【ワンピースネタバレ考察】ロキとしらほしが手を組んで世界政府と戦う!?モサ公の正体で判明した衝撃の共闘説

エルバフ編で突如登場した謎の人物「モサ公」。

ハラルド王が語った見合い相手の正体について、ファンの間では様々な憶測が飛び交っています。

しかし状況証拠を整理していくと、モサ公の正体はしらほし姫である可能性が極めて高いようです。

そんな、二人が政府相手に共闘するのではないでしょうか。

モサ公の正体がしらほしで確定した3つの根拠

ハラルドの「モサモサした娘」発言が決定打

エルバフ編で注目を集めているのが、ハラルド王が語った「モサモサした娘」という表現です。この何気ない一言が、実はモサ公の正体を解き明かす重要な鍵になっているようです。

しらほし姫といえば、ピンク色の長い髪が最大の特徴として描かれています。その髪のボリュームは他のどのキャラクターとも比較にならないほど圧倒的で、まさに「モサモサ」という表現がぴったり当てはまるのではないでしょうか。

しらほし姫の髪は、魚人島編(62巻~66巻)で描かれた巨大な体格に見合う豊かなピンク色の長髪として登場しており、その特徴的な髪型は作中でも印象的に描かれている。

ハラルドが見合い相手を「モサモサした娘」と表現したのは、実際に会って記憶に残った外見的特徴を述べていると考えるのが自然です。しらほし以外でこの表現に該当する姫は思い浮かびません。

ロキとしらほしを結ぶ見合い話の伏線

巨人族と魚人族の婚姻という発想は、一見突飛に思えるかもしれません。しかしワンピースの世界では、種族を超えた協力関係が物語の重要なテーマとして描かれてきました。

ハラルド王が息子ロキのために見合い相手を探していたという事実は、作中で明言されています。そして魚人島もまた、長年にわたり他種族との共存を模索してきた国です。リュウグウ王国と巨人王国エルバフの婚姻話は、両国の未来を見据えた政略結婚として十分にあり得る展開でしょう。

あにま
巨人族と魚人族の同盟って、世界政府にとっては脅威よね

さらに注目したいのが、ロキが「世界を終わらせる男」と呼ばれていることです。一方しらほしは古代兵器ポセイドン。もしこの二人が手を組めば、世界の勢力図が大きく変わる可能性があります。

丁寧な口調と恐怖体験が完全に一致

モサ公の言葉遣いにも注目してみましょう。作中でモサ公は非常に丁寧な口調で話していることが描かれています。この話し方は、しらほし姫の性格と見事に一致しているのです。

しらほしは幼少期から深海の竜宮城で育ち、王族としての教育を受けてきました。そのおしとやかで礼儀正しい性格は、魚人島編を通じて一貫して描かれています。モサ公の「立て込んでおりまして」といった表現は、まさにしらほしらしい丁寧語だといえるでしょう。

しらほしは魚人島編で、バンダー・デッケンから長年つけ狙われ続けていたため、常に恐怖と向き合ってきた経験を持つキャラクターとして描かれている。

また、モサ公が見合いについて「怖かった」と語っている点も重要です。しらほしはデッケンによるストーカー被害で10年間も硬殻塔に閉じ込められていました。男性に対する恐怖心を抱いていても不思議ではありません。見合いという場面で恐怖を感じたという発言は、しらほしの過去の経験と完全に符合します。

ロキとしらほしが手を組む可能性を示す伏線

宝樹アダムと陽樹イブが象徴する二人の王

ワンピースの世界には宝樹アダムと陽樹イブという二つの巨大な樹が存在します。この二つの樹の関係性が、実はロキとしらほしの関係を象徴しているのかもしれません。

宝樹アダムはエルバフに生えているとされ、その木材は最強の船を作ることができるといわれています。一方、陽樹イブは魚人島に光をもたらす命の樹です。この陸と海を代表する二つの樹は、まるで二つの王権を表しているかのようです。

あにま
アダムとイブって、もしかして運命的な組み合わせ?

