【ワンピースネタバレ考察】電伝虫ではない?ベガパンクのメッセージの発信源を考察
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

五老星がベガパンクのメッセージの発信源を破壊しようとしていますが、どこにあるのか一向にわかりません。
発信源は、エッグヘッドにない可能性や電伝虫でない可能性もありそうです。

メッセージの発信源の正体、どこにあるかについて考察します。

ベガパンクのメッセージに関する最新話の展開

覇王色の覇気で気絶する電伝虫
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

五老星が次々に電伝虫を止める

ワンピース最新話では五老星が覇王色の覇気や斬撃で、電伝虫を止める姿が描かれました。

マーズ聖は覇王色の覇気で、近くにいる電伝虫を次々に気絶させています。
ナス寿郎聖は研究層ラボフェーズの一部を切り裂くほどの攻撃を行いました。

前回マザーフレイムの融合炉パワープラントを見つけたため、重要な部分を避けて攻撃できるようになったのかもしれません。

まだまだメッセージは止まらない

激しい攻撃が続き次々に電伝虫は止められていますが、メッセージが止まる気配もありません
とうとうベガパンクは空白の100年の戦いに、世界政府が関わっていたことや古代兵器で世界が沈んだと発言

すぐにメッセージが止まったとしても、十分に世界に衝撃を与える情報を配信したと言えるでしょう。

メッセージの発信源はエッグヘッドの外にある?

メッセージを止められない五老星
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

メッセージの発信源がエッグヘッドにあるとは限らない

五老星はメッセージの発信源はエッグヘッドの研究層だと決めつけていますが、発信源はエッグヘッドの外にあるかもしれません。

ベガパンクはほとんどエッグヘッドから外に出ていないようですが、エッグヘッド外に発信源がある可能性もあります。
ベガパンクはパンクレコーズと世界中の人間の脳を繋ごうとしていました。

パンクレコーズを中継すれば、自分が死ぬと同時に遠距離にある発信源からメッセージを飛ばすこともできそうです。

メッセージ内で「来れる距離ではない」と言っている

ワンピース1110話でサテライトが「来れる距離ではない」と言っているのも、メッセージの発信源がエッグヘッドの外にある根拠になります。

メッセージ内でサテライトは、「中断させたいという者がいたとしても…来れる距離ではないですが」と発言
エッグヘッドに来た者がメッセージを止めようとしても、発信源まで来るのは距離的に無理という意味でしょう。

必然的に発信源は、エッグヘッドから遠く離れた場所にあることになります。
もちろん、このサテライトの発言がミスリードの可能性はありますが。

本当のことを言っているのに五老星が気づかない展開はありそう

「来れる距離ではない」という発言が本当だとしても、五老星は気づかないという展開はありそうです。
五老星は考えの裏を読もうとして、ベガパンクの発言や行動の意味を素直に受け取ることでできていないようにも見えます。

ベガパンクが発信源のヒントを言っているのに気づかないことで、五老星を滑稽に見せようとしているのかもしれません。

メッセージの発信源かもしれない場所を考察

ベガパンクのメッセージが世界中に配信される
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

メッセージの発信源がエッグヘッド外にあったと仮定して、怪しい場所について考察します。


ベガパンクの故郷バルジモア

メッセージの発信源がありそうな場所として、真っ先に考えられるのがベガパンクの故郷バルジモアです。
バルジモアはベガパンクの故郷で、さまざまな発明品や設計図が残された場所でした。

ベガパンクは数十年前にバルジモアを出たと言われており、公には一度も戻っていないようです。
ベガパンクが残した発明品や設計図も、2年前の事故で全て燃えて尽きてしまいました。

しかし、ベガパンクが隠れてバルジモアを訪れていたり、秘密の施設がある可能性も考えられます。
メッセージの発信源が、バルジモアに仕掛けられていてもおかしくはありません

革命軍の拠点カマバッカ王国

現在、革命軍の拠点になっているカマバッカ王国も、メッセージの発信源がありそうな場所です。
ベガパンクは革命軍トップのドラゴンとは友人で、最近も連絡を取り合っています

世界政府と敵対するドラゴンと連絡を取ること自体が問題のはずですが、ベガパンクが連絡を取っていることはバレていないようです。

秘密裏に連絡が取れている以上、メッセージの発信源を革命軍に渡すことは十分に可能と言えます。

配信中に描かれた権力の間

サターン聖以外の五老星が瞬間移動する際に描かれた権力の間も、メッセージの発信源ではないかという考察があります。
ワンピース1110話で権力の間に魔法陣が出現し、五老星が瞬間移動するシーンが描かれました。

五老星の姿が消えた権力の間にいる映像電伝虫が、視点を変えて2回描写されています。
妙に映像電伝虫の存在が強調されているようで、この電伝虫がメッセージの発信源だという伏線かもしれません。

五老星の部屋にメッセージの発信源を置くのは大胆すぎますが、ありえない話ではないでしょう。

ベガパンクが逃亡先に選んだエルバフ

ベガパンクが逃亡先に選んだエルバフに、メッセージの発信源がある可能性もありそうです。
世界政府から逃げることになった際に、ベガパンクはエルバフに向かうつもりでした。

関係性は詳しく描かれていませんが逃亡先に選んでいる以上は、ベガパンクとエルバフは友好的な関係の可能性が高いです。
メッセージの発信源が、エルバフにあったとしてもおかしくないと言えます。

メッセージはパンクレコーズ内の脳から発信されている?

