週刊少年ジャンプ2022年7月25日(月)発売号の『ワンピース』本誌1054話のネタバレをご紹介します。
ワンピース1053話前回のおさらい
ワンピース1053話ではルフィ、キッド、ローの懸賞金が30億と判明し、さらに新四皇にシャンクス、黒ひげティーチにルフィ、バギーが加わりました。
また、緑牛の素顔が公開され、緑牛によってキングとクイーンが捕らえられましたね。
さらに飛徹の正体が光月スキヤキと判明し、古代兵器プルトンがワノ国にあることが明かされるなど公開情報が満載でした。
ワンピースネタバレ1054話の考察
ワンピースネタバレ1054話の考察|四皇になったバギーの今後とは?
1053話で新しい四皇の手配書が出回り、その面々にワンピース世界の市民だけでなくワンピース読者の我々にも大きな衝撃を与えました。
その中でも読者の皆さんが一番おどろいたのは、やはり「バギーが四皇になった」という事ではないでしょうか。
素直に言うと、「なんでバギーが?」という状態ですよね。
このバギーが四皇になった理由については本記事でも考察していますが、詳しい理由は明らかになっていません。
つまり、連載再開後は「バギーが四皇になったきっかけ」が描かれるはずで、今後のワンピースの物語にもがっつりかかわってくることが確定したわけです。
連載再開の1054話では、恐らくルフィ達も自身の手配書を確認し他の四皇についても知ることになるでしょうから、麦わらの一味もほぼ確実に「なんでアイツが!?」という話になると思います。
もしかしたらその場で、新聞や事情を知っている人から情報を聞くなどして、バギーの活躍が判明するかもしれません。
また、考察が好きな読者の皆様ならご存じの通り、この四皇のメンバーについては25巻の表紙ですでに伏線が張られていたため、バギーの四皇は当時からの構想と思われます。
ワンピース最終章では「空白の100年」と同じような「大戦」が起こると考えられていますので、今回の件で、バギーがその戦に参戦することがより確実となったでしょう。
ワンピースネタバレ1054話の考察|外がメチャクチャな理由の一つはサボの事なのか?
1053話では、新しい四皇の手配書が出回り、大混乱が起きている市民の様子が描かれていましたが、手配書のシーンをよく見るととある街の建物の壁に大きく引き伸ばされたサボの写真が貼ってありました。
また、同じく1053話ラストの緑牛”アラマキ”のセリフ
「外の世界はメチャクチャだぞ…………」
からも、ルフィ達がカイドウ達と大戦争を繰り広げている間に起った事件に、サボが関係しているのは間違いないでしょう。
サボといえば、天竜人の奴隷となった同志バーソロミュー・くまを奪還するため、レヴェリー4日目にマリージョアに侵入していました。
加えて、世界経済新聞を発行しているモルガンズによると、その時の報道は「死者発生」「議決結果」「殺人未遂」について書かれていると判明しています。
「議決結果」はレヴェリーでの結果の事でしょうから、まず間違いなく、この大事件は「死者発生」「殺人未遂」のどちらかでしょう。
そして、この世界経済新聞を読んだダダン達が
「生きてるって知ったばかりなのに!!」
と号泣しているので、恐らく「死者発生」とはサボのことである可能性が高いでしょう。
ただ、ダダン達が言った通り「死んだと思われていたサボが実は生きていた」というトリックはワンピースであまりにも重要な意味を持っていたため、本当に死んだわけではなく、世間に死んだと思わせるためのフェイクだったという可能性も考えられます。
ワノ国編は1053話で一段落つきましたので、1054話では世間の騒動についても描かれるかもしれません。
ワンピースネタバレ1054話の考察|サボの事件以外に外の世界で起きていることとは?
