目次

ゴローは【推しの子】の主人公でしたが、第1話で死亡するという衝撃の展開になります。
アクアに転生して物語は続きますが、なぜゴローは死亡したのでしょうか?

ゴローのプロフィールや死亡理由、犯人や遺体の謎について考察します。

【推しの子】ゴローのプロフィールと性格や声優も紹介

ゴロー(雨宮五郎)のプロフィール

病室でDVDを見るのを正当化するゴロー
出典:『推しの子』(C)赤坂アカ・横槍メンゴ/ 集英社

 

プロフィール
名前雨宮吾郎
年齢28歳以上
学歴東京国立医大卒業
職業産婦人科医師
声優伊東健人

ゴローは、宮崎県高千穂にある総合病院に勤務する産婦人科医師です。
名前は愛称しかわかりませんでしたが、【推しの子】8巻75話で本名が判明しました。

年齢は不明ですが、4年前に研修医をしています。
研修医は24歳以上なので、ゴローの年齢は28歳以上です。

アイドル星野アイの熱烈なファンで、初登場シーンでは治療目的と称して患者の部屋でライブDVDを視聴していました。

さらに、アイの活動休止のツイートを見て泣いていたため、看護師からは冷たい目で見られていました。

第1話で死亡後に転生し、アイの子供のアクアになりました。

ゴローは人に合わせて生きてしまう性格

ゴロー時代を思い出すアクア
出典:『推しの子』(C)赤坂アカ・横槍メンゴ/ 集英社

 

アクア(ゴロー)はコミュニケーション能力の高い性格で、相手の性格を見抜いて交渉を有利に運ぶことができます。
転生前から、相手の性格に合わせてコミュニケーションを取るのが得意だったようです。

一方で自分の意志を貫くのは苦手で、転生した後でも自分のことを「人に合わせて生きるしか取り柄がない奴」と言っていました。

本当は外科医になりたかったのに祖母に産科医になると勘違いされてしまい、外科医になることを諦めています

母親が自分のせいで死んだと思っており、遠慮があったのかもしれませんが、言いたいことが言えない性格だったようです。

人に合わせて生きてきたせいで、自主性にも欠けています。
アクア(ゴロー)は復讐が終わったと思った際に、黒川あかねにこれからの生き方を決めて欲しいと言っていました。


ゴローの声優は伊東健人

推しの子第1話
出典:『推しの子』(C)赤坂アカ・横槍メンゴ/ 集英社

 

【推しの子】のアニメで、ゴローを演じている声優は伊東健人です。
東京アナウンスアカデミー出身で、声優になるためではなくしゃべるスキルを身に着けるために入学したそうです。

アニメだけでなく、海外の映画やドラマの吹き替えも多く担当しています。
声優アワードで歌唱賞を受賞する高い歌唱力の持ち主で、数々の天然エピソードを持つことでも有名です。

【推しの子】ゴローを死亡させた犯人は誰?黒幕も考察

ゴローを殺した犯人はアイも殺したリョースケ

星野アイを殺したストーカー
出典:『推しの子』(C)赤坂アカ・横槍メンゴ/ 集英社

 

【推しの子】第1話で、ゴローを殺害した犯人は星野アイを殺したリョースケという大学生です。
ゴローは、アイのストーカーに突き飛ばされて転落死しています。

アクア(ゴロー)はアイを殺害した犯人を目撃しています。
アクア(ゴロー)は、自分を殺したのはリョースケと同一人物だと断言

ゴローを殺したのはリョースケで間違いありませんが、リョースケを操った黒幕がいる可能性があります。

ゴローを殺した黒幕はアクアの父カミキヒカル?

【推しの子】カミキヒカルの素顔
出典:『推しの子』(C)赤坂アカ・横槍メンゴ/ 集英社

 

ゴローを直接殺したのはリョースケですが、アクアの父カミキヒカルが黒幕の可能性があります。
カミキヒカルはアクアとルビーの父親で、リョースケを誘導して星野アイを殺した可能性の高い人物です。

ゴローが殺された際も、リョースケと病院の近くまで来ていました。
ゴローの殺害も、カミキが仕組んでいた可能性があります。


姫川大輝の父親・上原清十郎は犯人ではない

姫川愛梨と上原清十郎の死亡記事
出典:『推しの子』(C)赤坂アカ・横槍メンゴ/ 集英社

 

