2022年7月4日発売の週刊少年ジャンプ31号に掲載の「僕のヒーローアカデミア」第358話のネタバレをご紹介します。
ヒロアカネタバレ358話
ヒロアカネタバレ358話|死柄木の脅威
第358話は、少し前の天空の棺の中での出来事に遡ります。手や指を無数に増幅させた死柄木はその手を操りながら、「逃げるだけか?」とヒーローたちをあおります。
そんな中、不意討ちを食らった天喰に波動が一瞬心配を見せましたが、自身も襲ってくる死柄木の攻撃をかわすことに集中するしかありませんでした。ベストジーニストも一本の繊維を使って逃げ続けていました。
いくら攻撃しても襲い掛かってくる無数の手に、ベストジーニストは「動き続けろ!」と他のヒーローたちに指示を出します。
エッジショットはいくつかの指を切り落としながら死柄木の本体を探しますが、その最中に死柄木のこの手には『崩壊』の個性が宿っていないように感じていました。そしてエッジショットの疑問を裏打ちするように、死柄木の意識を乗っ取ったオールフォーワンが口を開きます。
ヒロアカネタバレ358話|問いかける死柄木
エッジショットの発言を聞きつけ、オールフォーワンの”個性”が定着すればする程、内に蓄積された”個性”群や多様な外的環境に見合うよう、身体が最適な形態を模索していると言う死柄木。
「この身体と力で 全てが僕の掌の上となる」「僕かそれ以外の世界が生まれる」と口にする死柄木は、姿・形・能力が規格を失う程に分かたれたこの世界の行き着く先は断絶と崩壊と続けます。
大きすぎる差異は不理解を生み、不理解は畏れと排斥を生むとの言葉を、汗を流しながら聞く爆豪。その結果が今であると言う死柄木は、ヒーローにこう問いかけます。
「僕が統括すれば皆等しく被搾取側だ!」「ヒーローの望む平和な世界に一歩近づくとは考えられないか!?」
ヒロアカネタバレ358話|爆豪の新必殺技!
銃を撃ちながら爆豪は、自分以外にも全力を尽くしている物間や相澤先生、上鳴や八百がサポートしてくれていることを考えます。そしてかつて自分が敵に襲われていた時、無個性だったデクが助けてくれたことを思い出しました。
「理解の欠如は恐怖と拒絶をもたらす」というオールフォーワンの言葉を思い出し、爆豪はその言葉を受け入れました。しかし自分はそれを乗り越えたのだと、先に進むために乗り越えるべきものだったと言い、先を進む者にとって乗り越えなければならなかったのだと叫びます。
そして爆轟は技を放つために自身の体を回転させながら、死柄木に対して「よって余計なお世話だ 指金玉野郎!!!」と言い放ちます。笑
爆豪の発言を受けて「大・爆・殺・神…ダイナマイト!!」と思わずベストジーニストが口にする中、爆豪は必殺技「ハウザーインパクト クラスター」を放ち、ついに死柄木の目前へと迫るのでした。
ヒロアカネタバレ358話まとめ
今回で死柄木の意識がまたしてもオールフォーワンに乗っ取られてしまいました。無数の手や指がヒーローたちに襲い掛かり、流石のベストジーニストも本体である死柄木に向かっての攻撃ができないようでした。
そこに意識を乗っ取ったオールフォーワンが、自分の望む世界を語ります。理解できないものに対する拒絶というのは爆豪の心に刺さり、それを理解する身にとっては痛いほど共感ができたのでしょう。
だからこそこれは乗り越えるべきものであると、乗り越えるべきものであったと叫び、遂に死柄木へと爆豪が迫ります。果たして爆豪の拳は死柄木に届くのでしょうか。
死柄木の体に起きているオールフォーワンによる同調による暴走を、爆豪たちは食い止めることができるのでしょうか?
ヒロアカ359話の確定情報が出てきましたら、随時情報を更新していきますので、お楽しみに。