【ワンピース】ホンゴウの強さや能力は?赤髪海賊団の船医を徹底解説
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

最終章に入りついに動き出した赤髪海賊団。
四皇の中でトップクラスの実力を誇る海賊団ですが、彼らが安心して戦えるのには優れた船医の存在があるからです。

本記事では、そんな赤髪海賊団の頼れる船医ホンゴウについて解説していきます。

赤髪海賊団の船医ホンゴウとは?

ホンゴウのプロフィール

ホンゴウは赤髪海賊団の幹部兼船医です。
連載1話目から登場しており、かなりの古参キャラとなっています。

しかしプロフィールに関しては一切不明で、出身地、年齢、能力に関しても明かされていません。
25年前から登場しているのに、ここまで掴みどころのないキャラも珍しいですね。

戦闘面に関しても詳細な描写はありませんが、船医としての腕はかなりのもので、シャンクス達から頼りにされています。

年齢はシャンクスと同じくらい?

出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

赤髪海賊団の幹部は2022年公開の『ONE PIECE FILM RED』まで声優も決まっていなかったこともあり、情報が全くありませんでした。

そのため、先述した通り出身地、年齢、能力に関しては一切不明です。
またプロフィールが判明しているメンバーに関しても、出身地、年齢がバラバラのため、推測しづらくなっています。

しかし現状の最年長メンバーであるベン・ベックマンが50歳であること。
ベックマンよりは若くみえることから、シャンクス達と同じ30代程と推察します。

シャンクスについて詳しく知りたい方はこちらの記事も合わせてご覧ください!


髪型と服装に拘りがある

かなり強面のホンゴウですが、意外と綺麗好きなところがあるようです。

そのため、髪は後ろで纏めつつ、装飾品を付けず服装もシンプルにしています。
これは船医としての拘りもあるようで、「FILM RED」で配布された40億巻では清潔さと機動性を重視していると明かされました。

こういった普段からの心構えも、シャンクス達から信頼を寄せられる理由のひとつでしょう。

ホンゴウの能力・強さについて解説

特技は武器破壊

戦闘描写は現状全くないホンゴウですが、「FILM RED」で配布された40億巻によると、武器破壊を得意としているようです。

船医であることから手先が器用で、武器に関する造詣も深いことから、戦場では分解魔として活躍すると紹介されていました。

赤髪海賊団は武器を使用した戦闘員が多いことから、相手の武器を無効化出来るホンゴウは厄介な存在となりそうです。

ラッキー・ルウとのコンビネーション技もある

ラッキー・ルウ
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

実はホンゴウの戦闘描写は、「FILM RED」の中で少しだけ描写されていました。
ですが、単独での戦闘シーンではなく、同じ幹部のラッキー・ルウとのコンビネーション技となっています。

その様子がまたシュールで、ルウが自身の体を回転させてボールのようになり、それをホンゴウが弾き飛ばしていました。

本人の能力は一切判明しないどころか、回転するルウがシュールで、劇場で笑った方も多いのではないでしょうか?

ラッキー・ルウについて詳しく知りたい方はこちらの記事も合わせてご覧ください!


愛用の武器がコロコロ変わる?

ホンゴウ
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

ホンゴウの武器は背丈ほどある長い棒となっていますが、戦闘描写は全くないため武器をどのように使用するかはわかっていません。

また戦闘描写が少ないことからか、愛用する武器も連載時期によって度々変更されています。
実際、フーシャ村にいた頃や、最終章から2年前となるマリンフォード頂上決戦では、普通の剣を使用していました。

ただ剣の持ち方が独特で、剣の鞘を握って抱えるという類を見ないスタイルです。
この構え方をしていたホンゴウが、どのように戦うか非常に気になりますね。

ホンゴウの過去

ウタと出会った時には赤髪海賊団に所属

ウタ
出典:『FILM RED』公式サイト

ホンゴウの過去に関しては現在明かされていません。

しかし、シャンクス達が19年前にウタを拾った時には既に海賊団に所属していました。

ロジャーが処刑された24年前からシャンクスは仲間集めを始めたため、ウタを拾うまでの5年間で出会ったと考えられます。

赤髪海賊団はこの頃に出会ったメンバーが幹部となっており、大切な仲間であることが窺い知れます。

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12年前はフーシャ村に滞在

ラッキー・ルウ
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

そして物語の開始時点となる12年前、1話の時点からホンゴウは登場しました。
そのため、ルフィと顔馴染みのあるメンバーの1人となっています。

またルウと肩を組んで盛り上がっている描写も見られるところから、昔から2人の仲が良かったことが分かりますね。

まさか12年経ってボーリングの球のように、弾き飛ばす仲になるとは誰も思わなかったでしょう。

昔は歯が欠けていた?

