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ロキの悪魔の実の正体は?|「黒い竜」の3つの候補
ロキが変身した「巨大な黒い竜」の正体について、現時点で有力な候補は以下の3パターンです。
候補①:ニーズホッグ(北欧神話の邪竜)
最有力候補とされているのがニーズホッグです。その理由は3つあります。第一に、ニーズホッグは北欧神話で世界樹ユグドラシルの根元に棲む竜であり、エルバフの宝樹アダム(世界樹)との対応関係が明確です。第二に、1170話でロキが変身した際の特徴(カギ爪、たてがみ、巨大化)が竜型の動物系幻獣種と一致します。第三に、ニーズホッグは死者の魂を食らうとされ、エルバフの「冥界」の設定と直結する存在です。
候補②:フェンリル(北欧神話の巨狼)
1170話の変身時に「バオオオオ」という鳴き声が描かれていたことから、狼の可能性も完全には否定できません。ただし、今話で「竜」の姿が確認されたため、フェンリル説はやや後退したと考えられます。
候補③:ワンピース独自のドラゴン
ワンピースの世界では「龍(りゅう)」と「竜(ドラゴン)」が明確に区別されています。カイドウの青龍は「龍」で、東洋的な蛇のような姿です。ロキの「黒い竜」が西洋的なドラゴンであれば、それはワンピース世界で唯一無二の存在となり、「ドラドラの実」というシンプルな名前になる可能性もあります。
| 項目 | ロキの竜 | カイドウの青龍 | モモの助の龍 |
| 色 | 黒 | 青 | ピンク(不完全) |
| 実の名前 | 不明 | ウオウオの実 幻獣種 モデル青龍 | 人造悪魔の実(青龍のコピー) |
| 分類 | 動物系(幻獣種?) | 動物系 幻獣種 | 人造(ベガパンク製) |
| 神話的背景 | 北欧神話(ニーズホッグ?) | 東洋の龍神 | なし(コピー品) |
ソマーズ聖の「次の人質」戦略がもたらす3つのシナリオ
護送船を失ってもなお冷静に次の手を考えるソマーズ聖。子供たちがロキに救出されたことで、ソマーズ聖は新たな戦略を練る必要に迫られます。考えられるシナリオは3つです。
シナリオA:家族ごと人質に取る拡大路線
子供たちの救出に家族が加わったことで、ソマーズ聖にとっては「使える人質」の範囲が広がったことになります。イバイバの実の荊で子供と家族をまとめて拘束し、より大規模な人質状況を作り出す可能性があります。1143話でソマーズ聖が子供たちを荊で囲い込んだ手法の拡大版です。
シナリオB:悪魔化した巨人を増やす消耗戦
ソマーズ聖単独ではなく、イムの黒転支配(ドミ・リバーシ)による悪魔化を加速させる方向にシフトする可能性があります。悪魔化した巨人に挟まれるだけで別の巨人も悪魔化してしまうルールを利用し、エルバフの戦力を内側から崩していく戦略です。1172話でヤルル様が宣戦布告をした直後にドリーとブロギーが悪魔化したように、戦いが長引くほどエルバフ側の被害は拡大します。
シナリオC:撤退と再侵攻
ロキとルフィという予想外の戦力が登場したことで、一時撤退を選ぶ可能性もあります。ただし、1160話でゴッドバレー事件の際に世界政府が退かなかった前例を考えると、天竜人のプライドが撤退を許さない可能性が高いです。
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ルフィ参戦で変わるエルバフの戦局|MMAとの戦いの行方
ルフィがついに陽界に参戦したことで、エルバフの戦局は大きく変わります。しかしルフィの参戦だけで全てが解決するわけではありません。その理由は以下の通りです。
第一に、敵の数が圧倒的に多い。MMAの怪物たちに加え、黒転支配で悪魔化した巨人たちがエルバフ中に散らばっています。ルフィ一人では全ての戦線をカバーできません。
第二に、イムという最大の敵がまだ健在。軍子の身体に宿ったイムは、ゴッドバレー事件でロックスやロジャーが束になっても倒せなかった存在です。覇王色の覇気でしか黒転支配に対抗できない現状では、ルフィとロキの覇王色が鍵を握りますが、イム本体への決定打にはなり得ない可能性もあります。
第三に、味方の被害がすでに大きい。ギャバンは重傷、サウロはソマーズにやられて動けず、ドリーとブロギーは悪魔化して同士討ち状態です。