ロキは「太陽の神」の力を手に入れようとした存在として描かれています。そしてしらほしは海王類を操る古代兵器ポセイドン。太陽と海、アダムとイブ。この対比は偶然ではないように思えます。


世界政府を共通の敵とする運命の二人

ロキとしらほしには、もう一つ重要な共通点があります。それは世界政府という共通の敵を持っているということです。

エルバフは長年、世界政府から独立を保ってきた巨人族の国です。一方、魚人島は天竜人による奴隷制度の最大の被害者といえる場所でもあります。しらほし自身も、世界政府が古代兵器として狙う存在です。

魚人島編(66巻)では、ネプチューン王がジョイボーイとの約束について語っており、魚人島が世界政府の支配下に置かれることを拒んできた歴史が示されている。

さらに注目すべきは、両者とも世界を変える力を持った存在だということです。ロキが持つとされる伝説級の力と、しらほしが持つ古代兵器ポセイドンの力。この二つが合わさったとき、世界政府にとって最大の脅威となるのは間違いありません。

もし二人が手を組めば、陸の巨人族と海の魚人族という、二つの強大な種族を結びつける同盟が生まれることになります。


海王類が待ち望む「2人の王」の正体

魚人島編で描かれた重要な伏線の一つが、海王類たちの会話です。彼らは「2人の王が生まれる」ことを待ち望んでいると語っていました。

海王類が語った「2人の王」とは、一般的にルフィとしらほしのことだと考えられてきました。しかし、もう一つの解釈としてロキとしらほしという組み合わせも考えられるのではないでしょうか。

海王類の会話は魚人島編(66巻)で登場し、「もうすぐ2人の王が生まれる」「今度こそ果たされる」といった意味深な発言が描かれている。

海王類は「ずっと待っていた」と語っています。これはジョイボーイの時代から続く約束を示唆しているようです。ロキが「太陽の神」に関連する存在だとすれば、彼もまた古い時代からの約束に関わっているのかもしれません。

あにま
古代からの約束が、今まさに動き出そうとしてるのね

海王類が待ち望んでいるのは、陸と海を統べる二人の王の誕生なのかもしれません。ロキとしらほしという組み合わせは、まさにそれを実現する可能性を秘めています。

モサ公の「立て込んでいる」発言が示す魚人島の危機

黒ひげ海賊団による古代兵器ポセイドン襲撃説

モサ公が「立て込んでおりまして」と発言していることから、現在の魚人島が何らかの深刻な危機に直面している可能性が高まっています。そして最も懸念されるのが、黒ひげ海賊団の動きです。

黒ひげは古代兵器に強い関心を示しており、すでにプルトンの在り処を探っていることが示唆されています。古代兵器ポセイドンであるしらほしを狙っていても不思議ではありません。

魚人島は現在ルフィの縄張りから外れており、以前のような海賊による保護を受けていない可能性がある。これは黒ひげにとって絶好の襲撃機会となっているかもしれない。

さらに、黒ひげ海賊団には10人の巨漢船長がいることが知られています。彼らの戦力があれば、深海の魚人島を襲撃することも可能でしょう。しらほしが魚人島を離れて「立て込んでいる」のは、まさにこの襲撃を逃れるためなのかもしれません。

もし黒ひげがしらほしを手に入れれば、海王類を操る力を得ることになります。これは世界の海を支配する力に等しいといえるでしょう。

世界政府の動きとマリージョア襲撃の関連性

魚人島の危機は黒ひげだけではありません。世界政府もまた古代兵器を狙っている可能性が高いのです。

革命軍によるマリージョア襲撃が起きた今、世界政府は戦力の確保に躍起になっているはずです。古代兵器ポセイドンは、彼らにとって喉から手が出るほど欲しい戦力でしょう。

あにま
魚人島って、本当に四面楚歌の状態なのね

さらに、世界政府は聖地マリージョアの真下に魚人島があるという地理的な優位性を持っています。いつでも魚人島に圧力をかけることができる立場にあるのです。

魚人島はレッドラインの真下、深度1万メートルの深海に位置しており、マリージョアから魚人島への移動は比較的容易であると考えられる。

しらほしが「立て込んでいる」理由として、世界政府からの圧力や要求への対応に追われている可能性も十分にあります。古代兵器としての力を隠し続けることは、もはや困難になっているのかもしれません。

