
天職を果たしたユージオには新たな天職を選ぶ権利が与えられます。
ユージオは自らの天職を剣士とし、アリスを取り戻すためにキリトともに央都に旅立ちます。
村で過ごし、初めての戦いを経験し、使命を帯びて旅に出るという実にファンタジーらしい旅立ちが描かれました。
キリト視点ですと様々なゲーム的要素が見られますが、ユージオ視点で見ると純粋な冒険譚です。
しかし、ユージオはUW、ゲーム内の人物であることが明示されているわけで、この先どうなることでしょうか。
#05 オーシャン・タートル
場面が変わって現実世界。
デス・ガンに倒れた和人は一命を取り留めますが、一時的な心停止の影響による後遺症や、あるいはこのまま意識不明から目覚めないことが明日那たちに告げられます。
そこに総務省の菊岡が現れ、和人を治療できる場所があるとして別の病院に搬送されます。
しかし、搬送されたはずの病院に和人はおらず、そのまま行方がわからなくなってしまいます。
和人を探す明日那たちはSTLの基になった技術、メディキュボイドを厚労省に提供した神代凛子に連絡を取ります。
凛子はSTLを開発する機関《ラース》に協力を要請されており、明日那は彼女とともに洋上に浮かぶラースの施設《オーシャン・タートル》に赴きます。
そこで出会ったのは菊岡、そしてモニターに映るのはそびえ立つギガスシダー、UWの光景でした。
2期の頃から油断のならない相手だった菊岡ですが、その正体が明かされようとしています。
今回登場した凛子、名前だけは2期最終回で出ていました。
かつて茅場晶彦と同じ研究室に所属し、SAOにダイブしていた晶彦の世話をしていたのも彼女です。
#06 アリシゼーション計画
デス・ガンに倒れ、脳に大きなダメージを受けた和人はSTLで脳を活性化、回復する治療をオーシャン・タートルで受けていました。
この点では菊岡は嘘をついていないようでした。
菊岡の正体は自衛官、その目的は人工知能の開発でした。
その手段は人工フラクトライト、仮想的な魂を用意し、それを仮想世界で育てることでした。
最初は16人の魂でしたが、仮想世界の内部時間で300年が経過する頃には人口8万人という一大社会が形成されていました。
その世界では禁忌目録という法律ができたのですが、人工フラクトライトはあまりにもその法に従順であり、殺人事件など一度も起こりませんでした。
法を守りすぎる人工フラクトライトは菊岡にとって不都合でした。
菊岡の開発する人工知能は戦争目的、人を殺せるものである必要がありました。
人工フラクトライトはなぜ禁忌目録に背けないのか、その検証の一環として本物の人間の記録を消去して幼い子どもに戻して仮想世界で育てた場合にその人間は禁忌目録を破れるのかを菊岡は試みます。
そのために利用されていたのが和人、UW内でのキリトでした。
検証の結果、キリトとの影響を受けたのか一人の少女が禁忌目録に背きました。
その少女の名前はアリス。奇しくも実験に関わる概念の名称と一致しました。
Artificial Labile Intelligent Cybernated Existence(人工高適応型知的自立存在) ALICE
菊岡の究極の目的は人工フラクトライトをALICEにすること、プロジェクト・アリシゼーションでした。
というわけで、壮大なタネ明かし回でした。
#01の幼少期のキリトたちは菊岡の実験、#02以降はデス・ガンに襲われたキリトが治療のためにSTLにダイブしている光景でした。
実験の過程で人の魂、人格をそのままコピーすることにも成功しますが、その魂は自身がコピーであることを受け入れられずに崩壊してしまいました。
その光景、人の意識が崩れ去る様子もそれを実行させた菊岡の思考もおぞましいものでした。
菊岡に他にも隠された狙いは無いのか、その菊岡が作り出した世界から和人は無事に生還できるのか。
また、2期でも登場した安岐ナツキさんが今回登場しました。
死銃事件のときと同じく、ダイブ中の和人を守ってくれています。
彼女に裏は無いと思いたいです。
#07 剣の学び舎
キリトとユージオがルーリッド村を出てから二年の歳月が過ぎました。
実験のためにUWは現実世界よりも早く時間が進むようにしており、明日那たちが和人の行方を探している間にその年月はどんどん離れていきます。
その間にキリトとユージオは騎士としての修練を積んでいました。
また、二年の間にこの世界の仕組みについても探っていました。
この世界で確認できるステータスは三つ。
キャラクターの体力や物質の耐久度を示す《天命》、強い武器などを使いこなすための《オブジェクトコントロール権限》、高位の神聖術を行使するための《システムコントロール権限》
それだけでなく数値として確認できないもの、イメージ力が強さに影響を与えることを把握しました。
勝てるという自信を持てば強敵に打ち勝てるということ。
そして、誰よりも強いイメージを持てば世界の理さえも書き換えられるということ。
