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2022年12月8日発売の週刊ヤングジャンプ54号に掲載されるキングダム第741話のネタバレ情報をご紹介します。
キングダムネタバレ741話
キングダムネタバレ741話|燃えていたのは森だった
死になって肥下城に迫る宜安の司令官袁環。炎上している肥下城から一人でも多くの住民を救おうとわき目もふらず一直線です。
ところがそこに前線の斥候から緊急の伝令が入りました。それは燃えているのは肥下城ではなく、その手前の森だったという情報です。
遠近感の関係で手前で燃えている森が肥下城と重なって見えたというわけですね。そして斥候が言うには、肥下城は無事で攻められた様子もないとの事でした。
キングダムネタバレ741話|はめられた李牧
同じ頃、李牧も全力で肥下城に向かっていました。そもそも今回の戦いは、秦が邯鄲を攻め落とした時に、趙王が北に逃げてしまわないように先に趙北部を潰してしまおうという戦いでした。
李牧は秦の意図を読んで桓騎軍をハメたわけですが、もし桓騎が趙北部の住民を大量殺戮してしまうと、仮に趙王が北に逃げても趙を支えてくれる住民が減少する事になり、秦は半分目的を達成してしまった事になり、それが李牧は許せませんでした。と言う事です。
また李牧は桓騎が自棄になって1人でも多くの趙人を道連れに自爆しようとしていると早合点しているので、なおさら肥下城の事が心配でした。
今、趙は折角の大軍をてんでバラバラに肥下に走らせています。もちろん李牧の本陣も厚い護衛に取り巻かれてはいません、少人数で馬を走らせていました。
桓騎はそれを待っていたのです。桓騎軍は肥下城の手前で山火事を起こして城が燃えたように見せかけて、桓騎の虐殺を恐れる趙軍が蜘蛛の子を散らすようにバラバラになるタイミングを待っていたのです。
こうして李牧は桓騎に嵌められてしまいました。
キングダムネタバレ741話|摩論の回想シーン
細くなった李牧の本陣に右側の森から桓騎の軍勢が姿を現します。
一団の中に桓騎の姿を見つけて驚く李牧、趙軍は李牧を守るために急いで壁を築こうとしますが、桓騎軍は右だけではなく、左からも北からも南からも一斉に李牧に襲い掛かってきました。
ここで摩論の回想シーンが挟まります。桓騎は肥下城を襲撃すると見せかけ途中の森林で待ち伏せし、バラバラになって肥下城を救援に向かう趙軍をやり過ごし、途中でやってくる李牧の本陣を迎え撃つ計画を立てていました。
それに対し、河了貂は計略が凄すぎてもはやわけがわからないが、援軍が来ない以上はそれをやるべきと賛成し、蒙恬も李牧を討てれば流れが変わると賛成します。
しかし、摩論は悲観的で、それに失敗すれば場合によっては成功しても秦軍は敵のど真ん中に孤立し、ここにいる人間は全員死ぬと宣告しました。
キングダムネタバレ741話|最後の博打
さて、まんまと包囲された李牧ですが、切り抜ける策はないらしく、相手もこれが最期の悪あがきだから耐え抜きなさいと誰でも言える激励をしただけでした。
そんな李牧を尻目に桓騎は「切り抜けられねーよ、李牧」とせせら笑い、まだ生きていたゼノウ一家を投入します。
完全に包囲された李牧、ゼノウ一家まで投入されて大ピンチをしのぐ事ができるのでしょうか。
キングダムネタバレ741話まとめ
大人気春秋戦国時代漫画キングダム。2週間ぶりの741話はまたまた急展開が待っていました。
なんと追い込まれた桓騎軍が李牧の本陣を逆に追い込んだのです。本当に最後まで何がおこるのかわからないですね。
史実では李牧の勝利に終わっているのですが、この流れだと桓騎の勝利に終わる可能性も十分あり得そうです。次回の第742話も楽しみですね。