ヒロアカネタバレ375話｜ヴィラン側が優勢に？！

2022年12月12日

2022年12月12日発売の週刊少年ジャンプ54号に掲載の「僕のヒーローアカデミア」第375話のネタバレをご紹介します。

ヒロアカネタバレ375話

時は少し遡り、お茶子・梅雨ちゃんの二人がトガヒミコと戦う奥渡島へと場面は移ります。梅雨ちゃんの背後に姿を現したトガにいち早く気付き、攻撃を防ぐお茶子。

トガの姿を晦ます技術は、恐らくとても複雑で微細なミスディレクションの類であり、それ故に一度で掛けられる人数には限りがある筈と推測。

感知系統のヒーローと共に、常に四人以上でマークし続けフォローし合うことで対応します。そしてお茶子が「止まってトガヒミコ！」と声を上げる一方、対峙しているニア・ハイエンドの脳無が「超再生」の”個性”を持っていないとギャングオルカが気付きます。

ギャングオルカたちは、奥渡島で敵を制圧することが自らの使命だと再確認したのです。

一方、敵の数が減る程、トガヒミコは逃げられなくなっている・捉えられ始めていると思います。トゥワイスの血液量だと30〜40分の変身が限度であり、今血を飲んで数的有利を覆せたとしても、”哀れな行進”はこの離島で終わると考えを巡らせたのです。

そもそも奥渡島で逆転したとしても、本土へ戻る船を島に着かせている可能性は低く、どの道このままでは何もできずに終わってしまうことに…。

なのでこれまでのトガヒミコの行動原理に、大局的な戦術思考はほぼ用いられませんでした。

しかし、敵意・諦念がトガを”敵”として完成させていたとのナレーションと共に、「スピナーくんに懸ける！私は私の為すべき事を！」とカプセルを手にするトガが描かれます。

トガが血のストックを手にしていると気付き、AFO・死柄木など誰であろうと「変身」をさせないよう、梅雨ちゃんは舌を放ちます。

カプセルが破壊されながらも「梅雨ちゃんは冷静…」と呟いたトガは、手にしていたものはフェイクであり、AFOから貰った”脳無を引きつける薬”だと明かしたのです。

その言葉通り、空中でギャングオルカの攻撃を受けていたニア・ハイエンドは、突如として梅雨ちゃんに向かって攻撃を放つことに。

地上に放たれた攻撃で起こった水飛沫を隠れ蓑に、トガは梅雨ちゃんの血を飲んで梅雨ちゃんの姿に変身、お茶子に対してどちらが本物なのかという刹那の二択を提示します。

お茶子が逡巡している隙に、トガは荼毘から貰った血を飲んでトゥワイスの姿に変身し、「二倍」の”個性”でトゥワイスの複製を作成します。

「敵意は奇跡を起こす」との一文の通り、トゥワイスに変身したトガの前には黒霧の「ワープゲート」が出現することに。死柄木たち・・を救けると口にし、黒霧は「トガヒミコ…アナタハドウシタイ？」と尋ねます。

トゥワイスがホークスに殺された時の映像を思い浮かべたトガは、「…ホークスはじめ……全てのヒーローをせん滅」と答え、自分を拡散するよう黒霧に呼び掛けます。

ワープゲートをくぐるトガに向かってワイヤーを放つも弾かれてしまい、「私まだあなたと恋バナしてない！」と言うお茶子。その言葉を聞いたトガは、「できたらよかったね」と言い残し他の戦場へ移動していきました。

場面は群訝山荘跡へと戻り、ワープゲートから姿を現したトゥワイスが、トガが血を利用して変身した姿だとホークスは気付きます。

解放軍への潜入時に、血のストックの類は徹底して洗い潰したと考えを巡らせますが、荼毘が密かに血を確保していたと思い至りました。

トゥワイスを殺すよう周囲に呼び掛け、刀を手にしたホークスを前にして、トガは「もう遅い」と言うと「無限増殖・哀れな死の行進」を発動！

目の前の光景に、小森が思わず「こんなたたみかけられる事あるノコ…？」と呟く中、ワープゲートからは「また見失ってたまるかァ!!」とお茶子・梅雨ちゃんの二人も登場することに。

お茶子をワープゲートへ投げ飛ばし、二人揃って群訝山荘跡へのワープすることにしつつ、梅雨ちゃんは「あなたがしまっておいた気持ち…お茶子ちゃんあなたは…」と思いました。

今回のヒロアカも、ヒーロー側がしんどい状況続いていますね。トガちゃんも本当はみんなと恋バナがしたかったのでしょう…。

トガちゃんも、みんなも平和に過ごせる世界線はないのでしょうか。ですが、こんな状況でもヒーロー達は頑張っています！読者が信じないで誰が信じてあげるのでしょうか。

みていて辛いところもありますがヒーローを信じて応援し続けましょう。頑張れヒーロー!次回のヒロアカも楽しみですね。

この記事を書いた人

東リベ、ヒロアカなどの漫画の考察をしています。よろしくお願いします。