キリトが《傍付き》を務めるソルティリーナ。
幼い頃から剣の英才教育を受けた彼女が持つ自信。
キリトはソルティリーナが卒業するまで稽古で彼女に勝てませんでした。
しかし、ソルティリーナはキリトが勝てない理由は他にある、キリトの流派《アインクラッド流》には自分にまだ見せていないものがあるのだろうと指摘します。
キリトは彼女に自分の本当の実力を見せることを約束し、翌日、予てより製作を依頼していた剣を受け取りに行きます。ギガスシダーから造りだした剣です。
剣匠に『化け物』と言わしめた剣をキリトは使いこなします。
その後、剣の試し切りをしていたキリトですが、泥を跳ねて学院主席のウォロ・リーバンテインの制服を汚してしまいます。
それに怒ったのかキリトの剣術に興味を持ったのか、ウォロは懲罰として真剣での決闘を挑むのでした。
『イメージの強さが力に直結し、世界の理をも越える』
今後の戦いやキリトの帰還に直結しそうな設定が出てきました。
数々の修羅場を潜り抜けてきたキリトの自信はどこまで通用するのでしょうか。
#08 剣士の矜持
キリトとウォロの剣がぶつかり合い、激しい鍔迫り合いとなります。
ウォロが背負うリーバンテイン家の戦士たちのイメージがウォロの豪剣に力を与えます。
対するキリトも仲間たちの、明日那の顔を強く思い浮かべ、イメージを力とします。
そのイメージの力が実体となってキリトの剣の刀身を伸ばします。
その力がウォロの目に映したのは力を吸い上げるギガスシダーのイメージ。
キリトは鍔迫り合いをしていたウォロの剣を跳ね除けます。
次の一撃で勝負が決する、真剣がお互いの身体を切り裂く寸でのところで教官のアズリカの待ったがかかり、決闘は引き分けに終わります。
あのウォロ相手に引き分けたのは見事なものだとソルティリーナはキリトと喜びを分かち合います。
祝杯をあげた後にキリトは予てより育てていた花、ソルティリーナの卒業祝いに贈ろうとしたゼフィリアの花の花壇に向かったのですが、その花壇はライオスとウンベールによって荒らされてしまいました。
貴族である二人は平民のキリトとユージオの活躍を妬ましく思っています。それにしてもやることが陰湿です。
異国で育つ花に対して、現実世界から切り離されたキリトは自分の境遇を何時しか重ねており、変わり果てた花の姿に涙します。
しかし、何者かの諦めるなと励ます言葉に従い、周囲の花から少しずつ天命を分けてもらい、ゼフィリアの花を蘇らせました。
天命を他者に受け渡す、#04でセルカが行使したような高位の神聖術をキリトが使いました。
キリトは自分は神聖術が苦手だと言っており、そのキリトがシステムコントロール権限を越えて高位の神聖術を使ったことはイメージの力が極めて大きくなっていることを示唆します。
その後、ソルティリーナたちは卒業、キリトとユージオも試験を突破して上級修剣士に進級しました。
キリトとユージオはもう少しでアリスを救い出せると決意を新たにするのでした。
#09 貴族の責務
貴族が平民に稽古をつける、という名目でユージオとウンベールが試合をすることになります。
イメージが力になる世界において、ウンベールたちが込める想いは《自尊心》、貴族の誇りというより平民を虐げる優越感です。
なお、ライオスは主席、ウンベールは次席修剣士です。
性格の悪い三下かと思いきやそれなりの実力者のようです。
立ち会いは引き分け、その結果に納得いかないライオスとウンベールは忌々しげに去っていきました。
彼女たちはロニエとティーゼ。それぞれキリト、ユージオの傍付きです。
親睦会を兼ねて四人で森に出かけるのですが、そこでロニエとティーゼから相談を受けます。
彼女達と同室のフレニーカがウンベールから口にするのも憚られる不適切な扱いを受けているのをなんとかしてほしいとのことです。
それを聞いて講義に行くキリトとユージオですが、非を認めるどころか開き直るばかりでした。
頭に血を上らせるユージオですがキリトがそれを制します。
挑発に乗ったユージオに行動を起こさせ、それを口実に懲罰するのが狙いだったのではないかと。
キリトは自分がいない時に無茶をしないようにユージオに言い聞かせます。
ステイクール、『落ち着いていこうぜ』と。
のどかなピクニックシーンもつかの間、ついに本性を表し始めたライオスとウンベール。
不穏な空気が漂い、次回それが爆発します。
ショッキングなシーンが続くのでご注意を。
#10 禁忌目録
フレーニカへ行われる非道についにしびれを切らしてたロニエとティーゼは直接ライオスとウンベールに抗議しに行きますが、二人に捕らえられてしまいます。
二人を辱めようと覆いかぶさるライオスとウンベール、彼らを止めようとするユージオですが、ライオスがそれを止めます。貴族の行いを止めるのは法を破る行為だと。
葛藤するユージオですが、ついに法を破り、SYSTEM ALERTが表示される右目を爆ぜさせてライオスたちに斬りかかりウンベールの左腕を斬り落とします。