ただし、明るい材料もあります。ロキの竜の飛行能力とルフィのギア5の自由な戦い方が組み合わされば、地上と空中を同時に制圧できる戦術が可能になります。さらにラグニルの雷の力が加われば、MMAの怪物たちを一掃する決め手になるかもしれません。
ロキは「エルバフの救世主」になれるか|父殺しの汚名を超えて
1174話でロキが子供たちを救ったことは、エルバフ編を通じたロキの物語の重要な転換点です。
エルバフ中から「父殺し」「呪いの王子」と蔑まれてきたロキですが、その真実は1170話で明らかになりました。実際にはイムに操られた父ハラルドの名誉を守るために、ロキが自ら汚名をかぶって海に出たのです。ハイルディンをはじめ真実を知った巨人たちはロキに謝罪しましたが、エルバフの一般市民はまだ知りません。
今話で子供たちを救ったロキの姿は、その真実を知らない住民にとっても「嫌われ者の王子が命がけで子供を守った」という事実として映ります。これは以下の3つの理由から、物語上きわめて重要な場面です。
第一に、ハラルドの遺志の継承。エルバフを愛し、世界と共存しようとしたハラルドの思いを、息子のロキが行動で示しています。
第二に、懸賞金26億の実力の証明。6年前にシャンクスに捕らえられたとはいえ、四皇に迫る評価を得ていたロキの戦闘力が、故郷を守るために使われます。
第三に、「エルバフを壊す力」が「エルバフを救う力」に変わるという構図です。王家に伝わる禁断の悪魔の実は、その危険性ゆえに数百年間誰も食べられなかったものです。その禁じられた力で子供たちを救うというのは、ロキの物語の核心にあたります。
ワンピース1174話の各戦線の現状まとめ
エルバフでは複数の戦線が同時進行しています。1174話終了時点での各戦線の状況を整理します。ルフィとロキの参戦により、戦況が大きく動き始めました。
港付近(子供たちの救出戦線)
港付近の戦線は、1174話で最も大きく動いたエリアです。
子供たちはロキに救出され、当面の落下の危機は回避されました。しかしソマーズ聖のイバイバの実の能力は健在であり、子供たちの安全が完全に確保されたわけではありません。
リプリーと子供たちの家族もロキに救われた形ですが、荊による負傷が気がかりです。またアンジェが学校付近から子供たちの元に向かっていることが前話で描かれており、合流すれば戦力の増強になります。
ソマーズ聖については、護送船の喪失という誤算に加え、ロキという想定外の戦力の出現で計画の大幅な修正を迫られています。ただし前述の通り、ソマーズ聖は冷酷かつ頭の回転が速い人物であり、すぐに新たな手を打ってくる可能性が高いです。
西の村(巨人族の戦い)
西の村の戦線は、依然として厳しい状況が続いています。
ドリーとブロギーはイムの黒転支配を受けたまま同士討ち状態です。旧巨兵海賊団の戦士たちも悪魔化しており、ゾロが上空からの斬撃で倒してはいるものの、根本的な解決には至っていません。
1173話でゾロが見せた「上空を跳ねて頭上から斬る」という策は、悪魔化した巨人に挟まれると自分も悪魔化してしまうというルールへの対処でした。ハイルディンとスタンセンがサポートに回り、一定の戦果を上げていますが、悪魔化の根本原因であるイムを止めない限り、新たな犠牲者が出続けます。
この戦線にルフィの覇王色の覇気が届けば、悪魔化した巨人たちを正気に戻せる可能性があります。ただしルフィは現在MMAとの戦いに向かっているため、西の村への介入は1175話以降になると考えられます。
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樹道8号線(麦わらの一味)
麦わらの一味側は、状況が少しずつ好転しています。
1173話で軍子の拘束が緩んだことで、ナミ、ウソップ、ジンベエの3人が脱出に成功しました。これは軍子(シュリ姫)がブルックの存在を認識した際に、一瞬だけ正気を取り戻した影響と考えられます。
一方でロビンはソマーズ聖の荊に拘束されたままの状態です。ロビンは歴史の本文(ポーネグリフ)を読める唯一の人物であり、世界政府にとっても重要なターゲットです。到着したサンジがロビンの救出に向かっていることが前話で描かれていますが、ソマーズ聖との直接対決に発展する可能性があります。