また12年前のホンゴウのデザインで気になるところと言えば、歯が欠けているところです。

現在の荒々しい出立ちとは裏腹に、如何にも海のチンピラといった見た目をしていました。
しかし12年後は歯が揃っていることから、差し歯を入れたと考えられます。

綺麗好きな性格もあって、見た目の清潔感にも拘っているホンゴウ。
当然口元のケアも怠っていないのでしょう。

ホンゴウは船医として超優秀?

FILM REDで大活躍

先述した通りホンゴウは船医として非常に優れた腕前をしており、仲間からも信頼されています。

特に「FILM RED」での活躍は目を見張るものがありました。

例えばトットムジカに襲われたゴードンの手当を手早くこなす。
海軍に撃たれた民間人の具合を見るなど、医師として分け隔てなく行動していました。

物語を直接動かす役どころではありませんが、裏で主要人物を支える名脇役の1人です。

ウタにも信頼されている?

その有能さはウタからも信用されているようで、作中でホンゴウがウタの代わりに市民の具合を見た時は、安堵したような声を出していました。

またウタは赤髪海賊団の娘のような存在だったことから、シャンクスのことは呼び捨てにするなど、メンバーとの距離感が非常に近いのが特徴です。

そんな中でホンゴウのことを「ホンゴウさん」と呼んでいることから、以前からかなり慕われてたとも推察できますね。

ネズキノコの解毒薬も用意

またウタが口にしていた「眠気が生じなくなるが食べ続けると死ぬ」という、ネズキノコの解毒薬もホンゴウは用意していました。

恐らくウタがネズキノコを使っていると考え、用意したのでしょう。

ですがシャンクス達が現場に駆けつけたのは戦闘の終盤だったため、ネズキノコを使っていると知る術もなく、用意する時間も少なかったはずです。

その為普段から様々な薬を、ホンゴウはストックしていた可能性があります。
こういった所にも、ホンゴウの優秀さが窺い知れますね。

ホンゴウは実は喋ったことがない!?

FIRM REDでもセリフなし

これだけ船医として優秀なホンゴウですが、実はアニメ作品ではまだ1度も喋ったことがありません。

大活躍だった「FILM RED」でも、実はセリフがひとつも用意されていませんでした。

基本的に息遣いやアドリブのみとなっており、殆ど話してないに等しくなっています。
また原作も1話から登場しているにも関わらず、最終章までほぼセリフなしという不遇っぷりだったのです。

ホンゴウ役の緑川光氏も困惑?

ホンゴウのセリフのなさには、ホンゴウ役の緑川氏も驚いたようで、その時の心境を「月刊 光おにいさんと一緒♪ powered by animelo+ #0」にて語っています。

「FILM RED」にてホンゴウ役に決まり、とうとう「ワンピース」への出演が決まったことに浮かれていた緑川氏。
しかしいざ台本を開くとセリフが一切なく、思わず事務所に確認の電話を入れたようです。

セリフがなく、アドリブと息遣いのみで演じなければいけない役でしたが、見事に演じきった緑川氏は流石と言えます。

最終章では待望のセリフも!

出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

そんな不遇な扱いを受けていたホンゴウでしたが、最終章では待望のセリフが用意されました!

そのセリフが発せられたのは原作1079話の赤髪海賊団vsキッド海賊団の戦いです。
開戦前にシャンクスにキッドのデータを渡す際、「ほいキャプテン・キッドの記録」と言葉を発しています。

全国5000万人のホンゴウファンが、待ち望んだ瞬間でした。

ホンゴウについてのまとめ

赤髪海賊団の船医で、作中屈指の有能キャラであるホンゴウ。

情報が少ないキャラであるため、そこまでフィーチャーされることはありませんが、こうしてみると赤髪海賊団になくてはならない存在だと分かりますね。

最終章では赤髪海賊団の動向も描かれているので、これからまたホンゴウの活躍が見られると思うと期待が高まります。

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