大罪人を処刑しようと、人を殺めようと嬉々としてユージオに斬りかかるライオスですが、そこにキリトが駆け付けます。
剣と剣を激しくぶつけ合いますがキリトが打ち勝ち、ライオスの両腕を斬り落としました。
致命傷を負ったライオスは同じく重症を負っているウンベールに助けを請いますが、自分の命を捨てて他人を助けるのは禁忌目録に違反するとしてウンベールはそれを拒否します。
禁忌目録違反を指摘されたことに動揺しながらライオスは絶命します。
動揺、という表現は少し誤りがあるかもしれません。
禁忌目録違反と自分の命の危機に揺さぶられながら、身体はノイズが走ったかのように乱れ、『禁忌』『天命』と狂ったように口走る様はひどく不気味であり、#06でのコピーの魂が崩壊する様子と重なりました。
キリトも『フラクトライトに何かあったのか?』と困惑します。
一晩を監獄で過ごした翌朝、キリトとユージオは何者かに呼び出されます。
そこで二人を待ち受けていたのはアリス・シンセシス・サーティアリスと名乗るアリスでした。
視聴者的には#06のおさらいのような回でしたが、キリトにもUWの真実の断片が見えてきました。
凄惨な描写に続いて現れたかつての面影の無いアリスと動きの大きい回でした。
余談。グロテスクな表現が黒くボカされています。
人体欠損はこれまでのシリーズにもありましたが、その切断面はゲームオブジェクト的な物でした。
それと比較して今回はさらに生々しい描写になったため倫理的な観点で規制が入ったのか、それともUWがかつての仮想世界よりも現実に近い世界であることを強調するためにあえて区別したのか。
裏話としてスタッフの方々に聞いてみたいところです。
#11 セントラル・カセドラル
ついに再会したアリスですが、昔の記憶は失われているようです。
キリトとユージオはアリスに処刑を言い渡されて投獄されました。
場面変わって現実世界、明日那は奇妙なロボットに出会います。
菊岡はUWで育った人工フラクトライトを搭載するロボットの研究を進めているとのことです。
ちなみに手前の金髪は数話前から登場している比嘉健。かつて晶彦や凛子と同じ研究室に所属し、現在はラースのメンバー、そしてロボット《イチエモン》の名付けの親です。安直。
場面は戻ってUW。キリトとユージオはさらなる掟破りをする決意を固めて脱獄します。
脱獄して間もなく、二人の前に整合騎士、エルドリエ・シンセシス・サーティワンが立ちふさがります。
#06以来の現実世界でのシーンが描かれました。
現実世界の描写が少ないことは単純にUWが話のメインであるからとも言えますが、UWと現実世界で時間の流れが違うことも意識してバランスを測っているいるのでは、と感じました。
#12 図書室の賢者
キリトとユージオはエルドリエ相手に奮戦しますが、その戦いの中でユージオはエルドリエの名に聞き覚えがあることに気づきます。
エルドリエの名前はエルドリエ・ウールスブルーグ、北帝国出身の剣士のはずだと言います。
それを聞いたエルドリエは激しく動揺、自分は最高司祭《アドミニストレータ》の招きを受けて整合騎士として天界よりこの地に来たのだと。ですが、エルドリエの額から謎の三角柱が出てきます。
記憶操作の秘密がこれにあると見抜いたキリトはエルドリエの記憶を呼び起こそうとしますが、そこに別の整合騎士が現れ、キリトたちを襲撃します。
その整合騎士から逃げるキリトとユージオは何者かに導かれて図書館のような場所に逃げ込みます。
逃げ込んだ先で待っていたのはカーディナル。かつては世界の調停者であり、今はこの世界の全てが記載されている大図書室の司書と名乗ります。
先の戦闘で噴水に落ちたユージオを風呂に入れている間、キリトはこの世界の真実についてカーディナルからこの世界の真実をその成り立ちから教えられます。
450年前、4人の神、ラースのスタッフが世界に降り立って子どもたちを育て、この世界の人類の礎を築きます。
しかし、その4人は善なる心だけでなく、支配欲や所有欲といった利己的な欲望も伝えてしまいました。
その利己的な欲望は、現在の貴族や上級司祭を生み出すことになりました。
そして、貴族や司祭の頂点に立つものこそがアドミニストレータです。
アドミニストレータもかつては普通の少女であり、その名をクィネラと言いました。
クィネラはシステム語に意味、文法があることに気づきます。
さらに、他の生物を狩ると自分のシステムコントロール権限が上がることにも気付いてしまいます。
クィネラは動物を狩って自分の権限を上げ、使える神聖術を高位のものにします。
その神聖術は神の御業であり、自分を信仰の対象とすることに成功しました。
それに次いで彼女は人々を支配し続けるために法を作ります。
その内容は自分のシステムコントロール権限を超えるものが現れないように、狩りや殺人を禁止するものでした。
これが後の禁忌目録です。
さらに彼女は高位の神聖術を、アドミニストレータ権限を手に入れます。