アイを殺した黒幕はアクアの父親の可能性が高いため、姫川大輝の父親である上原清十郎が黒幕と考えられたこともありました。

姫川がアクアの異母兄だと判明したため、上原がアクアの父親で犯人だと思われたからです。
ただ、上原はアイが殺される2年前に死亡したため、アイを殺すのは不可能でした。

姫川の父親もカミキヒカルで、上原は戸籍上の父親の可能性が高いです。
ゴローが死亡した際も、上原は病院に来ていないので犯人ではありません

【推しの子】ゴローの死亡理由考察

リョースケを追いかけたせいで死亡した

不審者に声をかけられる雨宮吾郎(アクア)
出典:『推しの子』(C)赤坂アカ・横槍メンゴ/ 集英社

 

星野アイの出産予定日に、病院の近くにストーカーのリョースケが現れます。
アイの担当医か聞かれたゴローは不審人物のリョースケを追いかけますが、崖から転落して死亡しました。

リョースケは自分からゴローに声をかけましたが、問い詰められると逃げています。
結果的にゴローを突き落としますが、最初から殺すつもりで声をかけたとは考えにくいです。

状況的に逃げるためにゴローを突き落とした可能性が高く、リョースケには殺意はなかったかもしれません。

アイの担当医だったから死亡したわけではない?

ストーカーを追いかけるゴロー(アクア)
出典:『推しの子』(C)赤坂アカ・横槍メンゴ/ 集英社

 

リョースケは、カミキヒカルの指示でゴローを殺したと考察されることも多いです。
ただし、ゴローがアイの担当医だから、カミキが殺そうとした可能性は低いでしょう。

アイが子供を出産すると、カミキにとって都合が悪いことはアイを殺す動機になります。
ただ、子供を産ませないために、担当医のゴローを殺すのは不自然です。

担当医を殺しても他の医師が出産に立ち会うので、出産の妨げになりません
実際に、ゴローが死んでも問題なくアイは双子を産んでいます。

才能のあるアイを殺したいという動機なら、担当医のゴローはそもそも関係ありません。
アイの担当医だから、ゴローが殺された可能性は低いでしょう。

カミキヒカルと血縁関係があるから死亡した?父親との関係は?

星野アクアとゴロー
出典:「推しの子」(C)赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社

 

ゴローがカミキヒカルの指示で殺害された場合、動機はゴローとカミキの血縁関係かもしれません。
カミキの息子である姫川大輝とゴローは、外見が似ています

他人の空似かもしれませんが、姫川とゴローに血縁関係がある可能性は否定できません。
ゴローの父親は誰かわからないので、カミキとゴローの父親が肉親だとしてもおかしくないのです。

ゴローとカミキに血縁関係があるなら、カミキは個人的にゴローを殺す動機があるかもしれません。

【推しの子】ゴローの死亡後に遺体はどうなった?

遺体が発見されるまで16年かかった

ゴローの遺体を発見するルビー
出典:『推しの子』(C)赤坂アカ・横槍メンゴ/ 集英社

 

ゴローが殺されたのは、アイが双子を出産した日です。
しかし、遺体が発見されたのは、ゴローが殺されてから16年たってからでした。

16年後にアクアとルビーは、病院の近くにやってきます。
宿のカギを奪ったカラスを追いかけたルビーが、祠の中にあったゴローの遺体を発見しています。

ゴローの葬儀は行われていない可能性が高い

【押しの子】ゴローアクアの遺影?
出典:『推しの子』(C)赤坂アカ・横槍メンゴ/ 集英社

 

ゴロー【推しの子】の第1話で死亡し、第2話ではゴローの遺影が描かれています。
遺影は葬儀の時のものに見えますが、葬儀は行われていない可能性が高いです。

遺影が描かれた後に、転生したばかりのアクアが状況を説明しています。
失踪から7年で死亡扱いになりますが、2話はアクアが産まれたばかりで失踪から1年経っていない可能性が高いです。

遺影はあくまでアクアのイメージを描いたもので、実際の葬儀ではないでしょう。

遺体を隠したのはカミキヒカル?謎の少女が封印していた?