パンクレコーズの正体
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

ヨークが知らないのにサテライトがメッセージに登場するのはおかしい

メッセージの発信源の場所をヨークが知らないのに、メッセージに他のサテライトが登場するのは不自然です。
ベガパンクのサテライトのヨークは、メッセージの発信源を知らないことが確定しています。

ヨークは裏切り者ですが、ステラは裏切り者が誰なのか知りませんでした。
ヨークがメッセージの発信源を知らないのはステラが裏切り者を警戒して、サテライトに発信源を知らせなかった可能性が高いです。

しかし、配信されたメッセージには、シャカとピタゴラスが登場しています。
裏切り者が誰かわからない以上、全員に知らせていない可能性が高く、シャカとピタゴラが登場するのは不自然です。

シャカとピタゴラスがいることに、メッセージの発信源のヒントがあるかもしれません。

死んだ者しか出てこないのは録画でなくリアルタイム映像だから?

配信された映像には死んだ者しか登場していないのは、実は録画ではなくリアルタイム映像だからとも考えられます。

死んだ人間が登場する映像は、普通に考えれば録画でしょう。
しかし、ベガパンクのメッセージに、死亡したステラ・シャカ・ピタゴラスの3人しか登場しないのは不自然です。

死亡した者がリアルタイムで映像を配信できる方法があるなら、死亡した者やサテライトが登場するも説明できます

死んだベガパンクの意識はパンクレコーズに取り込まれる?

死んだベガパンクの意識は、パンクレコーズに取り込まれる可能性もありそうです。
パンクレコーズにある巨大な脳はベガパンクのもので、ステラとサテライトが共有しています。

ベガパンクの誰かが死亡した場合に備えて、巨大な脳は死亡した者の意識を取り込む機能があるかもしれません。
ステラやサテライトの肉体を作り出して、意識や記憶をコピーすれば復活させることも可能です。

エッグヘッドの技術なら、ステラやサテライトの肉体を作り出すことはできるでしょう。
意識がパンクレコーズに取り込まれるなら、死んだベガパンクがメッセージを発信できるかもしれません。

メッセージは現在進行形でベガパンクが話している?

ベガパンクのメッセージは、パンクレコーズの脳の中に残ったステラの意識がリアルタイムで作り出した映像かもしれません。
パンクレコーズは、ベガパンクの巨大な脳が記憶した情報をダウンロードするための装置でもあります。

巨大な脳が作り出した映像を念波によって、映像電伝虫に送る機能があってもおかしくないでしょう。
死んだベガパンクがリアルタイムでイメージした映像を送っているなら、ステラ・シャカ・ピタゴラスだけ登場するのも当然です。

ベガパンクは、リアルタイムで作った映像を過去の映像に偽装して配信していることになります。
パンクレコーズに映像を送る機能があるのをステラ以外知らないなら、ヨークが気が付かないのも説明できます。

五老星はメッセージを止められるのか考察

ベガパンクのメッセージは続く
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

発信源がエッグヘッドから遠距離にあるなら止めるのは不可能

メッセージの発信源がエッグヘッドから遠距離にあるなら、止めることは不可能でしょう。

ベガパンクがメッセージを話し終えるまで、それほど長い時間をかけるとは考えにくいです。
これから気づいたのでは近くの海軍基地の兵士に命令を出しても、発信源を見つけるまでに話は終わっているでしょう。

五老星の瞬間移動は制限がある可能性が高く、発信源のある場所まで移動するの難しいと考えられます。
五老星が好きな場所に瞬間移動できるなら、自分達だけでベガパンクを暗殺した方が確実です。

エッグヘッド内を移動する際も瞬間移動を使っておらず、簡単には使えないのでしょう。
発信源が遠くにあるなら、五老星・海軍共に短時間で移動する手段がないと考えられます。

パンクレコーズを破壊できずにメッセージを止められない?

パンクレコーズが発信源の場合でも、破壊するのに躊躇してメッセージを止められないかもしれません。
最新話では直接研究層を攻撃する様子が描かれましたが、重要な場所を避けているようにも見えます。

マーズ聖は一度無差別に攻撃を加えようしましたが、重要な施設があることを指摘されて、規模の大きな攻撃を避けているようです。

パンクレコーズが発信源だと発覚しても、破壊する決断は簡単にはできないのではないでしょうか。
破壊できずに、全てのメッセージが世界に伝わる展開もありえます。

パンクレコーズを破壊するかどうかは、イム様の決断次第かもしれません。

ベガパンクのメッセージの発信源に関する考察まとめ

切り裂かれる研究層
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

ベガパンクのメッセージの発信源について考察しました。
メッセージの発信源はエッグヘッドにない可能性や電伝虫以外が発信源になっている可能性が考えられます。

世界にショックを与えるのが確定しているため、ベガパンクのメッセージがある程度伝わるのは間違いありません。
十分ショックを与えているようにも思えますが、発信源がどこにあるのか全く分からない状態です。

まだまだ、発信源が明らかになるには時間がかかるかもしれません。
発信源がどこにあるのか、種明かしを楽しみに待ちましょう。

おすすめの記事