呪術廻戦ネタバレ221話|五条悟が復活!決戦は12月24日に決定!

ついに復活する現代最強の術師、五条悟。
しかし、来栖が解放した獄門彊・裏からは、彼は現れませんでした。

実は五条は、羂索が日本海溝の奥底に置いてきた獄門彊から出て来たのです。
念入りに細工された五条を仕留めるための仕掛けも、まるで意味を成しませんでした。

伏黒宿儺とも遭遇し、状況を把握した五条は、決戦の日取りを言い渡します。
それは、かつて夏油傑が百鬼夜行を決行したあの日付でした。

約3年3か月ぶりに五条が帰ってきた第221話「得喪」のネタバレです。

呪術廻戦前回220話のおさらい

かつて天元が張った、呪霊の発生抑制や呪結界術の精度底上げのための結界、浄界。
そのひとつである飛騨霊山の浄界に、羂索はいました。
死滅回游には夏油傑の名前で参戦しており、309点を確保しています。

その得点を使い、羂索は総則を追加します。
・新規泳者の参加打ち切り
・夏油傑、伏黒恵以外の全泳者の死亡をもって死滅回游を終了とする
どちらも、総則7に抵触する内容であるとして、一度はコガネに却下されます。

しかしここで羂索はバグを悪用し、これらの総則を追加しました。
死滅回游はもともと、天元が張った浄界を利用した結界です。
天元であればその結界を破壊し、死滅回游を強制終了させることができるのです。
そして肝心の天元は、すでに羂索の支配下です。

強制終了を盾に取った総則追加は適用され、上記2つの総則が加わりました。
終了条件の追加に成功した羂索の目の前には、両面宿儺と思われる即身仏のようなミイラがありました。

一方、虎杖陣営では天使&来栖の治療が行われていました。
甘井が術式で受け止め、さらに髙羽がそばにいたおかげで、来栖はなんとか助かったというのです。

家入の治療を受けたものの、来栖はもうこれ以上戦闘に参加することはできない体になってしまいました。
さらには、天使が他の人物に受肉し直すこともできないといいます。

死後、魂を呪物化する方法は、天使を含め受肉体となった術師の誰もが知らないため、不可能なのだと天使は言います。
宿儺だけが、一度経験しただけで魂を呪物化し切り分ける方法を身に付けたとのことでした。

とは言え、なんとか助かった天使ですが、その立役者である甘井は自分の内心を虎杖に告白します。
強者の顔色を窺う、クズの才能しかなかった、という甘井。
虎杖はそんな甘井に、天使を助けてくれたことに対する感謝の意を伝え、宿儺と戦う決意を新たにします。

五条の解放に向け、集まった若い術師たち。
彼らを見ながら家入は、かつての五条の発言を思い出します。

今は、五条の帰りを待つ化け物がウジャウジャいる。
早く帰ってこい、五条。

呪術廻戦ネタバレ最新話221話の考察

呪術廻戦ネタバレ最新話221話の考察|釘崎の復帰は絶望的なのか

闇落ちが心配されていた三輪や、これまで再登場しなかった狗巻など、多くのキャラを確認することができた220話。
しかしその中に、釘崎の姿はありませんでした。

もともと釘崎は渋谷事変の終了直後、「死にたてホヤホヤ」状態になっていたとされています。
明確に「助かった」描写や、それらしい言及はされていませんでした。

それが今回、今後総力を結集するだろう仲間たちの中に姿が見られなかったことで、いよいよ復帰が絶望視されたということのようです。

もっとも、東堂やシャルル、大道や三代などの姿も見られませんでしたから、一概に「もう出番はない」とは言い切れないかもしれません。
伏黒も虎杖も大変なことになっていますから、彼女が元気に復活して、喝を入れてくれるという展開があるといいですよね。

呪術廻戦ネタバレ最新話221話の考察|虎杖は何を食べるつもりなのか

九十九由基の研究ノートを、脹相から託されていた虎杖ですが、そのときの会話がちょっと妙だと思いませんでしたか?

「兄弟たち」が「虎杖の中で生きられる」というやりとりだったのですが、どういうことなのでしょうか。
この直前では九十九のノートの話題しか出ていませんから、話題が急に転換しているように見えます。

ただ、このやりとりの前に虎杖は甘井に、「宿儺を倒すためなら何だって食ってやる」と発言しています。

このことから、呪胎九相図の亡骸を、虎杖は食うもしくは食ったのでは?説が浮上しています。
特異な呪物であることは確かですから、宿儺への対抗策の一つとして、取り込む可能性はあると言える呪胎九相図。