死にそうな片寄ゆらに話しかけるカミキヒカル
出典:『推しの子』(C)赤坂アカ・横槍メンゴ/ 集英社

 

ゴローは崖から落ちて死亡しましたが、遺体は祠の裏の空間から発見されました。
遺体が見つかった場所と転落死した場所は、違うので誰かがゴローの遺体を隠したのは明らかです。

遺体を隠したのはカミキヒカルかもしれませんが、遺体が見つかるのを恐れたリョースケが近くの祠に隠した可能性も考えられます。

ルビーが簡単に入れた場所にあった遺体が、16年間見つからないのは不自然です。
ルビーは謎の少女に誘導されて遺体を見つけたと考えられます。

カラスを操り、転生のことも知る謎の少女は人間ではない可能性が高いです。
謎の少女が何らかの力で、人間を遠ざけて遺体が見つからないようにしていたのかもしれません。

【推しの子】ゴローとさりなの関係を紹介

ゴローにとってさりなは助けられなかった患者で特別な存在

生まれ変わりの夢を語る天童寺さりな(ルビー)
出典:『推しの子』(C)赤坂アカ・横槍メンゴ/ 集英社

 

天童寺さりなは、ゴローが研修医時代に担当した難病の患者です。
さりなは「退形成性星細胞腫」を患っており、ずっとベッドの上で過ごしていました。

ゴローはさりなに対して親身に接しており、さりなもゴローによく懐いていました。
ゴローがアイの大ファンになったのも、さりながドルオタだった影響です。

しかし、さりなは12歳で死亡して、ゴローが最後を看取っています
ゴローはさりなの写真を携帯の待ち受けにしており、特別な存在であることがわかります。

転生後はルビー(さりな)の双子の兄アクアに

2巻の星野アクアと星野ルビー
出典:『推しの子』(C)赤坂アカ・横槍メンゴ/ 集英社

 

さりなが死亡した4年後にゴローも死亡しますが、2人は星野アイの双子の子供アクアとルビーに転生します。
2人は0歳の時点で言葉を話せたため、お互いに転生した子供だと知ることになりました。

アクア(ゴロー)とルビー(さりな)は仲の良い兄妹として成長しますが、お互いの前世については気づいていません。

ゴローはさりなと結婚の約束をしていた?

さりなにプロポーズされるゴロー
出典:『推しの子』(C)赤坂アカ・横槍メンゴ/ 集英社

 

ゴローは、生前のさりなにプロポーズされたことがありました。
ゴローは、16歳になったら真面目に結婚を考えると言っています。

長く生きられないさりなを励ますための言葉だと思いますが、さりなの方は本当に結婚するつもりでした。
ルビーとして16歳になった時点で会えれば、ゴローが受け入れてくれる想像もしています。

しかしルビーは、死亡したゴローの遺体を見つけることに。
ゴローとアイを殺した犯人が生きていると知ったルビーは、復讐を誓ってしまいます。

【推しの子】ゴローとアイの関係を紹介

ゴローにとってアイは推しのアイドル

アイに会ったゴロー
出典:『推しの子』(C)赤坂アカ・横槍メンゴ/ 集英社

 

ゴローにとって、星野アイは推しのアイドルでした。
元々はアイを推していたさりなの影響で応援していましたが、【推しの子】第1話の時点で熱狂的なファンになっています。

アイが休業宣言したことでショックを受けますが、ゴローの前に妊娠したアイが現れたことで更にショックを受けることに。

子供を産んだらアイドルを続けられなくなると心配するゴローですが、アイは子供の存在を隠してアイドルを続けると宣言

アイのしたたかさと眩しさにさらに魅了されたゴローは、ファンとしても産科医としても応援すると決意します。

しかし、ゴローは出産直前に死亡してしまい、出産には立ち会えませんでした

転生後は推しの子に!殺害されたアイの復讐を誓う

アイがストーカーに刺される
出典:「【推しの子】」(C)赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社

 

アイの出産に立ち会えなかったゴローでしたが、気がついたらアイの子供の星野アクアに転生していました。
推しの子になったゴローは子供としてアイと暮らしながら、彼女を応援します。

しかし、アイの20歳の誕生日に、アクア(ゴロー)の目の前でアイは殺されてしまいます。
犯人は自殺しますが、アクア(ゴロー)はアイの住所を教えた黒幕の存在を確信。

アクア(ゴロー)は、アイの復讐のために生きることを誓います

ゴローはアイを守れなかった自分を許せない

アクアを責めるゴロー
出典:『推しの子』(C)赤坂アカ・横槍メンゴ/ 集英社

 

ゴローは、アクアに転生してから復讐のために生きてきました。
ただし、復讐を続けることが辛いとも感じており、復讐を辞めたい思いがあることも描かれています。

しかし、復讐をやめようとするともう1人の自分が現れて、アクア(ゴロー)を復讐の道に戻そうとします。

【推しの子】7巻66話ではゴローの幻が現れて、復讐を終えるまでは人生を楽しむ権利はないとも言っていました。

それに対してアクア(ゴロー)は、「たった一度でいいからアイの声を聞きたくて」と本音とも取れる発言をしています。

アクア(ゴロー)の本音は復讐することより、アイを守れなかったこと自分が許せない、もう一度アイに会いたいだけなのかもしれません。

ゴローはロリコン?アイを母親だと認められないだけ?

