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幽☆遊☆白書は、1990年代のジャンプ黄金期に大人気だったバトル漫画です。
大勢の人間や妖怪が登場する作品ですが、最強は誰なのでしょうか?
独自の視点で幽遊白書の強さランキングTOP45を作成したので最後までご覧ください。
【幽遊白書】強さランキングの基準
アニメではなく原作の全キャラが対象

今回のランキングでは、アニメではなく原作のキャラと描写を対象です。
幽遊白書は、原作とアニメで設定や戦闘の描写がかなり異なります。
原作では魔界編の各陣営のナンバー2よりも、蔵馬の連れてきた6人の方が妖力値が高いです。
しかし、アニメでは陣営ナンバー2の方が妖力値が高く、明らかに設定が違います。
他にも戦闘の余波で周囲が破壊される規模が、原作とアニメでかなり違っており、世界観そのものが違う可能性も。
また、アニメには原作に登場しないキャラも多いです。
アニメと原作のキャラを同じランキングで比較するのが難しいため、原作のみを基準にランキングを作成しています。
妖力値や階級よりも戦績や戦闘描写を優先

幽遊白書には妖力値や妖怪の階級がありますが、これらよりも戦績や戦闘描写を重要視してランキングを作成しています。
妖力値は妖怪の強さを表す数値で、基本的に階級が高い妖怪ほど強い設定です。
ただし、妖力値や階級が判明していない妖怪の方が圧倒的に多く、後半は最高ランクのS級妖怪ばかりになります。
D級まで力を落とした北神にS級の幽助の攻撃が効かないなど、特殊能力しだいでは妖力値や階級が意味をなさないケースも。
そのため、戦績や戦闘描写を重視して、順位を決めました。
キャラはどんどん強くなるため、後半の描写を重要視していますが、後半の力関係が不明な場合は前半の描写からランクを決めています。
【幽遊白書】強さランキング45位~21位まとめ
45位~37位

45位:剛鬼 | 魂を食う能力を持つ鬼 霊界探偵になったばかりの幽助を圧倒した |
44位:神谷実 | 人間の体を改造できる能力者 人間を病気にすることも可能 |
43位:牙野 | さまざまな武術を習得した格闘家で対戦時の幽助よりも格闘能力が高い |
42位:風丸 | ボディーガードを生業とする現代の忍者 腕から巨大な霊気の塊を放つ |
41位:八つ手 | 外伝に登場する八本の手足を持つ妖怪 |
40位:乱童 | 霊能者の奥義を自分のものにすることを好む妖怪 玄海から自分以上の使い手になると言われるほどの才能の持ち主 |
39位:白虎 | 四聖獣の1人 自分の分身を作り出し、振動を操るなど多彩な能力を持つ |
38位:玄武 | 四聖獣の1人 岩を操る攻撃が得意 |
37位:青龍 | 四聖獣の1人 マイナス273℃に近い攻撃を1秒に100発繰り出す |
36位~29位

36位:画魔 | 魔性使いチームの先鋒 妖力を込めた化粧の力で戦う |
35位:朱雀 | 四聖銃のリーダーで六獄暗黒雷光波の使い手 |
34位:阿架連邪 | 五連邪チームのリーダー |
33位:円・梁・魁 | ドクターイチガキチームのメンバー 三田村という武術家の弟子 |
32位;吏将 | 魔性使いチーム大将で当時の陣と並ぶ実力者 |
31位:ガタスバル | ドクターイチガキ制作の妖鋼獣 |
30位:是流 | 六遊怪チーム中堅で炎を操る実力者 |
29位:黒桃太郎 | 闇アイテムの力で攻撃を受けるほど強くなる |
28位~21位

28位:戸愚呂(兄) | 戸愚呂チームの副将 身体の形態を自在に変化させる能力の持ち主 |
27位:樹(いつき) | 仙水の相棒で実力はB級妖怪では下位 |
26位:鴉(からす) | 戸愚呂のチームの戦法 妖気で爆弾を作り出す支配者級の妖怪 |
25位:武威(ぶい) | 戸愚呂チームの次鋒でバトルオーラの使い手 |
24位:幻海 | 主人公の師匠で霊光波動拳の師範 |
23位:戸愚呂弟 | 戸愚呂チームの大将 筋肉を操作する能力持つB級上位の妖怪 |
22位:舜潤 | 妖狐蔵馬に深手を負わせた特防隊の隊員 |
21位:プー | 幽助の心から生まれた霊界獣 覚醒後は特防隊の攻撃を受けても無傷 |
【幽遊白書】強さランキング20位~17位
20位:桑原和真

幽助の同級生で自称ライバルの桑原和真が20位です。
メインキャラ4人の中では唯一の純粋な人間ですが、4人の中でも最も直感に優れています。
霊気を形にした霊剣が武器で、魔界の扉編では結界を切り裂く能力を習得しました。
幽助が妖怪になってからは勉学に目覚め、進学校に入学して戦うことはほとんどなくなります。
A級妖怪になった飛影・蔵馬と共に戦い仙水の攻撃に耐えたことから、A級並みの実力と判断してこの順位です。
19位:仙水忍

