アニメ「ランウェイで笑って」第1話のネタバレと感想を紹介!
出典:アニメ「ランウェイで笑って」公式サイト

本記事では2020110日に放送された「ランウェイで笑って」第1話を見逃してしまった方に、ストーリーのネタバレや感想をご紹介します。

週刊少年マガジンで連載されている「ランウェイで笑って」は、ファッション業界をテーマした作品。

パリコレモデルを目指している藤戸千雪、ファッションデザイナーを志している都村育人の2人が、それぞれの夢に向かって突き進んでいく様子が人気を呼んでいます。

「ランウェイで笑って」がアニメ化されるにあたって、多くのファンが注目しているのが“色”の部分。

登場するファッションはモノクロで描かれているため、視覚的にどうなっていくのかが気になっているようです。

そのあたりも含めて、「ランウェイで笑って」第1話のあらすじやネタバレをすすめていきましょう。

アニメ「ランウェイで笑って」第1話のあらすじ

藤戸千雪(ふじとちゆき)はパリ・コレクションのモデルを目指している女子高生。

父親はモデル事務所「ミルネージュ」を経営しており、憧れている雫も在籍していた事務所でもあるミルネージュのモデルとして、パリのランウェイを歩くことを夢見ていました。

幼いころこそ将来を嘱望されていた千雪でしたが、高校3年生になった時の身長は158cm。

パリコレはおろか、モデルとして活動することすら怪しい高さで、千雪はモデルの仕事から遠ざかっていました。

そんな時にクラスメイトの都村育人(つむらいくと)と、初めて話す機会がやってきます。

クラスの委員長を務めている千雪は、育人の進路調査票を預かることになり、そこで彼がファッションデザイナーを目指していることを知ります。

千雪は育人に服飾系の専門学校ではなく、就職するという進路を提出したことを尋ねました。

育人は事情を話したうえで、モデル事務所でファッション界にも進出している親を持つ千雪に「高卒でもデザイナーになれますか?」と聞いてみました。

千雪はあっさり「無理」と答えますが、すぐに自分の答えに後悔します。

その後、千雪は再び育人と話し、彼に「一番魅力的になれる服を作って欲しい」といって、デザインと製作をお願いするのでした。

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アニメ「ランウェイで笑って」第1話のネタバレ

ネタバレ①:パリコレを夢見る藤戸千雪

藤戸千雪
出典:アニメ「ランウェイで笑って」公式サイト

 

「ランウェイで笑って」ヒロインの藤戸千雪は、クラスで中心に立っている女の子。

そんな彼女の夢は“パリ・コレクションのランウェイを歩くこと”ですが、身長は158cmという低さであるため、モデルの仕事にすらありつけていない状態です。

モデルの仕事において、身長は絶対条件ですから、まず千雪はモデルを諦めるべき状況でした。

しかし父親が経営するモデル事務所「ミルネージュ」のモデルとして、ランウェイを歩くことを諦めていません。

執拗にミルネージュの所属オーディションに受けては、不合格を突きつけられる日々を過ごしていましたが、何度も不合格を出されても受け続けていたのです。

不合格の理由は、やはり“身長”以外にありません。

憧れの人物であり面接官でもある雫は、不合格の理由を突きつけるだけでなく、何よりも千雪のことを想ってモデルの世界を諦めるように諭すのでした。

千雪の耳には一切届きませんが、一方で心が折れそうな部分も少しだけ覗かせます。

そんなある日、千雪はクラスの進路調査票を回収するため、都村育人というクラスメイトと話すことに。

彼は一度提出した進路調査票を書き直したいという理由で話しかけてきましたが、そこでファッションデザイナーになりたいことを知ります。

ただ育人は進路調査票を書き直し、一般就職をする選択をしていたため、千雪は気になって理由を尋ねるのでした。

ネタバレ②:デザイナーの夢を捨てきれない都村育人

都村育人
出典:アニメ「ランウェイで笑って」公式サイト

 

一度は服飾系の専門学校に通いたいという進路を書いた都村育人。

しかし彼はシングルペアレントの過程で育ち、面倒を見なければならない3人の妹がいるため、夢を追うよりも家族の助けになりたいという選択を取っていたのでした。

一般就職の進路に書き直した都村育人ですが、千雪の実家がモデル事務所とファッションブランドを経営していることを知ると、彼女に「高卒でもデザイナーになれるか?」と尋ねます。