それに飽き足らず彼女は自分と同等の権限を持つ者、このUWの世界を管理するカーディナルシステムから権限レベルを奪おうとします。
しかし、それに失敗し、カーディナルシステムに与えられていた基本命令を自分のフラクトライトに書き込んでしまいます。
その基本命令はシステムとしての秩序の維持。彼女はそれを遵守するための存在に、名実ともにアドミニストレータとなりました。
#06と対をなす形でUWの真実が語られました。
利己的な欲望も『与えてしまいました』と書きましたが、これはラースのスタッフが意図的に『与えた』のだと思います。
この感情によって人工フラクトライトに欲望による行動を起こさせる、法を破るAIを作り出すことがラースの狙いだったのではないかと思いましたが、その欲望によって強固な法が造られる結果となりました。
カーディナルシステムは既にラースの管理を越えてかけており、今後の波乱を感じました。
#13 支配者と調停者
自分の記憶を保持するための魂、フラクトライトの容量が限界を迎えていることに気付いたアドミニストレータは他人の、とある少女のフラクトライトを奪おうとします。しかし、それが唯一の失敗でした。
カーディナルシステムはメインとサブ、二つのコアプログラムが有り、メインプロセスが秩序の維持をしている間にサブプロセスがメインのエラーチェックをしています。
メインプロセスであるアドミニストレータが稼働している間、サブプロセスは彼女を修正する機会を伺っていました。
フラクトライトの強奪こそがその機会であり、奪ったフラクトライトにアドミニストレーターが思考領域と記憶をコピーした刹那、サブプロセスがコピーされた側の行動権限、少女の肉体を獲得しました。
そのサブプロセスがキリトの目の前にいるカーディナルです。
カーディナルはアドミニストレータを直接修正しようとしますが、権限こそ同等であっても少女の肉体であるカーディナルが劣勢であり、このままでは勝機は無いと悟ったカーディナルはアドミニストレータの権限が及ばない空間、大図書館に逃げ込みました。
以来200年間、カーディナルは逆襲の機会を伺っていましたが、アドミニストレータは自分を守る手駒、整合騎士を用意しました。
状況が変わり、カーディナルも協力者を探す必要がありました。
外界を観察しながら協力者を探し、見つけ出しました。それがキリトです。
前回、道に迷うキリトを案内するかのように前髪がピョンと跳ねたのですが、これはカーディナルが放ちキリトをずっと監視していた小蜘蛛のシャーロットによるものでした。
話題は移り、この世界を作ったラースはなぜアドミニストレータの専横を放置しているのか。
それはラースがこの世界の人間の幸せなど望んでおらず、与える負荷にどのように抗うかを観察しているからです。
アドミニストレータはその負荷になるとして放置しているに過ぎないとのことでした。
その負荷実験の最終フェーズとして、人界の外、ダークテリトリーから闇の軍勢の侵略が起こるとのことです。
アドミニストレータは闇の軍勢からの侵略も整合騎士で抑えられるたかをくくっていますが、カーディナルはそれは無理だと見ており、侵略を止めることは自分にもどうすることが出来ないと悟ります。
そしてカーディナルは闇の軍勢による世界の崩壊を仕組んだ神を、人工フラクトライトを利用するためだけの世界を作ったラースへの反逆としてUWのフラクトライト全てを無に帰すと言います。
キリトに協力を要請するカーディナルはその報酬を与えるとします。
それはアドミニストレータを消去してすべての権限を手にした後に、全てのフラクトライトを消去して世界を終わらせる前に例外としていくつかのフラクトライトを残すという権利です。
キリトはカーディナルに協力することにしますが、他にも道は無いか探し続けてこの世界を存続する方法を探ると言います。
カーディナルはキリトの決意に笑みを浮かべつつも、キリトにもいつかは屈する時が、屈することを察して諦めなければならない時が来るだろうと告げます。
最後にカーディナルはキリトとユージオに整合騎士の記憶を取り戻すためには記憶の欠片を取り戻すことを伝え、どうしても殺したくないアリスを止めるために足止めするアイテムを与え、自分たちの武器のさらなる力を引き出す術を授けます。
長い説明回が続きましたが、今回で一区切りです。
UWの内外の情報が一つに合わさり、今後キリトがなすべきことが明確になりました。
これまでは全てを諦めてこなかったキリトが決意を新たにしましたが、それに対しカーディナルが告げた『諦めなければならない時が来る』というのが不穏です。
システムとしてアドミニストレータを正すことを至上の目的として遂行しようとするカーディナルが他に唯一求めたものは人の温もりでした。
彼女もまた、冷徹なシステムではなく感情を持つフラクトライト、魂だったのです。
#14 紅蓮の騎士
大図書館を出たキリトとユージオは武器庫にて自分たちの剣を取り戻します。
そして、炎の弓矢を使う整合騎士と対峙します。
