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【呪術廻戦】渋谷事変後の伏黒恵

単行本16巻138話:禪院直昆人の遺言で禪院家当主に

当主の座を利用する気満々の伏黒恵
出典:『呪術廻戦』(Ⅽ)芥見下々/集英社

 

渋谷事変編終了直後の呪術廻戦138話で、伏黒恵が禪院家当主になるという意外な展開になります。
渋谷事変の戦いで、禪院家26代当主の禪院直昆人が死亡

本来なら、息子の禪院直哉が、次期当主になるはずでした。
しかし、禪院直昆人の遺言には「五条悟が意思能力を喪失した場合、伏黒恵を次期当主とする」と書かれてたのです。

遺言のせいで、伏黒恵は突然27代禪院家当主になってしまいました。
次期当主になるはずだった禪院直哉は、伏黒恵を殺そうと考えます。

しかし、伏黒恵と禪院直哉が顔を合わせることはなく、間もなく禪院家は壊滅。
当主になるのを嫌がっていた伏黒恵ですが、すぐに切り替えて伏黒津美紀を助けるために当主の力を利用しようとしています。

単行本18巻161話:津美紀を離脱させるために死滅回游に参加

死滅回游に参加する伏黒恵
出典:『呪術廻戦』(Ⅽ)芥見下々/集英社

 

伏黒恵は死滅回游から伏黒津美紀を離脱させるため、自分も死滅回遊に参加します。
呪いで寝たきりだった伏黒津美紀でしたが、羂索の無為転変で脳を改造されて死滅回遊に参加させられていました。

伏黒恵は100点を消費すれば新しいルールを追加できる死滅回游のルールを利用し、伏黒津美紀を離脱させる計画を立てます。

伏黒恵は新しいプレイヤーを招待し、100点を消費すれば死滅回游から離脱させるルールを追加します。

伏黒恵は伏黒津美紀を離脱させるための100点を用意するならプレイヤーを殺害しても構わないと思っており、実際にレジースターを殺しています。

単行本24巻212話:宿儺の呪肉体にされてしまう

伏黒恵に受肉した両面宿儺
出典:『呪術廻戦』(Ⅽ)芥見下々/集英社

 

呪術廻戦212話では、伏黒恵は宿儺に体を乗っ取られてしまいました。
離脱の条件を整えた伏黒恵は、伏黒津美紀を離脱させようとします。

しかし、過去の術師・世に体を乗っ取られていた伏黒津美紀は離脱の代わりに新たなルールを追加。
伏黒津美紀が、過去の術師の呪肉体になっていたことに伏黒恵は動揺します。

虎杖悠仁から身体の主導権を奪った宿儺は、動揺した伏黒恵の口に自分を呪物化させた指を飲み込ませました
ついに宿儺は、伏黒恵の体に受肉することに成功

呪肉体になっても抵抗を続けた伏黒恵ですが、伏黒津美紀を乗っ取った万が宿儺に殺されたことで完全に身体を奪われています。

230話:摩虎羅適応の肩代わりで無量空処を受けて廃人に?

無量空処を受けた伏黒恵
出典:『呪術廻戦』(Ⅽ)芥見下々/集英社

 

呪術廻戦230話では、伏黒恵が摩虎羅の肩代わりとして5回を無量空処受けていたことが判明しました。
五条悟と宿儺の領域勝負は5回に及び、とうとう宿儺が無量空処を受けることに。

無量空処を受けた宿儺は行動不能になりますが、突然魔虚羅が現れて五条悟の領域を破壊
今まで顕現していなかった魔虚羅は、なぜか無量空処に適応していたのです。

宿儺は自分が無量空処を受けるのを防ぎながら、伏黒恵の魂に無量空処を受けさせて、魔虚羅が適応する肩代わりをしていたことが判明

宿儺は一度無量空処を受けただけで、領域展開が使用不能になるほどのダメージを負っていました。
5回も無量空処を受けた伏黒恵は、廃人になったのではと心配されています。

呪肉体になってからずっと見た目は伏黒恵のままでしたが、237話でとうとう千年前の宿儺の姿になってしまいました。

【呪術廻戦】伏黒恵の名言集

「でも死なせたくありません」単行本1巻2話

出典:『呪術廻戦』(Ⅽ)芥見下々/集英社

 

宿儺の指を食べ、気を失った虎杖悠二。「彼をどうするべきか?」と呪術師として五条悟に問われた伏黒恵。その問いに対しての返事がこのセリフでした。ここで伏黒恵が「どうにかしてください」と言ったのに対して「かわいい教え子のためだ」と返した五条悟。二人の師弟関係もこの話で少し垣間見えます。

「俺は不平等に人を助ける」単行本2巻9話

出典:『呪術廻戦』(Ⅽ)芥見下々/集英社

 

「幸せになるべき善人が報われないこと」が許せなくて呪術師になった伏黒恵。その概念が根本にあるからこそのこのセリフ。宿儺との対戦で本気を出そうとした瞬間、自分の信念を現した一幕になりました。

「俺は正義の味方(ヒーロー)じゃない 呪術師なんだ」単行本2巻9話・143話

出典:『呪術廻戦』(Ⅽ)芥見下々/集英社

 

虎杖悠二が死ぬ直前のシーン。「お前を助けたことに後悔はしていない」と善人を助けることは自分の我儘だとこのセリフを吐いた伏黒恵。この後の「長生きしろよ」と虎杖悠二が倒れるまでの間、伏黒恵の表情がとても切なくて胸がつぶれそうになる、そんな一幕です。

「その人に揺るがない人間性があれば それ以上何も求めません」単行本3巻17話

出典:『呪術廻戦』(Ⅽ)芥見下々/集英社

 

東堂葵(とうどうあおい)に「好きな女のタイプは?」と聞かれた伏黒恵。それに対する返事がこれでした。伏黒恵の人柄がとてもよく滲み出ているかっこいいセリフに、これを聞いていた釘崎野薔薇(くぎさきのばら)と禪院真衣(ぜんいんまい)にはとても好評のようでした。

「次死んだら殺す!!」単行本6巻48話

出典:『呪術廻戦』(Ⅽ)芥見下々/集英社

 

姉妹校交流会の開始前、死んでたと思っていた虎杖悠二と再び再会し放ったセリフです。このセリフだけでも、虎杖悠二と伏黒恵の信頼関係が伺えてほっこりする場面。死んでも死ななくても殺されそうなセリフです。

【呪術廻戦】伏黒恵のまとめ

肘をついた伏黒恵
出典:pixiv@SIBATO

 

伏黒恵のプロフィール・能力・過去・名言・渋谷事変語の動向などをご紹介しました。
死滅回游でも活躍した伏黒恵ですが、宿儺に体を乗っ取られています。

伏黒恵は魔虚羅の肩代わりで無量空処を5回受けてしまい、体も宿儺のものに変化してしまいました。
普通に考えたら、伏黒恵が元に戻るのは絶望的でしょう。

ただ、伏黒恵の魂は宿儺の体の中に存在しているので、復活の可能性は残されているはずです。
伏黒恵の今後に注目しましょう。

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