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財宝のために何でもする残忍さ
キャプテン・ジョンは作中で「財宝のために残忍の限りを尽くした」と語られていました。
そのため、ロックス海賊団に所属していたのも納得がいきます。
ロックス海賊団といえば、「仲間同士の殺し合い」が絶えなかった恐ろしい海賊団です。
またテロ組織のように世界政府に牙を剥いた、類を見ない海賊団でもあります。
そんな「世界を敵に回す」海賊団に、なぜキャプテン・ジョンは所属していたのか?
考えられる理由はひとつです。ロックス海賊団のような巨大な海賊団なら、「多くの財宝に巡り合える」からでしょう。
それに「仲間殺し」が許されているような環境なら、仲間から財宝を奪うことも可能なはずです。
まさにキャプテン・ジョンが所属するのに、うってつけの海賊団といえます。
キャプテン・ジョンの強さや能力を考察!
ゴロゴロの実の能力者?
作中で一切能力・強さについて語られていないキャプテン・ジョンですが、「先代のゴロゴロの実の能力者なのでは?」と噂されています。
ゴロゴロの実といえば、空島編で登場したエネルが有していた体を"雷"に変える実です。
なぜキャプテン・ジョンがゴロゴロの能力者だったと言われているのか、その理由は2つあります。
ひとつ目はキャプテン・ジョンのトレジャーマークが、「絶縁体」であると言う点です。
トレジャーマークはガラスで覆われており、電気を通さない素材で作られています。
これはキャプテン・ジョンがゴロゴロの実の能力者だったため、財宝の在処を記すマークを守るために、ガラスで作られたのでは?と予想できますね。
2つ目の理由は「ライジン島」の存在です。新世界にはライジン島という、常に雷が降る島が確認されました。
悪魔の実には、その力で島の気候を変えてしまうほどのものが存在しています。
これらの要素から、キャプテン・ジョンは自身の能力で自身以外近づけない島を作り出し、財宝を隠したのでは?と考えられているのです。
懸賞金は四皇並み?
懸賞金に関しても謎に包まれているキャプテン・ジョンですが、筆者は四皇幹部並みの懸賞金があったと考えています。
まず「ロックス海賊団」に所属していたと言う点です。先述した通り、ロックス海賊団には後の四皇海賊や、伝説級の海賊が多数所属していました。
共に名を挙げられた金獅子は、かつて四皇のような存在として、カイドウ達と新世界の覇権をかけて、争いを繰り広げています。
また王直も、ロックス海賊団の本境地であったハチノス島を、ロックス亡き後支配していた海賊です。
この面子と共に名を挙げられる以上、キャプテン・ジョンも相当大物だったと思われます。
更に海賊の懸賞金は、戦闘力だけでなく、民間人に被害を出すなど、凶悪性にも左右されると語られました。
そのため、財宝のために残忍さを極めたキャプテン・ジョンであったなら、30億ほどはあると予想します。
キャプテン・ジョンの死因は?
部下に刺殺された
数々の伝説を残しているキャプテン・ジョンですが、その最後はあっけないものでした。
原作49巻のSBSによると、財宝を独り占めしようとして反感を買い、部下に刺殺されたのです。
確かにキャプテン・ジョンの遺体を見てみると、無数の穴や、刺さったままの剣が見て取れます。
多くの部下達に囲まれ、悲惨な最後を遂げたのでしょう。
しかし財宝のために残虐の限りを尽くした男が、最後は財宝の為に死ぬとはなんとも皮肉です。
同じ船にいたクルーでも、自分の取り分は故郷に送金していた白ひげとは、対局的に見えます。
キャプテン・ジョンの死に様を見ていると、船長の器が如何に大事かを再認識させられますね。