【怪獣8号】識別怪獣兵器(ナンバーズ)と使用する隊員まとめ!
出典:『怪獣8号』(Ⅽ)松本直也/集英社

識別怪獣兵器(ナンバーズ)は、防衛隊隊員が使用する特殊な装備の中でも非常に強力な兵器です。
しかし、ナンバーズを使用する人間は限られており、使用することには危険を伴います。

今回の記事ではナンバーズを解説し、使用する隊員についても解説します。

【怪獣8号】ナンバーズ(識別怪獣兵器)とは

識別クラスの大怪獣を兵器化した日本防衛隊の武器

生前の怪獣2号
出典:『怪獣8号』(Ⅽ)松本直也/集英社

 

識別怪獣兵器ナンバーズは、日本防衛隊が識別怪獣をベースに制作した装備です。
フォルティチュード8.0以上の大怪獣の中で、討伐が難航した怪獣が識別怪獣に認定されて番号が付けられます。

防衛隊は一般隊員の身に着けるスーツなどにも怪獣の筋肉が使われていますが、識別怪獣を使用したナンバーズは一般の装備よりはるかに強力です。

識別怪獣の能力を使える

怪獣8号と戦おうとする四ノ宮功
出典:『怪獣8号』(Ⅽ)松本直也/集英社

 

ナンバーズは識別怪獣の細胞を利用しているため、装備した隊員はベースになった怪獣の能力を使用できます。
現時点で判明している限りで、未来視・衝撃波・飛行能力・凍結能力などが明らかになっています。

また、ナンバーズを使用した人間が完全開放した状態は、人の形をした大怪獣と呼ばれるほどの戦闘力を発揮します。


心身の負担が大きく適合者しか装備できない

ナンバーズ6の負担でダメージを受ける市川レノ
出典:『怪獣8号』(Ⅽ)松本直也/集英社

 

ナンバーズは、心身の負担が大きく、適合者しか装備できないのが欠点です。
怪獣の細胞を使用した装備はナンバーズだけではありませんが、ほとんどは一般の隊員でも装備できます。

ナンバーズは装備するだけで大きな負担がかかるため、実力のない隊員では扱うのは不可能です。
ナンバーズを装備した者は最前線で戦うため、ほとんどが殉職すると言われています。

また、ナンバーズを使用するには、ベースとなった識別怪獣の細胞に適合する必要があります。
ナンバーズ6は最強の兵器と呼ばれながら、適合者がいないために長年封印されていました。

怪獣8号より前の識別怪獣は全てナンバーズになっている

迫る怪獣6号
出典:『怪獣8号』(Ⅽ)松本直也/集英社

 

怪獣8号の第1話の時点で識別怪獣が7体記録されていますが、全て討伐された上でナンバーズになっていることが判明しています。

カフカが変身する怪獣8号は識別怪獣の中でも初めて未討伐の怪獣とされており、それ以降の中では怪獣10号だけが討伐されてナンバーズになりました。

【怪獣8号】ナンバーズ1~4の使用者一覧

怪獣1号ベースのナンバーズ1(Rt-1000)の使用者は鳴海弦

ナンバーズ1の力を使う鳴海弦
出典:『怪獣8号』(Ⅽ)松本直也/集英社

 

最古の識別怪獣を使用した兵器で、防衛隊最強の鳴海弦が装備しています。
怪獣1号は未来視の怪獣と呼ばれており、Rt-1000を装備した鳴海も未来視で敵の動きを読むことが可能です。

怪獣1号の未来視は、相手の脳から出る電気信号を読み取る疑似的なものでした。
しかし、鳴海は周囲全ての情報を読み取ることで、完全な未来視を可能にしています。

ただし、完全な未来視を使うと負担が大きすぎて、脳が10秒しか持たないとようです。

怪獣1号に関しては以下の記事で詳しく解説しています。
興味のある方はぜひチェックしてみてください。


怪獣2号ベースのナンバーズ2(Fs-1002)の使用者は四ノ宮功

ナンバーズ2を装備した四ノ宮功
出典:『怪獣8号』(Ⅽ)松本直也/集英社

 

怪獣2号をベースにしたナンバーズ2(Fs-1002)の使用者は、前防衛隊長官の四ノ宮功です。
近接戦闘用の装備で、衝撃波で高層ビルを破壊するほどの威力があります。