19位は、魔界の扉編のボスで二代目霊界探偵の仙水忍です。
幽助の前に霊界探偵として10年以上活動していましたが、人間の醜さを見続けたことで人間界を滅ぼそうとしています。
多重人格者で本来の人格の忍は、人間の究極の闘気と呼ばれている聖光気の使い手。
その強さはS級妖怪の域に達しており、全力を出しただけで地球が崩壊するとされています。
A級以下とは比べ物にならない強さですが、覚醒したばかりの幽助とは同等の強さでした。
北神に全く敵わない頃の幽助と同格だったので、この順位です。
18位:時雨

18位は魔界整体師で、軀直属の戦士の1人時雨です。
飛影に邪眼を移植した人物で、手術台として妹に兄と名乗ること禁じています。
燐火円礫刀という巨大な円形の刀が武器で、S級妖怪になったばかりの飛影と互角の強さでした。
トーナメントでは、一回戦で蔵馬に敗北しています。
軀直属の77人の中では、最弱とされていることから18位としました。
ただし、蔵馬が苦戦し幽助が手ごわいと言ったことを考えると、初登場時より大幅に強くなった可能性もあります。
17位:北神

17位は、仙術道士で雷禅陣営のナンバー2だった北神です。
肉体は魔界一の柔軟性があり、軟体動物のように体の形を変化させて戦います。
衝撃を吸収する肉体はD級並みに妖力を弱体化させた状態でも、S級になった幽助の攻撃を無効化していました。
戦闘描写が少なく、初期の三陣営ナンバー2の中で、最も妖力が低かったことからこの順位です。
【幽遊白書】強さランキング16位~13位
16位:鯱

16位は、黄泉陣営のナンバー2だった鯱です。
黄泉国家の軍事総長ですが、自分の地位を脅かす人物を暗殺することで地位を守ってきた小物でもあります。
自分を上回る妖力持つ妖怪を何人も連れてきた蔵馬を暗殺しようとしますが、力を隠していた彼に瞬殺されました。
北神より強いかは疑問ですが、妖力値では上回っているためにこの順位です。
15位:奇淋

15位は軀陣営のナンバー2だった奇淋です。
妖気値は九万近くあり、北神や鯱を大幅に上回っています。
トーナメントに参加した時は、軀を倒すと宣言していたようです。
陣営のナンバー2で妖力値が最も高いですが、蔵馬の連れてきた6人よりは低いためにこの順位です。
14位:美しい魔闘家鈴木

14位は、蔵馬と共に黄泉陣営に参加した6人の1人・美しい魔闘家鈴木です。
暗黒武術会で初登場した時は、ピエロの格好をしていました。
魔界編では妖力が十万を超えており、各陣営のナンバー2を超える実力者として再登場。
仲間6人の実力はほぼ同等と思われますが、暗黒武術会で全く良いところがなかったことから14位としました。
13位:鈴駒

蔵馬に連れられて黄泉陣営に参加したメンバーの1人・鈴駒13位です。
初登場時はヨーヨーを操って桑原と対決し、最後は手足を縛って動きを封じることで、10カウントで勝利しました。
強くなった後の戦闘描写がなく、実力では桑原に勝てなかった描写から13位としました。
【幽遊白書】強さランキング12位~9位
12位:死々若丸

12位は蔵馬と共に黄泉陣営に参加したメンバーの1人・死々若丸です。
裏御伽チームのエースとして登場しており、仲間になった後も蔵馬に恨みを持っています。
暗黒武術会では桑原を会場外に飛ばして勝利しますが、玄海に力を吸収されて敗北しました。
魔界編では玄海の下で修業して、妖力値は十万を超えています。
初登場時は、桑原にバカにされる程度の妖力だったことを考慮して12位です。
11位:凍矢

黄泉陣営に参加した6人の1人・凍矢が11位です。
魔性使いチームの次鋒として登場し、氷を生み出して攻撃する能力で蔵馬に深手を負わせました。
勝つためには手段を選びませんが、仲間想いで情に厚い性格です。
トーナメントでの戦闘描写はありませんが、彼のブロックには強豪がいないことから仲間の中で一番勝ち進んだ可能性があります。
1人の力でないとはいえ、初登場時に蔵馬をかなり追い詰めた実績から11位としました。
10位:陣

10位は黄泉陣営に参加した6人の1人で、魔性使いチームの副将陣です。
風を操る能力を持ち、飄々とした性格ですが飛影が百戦錬磨と評価する実力者。
初登場時は、幽助と互角に戦い僅差で敗北しました。
大幅に強くなって再登場しましたが、原作のトーナメントでは戦闘描写が描かれていません。
主人公の幽助と互角に戦ったことから10位としました。
9位:酎

