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術師殺しで金を稼ぐ
禪院家を飛び出した伏黒甚爾(禪院甚爾)は術師殺しで名を轟かせるようになります。これは良い仕事を持ってきてくれる孔時雨のおかげでもありますが、呪力が全くないという甚爾の特性が仕事に合っていました。禪院家に生まれた甚爾は術師との戦い方を心得ていますし、呪力が無く術師に探知されることなく仕事を遂行できたのでしょう。
しかし、オガミ婆や粟坂のように術師殺しを生業にしていたわけではありません。基本的にはその時に交際している女性の金銭を当てにし、金が無くなったら仕事を受けるという自由気ままな生活を送っていました。
恵ママと出会い恵が生まれる
生い立ちのせいか誰にも愛情を持たずに生きてきた伏黒甚爾(禪院甚爾)ですが、恵ママにだけはそれなりに愛情を抱いていました。女性の家を転々としていた甚爾が結婚を決め、さらに伏黒家に婿入りするくらいなので恵ママへの気持ちは特別だったはず。呪術廻戦公式ファンブックでも、甚爾は恵ママと出会ってから丸くなったと明言されています。
しかし、恵が生まれて間もなく恵ママは亡くなります。死亡原因は分かっていませんが、これがきっかけとなり甚爾は再び荒んだ生活を送るように。甚爾が禪院家に恵を売る算段をつけたのもこの時期です。
津美紀の母と再婚
恵ママが亡くなり荒んだ生活を送っていた伏黒甚爾(禪院甚爾)ですが、恵が小学1年生のころに津美紀ママとくっついて蒸発。こうして恵は津美紀と2人暮らしを始めるのですが、ここの時系列が少しあやふやなんですよね。
懐玉編は10年までの出来事ですが、この段階で甚爾は恵の面倒を見ていません。孔時雨から恵の近況を聞かれても、恵の名前すら忘れていましたから…また、恵が5、6歳になったら禪院家に売り飛ばそうとしていますが、その計画を五条に伝えた時点で後2、3年の猶予があると話していました。なので、懐玉編の時点で恵は3、4歳ということが分かります。この時、甚爾は死亡するので、恵が小学1年生の時に津美紀ママと蒸発することは物理的に不可能。
今後、甚爾と津美紀ママの出会いや、懐玉編の時恵がどこにいたのか明らかになったら追って解説したいと思います。
【呪術廻戦】伏黒甚爾(禪院甚爾)の現在は?
渋谷事変で復活
懐玉編で五条に敗れるも、2018年10月31日におこった渋谷事変で復活を果たします。呪詛師であるオガミ婆の降霊術で、孫の体に伏黒甚爾(禪院甚爾)の肉体の情報が下ろされたのです。
甚爾に姿を変えた孫は猪野を一瞬で戦闘不能に追い込みますが、ここから禪院甚爾の暴走が始まりました。孫の魂が甚爾の肉体に耐えられず、甚爾が孫の体を乗っ取り復活してしまったのです。肉体の情報だけでなく魂までも孫の体に定着し、甚爾は記憶も人格も取り戻し疑似的な復活を遂げるのでした。
恵と再会するも自害
復活した伏黒甚爾(禪院甚爾)は陀艮戦に乱入し、本能の赴くまま戦い始めます。真希から游雲を奪い、他を寄せ付けぬ強さで陀艮を圧倒。ようやく陀艮の領域から抜け出せると思ったのも束の間、甚爾が次のターゲットとしたのは息子である恵でした。暴走し一切攻撃の手を緩めない甚爾ですが、戦いの最中、相手が息子である子に気付き名前を尋ねます。
最後は、これ以上恵を傷つけないように、恵の邪魔にならないようにと、自らの手で死を選ぶのでした。
【呪術廻戦】伏黒甚爾(禪院甚爾)の魅力にハマる人が続出
今回は『呪術廻戦』に登場する伏黒甚爾(禪院甚爾)について解説しました。登場シーンが少ないにも関わらず、多くのファンから愛される理由が少し分かったような気がします。
擬似的ながらも復活を遂げた時は多くのファンが驚きましたが、今後再び登場することはあるのでしょうか?呪術廻戦はアニメ2期も決定しており、伏黒甚爾(禪院甚爾)が登場することは確実です。まだ声優も発表されていませんが、今から『呪術廻戦』のアニメ2期の放送が待ち遠しいですね!