衝撃波で広範囲を攻撃することも可能で、使用者の功は怪獣8号になったカフカと互角に戦いました。
怪獣9号との戦闘で功は死亡し、怪獣2号の力は怪獣9号に吸収されています。
怪獣9号が、ナンバーズ2の力を使用するシーンも描かれました。

怪獣2号に関しては以下の記事で詳しく解説しています。
興味のある方はぜひチェックしてみてください。

怪獣3号ベースのナンバーズ3は未登場

怪獣3号をベースにしたナンバーズ3は、使用者が未登場でどんな形状の兵器か不明です。
怪獣3号についても情報がないため、どんな能力なのかもわかりません。

ナンバーズ6のように封印はされておらず、現在は複数の適合者がいるようです。

怪獣4号ベースのナンバーズ4は四ノ宮ヒカリと四ノ宮キコルが使用

生前の四ノ宮ヒカリ
出典:『怪獣8号』(Ⅽ)松本直也/集英社

 

ナンバーズ4は元第2部隊隊長の四ノ宮ヒカリの装備で、現在は四ノ宮キコルが使用しています。
空を飛んで移動する唯一のナンバーズで、怪獣4号が飛行能力を持つ怪獣だった可能性が高いです。

ヒカリは怪獣6号との戦いで死亡しましたが、キコルが適合者になったことで運用が再開されました。

シールドの強度は、ナンバーズの中でも最強クラスと言われています。

【怪獣8号】ナンバーズ5~10の使用者一覧

怪獣5号ベースのナンバーズ5は未登場

 

怪獣5号をベースにしたナンバーズ5は、未登場で使用者も判明していません
怪獣5号がどんな怪獣なのかも不明で、どんな能力の兵器化も不明です。

適合者が複数いることが判明しており、全国に大型怪獣が発生したことで関東以外での使用も検討されていました。

怪獣6号ベースのナンバーズ6の使用者は市川レノ

ナンバーズ6を装備した市川レノ
出典:『怪獣8号』(Ⅽ)松本直也/集英社

 

ナンバーズ6は怪獣6号がベースの兵器で、第3部隊隊員の市川レノが使用者になりました。

怪獣6号は怪獣の王と呼ばれた存在で、討伐の際に四ノ宮ヒカリを含めた200人以上の犠牲者を出した怪獣です。
フォルティチュードも9.6と、怪獣8号に次ぐ作中で第2位の数値を記録しています。

ナンバーズになってからは最強の兵器と呼ばれながらも、適合者がいないために封印されていました。
怪獣8号58話でニノが適合者と判明し、99話でナンバーズ6を装備したレノが戦場に登場

ナンバーズ6は怪獣6号の凍結能力が使用可能で、ニノはフォルティチュード8.0の大怪獣を一瞬で凍結させる強さを見せました。

怪獣6号に関しては以下の記事で詳しく解説しています。
興味のある方はぜひチェックしてみてください。

怪獣7号ベースのナンバーズ7は未登場

怪獣7号をベースにしたナンバーズ7は、未登場で使用者が誰なのかも不明です。
最近現れた識別怪獣なので有名なはずですが、作中で怪獣7号に関する説明もありません。

どんな能力の兵器かは不明ですが、適合者が2名以上存在することが分かっています。

怪獣10号ベースのナンバーズ10は保科宗四郎が使用

ナンバーズ10完全開放
出典:『怪獣8号』(Ⅽ)松本直也/集英社

 

ナンバーズ10の使用者は、第3部隊副隊長の保科宗四郎です。
保科と戦った怪獣10号がスーツになった兵器で、怪獣としての自我を残している特殊なナンバーズになります。

怪獣10号とは会話が可能で、使用者の保科と喧嘩することから漫才スーツを呼ばれることも。
スーツそのものに意志があるせいなのか同調が難しいですが、最終的に解放戦力は100%にまで達してました。

通常のスーツよりはるかに高い身体能力を発揮可能で、スーツの尻尾は怪獣10号の意志で自立稼働します。

怪獣10号に関しては以下の記事で詳しく解説しています。
興味のある方はぜひチェックしてみてください。

【怪獣8号】未登場のナンバーズに関する考察

ナンバーズ3・5・7は隊長が使用している可能性が高い

会議の席に酒瓶を持ち込む緒方ジュウゴ
出典:『怪獣8号』(Ⅽ)松本直也/集英社

 

