【ワンピース】ビルディングスネイクとはどんな人物?解説・考察まとめ!
出典:『ONE PIECE』(C)尾田栄一郎 / 集英社

目次

昨年大ヒットした映画「ONE PIECE FILM RED」。本編でも重要な立ち位置にいる大海賊「赤髪海賊団」がより注目されることになりました。

今回は赤髪海賊団の一人「ビルディングスネイク」について、どんな人物なのか解説、考察していきます。

ビルディングスネイクとはどんな人物?

まずはビルディングスネイクがどのような人物か、解説していきます。

ビルディングスネイクのプロフィール

ビルディングスネイク
出典:『ONE PIECE』(C)尾田栄一郎 / 集英社

 

まずはビルディングスネイクの現在判明している基本情報についておさらいしていきましょう。

本名ビルディング・スネイク
所属赤髪海賊団
役職航海士
所属船レッド・フォース号
身長不明(200cm以上である可能性が高い)
年齢不明
初登場単行本5巻 41話「海へ」
声優二又一成

ビルディングスネイクは赤髪海賊団の航海士

ビルディングスネイク
出典:『ONE PIECE』(C)尾田栄一郎 / 集英社

 

ビルディングスネイクは赤髪海賊団の航海士を務めている人物です。

赤髪海賊団には初期から在籍しており、12年前にはフーシャ村に滞在、そこでルフィと交流もしています。

サングラスと大きく入った刺青が特徴的な長身の人物で、フーシャ村に滞在していた頃は色付きサングラスをつけた短髪の容姿をしていました。

頂上戦争編にて再登場した際には大きく容姿が変わっており、短髪だった髪は長くなり、細身だった身体もガタイが良くなりました。

赤髪海賊団船長「シャンクス」については、こちらの記事で紹介しています。是非読んで見てください。


ビルディングスネイクの声優は二又一成さん

ビルディングスネイクの声優は二又一成さんです。

めぞん一刻の主人公である五代裕作や、サザエさんの三河屋サブロー役を演じたことで知られています。

主に脇役や悪役を演じることが多く、演じたキャラの名前を聞けば「あー!」となる方も多いのではないでしょうか。

また二又さんは、同じ作品の中でも二役以上務めていることが多く、ワンピースだとアニメオリジナルキャラである「バイアン」や同じくアニメオリジナルキャラである「ガバナー」役を演じています。

ビルディングスネイクの強さはどれほどなのか?

次に、ビルディングスネイクの強さはどれほどなのか、判明している情報を基に解説していきます。

ビルディングスネイクは赤髪海賊団の幹部

赤髪海賊団の評価
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

ビルディングスネイクは、四皇シャンクスの率いる大海賊「赤髪海賊団」で幹部を務めている人物です。

赤髪海賊団は、船長シャンクスだけでなく、幹部が個々に名を上げていることで知られており、カイドウやビッグマムがいた頃の四皇の中で最もバランスの良い鉄壁の海賊団と評されていました。

他の四皇海賊団と比べても赤髪海賊団は高い懸賞金アベレージを誇っており、その一人であるビルディングスネイクも相当な実力を持っていると考えられるでしょう。

ビルディングスネイクの武器は二本の剣

ビルディングスネイク
出典:『ONE PIECE』(C)尾田栄一郎 / 集英社

 

ビルディングスネイクは二本の剣を武器として使っています

この二本の刀を曲芸師のように操る「ジャグリング二刀流」と、恵まれた体格から放たれる喧嘩殺法のようなキックを合わせるようなスタイルで戦うようです。

また劇場版「ONE PIECE FILM RED」の入場特典であるワンピース40億巻にて、ビルディングスネイクの戦闘ステイルはかなりトリッキーだが、ただの色物ではなく「ガードが堅い」と評価されています。


ビルディングスネイクは悪魔の実の能力を持っているのか?

