目次
週刊少年ジャンプ2022年8月22日(月)発売号の『ワンピース』本誌1057話のネタバレをご紹介します。
ワンピース1056話前回のおさらい
ワンピース1056話では、麦わらの一味の間で古代兵器「プルトン」と「開国」についての情報共有が行われたのですが、それを盗み聞きしていたカリブーが言っていた「あの人」なる存在はいったい誰なのかと謎を残す展開となりました。
また、ワノ国出航に向けて準備する3船長(ルフィ、キッド、ロー)と仲間たちの様子も描かれたのですが、キッドの口からは「火ノ傷の男」という存在も登場し謎が深まるばかりです。
さらには、バギーが設立した新組織「クロス・ギルド」に元王下七武海のクロコダイルとミホークが所属していることも判明し、とても情報量の多い回でした。
ワンピースネタバレ1057話の考察
ワンピースネタバレ1057話の考察|ヤマトは本当に仲間になるのか?
ワンピース最終章に入るにあたって、重要になってくるポイントが「麦わらの一味 最後の仲間は誰か問題」です。
ご存じの方が多いでしょうがルフィの初期のセリフ「(仲間が)10人はほしいなァ!!」から、最終的な人数は「ルフィ+10人=計11人」になると考えられています。
現在麦わらの一味として冒険をしているのはルフィを含む計10名。
この最後の1名が誰になるのかは、ずっと考察されてきた内容でした。
そして最終章突入直前のワノ国編で、とうとう自ら麦わらの一味入りを志願する「ヤマト」が登場し、果たして本当に仲間になるのかという議論が交わされています。
しかしこの議論は賛否両論あるため、どちらの結果に転ぶのか、1057話で描かれるのではないかと期待が高まっている状況です。
- おでんがロジャーの船に乗ったように、ヤマトの希望通り現代のおでんとして共に冒険をするのでは
- 名前やキャラクター性が被っていない
- 最終章を一緒に旅するキャラクターとして実力も申し分ない
- おでんの航海日誌のように、麦わらの一味で「書記」の役職に就くのでは
- 麦わらの一味数名からすでに仲間入りを賛成されている
- ルフィはレイリーから情報を聞くことを断ったため、「おでんの航海日誌」で重要な情報を知っていると思われるヤマトは拒否されるのでは
- これまでの数字の法則で考察されていた「最後の仲間は2と9に関わる人物説」に当てはまらない
- 現状はナミが航海日誌をつけているため「書記」の役職だと被るのでは
- ビビを入れると11名のためこれ以上は増えないのでは
どちらの意見も一理ありますよね。
なお筆者は「仲間になる派」…正確には「一時的に共に冒険する派」で、理由は以下の通り。
- モモの助のセリフからワンピースに関するページはおでんによって破り捨てられていることが判明しているため、「Dとしての生き方」とか「空白の100年」とかに興味がなさそうなルフィの琴線には触れない
- おでんであることにこだわるヤマトがワノ国に帰還しないとは考えにくい
- ヤマトは常に「船に乗せてほしい」と表現している
- ワンピース11巻のエピローグ「はるか未来に語り継がれる伝説はーはるか昔に幕を開けたる物語ー」から、ルフィの冒険は語り継ぐ人が必要であると考えられるためその一人目がヤマトなのでは
ワンピースネタバレ1057話
ワンピースネタバレ1057話|花の都に集まる大衆
ワンピース1057話のサブタイトルは「終幕」です。
扉絵連載ではジェルマ66vsビッグマム海賊団との戦闘にシーザーが毒ガスでジェルマに加勢する様子が描かれます。
サンジとプリンの結婚式では全滅寸前まで追い込まれてしまったジェルマですが逃げ切れるか気になりますね!
