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2019年1月に放送されたアニメ「約束のネバーランド」は同名コミックを原作とした作品です。
2020年にアニメ第2期の放送や2020年の冬には実写化も決定しているほどの人気作品です!
少しでも興味のある人の為に、今回はアニメ「約束のネバーランド」1期のあらすじや魅力、感想・評価、さらに無料動画配信情報をご紹介します。
ぜひ本記事を読んで、2期や実写化に備えましょう!
アニメ「約束のネバーランド」とは?
TVアニメ『約束のネバーランド』PV
アニメ「約束のネバーランド」の基本情報
約束のネバーランドは週刊少年ジャンプにて2016年に連載を開始した同名コミックのアニメ化作品です。
2019年1月にテレビアニメ1期が放送開始、閉ざされた世界から脱出しようとする子ども達とそれを阻む大人の攻防が描かれて人気を博しました。
2020年10月には続編である2期の放送が予定されています。
本記事では2期に向けて1期のあらすじや魅力、感想を振り返ります。
アニメ「約束のネバーランド」のあらすじ
『グレイス=フィールドハウス』は親の居ない子ども達がくらす孤児院です。
そこで暮らす子ども達は血の繋がりは無いものの、孤児院を管理するイザベラをママと呼んで慕い、本当の兄弟のように暮らしていました。
しかし、孤児院の実態は鬼の支配する農園であり、子ども達は鬼に食べられるための食用人間であり、ママは農園の監視役でした。
その事実を知ったエマとノーマンは兄弟たちとともに生き延びるために脱獄を目指して計画を立てます。
鬼からに逃げるための子ども達の戦いが始まりました。
アニメ「約束のネバーランド」の主要登場人物
エマ(CV.諸星すみれ)
ハウスで暮らす少女。活発な性格であり、抜群の運動神経と高い学習能力も併せ持つ。
農園の真実を知り、兄弟全員で脱出することを目指して行動を始める。
ノーマン(CV.内田真礼)
ハウスで暮らす少年。冷戦沈着であり、ハウスでもトップクラスの高い知性の天才。
エマとともに真実を知り、脱出計画を立てる。その高い知性から、脱出計画の実質的なリーダーを務める。
レイ(CV.伊瀬茉莉也)
ハウスで暮らす少年。ハウスの中で唯一ノーマンと渡り合える知恵者。
脱出計画に協力するが、エマと異なり全員ではなく優秀な数名での脱出を主張するリアリスト。
コニー(CV.小澤亜李)
ハウスで暮らす少女。人形のリトルバーニーを大切に抱えている姿が印象的。
彼女が『出荷』されるところを見てエマ達はハウスの真実を知る。
ドン(CV.植木慎英)
ハウスで暮らす少年。能力ではエマ達に敵わないが負けず嫌い明るく、家族思いの性格。
エマ達に協力を求められ、計画に参加する。
ギルダ(CV.Lynn)
ハウスで暮らす少女。内気だが冷静で芯が強い性格。
ドンと同じく、エマ達に協力を求められて計画に参加する。
イザベラ(CV.甲斐田裕子)
ハウスのママ(監視役)。子ども達を愛しているように振る舞うが、冷血な鬼の手下。
優秀な監視役であったがエマ達に真実を知られてしまう。しかし、エマ達を処分せず出荷するため、現状維持のために彼女たちと心理戦を繰り広げる。
クローネ(CV.藤田奈央)
ハウスのシスター(補佐役)。イザベラの要請により本部から派遣される。
イザベラにとってはあくまで保険のために呼んだ存在だが、その失態を知ったクローネは彼女を出し抜いてママになろうと画策する。
アニメ「約束のネバーランド」の主題歌情報
オープニングテーマ
Touch off
歌:UVERworld
第12話ではエンディングテーマとして使用されています。
エンディングテーマ
第1話~第8話
絶体絶命
歌:Cö shu Nie
第9話~第11話
Lamp
歌:Cö shu Nie
アニメ「約束のネバーランド」の魅力
魅力①絶望を打開し、希望へと繋げるストーリー設定が素晴らしい!
約束のネバーランドは、第1話から圧倒的な絶望で物語が始まります。
年長のエマとノーマンが、今まで12年間育てられてきた孤児院が鬼用の「人肉農園」だと知ってしまい、さらに、大好きだったママ(イザベラ)も鬼の部下でした。
エマとノーマンは子供たち全員を連れて脱獄することを計画します。
しかし、孤児院には小さな子供もいるので全員を連れて脱獄することは困難です。
さらに、クローネという新たな監視役の登場で脱獄が極めて難しくなります。
ただ、鬼にとって、知能の高い子どもは高級食材になる為、子どもたちは英才教育を受けておりそれぞれに強みがあります。
特に年長のエマ、ノーマン、レイの3人はテストもフルスコアでとても優秀です。
この3人を筆頭に、子供VS大人&食人鬼という極めて不利な状況の中、見事に希望へと打開していくストーリーが約束のネバーランドの魅力です!
魅力②確約された生と死からの脱獄
家畜として大切に育てられる生、家畜ゆえにいつか来る出荷という名の死。
この二つの条件のもとに繰り広げられる脱獄劇が約束のネバーランド1期の魅力です。
コニーの出荷によりエマとノーマンは農園の真実を知りますが、イザベラも真実が漏れてしまったことにすぐに気づきます。
しかし、イザベラは事を荒立てません。誰が真実を知ったかを探りつつも表面上は今まで通り穏やかに子ども達と接します。さらに真実を知ったのがエマ達であると突き止めてもなお、エマ達の口を封じるようなことはありません。
なぜならイザベラにとってエマ達は質の良い大切な商品だからです。出荷に適した年齢、12歳の誕生日まで健康に育て上げて上等な商品を作ることこそが彼女の使命であり、その商品を自ら傷つけることは滅多なことが無い限りはできません。
そのため、エマ達は家畜の身でありながらある程度の自由と生存が保証されています。しかし、脱獄のために越える壁はいくつもあり、誕生日という名のタイムリミットも着実に迫ってきます。その中でエマ達は脱獄を目指し、壁を一つ一つ乗り越えていきます。
生と死に挟まれた家畜としての立場が作り出す独特の緊張感、その中で足掻く子ども達の奮闘が約束のネバーランドの魅力になっています。