キングダムネタバレ735話｜桓騎の怒りは中間層への怒りだった

2023年11月2日

2022年10月13日発売の週刊ヤングジャンプ46号に掲載されるキングダム第735話のネタバレ情報をご紹介します。

キングダムネタバレ735話

桓騎達は領主の家を襲撃し、領主だけを捕まえました。その領主は召の顔を焼いた張本人でした。桓騎は領主にも召にしたようなことを行いました。

この行動は桓騎自身が望んだことではありませんでしたが「奪われるのではなく、取り戻す」ために仕方なく行ったのです。

この一連の行動はただの復讐劇ではなく「立場を取り戻す」という意味合いもあると考えていいと思います。なぜ奪われるものと奪うものが存在するのか、その謎の根底を翻そうとしたのだと考えられます。

桓騎が怒っているのは、自分達の上にいる者達全てであり、特に支配層の中の中間層にいる者達に対して怒っていました。桓騎はトップに立っている者達にちゃんと従うようにした中間層のやり口を打破しようとしていたのです。

無関心を決め込んで、上にたつひとがどんなに狂った人間でもそれに従うようにできているシステムの構築を可能にしているのが中間層だという事でしょう。

王という名があれば、どれだけ悪い王でも頭を下げてしまうという特性…。そういうシステムを桓騎は打破しようとしたのです。

今の砂鬼一家の王は偲央の妹である衣央になっています。それはなぜなのかが今回明らかになりました。領主を焼いた後、桓騎は砂鬼一家を去っていき、独自に軍団を形成して闇の王となりました。

その間に偲央は命を落としたのです。しかし偲央の死について詳しくは語られませんでした。今後この謎がなにかのカギになってきそうですね。

そんな中、桓騎率いる軍勢が宜安に到着しました。これで飛信隊・楽華隊・砂鬼一家・桓騎が合流したことになります。つまり、これで軍勢が増えたのです。

ここから戦いが激化していきそうですね。蒙恬がいっていたように、桓騎は待ちの姿勢はとらないはずなので…。

最終決戦、李牧の行動と桓騎の策に注目したいですね。

今回で桓騎は偲央を助けるために、狼甫一家を始末し、桓騎の根底には怒りを抱いていることも判明しました。桓騎の怒りは中間層への怒りだったんですね。

これは誰にも予想できなかったことなのではないでしょうか。桓騎はわたしたちが思っているよりもずっと頭がキレる人物なのかもしれません。

そしてついに最終決戦がはじまろうとしています。桓騎は史実どおり死亡してしまうのでしょうか。桓騎にはまだ死亡して欲しくないので、なんとか李牧に勝ってほしいと思います。

この記事を書いた人

東リベ、ヒロアカなどの漫画の考察をしています。よろしくお願いします。