【ワンピースネタバレ考察】軍子=シュリ姫がついに判明!ブルックとの悲しすぎる因縁とは?

ワンピース1173話にて、ついに神の騎士団・軍子の正体が「シュリ姫」であることが判明しました。

青い髪にオッドアイという特徴的な容姿、そしてブルックの音楽への異常なまでの執着――すべてのピースがつながった瞬間、読者に衝撃が走りました。

さらに驚くべきことに、シュリ姫はブルックの恩人である父王を殺した「父殺しの姫」だったのです。

しかし、ブルックの呼びかけで一瞬だけ正気を取り戻した軍子が「逃げて」と叫んだシーンからは、彼女がイム様の支配下で苦しんでいる姿が浮かび上がります。

この悲しすぎる因縁の裏には、一体何があったのでしょうか?本記事では、軍子=シュリ姫の正体判明の経緯からブルックとの過去、「父殺し」の真相、そして80歳のはずの彼女がなぜ若いままなのかという不老の謎まで、徹底的に考察していきます。

ワンピース第1173話で、ついに軍子の正体がシュリ姫であることが判明しました。ブルックが見抜いたその根拠、そして「父殺し」の真相やシュリ姫の不老の謎まで、気になるポイントを徹底的に考察していきます。

軍子=シュリ姫が判明した経緯

ブルックが見抜いた4つの根拠

第1173話で、ブルックは拘束されながらも軍子のもとへ這い寄り、「シュリ姫ェ~~~!!!」と叫びました。ブルックが彼女の正体を確信したのには、はっきりとした4つの理由があります。

まず1つ目は「顔立ち」。仮面の奥に見えた容姿が、かつて知っていた人物と重なったようです。2つ目は「青い髪」で、これはシュリ姫の大きな特徴だったのでしょう。3つ目が「双極の瞳」、つまりオッドアイです。左右で色の違う瞳は非常に珍しく、決定的な手がかりになったと思われます。

そして4つ目が、聖地やブルックの音楽への反応です。軍子がソウルキングの音楽をこよなく愛し、ブルックを音楽奴隷として連れ帰ろうとした執着は、単なるファン心理ではなかったのかもしれません。すべての特徴が一致したことで、ブルックは80歳になっているはずのシュリ姫が目の前にいると確信したのです。

ブルックのセリフ(第1173話):「その"顔立ち"!! "青い髪" "双極の瞳" "聖地"…私の音楽 好きでしたよね!! すべてが一致するんですよ!!」

「思い出したくない」怒りの理由

ブルックは軍子の正体に気づいた直後、「私…!! あなたの事…!! 一生思い出したくなかった!!!」と激しい感情をあらわにしました。普段は陽気でスカルジョークを飛ばすブルックが、ここまで険しい表情を見せるのは非常に珍しいことです。

この怒りの根底にあるのは、シュリ姫がブルックの恩人である「父」を殺したという事実でしょう。ブルックにとってこの恩人は、ルフィにとってのシャンクスのような存在だったと考えられます。人生を変えてくれた大切な人を奪われた痛みは、何十年経っても消えるものではありません。

だからこそブルックは、その記憶に蓋をして生きてきたのでしょう。思い出したくなかったのは、恩人を失った悲しみだけでなく、かつて親しかった相手が恩人を殺したという、あまりにも残酷な現実そのものだったのかもしれません。

あにま
ブルックがここまで怒るなんて…相当つらい過去があったんだね。

ブルックとシュリ姫の悲しき過去

第1173話では、軍子の脳裏に過去の記憶が一瞬よみがえる場面がありました。そこには幼いシュリ姫と若きブルックが手を繋いでいる姿が描かれていたのです。ブルックは「私はね、海賊になるのが夢なんです」と語っており、まだルンバー海賊団に入る前の時期だったことがうかがえます。

ブルックの推定年齢から逆算すると、この回想はおよそ70年前の出来事と思われます。当時のブルックは15~20歳くらい、シュリ姫は10歳以下に見える幼さでした。2人の間には、身分を超えた穏やかな絆があったのでしょう。

しかし、その美しい記憶はやがて悲劇によって引き裂かれました。護衛戦団の団長と王族の姫という関係が、世界政府の介入によってどのように壊されていったのか。この過去編の全容が描かれる日が待ち遠しいところです。