ビルディングスネイクが悪魔の実の能力を持っているような描写は、最新「1086話」時点でまだ描かれていません。

ビルディングスネイクだけでなく、船長シャンクスを含め赤髪海賊団の全員が悪魔の実を持っているか不明の状態です。

四皇幹部レベルの人物であれば、悪魔の実の能力者であっても不思議ではないですが、一方で赤髪海賊団は非能力者集団という噂もあります。

これは能力者集団である黒ひげ海賊団の対比として描かれているという理由からです。

いずれにせよビルディングスネイクが悪魔の実の能力の有無に関わらず、相当な実力を持っているのは確かです。

ビルディングスネイクは本編でどのような活躍をしたのか?

次にワンピース本編でビルディングスネイクはどのような活躍をしてきたのか解説していきます。

ビルディングスネイクの初登場は41話「海へ」

ビルディングスネイク
出典:『ONE PIECE』(C)尾田栄一郎 / 集英社

 

ビルディングスネイクがワンピース本編に初登場したのは、第41話の扉絵です。

幼い頃のルフィとシャンクスを筆頭に赤髪海賊団の姿が描かれ、ビルディングスネイクは海賊団の後ろで剣を構えている姿が描かれています

若かりし頃のビルディングスネイクは、二刀流ではなく剣は一本しか持っておらず、成長の過程で二刀流になったことがわかります。

またこの頃は体格も細身であり、現在の姿とは大きくかけ離れています。

ビルディングスネイクの次の登場回は頂上戦争編580話

ビルディングスネイク
出典:『ONE PIECE』(C)尾田栄一郎 / 集英社

 

ビルディングスネイクが次に登場したのは物語580話、頂上戦争編でのことです。

当時、物語は白ひげ海賊団と海軍本部全勢力の頂上戦争が勃発しており、戦争を終えるために赤髪海賊団が乱入してきたところです。

ビルディングスネイクは赤髪海賊団の後方で剣を構えた姿で立っており、初登場時と比べてガタイが良くなっていることが分かります。

また、赤髪海賊団の中でもかなりの高身長であることがこのシーンから分かります。

手前に描かれているラッキールウの身長が241cmなので、少なくとも300cm以上はありそうですね。

ラッキールウについてはこちらの記事でも紹介しています。是非読んで見てください。

ビルディングスネイクはFILM REDでどのような活躍を見せた?

赤髪海賊団を中心に描いた映画「ONE PIECE FILM RED」でもビルディングスネイクの活躍が描かれています。

ビルディングスネイクの活躍は、物語の終盤、元赤髪海賊団音楽家の「ウタ」が生み出した魔王「トットムジカ」と交戦しているシーンでのことです。

トットムジカを倒すにはウタワールドと現実世界の同時攻撃が必要であり、現実世界にいる赤髪海賊団はウタワールドにいる麦わらの一味と共闘していました。

ビルディングスネイクは、ヤソップがトットムジカの右腕に向けて放った弾へ自らの攻撃を与えることで弾の威力を上げていました。

この攻撃も相まって、赤髪海賊団らはトットムジカの撃破に成功しています。

ビルディングスネイクの雰囲気が変わりすぎ?初登場時から何があったか考察

ビルディングスネイクの現在の姿は、初登場時と比べて大きく雰囲気が変わっています。その理由を考察していきます。

ビルディングスネイクは初登場時と頂上戦争編で大きく見た目が変わっている

ヤソップ ビルディングスネイク
出典:『ONE PIECE』(C)尾田栄一郎 / 集英社

 

先述の通り、ビルディングスネイクは初登場時と次の頂上戦争編で大きく見た目が変わっていることが判明しました。

初登場時は細身で短髪姿だったものが、ガタイの良い長身で長髪姿に変わり、武器も一刀流から二刀流に変わっています。

表情から伺える雰囲気も、初登場時は陽気そうな表情を見せていたものの、再登場時は厳格な印象を思わせる表情になっていました。

しかし一方で、笑いながらヤソップと話している姿も描かれているため、性格には大きな変化はなかったと考えられるでしょう。

赤髪海賊団のほとんどが初登場時から見た目が変わっている

ヤソップ
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

実は、ビルディングスネイクだけでなく、船長含む赤髪海賊団のほとんどが初登場時の姿と比べて雰囲気が大きく変わっているのです。

例えば、赤髪海賊団の副船長「ベンベックマン」は、初登場時黒髪で細身の姿をしていましたが、頂上戦争編では髪が白くなっておりガタイもよくなっています。

次に、海賊団の狙撃手である「ヤソップ 」も初登場時は短髪で身体も細く小さい印象がありましたが、頂上戦争編ではガタイがよくなっており、髪もドレッドヘアーになっています。

このように、ビルディングスネイクだけでなく、赤髪海賊団全体の雰囲気が大きく変わっているのが分かります。

ヤソップ についてはこちらの記事で詳しく紹介しています。是非読んで見てください。

ビルディングスネイクの雰囲気が変わったのは単純に成長の証?