期待していた通りの答えは返ってこず、千雪の口からは「無理」と現実を突きつけられるものに。

改めて現実を知らされたことで、育人はようやく諦める決心がついたのかもしれません。

しかし千雪は、育人に直接的な発言をしたことを後悔します。

育人はファッションデザイナーという道に進みたくても、家庭の事情があって諦めざるをえません。

千雪は育人に対して申し訳ない気持ちになると同時に、自分が過去に言われてきたことをそのまま言ってしまったことを反省するのでした。

それからしばらく、千雪はミルネージュではない別のモデル事務所のオーディションを受け、合格します。

ただミルネージュへの未練が捨てきれておらず、さらに育人への謝罪の意味を込めて、彼に「一番魅力的になれる服」を作って欲しいとお願いするのでした。

ネタバレ③:藤戸千雪のおかげでデザイナーの道へ

千雪は最後にミルネージュのオーディションを受けるため、育人に作ってもらう服で勝負をします。

そのために千雪はミルネージュが出している服を素材として提供して、育人の思うがままにデザインをしてほしいとお願いをするのでした。

育人はファッションデザインを根っから好いており、何より「自分が作った服で多くの人が幸せになってほしい」という想いを持っていました。

そして千雪の決戦当日、育人にデザインをしてもらった服を身にまとって、ミルネージュのオーディションへと向かいます。

その日も面接官として出席していた雫は、育人が作った服を着た千雪を見て、驚きを隠しきれませんでした。

雫はパリ・コレクションのランウェイを歩いた経験を持っており、千雪が面接室に入ったとたんに目を奪われます。

まるで千雪がパリのランウェイを歩いているような光景を見てしまい、雫は彼女に1%の可能性を見出したことから、ついに合格を伝えました。

千雪の夢が1つ叶った一方、ミルネージュのファッション部門は大慌てに。

それは千雪がオーディション前、育人に作ってもらった服を着てスナップ写真を撮影しており、SNSを中心に拡散されて話題を集めていたのです。

千雪は急きょ、育人を呼び出して彼女の父親・藤戸研二(ふじとけんじ)に会わせます。

研二の口から告げられたのは、「デザインを買い取らせてほしい」というもの。

千雪がモデルとして一歩を踏み出したと同時に、育人もまたデザイナーとしての一歩目を歩み始めるのでした。

アニメ「ランウェイで笑って」第1話の感想

筆者感想

感動のシーンが怒涛のように押し寄せてきた…そんな第1話のように感じます。

それまでミルネージュとは無縁だった千雪が、育人に作ってもらった服を着たことにより、夢に向かって前進するようになりました。

育人もまた然りで、千雪と出会ったことにより服を作らせてもらっただけでなく、彼女の父親からデザインを買い取りたいという申し出を受けています。

低身長と家庭事情、2人はそれぞれの理由で夢に進めず、諦めてしまいそうになっていました。

しかし運命的な出会いによって、2人は互いの力で夢をわずかながら掴み取ろうとしています。

千雪の場合、夢に向かって諦めずに全力疾走をしていましたが、育人に関しては青天の霹靂と言えるでしょう。

夢を最後まで諦めてはいけないこと、最後まで足掻き続けることの大切さを教えてくれています。

そして一方で、「ランウェイで笑って」がアニメ化されたことにより、千雪が着ている服に色が付きました。

首元のチェック柄など部分的にイメージできるところはあったものの、初めて全体のカラーがお披露目になったところも、感慨深いものがあります。

これから先も様々なファッションが登場するため、それぞれどのような着色がされているのか…この部分だけでも十分に楽しめるはずです。

みんなの感想・口コミ

原作ファンも納得の仕上がりだったことが、ツイートの内容から見えてきます。

色にも注目している人が多かったですが、やはりアニメならではの音楽との相乗効果にも魅了されているようで、はやくも今期一番ではないかと声を挙げる人も。

これから先の展開もまた、2人が夢に向かって進んでいく様子が描かれていくでしょうから、楽しみで仕方ありません。

アニメ「ランウェイで笑って」第1話のまとめ

「ランウェイで笑って」はファッション業界をテーマにしており、さらにパリ・コレクションのモデルを目指すという内容から、誰もが最初は見知らぬフリをしていたでしょう。

しかし実際に見てみると、藤戸千雪と都村育人の出会いから始まり、それぞれ夢に向かって一歩目を踏み出していく様子に、思わず感動せずにはいられません。

少年漫画らしい“夢”の部分に触れられていますが、10代~20代よりも、より大人の世代に刺さりそうですね。

まだ「ランウェイで笑って」の物語は始まったばかりですので、これから困難や挫折といった部分も描かれるでしょう。

壁にぶつかった時、千雪と育人はどのように乗り越えていくのか…このあたりもまた、見逃せそうにありません。

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