【転スラ】魔王レオンはリムルの仲間になる?意外な人物像や強さ・究極能力を解説
出典:『転生したらスライムだった件』(Ⅽ)伏瀬/講談社

レオン・クロムウェルは、転スラに登場する魔王の1人です。
物語の初期で主人公・リムルの敵のように描かれていますが、意外な関係になっていきます。

レオンの強さや究極能力、意外な人物像について解説します。

【転スラ】レオン・クロムウェルとは?

白金の悪魔(プラチナムデビル)と呼ばれる魔王

公式サイトのレオン・クロムウェル
出典:『転生したらスライムだった件』(Ⅽ)伏瀬/講談社

 

名前レオン・クロムウェル
EP不明
種族人間→人魔族デモンノイド
称号白金の悪魔、白金の剣王
究極能力アルティメットスキル純潔之王メタトロン光輝之王スーリャ
ユニークスキル守護者ガーディアン(Web版のみ)
声優福山潤

 

レオンは、白金の悪魔として恐れられる魔王の1人です。
ブロンドの長髪とブルーの瞳の持ち主で、女性と勘違いされるような美しい外見をしています。

また、召喚された異世界人ですが、どんな世界からやって来たのかは不明です。
元々は人間であり、勇者になってから魔王になるという奇妙な人生を歩んでいます。

黄金郷エルドラドを領地に持つ

鋭い視線を向けるレオン
出典:『転生したらスライムだった件』(Ⅽ)伏瀬/講談社

 

レオンの領地は、南の大陸にあるとされる黄金郷エルドラドです。
転生したらスライムだった件の舞台の土地から船に乗らないと行けない土地で、オーストラリアよりも広い大地とされています。

元の世界にいた頃のレオンは建築家志望だったらしく、エルドラドの町並みは非常に美しいようです。


実は仲間から慕われる優しい人物

到着したレオン
出典:『転生したらスライムだった件』(Ⅽ)伏瀬/講談社

 

作品内序盤の描写から冷酷にも見えるレオンですが、実際は暖かい心の持ち主です。

エルドラドは元々行き場のない魔物や孤児を集めてできた国で、レオンは彼らを守ろうとしています。
エルドラドには侵入者を迎撃するための魔法が施されており、住民が安全暮らせるように配慮されています。

レオンは目的のためには手段を選ばないと決めたことから、自分で魔王と名乗るようになりました。
そのため、わざと悪人のように振舞うことがありますが、性格を理解する友人や仲間からはかなり信頼されています。

【転スラ】レオンの強さ・スキル・能力を解説

超一流の剣士で勇者としても覚醒している

レオンの横に立つシズ
出典:『転生したらスライムだった件』(Ⅽ)伏瀬/講談社

 

レオンは超一流の剣士で、剣での戦闘なら作中でもトップクラスの強さです
魔王ですが勇者として覚醒しており、本気になった際は勇者時代の武器を使用して戦います。

聖炎細剣フレイムピラーは神話級、黄金円盾ゴールドサークルは伝説級と、真の勇者に恥じない装備です。
また、魔法科学の基礎理論を生み出したシルビアの弟子ということもあり、魔法に関してもかなりの実力を持ちます。

天使系の究極能力を持つ

レオン・クロムウェル登場
出典:『転生したらスライムだった件』(Ⅽ)伏瀬/講談社

 

レオンは天使系の究極能力でも、上位のスキルとされる七つの美徳一つである純潔之王を所持しています。
物質やエネルギーを構成要素に分解し、崩壊させることが可能です。

泥水を泥と水に分けるようにあらゆるものを分解可能で、レオンに触れたものは魔法であっても分解されてしまいます。
ほとんどのものを崩壊させるため、攻撃にも防御にも利用できる強力なスキルです。

ただし、本来は天使が持っていたスキルのため、天使長の支配で操られる危険もあります。
後にシエルの能力改変によって、レオンの究極能力はより強力な光輝之王に進化しました。


レオンの技一覧

勢ぞろいした魔王
出典:『転生したらスライムだった件』(Ⅽ)伏瀬/講談社

 

百裂砕光霊覇ハンドレッドブレイカー魂まで滅ぼす霊子崩壊ディスインテグレーションを複数発動させる大技
光輝之王獲得後に使用
百裂閉光霊檻ハンドレッドプリズン閃光の檻で相手を閉じ込め動きを封じる

【転スラ】レオンの過去

クロエと共に異世界から召喚されて勇者に

レオン・クロムウェル登場
出典:『転生したらスライムだった件』(Ⅽ)伏瀬/講談社

 

レオンは300年ほど前にクロエと一緒に別の世界から召喚されましたが、間もなくクロエの姿は消滅してしまいます。
クロエは、未来に飛ばされていたのです。

レオンはクロエを取り戻すために、精霊女王のラミリスに会いに行きます。
ラミリスにクロエの召喚を願いますが、特定の人物を呼び出すのは不可能でした。

レオンは、ヒカリの精霊と一体化して勇者に
さらに、レオンはラミリスの元にいた炎の上位精霊イフリートを奪うことなり、彼女からは怒りを買っています。

クロエを探す目的で召喚魔法を使用

リムルの部屋を訪れるクロエ
出典:『転生したらスライムだった件』(Ⅽ)伏瀬/講談社

 

クロエが元の世界に戻っている可能性も考えたレオンは、自分で召喚魔法を使うようになります。
レオンは、66年に一度の周期で子供達を召喚する儀式を行うことに。

レオンが長期間子供の召喚を続けたことで、戦力強化のために異世界人を集めていると誤解されるようになります。

純潔之王でカザリームを倒し魔王と認められる

レオンを思い出すカザリーム
出典:『転生したらスライムだった件』(Ⅽ)伏瀬/講談社

 