10位は黄泉陣営に参加した6人の1人で、六遊怪チームのエースだった酎です。
我流の酔拳を使い、幽助と互角に戦いました。
魔界編ではS級妖怪になりましたが、雷禅の旧友・棗に敗北しています。
幽助と互角に戦った実績とトーナメント後にどんどん強くなっていると言われていることから9位です。
【幽遊白書】強さランキング8位~5位
8位:修羅

8位は黄泉の息子の修羅です。
生まれて間もない時点で妖力値が八万以上で、トーナメント開催時期には五十万まで成長すると予想された天才。
トーナメントが開始時には、幽助と同程度の妖力を持つほどになっていました。
トーナメントでは黄泉と対戦するも、格の違いを見せつけられて敗退。
実戦不足と精神の未熟さから、駆け引きの得意な蔵馬には勝てないと考えてこの順位です。
7位:妖狐蔵馬

7位は妖狐の姿になった蔵馬です。
蔵馬の本来の姿であり、人間と融合して弱体化しましたが、元々はA級妖怪でした。
黄泉の配下になってからは大幅に強くなり、鯱を返り討ちにした時点で妖力値が十五万以上。
その後、さらに強くなったと考えると妖力値は数十万ある可能性が高いです。
植物を操る能力を持ちますが、本来の姿になった時は魔界の植物を召喚します。
S級でも上位の強さと思われますが、時雨にかなり苦戦したらしい点を考慮して7位です。
6位:飛影

6位は幽助の仲間の飛影です。
氷女の子供として生まれていますが、炎を操る忌子だったことで捨てられています。
額には邪眼があり、魔界の黒炎を操る邪王炎殺拳の使い手。
圧倒的なスピードを誇り、剣術と肉弾戦も得意です。
魔界編では軀の配下となり、半年でA級妖怪からS級に成長。
その後は、軀直属で最強の戦士になった可能性が高いです。
最終的に幽助と同程度の実力と思われますが、常に互角か幽助がやや上として描かれていたことから6位としました。
5位:浦飯幽助

5位は主人公の浦飯幽助です。
元々は人間で霊界探偵をしていましたが、魔界の扉編で魔族の血を受け継いでいることが判明。
仙水との戦いで覚醒して、S級妖怪になりました。
指先に霊力を集中して放つ霊丸を得意としていましたが、妖怪になった後は妖気の弾丸を放ちます。
修羅と互角と評価されたことから、トーナメント開始時の妖力値は五十万ほどと思われます。
トーナメントでは、三回戦で黄泉と60時間以上戦って敗北しました。
黄泉に負けたことから5位です。
【幽遊白書】最強が決定!強さランキング4位~1位
4位:黄泉

4位は魔界三大勢力のトップの1人黄泉です。
元々は蔵馬の盗賊団のナンバー2で、裏切られて視力を失ったことがきっかけで大幅に強くなりました。
目的は魔界の支配だけでなく、人間界も支配しようとする野心家。
自分と互角以上の妖怪が大勢潜んでいたことで、野心を捨てて純粋に戦いを楽しむようになります。
妖力値が百五十万を超える圧倒的な実力者ですが、視力がないせいで長時間の戦闘で消耗しやすいのが弱点。
幽助との戦いで消耗したせいで、四回戦で敗北しました。
雷禅の旧友たち全員を自分と互角以上と言ったことから、4位としました。
3位:煙鬼(雷禅の喧嘩友達たち)

3位は雷禅の喧嘩友達である煙鬼です。
雷禅の喧嘩友達は、全員が黄泉と互角以上の強さを持っています。
雷禅の喧嘩友達は9人登場していますが、人数が多い上にそれぞれの力関係が不明です。
そのため、トーナメントで優勝した煙鬼を代表として、他の8人はランキングから省いています。
実力では煙鬼より軀の方が上とされたことから3位です。
2位:軀

2位は魔界三大勢力のトップの1人で、最大の勢力を持つと思われる軀です。
精神状態で強さが大きく変化し、全力を発揮したならトーナメントで優勝していたとされています。
ただし、トーナメントは穏やかな内容だったため、実力の半分も発揮できずに煙鬼に四回戦で敗退しました。
煙鬼を上回る実力ですが、全盛期の雷禅には劣ることから2位です。
1位:雷禅

1位は魔界三大勢力のトップの1人で、幽助の父親の雷禅です。
元々は人間を食べる妖怪でしたが、人間の女性に恋をしたことで700年間絶食して弱体化。
全盛期の実力は煙鬼たちや黄泉よりはるかに上で、全力を発揮した軀でも勝てないとされています。
戦闘シーンは少ないですが、椅子から一歩も動かずに幽助を圧倒する強さを見せました。
作中では弱体化した姿しか描かれていませんが、全盛期は間違いなく最強なので1位としました。
【幽遊白書】強さランキングについてまとめ
幽☆遊☆白書の強さランキングTOP45をご紹介しました。
幽遊白書は2018年に新作アニメも制作され、2023年には実写ドラマも配信されています。
人気の高さを考えると、今後も新しい展開があるかもしれません。