取り込んだ虎杖がどんな技を習得するのか、楽しみであると同時に不安にもなる考察ですね。

呪術廻戦ネタバレ221話

呪術廻戦ネタバレ221話|天使の懸念

https://twitter.com/skanaaa_/status/1650156123285233664?s=20

五条悟解放の準備を進める虎杖たちに、天使がとある懸念を伝えます。
それは、獄門彊の内部では物理的に時間が経過していない、ということ。

餓死や老衰の恐れがないのは利点に思われますが、どのくらい待ちぼうけをくわされた状況なのかもわからない、と天使は言います。

五条悟が封印されたのは、渋谷事変が発生した10月31日。
そこから19日という時間が、作中では経過しています。

この間を、五条は一瞬のように感じているか、それとも100年単位で待たされたように感じているのか。
状況次第では錯乱している可能性がある、と家入も指摘し、事態のヤバさを秤も虎杖もやっと実感できました。

秤は「タイムマシンのように使えそう」と、獄門彊の性質を一見便利なのでは、と指摘していましたが、天使に言わせるとそんないいものではないようです。

呪術廻戦ネタバレ221話|新たなトリビアの誕生by髙羽

https://twitter.com/soukatsu_/status/1650155267764412418?s=20

室内での解放は危険という天使の指摘を受け、一行は五条の解放を屋内で行うことにしました。
場所は、埼玉県の木呂子鉱山。
呪術高専の修練場のひとつです。

一同の期待を一身に受け、来栖は術式「邪去侮の梯子」を発動。
あたり一面に眩い光が満ちました。

慌てて駆け寄る虎杖たちでしたが、しかしそこに五条の姿はありません。
「失敗?」という不安を抱き、「五条は魔のモノだったため、光の術式で消えた」説を口にする来栖。
『獄門彊・裏に天使の術式を当てると、五条悟ごと消える』というトリビアが誕生した、と言い出す髙羽。

ザワつく一同の中で、家入硝子だけが「まあ、五条の性格はそんなもんだよ」とケロっとしていました。

そこへ、あまりにも絶妙なタイミングで地震が発生します。
虎杖たちは、五条が復活したことを察知するのでした。

呪術廻戦ネタバレ221話|五条悟、復活

実は羂索は、獄門彊をとんでもない場所に置いていたのです。
最深部は8,000メートルを超えるという、日本海溝のプレートの沈み込み帯。
周辺には火山が並び、ちょっとした要因ですぐ地震が起こるような、とんでもない場所です。

そこに、封印を施し呪霊も配置した獄門彊を、置いたあったとのこと。
言わずもがな、獄門彊・裏から五条が解放された場合に備えてのことです。
手に入れた天元から、獄門彊・裏の存在を知ったからこそ行った対策でした。

が、それら全ては、五条には通用しなかったのです。
復活した五条は真っ先に羂索のもとを訪れ、夏油の肉体を弔おうとしていたのでした。

呪術廻戦ネタバレ221話|決戦の日は12月24日

しかしそこに、伏黒宿儺が襲来。
五条による羂索の襲撃はうまくいきませんでした。

「小僧の体をモノにしたら真っ先に殺してやる」というかつての言葉のとおり、宿儺は五条と戦おうとします。

が、これに「待った」をかける羂索。
なんでも、「先に約束を果たしてもらう」とのことです。

宿儺を煽る五条でしたが、戦い始める前にやっておきたいことがあるのは五条も同じでした。

そこで五条は、決戦の日を12月24日に指定。
「命日が2つもあったらややこしいだろ」と羂索に言い放ちます。

「勝つ気かい?」と問う羂索に、「勝つさ」と答える五条。

ついに、運命の日が確定ました。
かつて夏油が、百鬼夜行を決行した12月24日が、またしても重要な意味を持つことになったのです。

呪術廻戦ネタバレ221話のまとめ

いかがでしたか?

作中ではわずか19日間でしたが、現実では実に3年3か月と4日の時間を経て、五条悟が復活しました。
やはりというかなんというか、SNSはジャンプ本誌電子版が配信された午前零時頃からお祭り騒ぎになりましたね。
直前に放送された「鬼滅の刃 刀鍛冶の里編」にて、とあるキャラクターの声優が豪華すぎる件で盛り上がっていたTwitterが一瞬で五条悟に沸き返っていました。

また、先週無事が確認された狗巻棘の発言を喜ぶファンの声や、羂索の思惑を軽々乗り越えてみせた五条の様子に震える読者の声も確認でき、お祭り騒ぎのような回になった印象です。

一方で、あれほど他者などどうでもいいスタンスだった宿儺が、五条のことはしっかり認識し記憶していたという描写の不穏さも意識しておきたいところでしたね。
このまま作中で約1カ月後には、五条と宿儺の戦いが幕を開けるのでしょうか。

それ以前に、羂索の言う「約束」とは何なのでしょう?

気になるところがたくさんありますが、合併号と休載を挟む関係で、次回はだいぶ先になります。
今後どんな話になるのか、とても楽しみですね。

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