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本記事では2020年1月17日に放送された「ランウェイで笑って」第2話を見逃してしまった方に、ストーリーのネタバレや感想をご紹介します。
藤戸千雪は都村育人との出会いにより、ようやくミルネージュのオーディションに合格。パリ・コレクションのランウェイを歩くという彼女の夢に、1歩前進したことになりました。
同時に都村育人にも、ファッションデザイナーになるという夢が近づいてきます。千雪のために作った服が話題を呼び、彼女の父親である藤戸研二から、デザインの買取と雇用の話が舞い込みました。
2人はそれぞれ夢へと近づくことになりますが、これから千雪と育人はどのように動いていくのでしょうか?
アニメ「ランウェイで笑って」第2話のあらすじ
藤戸千雪(ふじとちゆき)は、都村育人(つむらいくと)に作ってもらった服のおかげで、ミルネージュのモデルオーディションに合格します。
育人にもデザインの買取とミルネージュのファッション部門でデザイナーとしての雇用契約の話が舞い込みますが、藤戸研二(ふじとけんじ)が千雪から事情を聞くと、話が破談となってしまうことに。
まずは高校生であることが大きな理由で、その次にファッションデザイナーとしては才能に溢れていることを認めるも、技術や経験が圧倒的に足りないと指摘。
育人は落ち込みますが、デザイナーとして働けなくても服を作れることから、切り替えて前を向き始めます。
しかし千雪は、自分だけが目標を達成したことに満足していません。
育人に改めてデザイナーになりたいのかを尋ねると、彼は千雪の言葉を受けて、ダメもとで研二に再度お願いをしようと行動するのでした。
自分が作った服を着て、服から勇気を貰って研二に直談判をした育人。
すると研二から、知り合いのデザイナーが人手を求めているという話を聞いて、紹介してもらえることに。
元ミルネージュのデザイナーとして働き、ブランド「HAJIME YANAGIDA」を主宰する柳田一のところで働けるようになった育人は、さっそくデザイナーの世界に足を踏み入れていくのでした。
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アニメ「ランウェイで笑って」第2話のネタバレ
ネタバレ①:育人の服作りへの想い
藤戸千雪が魅力的になれる服を作った都村育人でしたが、彼女の父親である藤戸研二から好感を得たものの、高校生であること、デザイナーとしての技術や経験が足りないことを指摘されます。
第1話では2人同時に物語が動き出した終わり方をしましたが、やはりファッションデザイナーの仕事は、素人がいきなり始められるものではないことを思い知らされるばかり。
もちろん、育人はデザイナーの夢が叶う寸前まで来ていたのですから、ショックを受けます。
しかしデザイナーにならなくても、服を作り続けることはできることに気づき、無理にファッションデザイナーを目指さなくても良いと考えるようになりました。
なにより、育人がファッションデザイナーを目指していた理由は、自分が作った服を着ている人を喜ばせたいというもの。
一番下の妹であるいち花を迎えに行った際、お遊戯会で姫役を務めることになった彼女のために、衣装を作ってほしいとお願いされます。
その時の表情は、とにかく服を作る楽しさや喜びに満ちていた表情でした。
また、千雪から言葉をかけられた際にも、同様に「着てくれる人が喜んでくれれば」という想いを告白。
そして服の魅力についても語っており、服は足りないものを補ってくれるものであると考えていました。
研二に再び会う時も、育人は服の力を借りて面会に来ており、彼に足りない勇気を服から与えてもらっていることが分かります。
同時に研二に対しては、やはり育人の才能とセンスに驚愕させる結果となりましたから、服に対する相当な愛着や思い入れを持っていることが見えてくるばかりです。
ネタバレ②:デザイナーという仕事の厳しさ
藤戸千雪からきっかけを貰って、都村育人は藤戸研二にもう一度会いに行きました。
そこでブランドを立ち上げたばかりの元スタッフ・柳田一を紹介してもらえたため、育人は彼のブランド「HAJIME YANAGIDA」のスタッフとして働くことになります。
柳田のアトリエに足を踏み入れた育人は、さっそく指示に従って生地の縫い付けを始めることに。
しかし初めて仕事として服作りに携わった育人は、柳田からキツイダメ出しを喰らってしまい、さらには初日から「もう来なくていい」と門前払いを受けてしまいました。
ここでも育人は挫けそうになってしまいますが、引き返そうとした際、千雪の言葉が後押しとなって、柳田にしつこく食い下がろうとします。
柳田は自身のブランド初となる展示会を明日に控えていたため、ピリピリしながらも、最終的には育人を受け入れていくことに。
育人はまず、自分が縫い付けに失敗した服の作り直しから始めていきます。
同じスタッフとして働く森山からアドバイスを受けながら、育人はなんとか柳田が求める服を完成させました。
最終的に育人は、展示会を控えていることもあって、徹夜で一緒に作業をしていた様子。
森山とはすっかり打ち解けている様子で、しかし柳田からは技術も才能もないとみなされているため、邪魔者扱いをされてしまいます。
ネタバレ③:トラブル続きのコレクション
柳田一初の展示会は、ファッション業界の誰もが注目していました。そして柳田自身も、失敗は絶対に許されないと意気込んでいます。