戦いの中で言葉を交わしますが、やはり彼も記憶を操作されているようです。
激しい攻防の末、キリトとユージオは整合騎士を撃破します。
カーディナルから授かった《武装完全支配術》によってユージオの青薔薇の剣より放たれた冷気は炎の弓をも凍らせました。
整合騎士は自分の負けを認めてキリトとユージオの力を認めます。
そして、アドミニストレータの命令を完遂できなかった自分は凍結刑になるだろうと覚悟した騎士は、そのような屈辱を受ける前にキリトとユージオに天命を断つよう頼みます。
その騎士の名はデュソルバート、かつてアリスを連れ去った騎士です。
その名を聞いたユージオは激昂し、怒りに任せてデュソルバートの首を刎ねようとしますがキリトが制します。戦う気の無い相手に剣を向けてはいけないと。
キリトはデュソルバートと会話し、記憶の中の不自然な空白を指摘することで、アドミニストレータは整合騎士の記憶を操作して自分の手駒にしているという真実を告げます。
キリトとユージオはデュソルバートにとどめを刺さず、先に進みます。
前回から一点、激しい戦闘がメインの回です。
剣劇が主体の3期でしたが、武器から炎や弓を出し合うのはシリーズ通してみてもファンタジー色をより強く感じます。
新しく追加された要素である武装完全支配術によるものなので、今後もこういうシーンがメインになっていくのでしょう。
なお、今回からオープニングテーマが新しくなりました。
キリトとユージオがぶつけ合う腕の動きは同じですが、同じ方向に歩いていった前回までに対して今回は別々の方向に歩いていきます。
今後の二人の別れを予感させます。
#15 烈日の騎士
デュソルバートを倒して先に進むキリトとユージオの前にリネル、フィゼルと名乗る二人の少女に出会います。
なんでこんなところに少女が?と思いつつも朗らかな会話を交わしているうちにすっかり油断したユージオは麻痺毒を乗せたナイフで切られてしまいます。それに驚いたキリトも隙きを疲れて同じく麻痺毒に倒れます。
彼女たちの名前はリネル・シンセシス・トゥエニエイトとフィゼル・シンセシス・トゥエニナイン、整合騎士でした。
手柄を求める二人はキリトとユージオをわざわざ50階で待ち受けるファナティオ・シンセシス・ツーの前まで運び、そこで見せつけるようにキリトとユージオにとどめを刺そうとしますが、キリトの反撃を受けて倒れます。
二人を怪しんでいたキリトは毒素分解術を準備していたのです。
戦いをそこで見ていろと言って二人にトドメは刺さず、キリトはファナティオと対峙します。
ファナティオの武装完全支配術は剣先から放つ光線。鏡から作り出した剣ゆえの能力です。
寸でのところでキリトに跳ね返された光線が兜を破壊しましたが、その中に見えたのは女性の顔でした。
女性であることを理由に手加減をされてきた彼女は性別にコンプレックスを持っているがゆえ、兜を深くかぶっていたのです。
しかし、数々の女性プレイヤーに負けてきたキリトは手加減なんかしません。男女平等剣。
剣と剣が激しくぶつけ合った後にファナティオは再び光線による攻撃に移ります。今度は部屋全体に光線を、自分の身すら顧みずに乱れ撃ちます。
そのファナティオを止めるため、ユージオは待機させていた武装完全支配術で部屋を氷漬けにします。
整合騎士への憎しみのままに冷気を放ち続けるユージオですが、それでも止まらないファナティオを見て自分は勝てないと悟ります。
そんな彼にキリトが言います。
『お前は整合騎士が憎いからここまで来たわけじゃないだろう。アリスを取り戻したいから愛しているからここにいるんだろう。その気持ちはあいつの正義の劣るもんじゃない』
次回、キリトの武装完全支配術が炸裂します。
#10でライオスとウンベールを襲った時から危うさがあったユージオにようやくフォローが入った形になります。
あらすじではカットしましたが、ユージオへのセリフに続ける形でキリトのこの世界を、敵である整合騎士でさえも救おうとする決意を語ります。
#16 金木犀の騎士
キリトの武装完全支配術は大樹ギガスシダーの姿を思わせる黒く巨大な光線です。
白と黒の光のぶつかり合いは黒の、キリトの勝利に終わります。
重症を負ったキリトはユージオに治療を受けますが、他にも救いたい相手がいます。ファナティオです。
キリトの、ユージオの治療も効かず、キリトの助けを求める叫びにも誰も応えず、万策尽きたと思われた時、キリトはある策を思いつきます。カーディナルに助けを求めることです。
カーディナルから授かった短剣はカーディナルの術を対象に届けるものであり、一本はアリスの足止めをするために、もう一本はアドミニストレータを停止させるためにユージオとキリトに一本ずつ託されました。その一本を使ってしまったのです。
カーディナルは『しょうがないやつだ』と言いながらも願いを聞き取り、ファナティオを治療するために大図書館に引き取ります。
あまりに甘い決断だと言わざるをえません。
しかし、彼の決意からすれば当然とも言える行動であり、筆者としてはそれが成就することを祈るばかりです。