1053話ラスト、緑牛”アラマキ”が
「外の世界はメチャクチャだぞ…………」
と話していました。
そのメチャクチャな理由のうちの一つが、上記で紹介した「サボの安否に関わる事件」で、これが「死者発生」に関する内容だと思われます。
ではその他の「議決結果」「殺人未遂」では、どのようなことが起こっていたのか。
まず、「議決結果」も前述の通りレヴェリーでの結果のことを指していると思われ、その具体的な内容は
- ”王下七武海”制度の完全撤廃
です。
この議案を提起したのはアラバスタとドレスローザの国王で、大多数の賛同を得て可決しています。
これを受けて海軍は早速動き出しており、ミホークやハンコックなどは追われる立場となったため、ワンピース最終章に向けて「海軍 vs 海賊」という構図がより一層強まる結果となりました。
次に「殺人未遂」に関する記事の内容ですが、こちらは情報が少なく、考察も分かれるところです。
しかし本記事では、
- アラバスタのビビに関する事件
のことだと考察します。
その理由が五老星(とイム様)とアラバスタの関係があまりよろしくない可能性があるという事です。
五老星はコブラから面会を求められたときネフェルタリ家を「裏切り者」と表現しており、イム様が初登場時の時にはビビの写真を手にしていました。
また、五老星がイム様に対して
「歴史より消すべき”灯”がまたお決まりでしょうか?」
と問いかけているシーンも存在します。
ワノ国での戦争が落ち着ついたので、1054話ではルフィ達が世界経済新聞を読んで様々な事件が判明する可能性がありそうです。
ワンピースネタバレ1054話の考察|緑牛の行動は政府にとって最悪な事?
1053話では、ワノ国で宴が盛り上がる中、緑牛が花の都に迫っているところで終わりました。
これまで緑牛は、マリージョアで藤虎と会話していた時しか登場していなく、その時は赤犬に藤虎を捕まえて追い出すという命令を従わずにいたので、藤虎のように赤犬に盾突く人物かと思われていましたが、ワノ国に来た緑牛は、赤犬の思想が好きなようで褒められたいようでした。
また、キングやクイーンを自分の能力で力を吸い上げていたりと、意外に硬派なように見えました。
しかし、赤犬の思想が好きでも、赤犬は緑牛に絶対に余命なマネはするなと言っているのに、軍艦一隻をワノ国に回そうとしたり、ルフィの首を取ろうとしたりと余計なことをたくさんしています。
恐らく、赤犬にバレずに手柄を取って後で褒められようと考えているかもしれません。
そのため、世界政府はロビンを捕縛しようと動いてくるはずですが、赤犬に褒められようとすべての手柄を取ろうとする緑牛が自分がやるからと世界政府すらも邪魔するのではないかと考えます。
赤犬に褒められようと動く緑牛が、赤犬にバレずにこっそりすべての手柄を取ろうとしますが、それが仇となって、結局政府にとって都合の悪いことになり、藤虎のように政府の敷居を跨がしてもらえなくなるのではないでしょうか。
ワンピースネタバレ1054話の考察|緑牛の悪魔の実は何の実なのか
緑牛が食べた悪魔の実が一体何の実なのか、まだ判明してはいませんが前述のように「植物」に関連していることは間違いありません。
ただ、植物であることが判明したといってもあまりに種類が多いので、ここでは見た目や能力から悪魔の実のモデルを考察します。
候補一つ目:たんぽぽがモデル
一つ目の候補はたんぽぽです。
理由は「見た目」「根が長く再生力が優れている」「繁殖力が旺盛」「光合成をする」という点で、緑牛の能力にとても似ています。
ただ、ドレスローザ編で登場したマンシェリー姫のチユチユの実がたんぽぽに関連しているので、同じ植物をモデルにするかというのが難点です。
候補二つ目:シンプルに草がモデル
もう一つの候補は単純に草で、理由は「周囲が緑化した」という点です。
一つの植物に限定してしまうと1053話で周囲が緑化していたシーンの説明が難しくなってくるので、ロビンのハナハナの実のようにクサクサの実という広い定義の悪魔の実があっても不思議ではありません。
ワンピースネタバレ1054話
ワンピースネタバレ1054話|サブタイトルは「炎帝(えんてい)」
ついに最終章に突入したワンピース1054話のタイトルは「炎帝(えんてい)」です。
炎帝とは、メラメラの実の能力を有しているサボのことのようです。
サボは炎帝として市民に崇められているようです。詳細は下記に記載していきます。
ワンピースネタバレ1054話|赤鞘+ヤマトvs緑牛アラマキの戦闘勃発!