ブルックは現在90歳。ルンバー海賊団に加入する前は「西の海のとある王国」で護衛戦団の団長を務めていたことが、第489話で語られています。

「父殺し」の真相を考察

護衛戦団時代の出会いと絆

ブルックがかつて仕えていた「西の海のとある王国」。この王国の王こそが、ブルックの恩人であり、シュリ姫の父親だったと考えられます。ブルックは第489話で「とある王国の護衛戦団の団長」だったと自己紹介していますが、王国の名前をあえて伏せていたのが気になるポイントです。

名前を出せなかったのは、その王国がすでに世界政府によって滅ぼされているからかもしれません。護衛戦団の団長として王に仕えていたブルックは、王の人柄や志に深く感銘を受けていたのでしょう。

若き日のブルックが剣の稽古の合間にバイオリンを奏で、幼いシュリ姫がそれを聴いていた――そんな光景が目に浮かびます。シュリ姫がソウルキングの音楽に異常なほどの執着を見せていたのも、この原体験があったからこそなのでしょう。

あにま
軍子がブルックの音楽を愛していたのは、幼い頃の記憶が残っていたから?

恩人の王が託したもの

ブルックにとって、この王は人生の方向を決定づけた恩人でした。シャンクスがルフィに麦わら帽子を託したように、この王もブルックに何か大切なものを託した可能性が高いです。

それは音楽の素晴らしさだったのか、騎士としての誇りだったのか、あるいはまだ明かされていない「何か」なのか。ブルックが海賊になる夢を持つようになったきっかけにも、この恩人の影響があったのかもしれません。

護衛戦団の団長という要職にありながら海賊を志したブルック。その背景には、王国の崩壊という悲劇があったのではないでしょうか。守るべき国と王を失ったからこそ、ブルックは新たな生き方として海賊の道を選んだ。そう考えると、すべてが繋がってくるように感じられます。

イム様の支配による悲劇の構図

シュリ姫が自らの意思で父を殺したとは考えにくいでしょう。第1173話で軍子が「お父さま」と泣き叫ぶ描写があったことからも、本人の意志に反した行為だったことがうかがえます。

ここで思い出されるのは、「深海契約」による身体の支配です。第1168話で明らかになったように、神の騎士団と「深海契約」を結んだ者は、イム様の命令に逆らえなくなります。本人の意思に関係なく、身体がイム様の指示通りに動いてしまうのです。

シュリ姫もこの契約によって支配され、忠誠の証として実の父を手にかけることを強いられたのではないでしょうか。ハラルド王がイム様に操られてエルバフを裏切った構図と、あまりにも酷似しています。世界政府の支配がどれほど多くの人の人生を壊してきたか、改めて痛感させられる展開です。

「父殺し」のレッテルを貼られたキャラクターは、シュリ姫だけではありません。ロキ王子も同じ汚名を着せられましたが、彼の場合はイム様に操られた父ハラルドを止めるためのやむを得ない行為でした。シュリ姫の「父殺し」も、同様の悲劇である可能性が極めて高いと思われます。

ロキとハラルドとの共通点

エルバフ編では、「父殺しの王子」ロキ「父殺しの姫」シュリという、2人の「父殺し」が同時に存在しています。この共通点は偶然ではないでしょう。

ロキの場合、父ハラルドは深海契約によってイム様に操られ、エルバフを裏切る行動を取りました。ロキは父の意志を受けて介錯するという形で「父殺し」を行ったのです。真相が明らかになるまで、ロキは長い間汚名を背負い続けました。

シュリ姫の場合も、同じような構図だった可能性が高いです。世界政府に取り込まれる過程で、自分の意志とは無関係に父を殺してしまったのかもしれません。どちらも、イム様の支配がなければ起きなかった悲劇です。

尾田先生がこの2つのエピソードを同じ「エルバフ編」に配置したのは、世界政府の支配による悲劇の連鎖を描くためだと考えられます。ロキの無実が晴れたように、シュリ姫の「父殺し」の真相もいずれ明かされるはずです。

あにま
ロキもシュリ姫も、イム様の犠牲者なんだね…。

シュリ姫の不老の謎に迫る

深々海契約と不老化の関係

シュリ姫の不老を考えるうえで欠かせないのが、イム様との「契約」システムです。第1168話で明らかになった情報をまとめると、契約には3つの段階があります。

「浅海契約」は神の従刃に与えられ、五芒星(アビス)を通れるようになる程度のもの。「深海契約」は神の騎士団に与えられ、「力」と「不死」が授けられます。そしてその上の「深々海契約」は五老星クラスに与えられ、「不老」も加わるのではないかと考えられています。