先に進むキリトとユージオはついにアリスと対峙、戦闘になります。
アリスの持つ武器は金木犀の剣。神が創り出した樹、人界にある物で最も古き存在が変質した神器です。
キリトがアリスの足止めをし、ユージオが二人をまとめて凍結させてカーディナルの短剣を使う作戦でしたが、氷漬けにされたままのアリスの抵抗を受けてあえなく失敗します。
その後、キリトとアリスが剣をぶつけ合いますが、その余波で塔の壁が崩壊、二人は転落してしまいました。
#17 休戦協定
前回、壁に空いた大穴から塔の外に放り出されてしまったキリトとアリスは剣一本を外壁に突き立ててなんとかぶら下がっていました。
なぜ自分を助けるのか、こんな所で死んでどうする、なぜ法を破って人を殺めた、無力な人々が虐げられる法が正しいのか、それを決めるのは民ではない等々、切迫した状況ですがキリトとアリスは互いの主張をぶつけ合います。
言い争いは尽きませんが、まずは二人とも塔の内部に生還することを目的として一時休戦となります。
内部への生還を目指してひたすら外壁を登る二人の前(頭上?)に怪物が現れます。
その怪物は《ミニオン》、ダークテリトリーの暗黒術師が使役する使い魔です。
なぜそんな怪物が塔にいるのか。整合騎士の監視をくぐり抜けるなど考えられない。ならば内部の人間の仕業か、それこそ考えられない。
疑問を持ちつつも二人はミニオンを撃退しました。
一方、塔に残されたユージオはキリトとアリスの生存を信じて一人で先に進み、次なる整合騎士と出会います。
さらにもう一方、現実世界ではラース周辺の護衛艦が予定に無い不審な行動を取っているそうです。
と、いうような内容の回だったのですが、
キリトにバカと言われて怒るアリスとか、
気丈だけど高いところはこわいアリスとか、
『私に斬られる前に洗って返しなさい』と言いながら手巾を貸してくれるアリスとか、
そんな具合でアリスカワイイな息抜き回でした。
#18 伝説の英雄
塔を進むユージオは整合騎士ベルクーリ・シンセシス・ワンに出会い、戦闘になります。
ベルクーリが使う神器《時穿剣》、世界が生まれた時から存在する時計《システムクロック》から創り出された時間を貫く武器です。
時穿剣の未来を斬る、つまり斬撃が時間差で襲ってくる能力にユージオは翻弄されますが、奇策を用いてベルクーリに接近、青薔薇の剣の武装完全支配術によって周囲を凍結させます。
さらにこれまでの凍結の力だけでなく、薔薇の力、周囲の天命を奪い取る力を使います。
ベルクーリも自分も巻き込んだ周囲のオブジェクトの天命を青薔薇に吸わせることでベルクーリを倒そうとします。
凍りつくなかでユージオはベルクーリが自分たちの育った村の英雄であることを、整合騎士としての記憶は偽りのものであることを伝えます。
そこに元老長チュデルキンなる人物が現れます。
チュデルキンは騎士として堂々と戦ったベルクーリを罵倒した後に、システムコールでベルクーリを石化、機能を停止させます。
さらに新たな手駒としてユージオに目を付けます。
一方のキリトとアリスは外壁登りの休憩中。キリトが持ってきた饅頭をアリスが神聖術で温め直すほのぼのシーンが描かれますが、キリトがアリスの妹のセルカの名前を口にすると彼女は表情を変えます。
自分に妹がいるという点が強く気になったようであり、他の整合騎士と同じように、自分の記憶が不自然であることを感じていたのでしょうか。
そんな彼女にキリトは自分が見聞きしてきたことを語ります。
そういうわけで次回は総集編です。
騎士然としたキャラクター揃いであったアドミニストレータ側において明らかに異質なチュデルキンの登場と彼に目を付けられたユージオ。
『自分を謀るための話であると思ったら斬る』と前置きしつつもキリトの語る話に強い興味を抱くアリス。
敵味方の関係も変わってきそうな話の転換点になりそうです。
#18.5 リコレクション
総集編です。キリトがアリスに真実を語るという形でこれまでの物語を振り返ります。
その話の中では整合騎士になる以前のアリスの話だけでなく、キリトがカーディナルと話したこの世界の真実についても触れています。
キリトは最後に『この世界の全てを救うために俺に力を貸してほしい』と付け加えて話を終えます。
これを聞いてアリスは何を思うのか。
記憶を取り戻そうとするか、力を貸してくれるか、あるいはキリトを斬って捨てるのか。
#19 右目の封印
キリトから真実を告げられて動揺、反論しつつも、それを認めざるをえなくなります。
さらにキリトはアリス・ツーベルクの人格を取り戻した時、アリス・シンセシス・サーティの人格は消滅するとも告げます。
人格が消滅する前に一目でいいので妹に会わせてほしい、それだけをキリトと約束してアリスはアドミニストレータ、そしてこの世界を作った神々ラースへの反逆を決意します。
しかしその時、
アリスにも施されていた禁忌目録の封印が発動します。
