【ダンダダン】邪視の能力が強すぎる!元ネタや悲惨すぎる過去も完全解説
©龍幸伸・集英社/「ダンダダン」

邪視(じゃし)は、「ダンダダン」に登場する山の怪の一つです。体長222cmで異常に長い手足を持っており、その姿は非常に不気味です。

目が合った相手を狂わせる「邪眼」や邪念を操る能力を持ち、神として崇められるほどの強大な力を持っています。

200年前に村の生贄となった子供の怨念から生まれた存在で、当初は人間への復讐が目的でした。
しかし、ジジへの憑依やオカルンとの戦いを経て、その性格は大きく変化していきました。

邪視の能力や過去、ジジやオカルンとの出会いで起きた変化について解説します。

基本情報

邪視の概要と特徴

81話の邪視
©龍幸伸・集英社/『ダンダダン』

 

邪視は「山の怪」と呼ばれる強力な妖怪です。
並みの妖怪とは比べ物にならない存在で、その力は神として崇められるほど

体長は222cmで、英語では「EVIL EYE」と呼ばれています。
邪視はジジの家の地下で人知れず亡くなった子供が、妖怪化した存在です。

原作では第38話で初登場し、物語の中で非常に重要な存在になっています。
邪視の持つ能力は、共存しているジジへ引き継がれました。

邪視のビジュアルが不気味

39話の邪視
©龍幸伸・集英社/『ダンダダン』

 

邪視の外見は、非常に独特です。
人型ですが、手足と胴体は異常に長く、限界まで上がった口角、異様につり上がった目を持つ不気味な姿をしています。

上半身は裸で、ブリーフしか身に着けていません。
動きも非常に独特で、全身をくねらせながら躍るような動作をします。

普段の姿でも十分に不気味ですが、怒りが頂点に達すると非常に凶悪な表情を見せます。

邪視の能力と設定

能力の詳細と強さ

67話の邪視
©龍幸伸・集英社/『ダンダダン』

 

邪視は、ダンダダンに登場するさまざまな超常存在の中でもかなり特殊な力を持っています。
邪視を象徴する能力である「邪眼」は、目を合わせた相手の精神を支配し、自殺させることすら可能です。

この能力はモンゴリアンデスワームも持っており、ジジの両親の自殺に関わっています。

もう1つの能力が邪念を操る能力です。
呪いの家に集まった邪念を使い、防御バリアを展開したり、凝縮して非常に強力な攻撃を行います

邪念の集合体の力は、建物を貫通するほどです
物理的な戦闘能力は限られていますが、、ターボババアが警戒するほどの強大な力を秘めています。

特筆すべきは、霊力とフィジカルに優れたジジの体を乗っ取った際の戦闘力です。
ターボババアの力を解放したオカルンとも、互角に渡り合うほどの実力を見せました。

邪視の性格と行動パターン

約束を守る邪視
©龍幸伸・集英社/『ダンダダン』

 

邪視は不気味な外見とは裏腹に、子供らしい純粋さを持つ存在です。
ジジの体を乗っ取った際も、ジュースの美味しさに夢中になり、サッカーボールを無邪気に追いかける一面を見せていました。

しかし、その心には、深い闇を秘めています。
村で生贄にされたことから激しい怒りと復讐心を持っており、人類を憎んでいます。

事あるごとに暴走していたのは、激しい復讐心と怒りの反動でした。
しかし、オカルンとの約束が大きな転機になります。

オカルン以外とは戦わないという誓いを立て、呪物のブリーフを大蛇神神社に預けたことで、暴走することはなくなりました。
約束を守るのも、邪視の純粋さの現れといえます。

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