ワノ国花の都の講堂で、鬼ヶ島でのカイドウとの戦いが語られるようで大衆が集まっています。教師をやっている人物が芸者の隣でまるで詩の様な洒落た口調で語ります。
途中将軍モモの助の家臣が登場すると人々は「赤鞘!」と言って興奮します。そしてその劇は火祭りの日の夕方の出来事から始まるようです。
ワンピースネタバレ1057話|モモの助達、ルフィの元へ
兎丼の常影港付近でモモの助が人獣形態でヤマトと錦えもんと共にルフィの所へ向かっています。
道中、ヤマトがルフィと共に行かない事を聞いたモモの助が驚き理由を聞くとヤマトは光月おでんはまず海外に出る前にワノ国中を旅していたから、自分も同じ道を歩みたいと言います。
ヤマトはそのことをルフィにも話していると聞いたモモの助は何故自分と錦えもんだけには何も言わずに出航するのかと怒り、疑問に思います。そしてモモの助がパンクハザードで出会った時から鬼ヶ島での戦いまでを振り返ります。
常影港では、ルフィ、キッド、ローの船が出港準備を終えました。
すると、ローが次に会うときは敵だと言い、ルフィがその通りだと返します。
この様なやり取りは予想していましたが、実際に次に会ったらまた共闘する展開になりそうな気がします!
ワンピースネタバレ1057話|ワノ国を縄張りに、そして遂に出航
出航の寸前でモモの助達が到着します。錦えもんが刀を抜き我らに挨拶をしないのは何故かとルフィに問い、モモの助は行かないでくれと懇願します。
そして光月家の仇としてカイドウとオロチを討ってくれたことへのお礼をいいます。
挨拶をしなかったのは、ルフィは常影港で麦わらの一味の海賊旗を渡したかったからだそうです。
これからワノ国に危害を与える人物には、それは麦わらの一味への宣戦布告になるとルフィはモモの助に言います。
更にルフィは「(モモの助のことを)弟みたいにに思ってる」と伝え、モモの助、錦えもん、ヤマトの三人が海に出る時が来たら迎えに行くと言いました。
出航後ワノ国領海を出る頃、ナミが白舞港に行けば安全に滝を下ることができると提案しますが、キッドが安全な道を選ぶのは格下だと返します。
ルフィとローはまんまと挑発に乗ってしまい、結局3海賊ともそのまま滝を下る危険な航路を行きワノ国を去っていきました。
ワンピースネタバレ1057話|第三幕ワノ国編、終幕
花の都では傳ジローが日和をオロチから救った場面が語られています。
鬼ヶ島と百獣のカイドウが落ち20年間ワノ国の空を覆ってきた暗雲がゆっくりと晴れてきたと続きます。
オロチは最期に黒炭家の憎悪はこれからもワノ国を呪い続けるといいますが、小紫の恰好をした日和が恐怖を微塵も感じてない佇まいで、「燃えてなんぼの黒炭に候」と言い大衆は熱狂に達します。トコを含めた芸者の演奏と共に劇は続きます。
その頃、モモの助達が花の都の城に帰還し麦わらの海賊旗をどこに掲げるかを考える場面で幕が下り、ワノ国第三幕終幕と表示され今回は終了です。
ワンピースネタバレ1057話のまとめ
今回はワンピース1057話のネタバレについて紹介してきました。
1057話では連載開始から4年の年月をかけて、とうとうワノ国編が完結しましたね。
モモの助の成長や四皇二人を撃破するという激アツな展開、仲がいいのか悪いのか息の合ったやり取りをする3船長たちや麦わらの一味の大きな成長。
「あの人」「火ノ傷の男」「シャンクス」「ジョイボーイ」などの謎多き人物たち。
そして何より、ゴムゴムの実に隠されていた真実と太陽の神ニカの存在。
本当に密度の濃い物語でした。
1057話でワノ国の人々へ語られていたカイドウたちとの戦いも、長く語られていく伝説になるのでしょう。
1058話からはいよいよ新しい旅が始まります。
ワノ国編で新たに浮かび上がった謎やまだ回収されていない謎、そしてこれから出てくるであろう謎もどんどん考察していきますので、お楽しみに!