未登場のナンバーズ3・5・7は、防衛隊の隊長が使用している可能性が高いです。
装備するだけでも負担が大きいので、隊長が残りのナンバーズを装備するのは順当でしょう。

名前が判明している隊長は5人だけですが、全国に16の部隊があることが判明しました。
隊長が使用しているとしても人数が多いため、どの隊長が使っているのか予想が難しいです。

またナンバーズ3・5・7は適合者が2人以上いることが判明しており、特定の人物の専用装備ではないと思われます。

    第3部隊の隊員から適合者が出る可能性も

    若き才能たち
    出典:『怪獣8号』(Ⅽ)松本直也/集英社

     

    第3部隊の隊員から、ナンバーズの新しい適合者が出るかもしれません。
    第3部隊は主人公のいる部隊であり、ニノとキコルの二人はナンバーズの適合者になりました。

    カフカの同期の第3部隊の隊員は成長を期待される若手が多く、この中からナンバーズの適合者が出るかもしれません。

    特に古橋伊春は、ニノと一緒に成長する姿が描かれているので可能性は高そうです。

    亜白ミナの専用装備はナンバーズではない?

    砲撃する亜白ミナ
    出典:『怪獣8号』(Ⅽ)松本直也/集英社

     

    亜白ミナの専用装備は、ナンバーズではない可能性が高くなっています。
    亜白ミナの専用装備は大型機関砲(T-25101985)で、大型怪獣を一撃で倒す桁違いの威力を見せていました。

    隊長の専用装備で威力が非常に高いことから、ナンバーズではないかと考察されていました。
    しかし、砲撃の威力はミナ自身の能力の高さであることが判明し、より高威力の専用装備登場。

    T-25101985がナンバーズである可能性は低くなったと言えます。
    異常な砲撃能力を持つミナには、何か特別な秘密があるかもしれません。

    亜白ミナに関しては以下の記事で詳しく解説しています。
    興味のある方はぜひチェックしてみてください。

    【怪獣8号】今後ナンバーズになりそうな怪獣

    怪獣11号~15号はナンバーズになる可能性が高い

    キコルに似た姿になった怪獣15号
    出典:『怪獣8号』(Ⅽ)松本直也/集英社

     

    全国群発災害で登場した怪獣11号~15号は、ナンバーズになる可能が高いです。
    全国群発災害では、怪獣9号が作り出した大怪獣の5体が全て識別怪獣に認定

    その後、防衛隊によって全て討伐されたので、全国群発災害終了後にナンバーズにされそうです。

    怪獣8号はナンバーズにはならない

    顔の一部が人間になるカフカ
    出典:『怪獣8号』(Ⅽ)松本直也/集英社

     

    怪獣8号が、ナンバーズになることはないと思われます。
    カフカが変身する怪獣8号について、長官の四ノ宮功は兵器化せずに運用すると明言

    怪獣8号が怪獣兵器とされることもありますが、識別怪獣兵器は死亡した識別怪獣を兵器化したものなので生きたままの怪獣8号には当てはまりません

    主人公のカフカが死亡するとは考えにくいため、今後も怪獣8号はナンバーズにならないでしょう。

    怪獣9号はナンバーズになるのか?

    ウイルスのような怪獣と呼ばれる9号
    出典:『怪獣8号』(Ⅽ)松本直也/集英社

     

    怪獣9号がナンバーズになるのかどうかは微妙なところです。
    怪獣9号は物語の黒幕的な存在であり、識別クラスの大怪獣を生み出すことができます。

    他にも9号は人間に擬態したり、吸収や学習によってさまざまな能力を身に着けることも可能です。
    何でもありな感じで、怪獣9号を兵器にしたら強すぎるようにも感じます。

    ラスボスにならないとしても、怪獣9号の死体が残らないなどの理由でナンバーズにはできないのかもしれません。

    怪獣9号に関しては以下の記事で詳しく解説しています。
    興味のある方はぜひチェックしてみてください。

    【怪獣8号】ナンバーズについてまとめ

    怪獣8号に、登場する識別怪獣兵器(ナンバーズ)をご紹介しました。
    識別怪獣兵器を兵器化したナンバーズは、隊長並みの強さを持つ隊員が使用する装備です。

    未登場のナンバーズだけでなく倒された識別怪獣がナンバーズになる可能性もあり、意外な人物が使用者になるかもしれません。

    新しいナンバーズや使用者の登場に期待しましょう。

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