【ワンピース】ラフィットとは何者?裏ボス?正体や強さの謎に迫る!
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

ワンピースの物語において圧倒的強さを誇り、その大部分が未だ謎に包まれている黒ひげ海賊団。最新話ではメンバーの能力について一気に公開されましたが、当記事では未だ謎に包まれている黒ひげ海賊団のメンバー「ラフィット」について徹底解説していきます。

ラフィットとは何者?

まずは、ラフィットとはどのような人物なのか、おさらいしていきましょう。

ラフィットのプロフィール

ラフィット
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

名前ラフィット
異名鬼保安官
所属黒ひげ海賊団五番船船長兼航海士
所属船サーベルオブジーベック号
年齢39歳→41歳
身長340cm
誕生日3月13日
血液型X型(現実におけるA型)
出身地西の海
口癖「ホホホ」

黒ひげ海賊団での立ち位置

黒ひげ海賊団
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

ラフィットは「マーシャル・D・ティーチ」率いる黒ひげ海賊団の五番船船長で航海士も兼ねています。

「10人の巨漢船長」の一人に数えられる程の長身かつ細身で、色白な肌でシルクハットを被りステッキを手に持った姿が特徴的な人物です。

ですます調の丁寧な喋り方で話す紳士的な面を見せつつ、たまに「ブチ殺しますよ」などと物騒な発言をするような心の内が読めない人物で、黒ひげ海賊団の中で最もミステリアスな人物と言えるでしょう。

黒ひげ海賊団については、こちらの記事でも紹介しています。ぜひ読んでみてください。


ラフィットのモデルについて

ラフィットのモデルとなった人物は、19世紀初期にメキシコ湾で活躍した海賊「ジャン・ラフィット」と考えられています。

ジャン・ラフィットはフランス生まれの人物で、海賊でありながら紳士的な装いと振る舞い、知的で才知あふれる発言を多く残したとされています。

その紳士的な見た目と言動、さらに「ジャン・ラフィット」という名前からも、ラフィットのモデルとなった可能性が一番高いと考えられるでしょう。

また、アメリカには「ジャンラフィット国立公園」という公園があり、民衆から相当な指示を得たと考えられています。

ラフィットの能力について

それでは、本編でのラフィットの強さ、能力について書いていきます。

ラフィットの強さ

ラフィットは1083話現在に至るまで戦闘シーンの描写が無く、どのような強さを持っているのか計り知れません。

後ほど能力について解説していきますが、戦闘というよりは、どちらかというと工作員のような立ち回りが多く描写されています。

ただ、現四皇黒ひげ海賊団で「10人の巨漢船長」のうちの一人に数えられる程の人物ですので、元四皇ビッグマム海賊団幹部「スイーツ三将星」、同じく元四皇百獣海賊団幹部「大看板」クラスの実力は持っていると考えられるでしょう。

羽で空を飛ぶことができる

ラフィット
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

作中で描写されているラフィットの能力の一つとして「腕を翼に変え空を飛ぶことができる」というのが挙げられます。

インペルダウン編にて、黒ひげ海賊団がインペルダウンを襲撃する際、腕を白い翼に変え空を飛ぶラフィットの姿が描かれていました。

この翼が「悪魔の実」の能力によるものなのか、それともラフィット本人によるものなのかはまだ明らかになっていません。

ワンピースでは、ハーピーやルナーリア族といった人型で翼が生えている種族も多く存在するので、ラフィット本人が人間では無い別の種族である可能性も十分考えられるでしょう。


催眠術が使える

ラフィット
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

作中で描かれているラフィットの能力としてもう一つ、「催眠術」が使えるというものがあります。

この「催眠術」こそ、黒ひげ海賊団が作中で起こした作戦成功の鍵になっているのです。

例えば、頂上戦争編において、厳重警備のインペルダウンから脱獄する際に、動力室の海兵へ「正義の門に軍艦を確認したら、全て通せ」と催眠をかけ難なく脱出に成功。

マリンフォードに乗り込み、白ひげ海賊団へ奇襲攻撃を仕掛け、白ひげから「グラグラの実」の能力を奪うことに成功しています。

ラフィットを五番船船長たらしめる強力な能力と言えるでしょう。

作中でのラフィットの活躍について

続いて、原作10831話現在に至るまでのラフィットの活躍について解説します。

ラフィットの初登場

ラフィット
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

ラフィットの初登場は物語234話です。

王下七武海「クロコダイル」がルフィの手によって倒された後、聖地マリージョアにて王下七武海と海軍が会議をしている場面でした。

七武海「ドンキホーテ・ドフラミンゴ」と「バーソロミューくま」の二人と海軍本部中将「大参謀のツル」、海軍元帥「センゴク」が話している中、傍観希望と七武海「ミホーク」がその場に入ってきます。

そこで、「ならば私も傍観希望でよろしいですか?」とラフィットが登場します。

ラフィットは空いた七武海の枠に黒ひげ海賊団船長「ティーチ」を推薦するために参上したのです。

七武海に加え、海軍元帥もいるマリージョアの会議室へ、誰にも気づかれず突然現れたラフィットの姿に、衝撃を受けた読者も多いのではないのでしょうか。

ラフィットの過去

ラフィット
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

黒ひげ海賊団に入る前のラフィットは、西の海で保安官をしていました。

ラフィットの異名「鬼保安官」の由来はここからきています。

保安官時代のラフィットは度を越えた暴力で国を追われており、国中にその悪名が知れ渡っていると、海軍中将ツルが語っています。

そこからどのような経緯でティーチと出会い、黒ひげ海賊団に加入したかは未だ明かされていませんが、ラフィットのティーチに対する高い忠誠心から、相当な出来事があったと考えられるでしょう。

