ドクQの名言

ドクQ
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

ドクQは度々「運命」という言葉を好き好んで口にしており、前述の爆弾入りりんごを配るのも、人の存在価値を「運の強さ」だけで推し測ろうとする性格から来ているものです。

そんなドクQは「天はすでに運命の全てを知っているのだ」というセリフを残しており、このセリフからも、ドクQが運命に全てを委ねる運命論者であることが伺えます。

これはドクQが生まれながらの虚弱体質で、生きるも死ぬも運次第で変わるほど死というものが身近な存在であるからこそ生まれた価値観と考えられるでしょう。

ドクQのこれからの活躍について考察

ドクQはこれからどのような活躍を見せるのか考察していきましょう。

シクシクの実の能力をどのように使っていくのか?

ワノ国 氷鬼
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

シクシクの実は、前述の通り、あらゆる病気を感染させる能力ですが、ワンピースの物語において感染症というのは非常に厄介な存在であると描かれています。

ワノ国編では、百獣海賊団幹部「クイーン」が感染症ウイルスが込められた「疫災(エキサイト)弾」という武器を使い、麦わらの一味を苦しめました。

中でも「氷鬼」は撃ち込まれると凍った鬼のような姿になり凶暴化してしまう恐ろしいウイルスです。

この「氷鬼」のように、感染症の中には一般市民を凶暴化させるようなウイルスもあるため、ドクQもこのようなウイルスを使い、一般市民を凶暴化させ麦わらの一味を苦しめるのでは無いかと考えられます。

 

ドクQとチョッパーの船医対決は実現するのか?

チョッパー
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

黒ひげ海賊団は、ワンピースの物語においてラスボス的な立ち位置として描かれており、麦わらの一味との戦闘も避けられないと考えられます。

ドクQと同じように、麦わらの一味にも船医として「チョッパー」が在籍しています。

チョッパーは、ワノ国編で使われた疫災弾に込められたウイルスの抗体を発見し、感染した人々を救ったという活躍を見せています。

ここから、ドクQがシクシクの実の能力で蔓延させた感染症をチョッパーが救うのではないかと予想することができます。

立場的にも同じ船医なので、船医対決という意味でも、チョッパーとドクQが戦うことは十分考えられるでしょう。

ドクQの正体が明らかになる

初登場時から不気味な存在として読者に強烈な印象を与えたドクQですが、どのようにして黒ひげと出会ったか、なぜ黒ひげ海賊団に入ったかなど、その詳細は未だ謎に包まれています。

一部の読者の間では、その容姿や同じ医者であるという点から、チョッパーの恩師である「Dr.ヒルルク」と何か関係があるのでは?と噂されています。

今後のストーリー展開から、ドクQは何者なのか、なぜ黒ひげ海賊団に入ったのかなど、その謎に包まれた正体が明らかになっていくことでしょう。

ドクQのまとめ

今回は黒ひげ海賊団九番船船長で、死神の異名を持つドクQについて解説を交えながら考察してきました。

ドクQがシクシクの実の能力を得たことで、さらに厄介な存在になったことは間違いありません。

黒ひげ海賊団と麦わらの一味との戦いはどのような結末を迎えるのでしょうか。

今後の展開に目が離せません。

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