それをも乗り越え反逆を宣言した時、アリスは右眼から血を吹き出しながら封印を乗り越えました。
一方、ベルクーリとの対決のなかで自らも氷漬けにして気を失ったユージオは塔の最上階に連行され、そこで眠っているアドミニストレータと対面します。
アリスに使うべきカーディナルの短剣をここで使うべきか、葛藤しているうちにアドミニストレータは覚醒します。
アドミニストレータはユージオの記憶の隙間に偽りの記憶、キリトとアリスが自分の知らない関係を持っていたという光景を埋め込み、ユージオを籠絡します。
ユージオは自分の行動が間違っていなかったのか悩みを抱きつつも、アドミニストレータの腕に包まれながらある神聖術を唱えさせられます。
筆者が予期していた希望と懸念、アリスが仲間になってくれること、ユージオが敵になることが現実になりそうです。
ユージオは本当にアドミニストレータの手に堕ちてしまったのか。
ちなみにこの回以降、アドミニストレータは何故か全裸です。
眼福、もとい絶対なる支配者としての超然的な印象を与えます。
#20 シンセサイズ
眼帯アリス。止血が精一杯で今は治療できないのですが、それでけでなく反逆の決意としてしばらくはこの痛みを感じたいと語ります。
彼女の決意の現れです。
目を覚ましたアリスはユージオを探すキリトともに塔の内部を探索します。
ユージオとベルクーリが戦った場所に辿り着き、そこで石化したベルクーリを発見、その手口から元老長チュデルキンと整合騎士の間で対立があったことを知ります。
石化しつつも必死に喋るベルクーリからユージオが塔の最上階にいることを聞き、先を急ぎます。
その道中で元老たちの、禁忌目録が破られないか監視される役目を持った者たちの居室に辿り着きます。
そこで見たあまりにも非人道的な光景にアリスは怒りを顕にします。
その先で出会った元老長チュデルキン。道化のような衣装、それに違わず嗜虐的な嗜好の人物であり、嫌悪感を煽ります。
彼を締め上げて情報を斬っき出した後に先へ進み、ついにユージオと対峙します。
シンセサイズを終えたユージオは完全に記憶を操作され、ユージオ・シンセシス・サーティツーを名乗る彼と戦うことになります。
シンセサイズを終えたはずのユージオですが、アリスの名を聞いてかすかに表情が陰ります。
他の整合騎士と同様に不自然な記憶を指摘することで目を醒ますことができそうですが、はたして。
#21 三十二番目の騎士
整合騎士ととしての力を存分に使うユージオを見てアリスは力を貸そうとしますが。キリトはそれを断ります。
戦いが終わった後に自らの愛剣に名前をつけると胸中で語りながら、その剣とともにユージオとの一騎打ちに望みます。
キリトは戦いのなかで必死にユージオに語り続けると、ユージオの額に三角柱、記憶を操作するためのモジュールが現れそうになります。
ユージオは記憶を揺さぶられながらも部屋中を氷漬けにし、キリトとアリスを凍結、一騎打ちに勝利しました。
戦いを終えてアドミニストレータの居室に戻ったユージオは再びアドミニストレータの胸に抱かれます。
アドミニストレータは再度シンセサイズしようとしましたが、ユージオはそれを拒絶、カーディナルの短剣をアドミニストレータの胸に突き立てようとしますが、それは防がれてしまいました。
ユージオは先の戦いのなかで既に正気に戻っていました。
凍結も手加減したものであり、氷が解けたキリトとアリスも最上階に駆け付けます。
そこでアリスは整合騎士としての思いの丈をアドミニストレータにぶつけますが、アドミニストレータは彼女の思いも意に介さず、アリスたちを封印を破った観察対象としか見ていません。
チュデルキンに三人を無力化することを命じ、チュデルキンは炎の魔人と姿を変え、キリトたちに襲いかかります。
想いが通じたユージオと聞く耳を持たないアドミニストレータ。この対比により、アドミニストレータが既に人間でない超越した存在であることが改めて示されました。
また、切り札のカーディナルの短剣も無効でした。
切り札も効かず、この難関をどう突破していくのでしょうか。
#22 剣の巨人
炎の魔人となって襲いかかるチュデルキン。元の姿も体外ですが、こっちの姿もこれはこれで不気味です。
圧倒的な力を持って襲いくる魔人ですが、アリスとユージオが必死に隙きを作り、その間にキリトがギガスシダーの剣に力を込めます。
そして、本気の力の現れか、一時的に衣服をSAO時代の物に変え、ギガスシダーの切っ先から鋭い光線を放ってチュデルキンの本体を撃ち抜き、撃破します。
改めて言葉をかわすアリスとアドミニストレータ。
シンセサイズを、自分の意のままに整合騎士を操ることこそが愛だと語るアドミニストレータの言葉をアリスは否定し、愛を拒絶します。
その会話に割って入ったキリトの言葉を聞き、アドミニストレータがUWの外の世界から来た存在であることに気づきます。
キリトは世界の真実を叩きつけます。