ロリコン扱いされるゴロー
出典:『推しの子』(C)赤坂アカ・横槍メンゴ/ 集英社

 

ゴローは、アイの大ファンだったせいで看護師からロリコン扱いされていました。
ゴローがさりなのこと大事に思って、待ち受けの画像にされることもロリコン扱いされる原因かもしれません。

アイの子供のアクアになってからは、過去の恋愛を聞かれてアイを思い浮かべています。
恋愛かどうかわからないと言いながら、本人がアイに恋をしていたかもしれないと考えているわけです。

また、またアクア(ゴロー)が、アイを呼び捨てで呼んでいるせいで母親と思っていないと言われることもありま(。

ただ、アクア(ゴロー)はアイに演技を褒められたこと嬉しくて、本心では役者になりたいと思っている描写もあります。

自分が年上だった記憶のせいで、アイを母親だと認められないのかもしれません。

ゴローはアイの本当の夢を叶えようとしている

アイの墓前のアクア
出典:『推しの子』(C)赤坂アカ・横槍メンゴ/ 集英社

 

アクアとなったゴローは復讐をするだけでなく、アイの本当の夢を叶えようとしています。
アクアはアイの復讐をするために、映画「15年の噓」を制作しています。

しかし、【推しの子】11巻110話では、アイの墓前で「君の本当の願いを僕が叶えてみせる」と報告していました。

本当の夢が何なのかは不明ですが、15年の噓はアイの本当の夢を叶えるためにも必要な作品のようです。

【推しの子】ゴローと死亡した家族の関係を紹介!父親に秘密がある?

ゴローの母親は生まれてすぐに死亡

ゴローの出生について語るアクア
出典:『推しの子』(C)赤坂アカ・横槍メンゴ/ 集英社

 

【推しの子】7巻75話でアクア(アクア)はゴローの自宅を訪れ、家族の情報が明かされました。
ゴローの母親は、産科危機的出血でゴローを産んですぐに死亡したと判明します。

ゴローの母親は子供ができたことを親に隠しており、自宅で産もうとしたせいで救急車も間に合いませんでした。
ゴローは母親の記憶がなく、会ったことのない母親に理想を抱いているようです。

さりなの母親が死に目に会いに来なかった際は、怒りを露わにしていました。
アクア(ゴロー)は、アイとの生活で初めて母親の愛情を受けられたのかもしれません。

一緒に暮らしていた祖父母は既に死亡

ゴローと祖母が写った写真
出典:『推しの子』(C)赤坂アカ・横槍メンゴ/ 集英社

 

母親がいなかったゴローは、母方の祖父母に育てられました。
いつまで生きていたのか不明ですが、16歳のアクア(ゴロー)がゴローの自宅を訪れた際に祖父母は既に死亡しています。

祖母との関係は悪くありませんでしたが、祖父との関係には問題があったようです。
祖父はゴローが生まれたせいで、自分の娘が死んだと思っていたのかもしれません。

ゴローの父親は正体不明

ゴローだった時の記憶を語るアクア
出典:『推しの子』(C)赤坂アカ・横槍メンゴ/ 集英社

 

【推しの子】7巻75話では、ゴローの父親はどこの誰なのかわからなかったことも判明しました。
母親は子供が生まれたことを隠していたので、父親が誰か知っているのは母親だけかもしれません。

父親が誰かわからずに生まれているのは、アイ・アクアとゴローの共通点でもあります。
ゴローの父親に秘密がある可能性も考えられ、ゴローが殺されたことと関係があるかもしれません。

【推しの子】ゴローの死亡理由についてのまとめ

【推しの子】第1話の主人公ゴローの死亡理由やゴローを殺した犯人、遺体の謎について解説しました。
ゴローには、父親の謎や遺体が発見されなかった謎が残されています。

今後、【推しの子】の物語の根底に、ゴローの謎が関わってくる可能性もあります。
ゴローの謎に注目しましょう。

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