呪術廻戦の漏瑚は、序盤から登場する人の言葉を話す呪霊の1人です。
恐ろしい敵のはずですが、マスコット的な人気もあります。
また、やられ役に見えて実はかなりの実力者でもありました。
漏瑚の目的や強さ、術式などについて解説します。
漏瑚とは
漏瑚(じょうご)のプロフィールや等級について
プロフィール | |
名前 | 漏瑚 |
等級 | 特級呪霊 |
発生源 | 大地 |
嗜好・興味 | 呪具集め |
嫌いなもの | 人間 特に五条 |
声優 | 中田譲治 |
漏瑚は、呪術廻戦の初期から登場している特級呪霊です。
実は呪具の収集を趣味が、獄門彊も自分のコレクションに加えようとしていました。
人間を嫌っていますが、中でも特に五条悟を嫌いです。
人間には冷酷だがどこか憎めない性格
漏瑚は人間を嫌悪しており、簡単に殺す冷酷さを持っています。
一方で短気ながら常識的な性格をしているため、クセの強い仲間に振り回されて苦労することが多いです。
また感情豊かなためコミカルな反応をすることも多く、憎めない性格をしています。
読者からは陀艮と並んでマスコット的な扱いを受けており、めいぐるみなどのグッズ等も販売されています。
五条悟に首だけにされた時は、完全に再生するまで子供のようなかわいい姿を見せていました。
漏瑚の声優は千葉繁
呪術廻戦で漏瑚の声優をしているのは、千葉繁です。
北斗の拳で断末魔の悲鳴や次回予告のナレーションを担当したことで、有名な大御所声優です。
コミカルな役を演じることが多く、漏瑚の冷酷な面や憎めない部分を見事に演じています。
ちなみに呪術廻戦作者の希望で漏瑚を演じており、漏瑚のイメージにピッタリなのかもしれません。
呪術廻戦では、主人公虎杖悠仁の祖父も演じています。
漏瑚の目的とは?
大地への畏怖から生まれた特級呪霊
漏瑚は、人間が大地を畏怖する感情から生まれた特級呪霊です。
噴火を恐れる気持ちが形になったのか、頭頂部は火山の噴火口のようで目は一つしかありません。
虎杖悠仁には頭富士山と呼ばれたこともありました。
感情的になると頭や耳のある部分から、蒸気を吹き出しやかんのような音がします。
呪霊組と呼ばれる4人の特級呪霊グループの一員で、真人・花御・陀艮と行動を共にしています。
リーダーは真人ですが、漏瑚はまとめ役で指揮を執ることも多いです。
自然を畏怖する感情から生まれた呪霊ですが、自然を守ろうとする気持ちが強いわけではなさそうです。
呪霊に関しては以下の記事で詳しく解説しています。
興味のある方はぜひチェックしてみてください。
人間を滅ぼして「本物の人間」になろうとしている
漏瑚の目的は、人間を滅ぼして自分たち呪霊が「本物の人間」になることです。
漏瑚は人間は嘘でできており、正の感情の裏には必ず本音である負の感情があると考えています。
本心である負の感情から生まれた呪霊こそ、純粋な本物の人間というのが漏瑚の主張。
漏瑚の目的は、偽物を滅ぼして呪霊の君臨する世界を作ることです。
ただし、漏瑚自身が常識的な性格で、目的に縛られて本音で行動できない面があります。
この点は両面宿儺に指摘されていました。
偽夏油と手を組んで行動
漏瑚は、人間を滅ぼす目的のために呪詛師の偽夏油と協力していました。
偽夏油の発案で、五条悟の排除や呪いの王両面宿儺の復活のために行動することになります。
目的を達成するためなら、人間の呪詛師とも協力していました。
漏瑚と偽夏油は、利害関係で手を組んでいるだけで仲間意識のようなものはありません。
偽夏油が、夏油の体を奪った羂索であることには全く気付いていなかったようです。
夏油傑と偽夏油に関しては以下の記事で詳しく解説しています。
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