前話1053話では、緑牛はルフィの首をとって赤犬に褒められたいと言って宴会場に向かっていました。
1054話では、緑牛が赤鞘たちの前に立ちはだかります。緑牛は天竜人のことをこの世の神と言っており、世界政府に加盟していないワノ国には人権がないと言い放ちます。
また、緑牛は、世界政府の非加盟国であるワノ国を見下し、差別することは安堵することだという考え方を持っているようです。
そして、赤鞘たちにモリモリの実の「森人間」であることを明かし、地中から森を生やして襲いかかります。
緑牛は非加盟国のワノ国では、何千人殺そうが法に触れないと言い、暴れまわります。赤犬同様かなりねじ曲がった考え方を持っているようですね。
そこにヤマトとモモの助が到着し、ヤマトは緑牛に覇気を纏った金棒で攻撃します。
すかさずモモの助もボロブレスを打ちますが、スカ打ち。現在の実力ではホロブレスは打てないようです。
そして何故か、モモの助はヤマトに戦わないように言い放ちます。真意は何なのでしょうか。
モモの助と緑牛は繋がっているのでしょうか?
ワンピースネタバレ1054話|シャンクスがワノ国近海の海に!
シャンクス率いる赤髪海賊団がワノ国近くの海にいることが判明します。
赤髪海賊団の船内ではラッキールウがルフィに会いに行こう!と言い、ヤソップもまだウソップに会う心の準備ができていないけど会いたい様子です。
しかし、シャンクスはルフィに会う気がないと言い放ちます。
どうやらシャンクスの縄張りでルフィの子分のバルトロメオが赤髪海賊団の海賊旗を燃やし、麦わら海賊団の海賊旗に変えたようです。
そのケジメがつかないため、立場上会わないとのことでしょうか。新四皇になったルフィを対等の海賊として認めているようですね。
そして、シャンクスは「ワンピース(ひとつなぎの大秘宝)を取りに行こうか」とベックに言い放ち、シャンクス達の場面は終わります。
また、今回シャンクスの回想によって、ゴムゴムの実は当時のCP9の乗っている船から奪ったことが判明しました。
さらに、シャンクスはルフィの手配書(ギア5のニカ状態)を見て「これが・・」とつぶやいているため、ゴムゴムの実が覚醒するとニカになることを知っていた様子です。
ワンピースネタバレ1054話|サボがクマを奪還!しかしコブラ殺害の濡れ衣に
世界会議(レヴェリー)終了後に、アラバスタ王国に関する何かしらの事件が起こったとガープが発言していましたが、どうやらその事件はコブラの命が奪われたものだったみたいです。
そのコブラを殺害したのが、サボだと報道されているようです。
また、革命軍はその数時間前に天竜人の居住区「神々の地」にて世界貴族のシンボルである「天駆ける竜の蹄(ひづめ)」を破壊し宣戦布告しました。
サボと革命軍の軍隊長たちは海軍大将藤虎、緑牛率いる海軍と激突しながらも、バーソロミュー・くまの開放に成功し全員逃げることができたようです。
また、コブラ王の殺害と同時に王女ビビも失踪したようです。その事件の関連性を海軍の犯罪捜査局の局長、黒馬(テンセイ)が調査中とのことです。
ワンピースネタバレ1054話|サボが炎帝として崇められる?
世界会議終了後、王の帰還を狙った「8カ国革命」というのが革命軍によって行われていたようです。
詳細は不明ですが、ある国々を革命によって王政から新しい体制へと変えたのでしょうか。
それに加えて、弟である麦わらのルフィの四皇入りもあり、サボは市民たちに「炎帝」と崇められます。
いまやその人気は革命軍 総司令官 ”反逆竜” ドラゴンを凌ぐ勢いになっているようです。
赤犬はえらい時代に元帥になってしまったと憂う反面、全員返り討ちにしちゃる!と決意したところで1054話は終了します。
ワンピースネタバレ1054話のまとめ
今回はワンピース1054話のネタバレについて紹介してきました。
サボの死亡説が囁かれていた中で、生存していたのにはホッとしましたね。また、バーソロミュー・くまをついに開放できたので、くまの謎が解明される日も近そうです。
緑牛の今後の展開も気になるところですが、シャンクスが出てきたのには驚きましたね。
何故このタイミングで登場し今から「ワンピース」を取りに行こうとしているのかなどこれから考察していきますので、お楽しみに!