『アドミニストレータが自分だけ生き延びればいいのか、生き延びて全てをリセットしたうえで最初からやり直せばいいのか、そんなことをしても現実世界の人間にリセットするだけだ』
しかし、アドミニストレータはそんなことは知っている、自分はそれさえも乗り越えて見せると言い放ち、自分の最終兵器、多くの神器から造りだした魔人ソードゴーレムを呼び出します。
その圧倒的な力の前にキリトとアリスは倒れます。
次は自分の番かと怯えて竦むユージオに声が届きます。今もキリトに付いて来ていた小蜘蛛のシャーロットです。
シャーロットがその身を犠牲にして時間を稼いでいる間にユージオは短剣を使ってカーディナルを呼び出します。
役者が揃い、ついに最終決戦が始まります。
アドミニストレータの偽りの愛、フラクトライトすら持たないシャーロットとの間にも芽生えた絆。
神を気取るものと人間たちのどちらが勝つのか。
なお、キリトとアドミニストレータの問答の中で、UWが現実世界の人間に造られたように、キリトたちの世界も上位の存在に造られた物なのではないかと指摘されます。
メタ的な話をすればまったくもってその通り、ソードアート・オンラインは川原礫氏によって造られた物語です。
しかし、物語的な意味でも作中に上位の存在が登場するのではないか、その可能性が示されたエピソードです。
さらに、視聴者である我々の世界も何者かに造られたのではないか、なんだか哲学的な話になってきますね。
#23 アドミニストレータ
ソードゴーレムを構成する神器を動かすのは整合騎士から奪われた記憶。その神器は整合騎士が愛した人々を犠牲にして造りだしたもの。ソードゴーレムを動かしているものは愛する人々を求める整合騎士たちの想い。
アドミニストレータはさらに多くの人々を犠牲にしてソードゴーレムを量産し、負荷試験を乗り越えるだけでなく、現実世界に侵攻するための戦力にすると言ってのけます。
その非道に、人々の愛を利用するアドミニストレータの行いに四人は激昂します。
しかし、アドミニストレータを修正する機能しか持たないカーディナルはソードゴーレムを攻撃できません。
敗北を悟ったカーディナルは自分の命を差し出すことを条件に残りの三人に手を出さないようにアドミニストレータに約束させます。
何もできず倒れたカーディナルに対して、自分の使命を悟ったユージオは自分を剣に、ソードゴーレムと同質の存在に変えるよう頼みます。
カーディナルは自分が施す最後の術式としてその願いを聞き入れます。
ユージオは神器になり、その彼を愛する整合騎士、アリス・ツーベルクの記憶と一つとなります。
神器となったユージオはソードゴーレムを撃破、アドミニストレータにも決死の抵抗を試みますが、彼女の右腕を斬り落としつつも破壊されてしまいます。
ユージオを失い茫然自失となるキリトに剣を向けるカーディナルですが、身を挺してキリトを守るためにアリスが飛びかかります。
キリトの脳裏にかつてのSAO事件の、ヒースクリフから自分を守ったアスナの姿が浮かび、自分は何度同じ過ちを繰り返すつもりかと再起し、剣を持って再び立ち上がります。
様々な人々の想い、命を背負ってキリトはアドミニストレータとの決戦に臨みます。
前回から愛の姿についてが一つのテーマになっています。
その答えとしてアドミニストレータの歪んだ愛に対してユージオとアリスの愛が打ち勝ったという結末です。
その犠牲はあまりにも大きいものでした。
#24 ぼくの英雄
キリトはイメージの具現化により、衣装がかつてのSAO時代の《黒の剣士》の姿になります。
そしてギガスシダーの剣とユージオから受け継いだ、血によって赤くなった青薔薇の剣を持って二刀流の構えを取ります。
勝負は拮抗しますが、ユージオの激励も受けてキリトは右腕を斬り落とされつつも勝利します。
敗北したアドミニストレータはシステムコンソールを使い、現実世界への逃亡を図りますが、自分も連れて行ってくれと燃えるチュデルキンに抱きつかれ、その炎に身を焼かれます。
こうして戦いは終わりました。
戦いが終わったキリトはユージオの治療を試みますが既に手の施しようがなく、別れの時を迎えます。
ユージオはかつてキリトとユージオ、アリス・ツーベルクの三人で過ごした本当の記憶を取り戻し、キリトのギガスシダーの剣に《夜空の剣》と名を付け旅立っていきました。
その後、キリトはシステムコンソールを用いて現実世界への連絡を試みますが、そこから聞こえるのは銃声。
キリトは菊岡を問い詰めようとしますが、菊岡はキリトに『アリスを連れて《ワールドエンド・オールター》に行け』と伝えます。
その直後、キリトは雷撃のような何かに撃たれ、アスナの幻影を見ながら意識を失います。
UWでの戦いは一応の決着がつきましたが、現実世界で急展開を迎えての第1部完となりました。
#01で描かれて以降音沙汰の無かったGGOでのPK集団、#17での護衛艦の不審な行動などの現実世界での描写が爆発した結果でしょう。
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