レオンはカザリームとの戦いで、アルティメットスキルを獲得して魔王と認められます。
レオンはクロエと再会するためならどんな手段も行うと決心し、自らを魔王と名乗ることに。

レオンは召喚魔法を成功させるために、各地の魔人を倒してその知識を略奪する生活を送っていました。
レオンは、いつの頃からか金髪の悪魔と恐れられるようになります。

ある時、呪術王カザリームが、魔王を名乗るレオンを襲撃
カザリームとの戦いは長期間に及びますが、レオンの勇者の卵が孵って純潔之王に開眼。

霊子を分解させる究極能力の前に、カザリームは消滅しました。
当時の魔王を倒したレオンは、正式に魔王と認められることになりました。

カザリームに関しては以下の記事で詳しく解説しています。
興味のある方はぜひチェックしてみてください。

日本からシズを召喚する

召喚されたばかりのシズ
出典:『転生したらスライムだった件』(Ⅽ)伏瀬/講談社

 

子供の召喚を続けていたレオンは、偶然日本人のシズを召喚することになります。
レオンはシズを見て「失敗」と口に出しますが、死にかけていたシズにイフリートを宿らせて命を助けました。

シズを召喚してから数年後、レオンの城は勇者クロノアの襲撃を受けます。
レオンが魔王になったことで、人類を守る勇者に狙われることになったのです。

レオンは戦わずに城を捨てる決意をし、シズに後を任せて撤退します。
クロノアと戦ったシズは敗北し、クロノアに保護される形になります。

【転スラ】レオンと関係の深いキャラクター

クロエ・オベール

公式サイトのクロエ
出典:『転生したらスライムだった件』(Ⅽ)伏瀬/講談社

 

クロエ・オベールは、レオンと一緒に召喚された異世界人で幼馴染です。
レオンにとって最愛の存在で、親のいないクロエを守るために彼はユニークスキルに目覚めるほどでした。

レオンが魔王になったのも、どんな手を使ってもクロエと再会しようする執念故です。
再会後はクロエの前ではデレデレになっており、レオンの溺愛ぶりが見えます。

ただし、クロエにとってレオンは近所のお兄ちゃんという扱いで、クロエの好意はリムルに向けられています。

クロエに関しては以下の記事で詳しく解説しています。
興味のある方は是非チェックしてみてください。

シズエ・イザワ

爆炎の支配者と呼ばれるシズ
出典:『転生したらスライムだった件』(Ⅽ)伏瀬/講談社

 

シズエ・イザワは、レオンに召喚された日本人の少女です。
レオンは彼女にイフリートを憑依させ、シズと名付けもしています。

しかし、シズがイフリートのせいで友達を死なせたこともあり、レオンは彼女から恨まれています
レオンが口下手だったことも、シズに誤解された原因でしょう。

レオンは顔に出しませんが、シズが死んだことも悲しいと思っています。

シズエ・イザワに関しては以下の記事で詳しく解説しています。
興味のある方はぜひチェックしてみてください。

リムル=テンペスト

公式サイトのリムル
出典:『転生したらスライムだった件』(Ⅽ)伏瀬/講談社

 

主人公のリムルとレオンは、シズの縁で知り合った関係です。
また、リムルが、クロエの教師になっていると言う意味でも奇妙な因縁があります。

レオンがシズにイフリートを宿らせて苦しみの原因を作ったことで、リムルから獲物とまで言われていました。
リムルからは一発殴られていますが、お互いの性格を知ったことで良好な関係を築いています

クロエがリムルに好意を持っていることに関しては複雑なようですが、彼女を任せられる相手としても認めています

【転スラ】レオンの登場シーンや活躍を紹介

ワルプルギスに参加しリムルと出会う

リムルにシズの姿を思い出すレオン
出典:『転生したらスライムだった件』(Ⅽ)伏瀬/講談社

 

レオンは魔王の宴ワルプルギスに出席し、初めてリムルと出会っています。
レオンは一目見てリムルの姿からシズを思い出し、懐かしいと感じていました

しかし、シズの件でレオンに敵意を持っているリムルは、一発殴らせろと要求します。
この時、レオンは殴られるいわれはないと拒否しますが、リムルを城に招待すると約束します。

わずかな時間の会話でしたが、この時の態度を見てレオンはある程度リムルを認めていました。

リムルと敵対せずに和解

レオンに話しかけるリムル
出典:『転生したらスライムだった件』(Ⅽ)伏瀬/講談社

 

リムルから敵意を向けられていたレオンですが、争うことはなく和解しました。
話し合うつもりでいたレオンですが、リムルが子供を売ろうとしていると言う話を聞かされます

それは、情報提供者が、レオンとリムルを対立させようとする陰謀でした。
しかし、レオンは騙されずに、話に違和感を持ちます。

2人は対立せずに、共通の敵を倒すために協力します。

勇者となったクロエと再会

小説11巻表紙のクロエ
出典:『転生したらスライムだった件』(Ⅽ)伏瀬/講談社

 

ルべリオスに来たレオンは、真の勇者となったクロエと再会します。
ついにクロエを見つけるレオンですが、彼女は目の前で消滅。

成長したクロエの別人格であるクロノアと戦うことになりますが、レオンはヴェルドラと協力して足止めします。
リムルが、クロノアの中にいたクロエとヒナタを復活させることに成功。

レオンは、成長したクロエと再会することができました。
しかし、クロエがいきなりリムルに抱き着いたのを見て、一悶着起きています。

【転スラ】レオン・クロムウェルについてまとめ

魔王レオン・クロムウェルについて解説しました。
レオンは、元魔王から勇者になったという他作品ではなかなか無い設定のキャラクターです。

リムルとは複雑な関係ですがお互いを認め合い、頼りになる協力者になっていきます。

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