ロキ解放のタイミングとしらほし救出の符合

ここで注目したいのが、ロキ解放のタイミングです。もしルフィがロキを解放すれば、そのタイミングでしらほしを救出する展開が訪れる可能性があります。

ロキは「世界を終わらせる男」として封印されてきました。しかし彼の力は、魚人島を襲う脅威に対抗するために必要なのかもしれません。ルフィがロキの真意を理解し、解放を決断する理由として、しらほしの危機が関係している可能性は高いでしょう。

ルフィは魚人島編で、しらほしを「しーらほっし」と呼んで親しい関係を築いており、彼女の危機に対して必ず動くキャラクターとして描かれている(66巻)。

また、ロキが解放されれば巨人族の力を味方につけることができます。これは黒ひげや世界政府に対抗する強力な戦力となるはずです。しらほし救出とロキ解放が同時に進行する展開は、物語の流れとして自然に思えます。

エルバフ編の次に訪れるのが魚人島危機編である可能性は、かなり高いのではないでしょうか。

ロキとしらほしの共闘が世界を変える理由

古代巨人族と古代兵器の力が結集する意味

ロキとしらほしが手を組む意味は、単なる戦力の増強だけではありません。それは古代の力の復活を意味しているのです。

ロキが求めたとされる「太陽の神」の力は、おそらく古代巨人族が持っていた伝説的な力でしょう。一方、しらほしが持つ古代兵器ポセイドンの力は、空白の100年以前から存在していた古の力です。

あにま
古代の力が再び集まるなんて、世界が震えそう

この二つの力が合わさることで、空白の100年に失われた何かが蘇る可能性があります。それはジョイボーイが目指した世界の実現に繋がるのかもしれません。

世界政府が最も恐れているのは、まさにこうした古代の力の復活でしょう。だからこそ彼らは古代兵器を奪おうとし、ロキのような危険人物を封印してきたのです。

ジョイボーイとポセイドンの約束の再来

魚人島にはジョイボーイからの謝罪文が残されています。これは約束を果たせなかったことへの謝罪だとされていますが、その約束の内容は明かされていません。

ジョイボーイの時代にポセイドンが存在していたことは、ほぼ確実です。そして彼らの間には何らかの重要な約束があったと考えられます。

魚人島のポーネグリフ(66巻)には、ジョイボーイからの謝罪文が刻まれており、海王類たちは「今度こそ果たされる」と語っている。これは未完の約束が存在することを示している。

もしロキが「太陽の神」ニカに関連する存在であれば、彼はジョイボーイの意志を継ぐ者ということになります。そしてしらほしは現代のポセイドン。二人の出会いは、800年前の約束が再び動き出す瞬間なのかもしれません。

海王類が「今度こそ果たされる」と語った約束とは、ロキとしらほしの共闘によって実現されるものなのではないでしょうか。それはおそらく、世界を大きく変える何かに違いありません。

最終決戦に向けた巨人族と魚人族の同盟

物語は最終章に向けて加速しています。そして最終決戦では世界中の勢力が入り乱れることになるでしょう。

ロキとしらほしの同盟は、巨人族と魚人族という二つの種族を結びつけます。これは単なる二国間の協力ではありません。陸の最強種族と海の支配者が手を組むという、世界の勢力図を根本から変える出来事なのです。

あにま
これって、世界政府にとって最悪のシナリオよね

さらに、ルフィを中心とした麦わらの一味の同盟には、すでに多くの種族や国が加わっています。そこに巨人族と魚人族という強力な勢力が加われば、世界政府に対抗できる真の連合軍が誕生することになるでしょう。

これまでルフィは、アラバスタ、魚人島、ドレスローザ、ワノ国など、多くの国々と友好関係を築いてきた。エルバフが加われば、その勢力はさらに拡大する。

モサ公の正体がしらほしであるという可能性は、単なる驚きの展開だけではありません。それは物語の核心に関わる重要な伏線の一つなのです。ロキとしらほしの出会いが、世界を変える大きな転換点となる日は近いのかもしれません。

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