ところがふたを開けてみると、彼の初となる展示会はトラブルの連続に。
まず手配していたモデルの到着が遅れてしまい、代わりのモデルがやってくることになったこと。
これはミルネージュに所属する藤戸千雪が来るということで解決しますが、ただ柳田にとっては身長の低いモデルを起用しては、コレクションが成り立たないとして受け入れません。
しかしあらかじめ用意していたモデルたちの出番を増やそうとしても、どうしても1着分だけを千雪に任せるほかない状況となってしまい、柳田は千雪の出演を渋々了承します。
次に起きたトラブルは、千雪のサイズに合わせるために急ピッチで衣装のフィッティングを行なうこと。
現場には森山しか手を出せるものがいませんでしたが、彼女では千雪のサイズに衣装を合わせるだけの技術や経験がありませんでした。
さらには連日の過労がたたってか、森山は鼻血を出してその場で倒れてしまう始末。
柳田はデザインを専門としており、服を一切縫えないデザイナーであるため、コレクションが失敗してしまうことを悟ります。
彼にとって八方塞がりの状態ではありますが、そこに育人は「自分がやる」と言って、千雪のフィッティングに挙手しました。
育人はデザイナーとしてのチャンスを掴むというよりも、千雪の晴れ舞台のために何とかしたいという想いが強かったのでしょう。
その想いを胸に秘め、同時に柳田のコレクションを成功させたいという想いから、大胆な行動に出るのでした。
アニメ「ランウェイで笑って」第2話の感想
筆者感想
プロの世界は厳しいのだと思い知らされる内容でしたが、その中で強く感じたのは、藤戸千雪がモデルとして高いプロ意識を持っているということ。
モデルはコレクション中において、何着も着替える必要があることから、基本的に下着はつけていません。
都村育人という同世代の男の子が目の前にいても、千雪は平然と服をいつでも着られる状態にしていたシーンは、どれだけモデルという仕事にプライドを持っているのかという様子が見えてきます。
一方で育人はというと、まだ柳田のアトリエで働いて間もない状態であるため、プロ意識という言葉を理解するのは到底無理な状況でしょう。
しかし千雪の姿勢に感化され、森山から話されたコレクションを成功させたいという想い、何より柳田がどれだけの想いを以て臨んでいたのかを知ります。
「このピンチをチャンスにしたい」という欲が見えず、ただ誰かの役に立ちたいという想いで、育人は柳田に直談判をしたはず。
まだ優しさを持っているようでは厳しいかもしれませんが、それが育人の良いところでしょう。
デザイナーの世界に足を踏み入れたばかりの育人ではありますが、初めてのコレクションで自分が関わった服を公衆の面前で披露するのですから、その時の様子が今から気になるばかりです。
みんなの感想・口コミ
ランウェイで笑って 第2話
— C@雑多感想(無事見つかりました #宝塚市) (@Ckrywh) January 18, 2020
社長の掌返し。いや進路の事知らないから仕方ないか。でもバイアス駆使して人を見る世界だから自然とそういう見方になっていくのか。柳田さん色々厳しい物言いだけど業界の慣習に人手不足は悪意からの嫌がらせからくるものなのかと邪推してしまう。#ランウェイで笑って
https://twitter.com/kuiro_inorilove/status/1218405146171863040
きちんと事情を聞かずに来ていいと言ったのに帰れと突き放す
— じゅん (@jun_kyu_bu) January 18, 2020
従業員の体調管理出来てねー
キレて当たり散らかす
という中々のパワハラオンパレードを見た
プロの世界だからと違法を正当化ってなんだこれ?ってなったけど話しの筋としては好きなんですよね#ランウェイで笑って
https://twitter.com/shikamaru0325/status/1218401699766759424
#ランウェイで笑って 2話
— ぷは夫 (@puhachan) January 18, 2020
展開は面白いしメイン二人の真摯な姿勢には心を打たれる。ただ毎度のようにキャラが啖呵を切るのは好きではない。そのせいで何か引っかかりを感じながら話が進んでいく。まあ柳田の方は自業自得感もあるとはいえ災難だな。この状況で二人押しつけられたらそらキレるわ(笑)。
Twitterでの視聴感想は、やはりプロの世界は厳しいという言葉が目立っていました。
ファッション業界に限った話ではありませんが、どの業界でも仕事となれば厳しい状況になるのは当然。
一方で柳田一がコレクションに賭けている想いを汲み取ったうえで、陥った状況に同情する様子も見られました。
果たしてコレクションが無事に進むのか……3話放送が待ち遠しいかぎりです。
アニメ「ランウェイで笑って」第2話のまとめ
都村育人もデザイナーの夢の1歩目を進むことになりますが、ダメ出しを喰らったあげく、門前払いまでされてしまうという強烈な扱いを受けました。
それでも引き下がるのではなく、千雪にかけられた言葉がきっかけになって、柳田一に食い下がります。
まさに2人がそれぞれの夢に向かって進んでいく物語となっており、ここからどのように階段を上っていくのかがとても楽しみで仕方ありません。
トラブル続きのコレクションとなっていますが、果たして無事に全衣装を披露することができるのか……。
育人が時間までにバッチリ修正できるのか、千雪も身長というアドバンテージを気にさせず、ランウェイを歩くことができるのかなど、第3話への期待感が膨らんでいきます。