サターン聖が200年前から見た目が変わっていなかったのに対し、同じ神の騎士団だったガーリング聖はしっかり老けています。この違いは、深海契約では「不死」は得られても「不老」までは得られないことを意味しているようです。

第1168話で判明した契約の段階:浅海契約(神の従刃)→ 深海契約(神の騎士団、力と不死を付与)→ 深々海契約(五老星、不老も付与か)。深海・深々海契約を合わせて13人までという制限があるとされています。

80歳なのに若い3つの仮説

では、なぜ深海契約のはずの軍子が50年以上も見た目が変わっていないのか。これには3つの仮説が考えられます。

1つ目は、軍子だけが特別に深々海契約を結んでいる説です。イム様の側近として花の部屋に常に侍っていた描写があることから、五老星に準ずる特別な待遇を受けていた可能性があります。

2つ目は、イム様との相性が非常に良く、深海契約でも深々海契約相当の効果が出ている説です。イム様が軍子を特別に気に入っていたとすれば、通常以上の力が与えられたのかもしれません。

3つ目は、そもそも老けにくい体質だった説です。ワンピースの世界では、シャッキーのように実年齢よりはるかに若く見えるキャラクターも存在します。ただし、50年以上ほぼ変わらないのはさすがに体質だけでは説明しづらいところです。

38年前のゴッドバレー事件では、軍子はすでに「神の従刃」として活躍し、アロアロの実を使いこなしていました。天竜人たちから優勝候補として注目されるほどの実力者だったようです。

軍子はイム様から解放されるか

物語の流れを考えると、軍子がイム様の支配から完全に解放される展開は十分にあり得るでしょう。ただし、その道のりは簡単ではなさそうです。

イム様が降臨した状態の軍子は巨人族が束になっても敵わないほど強力で、物理的に救い出すのは非常に困難です。さらに、深海契約そのものを破棄する方法がまだ作中で示されていない点も気がかりです。

しかし、ロキがハラルド王の支配を覇王色の覇気で打ち破ったように、強い意志や絆の力が契約を上回る可能性はゼロではありません。軍子が一瞬だけ正気を取り戻したという事実が、その希望の根拠になっています。

あにま
解放されたとしても、過去の罪に苦しむことになりそう…。

一瞬の正気が示す希望の光

第1173話で最も注目すべきは、ブルックの呼びかけによって軍子が一瞬だけ正気を取り戻した場面です。イム様の支配から意識が戻りかけた軍子は、麦わらの一味を矢の拘束から解放しました。

さらに、軍子は正気の状態でブルックに「逃げて」と叫んでいます。これは、支配下にあっても自分の意志が完全には消えていないことの証です。名前を呼ばれたことで過去の記憶がよみがえり、イム様と軍子自身の意志がせめぎ合う状態になったのでしょう。

この「一瞬の正気」は、今後の展開における大きな伏線になるはずです。完全に支配されているわけではないのなら、きっかけ次第で自我を取り戻せる可能性が残されています。それこそが、この悲劇の中に差し込む一筋の希望の光と言えそうです。

ブルックの音楽が鍵を握る理由

軍子を救い出す鍵は、やはりブルックの音楽にあるのではないでしょうか。軍子がソウルキングの音楽を異常なほど愛していた理由が、幼い頃の記憶に根ざしているのだとすれば、その音楽こそがイム様の支配を打ち破る最大の武器になり得ます。

ブルックのヨミヨミの実は「魂」に関わる能力です。ホールケーキアイランド編では、魂(ソウル)に直接働きかける力でビッグ・マムのソルソルの実に抵抗してみせました。イム様の支配が精神や魂に干渉するものだとすれば、ブルックの能力は対抗手段として理にかなっています。

ルフィが太陽の神ニカとして世界全体を照らす存在だとすれば、ブルックは音楽で一人の女性の魂を闇から救い出す存在なのかもしれません。この対比こそが、エルバフ編のもうひとつの軸になっていく予感がします。今後のブルックの活躍から、目が離せません。

あにま
ブルックの音楽がシュリ姫を目覚めさせる展開、期待大!
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