では、ビルディングスネイクの雰囲気が大きく変わったのは何故でしょうか。

理由は、シンプルに成長し強くなったからと考えられます。

主人公ルフィの率いる麦わらの一味も、頂上戦争編から2年間の修行を経て見た目の雰囲気も大きく変わっています。

例えば、先ほど紹介したヤソップ の息子である「ウソップ」は、修行前はとても細身で弱々しい印象を抱かせる見た目でしたが、2年の修行を経て筋骨隆々な強い印象を抱かせる姿に成長しました。

ビルディングスネイクは初登場時から12年もの時間が経過しているので、強くなり大きく姿が変わっていても不思議ではないでしょう。

ビルディングスネイクは今後どのような活躍を見せるのか?

最後にビルディングスネイクは今後どのような活躍を見せるのか考察していきましょう。

ビルディングスネイクは現時点で新世界エルバフにいる。

シャンクス
出典:『ONE PIECE』(C)尾田栄一郎 / 集英社

 

ビルディングスネイクを含む赤髪海賊団は現在、新世界エルバフにいることが1079話で分かりました。

当時、赤髪海賊団は最悪の世代の一人である「ユースタス・キッド」が率いるキッド海賊団と交戦中でした。

キッドが赤髪傘下の海賊へ攻撃を撃ち込もうとしたところを、シャンクスが剣技「神避」を放ち、キッドを一撃で戦闘不能に追い込みました。

この時、キッドは元四皇ビッグマムを倒した後だったので、シャンクス含む赤髪海賊団の圧倒的強さが分かり、読者を大きく驚かせました。

ビルディングスネイクはどのように強くなっていくのか?

ビルディングスネイクはどのように強くなっていくと考えられるでしょうか。

先述の通り、赤髪海賊団は幹部が個々で活躍し、懸賞金アベレージが最も高い鉄壁の海賊団として知られています。

シャンクスは四皇を倒したばかりのキッドを一撃で戦闘不能にし、ベンベックマンは銃を構えただけで海軍大将黄猿の動きを止めることができる実力を持っているので、幹部であるビルディングスネイクは既に相当な実力を持っていると考えられます。

なので、これから大きく実力がついて強くなるとはあまり考えられないでしょう

これから戦闘シーンも増えてくると考えられるので、そこでビルディングスネイクの実力がどんどん判明していくと考えられます。

ビルディングスネイクは麦わらの一味の誰と戦うのか?

シャンクス
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

赤髪海賊団は1054話でシャンクスの発言から、本格的にワンピース獲得に向けて動き出したことがわかります。

同じくワンピース獲得に向けて動いている麦わらの一味と戦う可能性は十分にあり得るでしょう。

では麦わらの一味と戦う場合、ビルディングスネイクは誰と戦うことになるのでしょうか。

ビルディングスネイクは二本の剣を使って戦うトリッキーな戦闘スタイルをしているので、同じ剣士であるゾロかブルックとの戦いが一番可能性が高いと考えられます。

ゾロは麦わらの一味では二番手に位置するので、赤髪海賊団と戦闘する場合は副船長であるベンベックマンと戦闘すると考えられます。

なのでビルディングスネイクは、ブルックと戦うのではないでしょうか

ブルックとビルディングスネイクのトリッキー剣士対決は実現するのか、注目です。

ビルディングスネイクのまとめ

ここまで赤髪海賊団の航海士「ビルディングスネイク」について解説を交えつつ考察してきました。

赤髪海賊団のほとんどが、まだ戦闘シーンを描かれていないため、その実力は謎に包まれています。

ビルディングスネイクはどれほどの実力を持っているのか、これからの展開に注目です。

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