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不死川実弥の日輪刀
不死川実弥の日輪刀は緑色で、刀身全体に鋭く刺々しい模様があります。
鍔は風車を連想させる形をしており、鎺(はばき)には菊の花があしらわれています。
風の呼吸
先ほども触れた通り、不死川実弥は風の呼吸の使い手です。
風の呼吸の型を見ていきましょう。
風の呼吸:壱ノ型 塵旋風・削ぎ(じんせんぷう・そぎ)
凄まじい勢いで横向きに発する竜巻のように、螺旋状に地面を抉りながら突進して斬り刻む技です。
風の呼吸:弐ノ型 爪々・科戸風(そうそう・しなとかぜ)
獣の爪痕のような四つの斬撃を同時に放つ技です。
風の呼吸:参ノ型 晴嵐風樹(せいらんふうじゅ)
自信を中心に旋風の渦が逆巻くような剣技です。
風の呼吸:肆ノ型 昇上砂塵嵐(しょうじょうさじんらん)
低い姿勢から繰り出され、砂塵を巻き上げる嵐を彷彿とさせる太刀筋の技です。
風の呼吸:伍ノ型 木枯らし颪(こがらしおろし)
空中から吹き抜ける風の如く、地上に向けて広範囲を回転しながら斬り付ける技です。
風の呼吸:陸ノ型 黒風烟嵐(こくふうえんらん)
体を捻じり斜め下から勢いをつけて切り上げる技です。
風の呼吸:漆ノ型 勁風・天狗風(けいふう・てんぐかぜ)
空中で体を捻りながら放つ、竜巻の如き剣技です。
風の呼吸:捌ノ型 初烈風斬り(しょれつかぜぎり)
敵に素早く駆け寄り、すれ違いざまに斬りかかる、まさしく烈風を思わせるかのような技です。
風の呼吸:玖ノ型 韋駄天台風(いだてんたいふう)
跳躍し、頭上高くから斬りつける技で、台風を思わせる太刀筋で広範囲への攻撃を可能とします。
【鬼滅の刃】不死川実弥の最後は?終盤の活躍
不死川実弥は終盤どのような活躍を見せたのでしょうか。
ここからは彼の終盤の登場シーンに迫ってまいります。
お館様の死に涙しつつ雑魚鬼を一掃
鬼舞辻無惨の産屋敷邸への襲来によって、最終決戦の火蓋が切って落とされました。
無惨の襲来を予測していたお館様は、自らの命を犠牲に鬼舞辻無惨への攻撃を仕掛けたのです。
慕っていたお館様の死を知り、守れなかったことを悔やんだ実弥は涙を流しつつ、無限城内で襲い来る雑魚鬼たちを一掃しました。
弟の危機に駆けつけ黒死牟と対峙
無限城内では隊士がばらばらに飛ばされ、各々が鬼と対峙していました。
そんな中、実弥の弟である玄弥は、上弦の壱である黒死牟と対峙しており、黒死牟の攻撃により両腕と胴体が切り離され、頸を切られようとしたその瞬間、実弥が間に入り玄弥を助けたのです。
実弥の戦闘力は「やりおる…。肉体的にも技の…全盛と見た…。」と黒死牟が評するほどでしたが、一人では黒死牟には及ばず、黒死牟の攻撃によって重傷を負わされます。
その傷から流れる血の匂いを嗅いだ黒死牟はふらつき千鳥足になりました。
そして、本来であれば内臓が溢れてしまうほどの深傷を負ったにもかかわらず自らに襲いかかる実弥に、黒死牟は、「血を凝固させているのか?呼吸で?筋肉を引き絞り臓物が飛び出るのを止めている?どちらにせよ人間にできて良い芸当ではない。」と驚きの声を上げます。
しかし、実弥は黒死牟にかすり傷ひとつつけることができなかったのです。
そこへ岩柱である悲鳴嶼行冥が駆けつけ、腹部の手当をするよう指示されました。
黒死牟との戦いで痣を発現
悲鳴嶼の指示により、腹部の手当を終えた実弥は戦闘に復帰します。
そして、その実弥の右頬には風車のような形をした痣が発現したのです。
そして、同じく痣を発現させた悲鳴嶼とともに黒死牟を畳みかけますが、黒死牟の目にも止まらぬ速さの反撃により、右手の人差し指と中指を失ってしまいます。
黒死牟の止まらぬ反撃に次々と傷が増えていく実弥でしたが、玄弥と風柱の時透無一郎が捨て身で作った黒死牟の隙をつき、悲鳴嶼とともに黒死牟を倒すことに成功したのです。