ラフィットの現在

ラフィットは現在、黒ひげ海賊団の五番船船長を務めています。

頂上戦争編以降、新世界編での再登場はドレスローザ編終了後での出来事でした。

二番船船長の「雨のシリュウ 」と対話しているところへ、1番船船長「ジーザス・バージェス」から、革命軍の本拠地を突き止めたという連絡が入りました。

ドレスローザでバージェスを迎えにいったところ行き違いになり、消息を追っていたこととラフィットは語っており、黒ひげ海賊団の中でもやはり工作員、参謀的な役割をになっていることが明らかになりました。

ラフィットの悪魔の実について考察

続いて、ラフィットの悪魔の実の能力について考察していきます。

ラフィットの悪魔の実はまだ判明していない

黒ひげ海賊団 能力者狩り
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

物語1083話時点で、能力者狩りにより多くのメンバーが悪魔の実の能力者になっている中、ラフィットだけは黒ひげ海賊団の中で唯一悪魔の実の能力が明らかになっていません

積極的に能力者狩りを行っており、ラフィット以外のメンバーが全員悪魔の実の能力者になっているので、ラフィットも同じように悪魔の実の能力者である可能性が非常に高いと考えられます。

前述の通り、ラフィットには催眠術が使え、腕を翼に変えて飛行するという能力があります。

仮にこれが悪魔の実の能力だと仮定した場合、どのような能力者であると考えられるでしょうか。

鳥に関する悪魔の実なのか?

トリトリの実
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

腕を翼に変化させることができるので、まず先に思いつくのは鳥に関する悪魔の実ではないかという説です。

そして、ワンピースの世界で鳥のような動物系悪魔の実であれば「モデル」というのが存在します。例えば、トリトリの実モデルファルコンといったように、鳥の中でも細かく分類されるのです。

仮にラフィットがトリトリの実であった場合、笑い声が「ホホホホ」である点や、誰にも気づかれずマリージョアに侵入できた点から、隠密行動が得意なフクロウがモデルになってるのではないかと考えられます。

ただフクロウが催眠術を扱えるかどうかは不明なので、根拠はまだまだ薄いですね。

動物系悪魔の実については、こちらの記事でも紹介しています。ぜひ読んでみてください。

天使に関する悪魔の実なのか?

ラフィットの悪魔の実についてもう一つ考えられるのが、天使に関する悪魔の実ではないかという説についてです。

動物系悪魔の実には、空想上の生物をモデルとした「幻獣種」というものが存在するため、空想上の存在である天使の可能性も十分に考えられるでしょう。

天使であれば、催眠術を使え翼で飛行ができるという能力も説明がつきますね。

また、ラフィットの過去やこれまでの活躍からも、天使なのではないかと考察することができます。

前述にもある通り、ラフィットはティーチの使いとして聖地マリージョアに赴いています。

ティーチを神とするならば、ラフィットは神の使い、すなわち天使としての役割を全うしていることになります。

また保安官という職業からも、善い行いをする天使の姿が連想できますね。

ラフィットの正体や今後の活躍について考察

最後にラフィットの今後の活躍について考察していきます。

ラフィットの正体が明らかに

ラフィット
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

ラフィットは、黒ひげ海賊団の中で、最も謎の多い人物と考えられます。

黒ひげ海賊団に初期から在籍していながら、能力をあまり明かしておらず、言動から人間性が全く汲み取れないからです。

ラフィットの謎に包まれた能力や、人間性については、今後の物語で明らかになっていくことでしょう。

ラフィットとは何者なのか、その正体は一体何なのか。今後の展開から目が離せません。

ラフィットは物語の黒幕?

ラフィットの謎に包まれている正体を追っていく中で、ラフィットが物語の黒幕なのではないかという説が浮上しています。

ラフィットが黒幕だと考えられる最大の理由が、ラフィットの扱える「催眠術」にあります。

ラフィットは、この催眠術を船長「ティーチ」に掛けて操っているのではないかと考えられています。

また、ラフィットは黒ひげ海賊団に最も忠実な人物として描かれているため、目的を成し遂げるために従っていると考えれば、黒ひげ海賊団を裏で操っている可能性は十分にあり得ますね。

ラフィットとブルックの戦いについて

ブルック
出典:『ONE PIECE』(C)尾田栄一郎 / 集英社

 

物語において、ラスボス的立ち位置で描かれている黒ひげ海賊団。

主人公ルフィ率いる麦わらの一味とは間違いなく戦うことになるでしょう。

麦わらの一味と黒ひげ海賊団がぶつかった際、ラフィットは誰と戦うと考えられるでしょうか。

読者の間では、ブルックと戦闘するのではないかと考えられています。

ブルックもラフィットと同じく催眠術を使える上、出で立ちも長身細身で紳士のような服装をしているので、ラフィットとブルックが戦う可能性は十分にあり得ますね。

そしてブルックもラフィットと同じく謎の多い「ヨミヨミの実」の能力者ですので、どのような戦闘になるのか想像もつきません。

ヨミヨミの実については、こちらの記事で紹介しています。ぜひ読んでみてください。

ラフィットについてまとめ

今回は黒ひげ海賊団五番船船長「ラフィット」について解説、考察してきました。

ラフィットは黒ひげ海賊団で最も多くの謎に包まれている人物です。

ラフィットの正体、能力の謎については物語終盤でどんどん明らかになっていくでしょう。

今後の展開から、ますます目が離せませんね。

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