【ワンピースネタバレ考察】ゴッドバレーには天竜人の墓があった?ゴッドバレー事件の真相を考察
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

ロジャーが全盛期になる前に暗躍していたとされるロックスが引き起こした事件であるゴッドバレー事件は、さまざまな謎が絡み合っています。しかし、第1086話にて少しずつこの謎が明かされそうになっています。

そこでこの記事では、ゴッドバレー事件について考察していきます。

ゴッドバレーとは?

ロックス海賊団とゴッドバレー事件
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

まずはゴッドバレー事件が起きたゴッドバレーからおさらいしていきましょう。

ゴッドバレー事件が起きた場所

ゴッドバレーとは、38年前にロジャーとガープが手を組み、ロックス海賊団を壊滅したとされるゴッドバレー事件が起きた場所です。
本来敵対する立場であるロジャーとガープが手を組んだことや、天竜人嫌いのガープが天竜人とその奴隷を守るために戦ったことなど、数多くの謎が残された事件となっています。

この事件をきっかけに、ガープは「海軍の英雄」と呼ばれるようになりました。
しかし、当のガープはこの事件について語りたがっていないようです。

世界の王になるために重要な島?

ロックス海賊団の船長ロックス・D・ジーベックは「世界の王」になるという野望を持っていました。
そして、ゴッドバレー事件を引き起こしたことから、ゴッドバレーには「世界の王」になるために重要な島であると考えられます。

実際に天竜人やその奴隷が滞在していたことも何か関係があるのでしょう。


世界政府が隠したかった島

ゴッドバレーは、現在島そのものが無くなっていると言われています。
センゴクが言うには、ゴッドバレーは「世界政府が隠したかった島」のようで、実際に海軍のほとんどがゴッドバレー事件に関して知らなかったようです。

また、島そのものを無くしているということから、ルルシア王国を消した兵器と関連があると考えられます。

フィガーランド家とゴッドバレー事件

出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

次にゴッドバレーと関わりがあるであろうフィガーランド家について解説していきます。

フィガーランド家はゴッドバレーで活躍した”王者”

第1086話にて、神の騎士団の最高司令官であるフィガーランド・ガーリング聖の存在が明らかになりました。
さらに、ガーリング聖はかつてゴッドバレーで活躍した”王者”であるとも説明されています。

ここから、ゴッドバレー事件を語る上でフィガーランド家は外せないと考えられます。

シャンクスはゴッドバレーで拾われた

さらに、フィガーランド家がゴッドバレー事件とか変わっている可能性が考えられる事実があります。
それは、ゴッドバレーにあった宝箱の中に当時赤ん坊だったシャンクスがいたことです。

FILM REDにて、五老星はシャンクスの娘であると思われていたウタに対して「あの娘がフィガーランド家の血筋でもか?」という発言がありました。

この発言から、シャンクスはフィガーランド家であると考えられます。
ここからも、ゴッドバレー事件の現場にフィガーランド家がいたことはほとんど間違いないでしょう。


フィガーランド家はゴッドバレーを守っていた?

では、フィガーランド家とゴッドバレー事件はどのように関わりがあるのでしょうか?
結論からいうと、フィガーランド家はゴッドバレーを守っていた立場だったと考えられます。

フィガーランド・ガーリングが所属する神の騎士団は、おそらく天竜人を守る立場でしょう。
そして、ゴッドバレーにも天竜人がいたことから、ゴッドバレーを守る立場だったと考えられます。

世界政府がゴッドバレーを隠す理由とは?

出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

次に、世界政府がゴッドバレーを隠す理由について考察していきます。

イム様の存在が明らかになる可能性が高い

ロックスは「世界の王」になるための一手として、ゴッドバレー事件を引き起こしました。
そして、実質的な「世界の王」は、イム様です。
つまり、ゴッドバレーにはイム様の存在が明らかになる何かがあると考えられます。

イム様自身がゴッドバレーにいた可能性も考えられますが、存在を知られてはいけないイム様がわざわざ聖地マリージョアの外に行く必要はないでしょう。

ゴッドバレーには20の王たちの墓があった?

第1086話にて、800年前に世界を創造した”最初の20人”にネロナ家のイム聖という王がいたことが触れられました。
このネロナ・イムとイム様は同一人物である可能性は高いでしょう。
つまり、イム様はオペオペの実の不老手術に成功していると考えられます。

しかし、世間的にはネロナ・イムは死んだことになっているはずです。
この矛盾がゴッドバレーに行けば明らかになってしまうということでしょう。

このように考えると、ゴッドバレーには800年前に世界を創造した”最初の20人”の王たちの墓があったと考えられます。

ロックス海賊団は墓を掘り起こしていた?

では、どうして”最初の20人”の王たちの墓があったゴッドバレーという存在を世界政府は隠したがったのでしょうか?

結論からいうと、ネロナ・イムの墓がない、もしくはネロナ・イムの墓にはイムの骨が入っていないからだと考えられます。

この事実がバレることで、イムがまだ存命していることが明らかになることを恐れたのでしょう。

しかし、ロックス海賊団は墓を掘り起こしたことで、イムが存命していることに気づいたのではないでしょうか。
そのため、ゴッドバレーそのものの存在を消すことで、イム存命の事実を隠したのだと考えられます。

また、墓を掘り起こした副産物として、ビッグ・マムはウオウオの実幻獣種モデル”青龍”を見つけたとも考えられます。

ゴッドバレーは古代兵器で消された?

イム様のマザーフレイム
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

最後に、ゴッドバレーはどのようにして消されたのかについて考察していきます。

当時はマザーフレイムを使っていなかった?

ゴッドバレーを滅ぼした兵器は、やはりルルシア王国を滅ぼした世界政府が持つ兵器だと考えられます。
とはいえ、第1086話のイム様の発言を見ると、ルルシア王国の一件に関わっている「マザーフレイム」はまだ試用段階であることが分かります。

つまり、マザーフレイムとは兵器そのもののことを指しているのではなく、ベガパンクが開発した兵器に関わる何かなのでしょう。
そして、ゴッドバレー事件当時、マザーフレイムはまだ開発されておらず、使用していなかったと考えられます。

世界政府が所持している古代兵器には使用制限がある?

第1086話のドラゴンの反応を見ると、世界政府が所持している古代兵器はルルシア王国の一件まで使われていなかったと考えられます。
ただし、ゴッドバレー事件については、公表されていない可能性が高いため、ゴッドバレー事件から使われていないということになるでしょう。

つまり、世界政府が所持している古代兵器には、使用制限があったと考えられます。

マザーフレイムによって使用制限がなくなった

世界政府が所持している古代兵器の使用制限をなくす役割として、マザーフレイムが開発されたのではないでしょうか。

ドラゴンはベガパンクについて、古代兵器を作るような人物ではないと考えていました。
実際、扉絵連載のベガパンクを見ると、兵器を作るのも平和のためであると読み取れます。

つまり、ベガパンクが作ったマザーフレイムが偶然にも古代兵器の動力となり、今回のルルシア王国の事件を引き起こしたと考えられます。
そして、マザーフレイムにより、使用制限がなくなったため、今後もゴッドバレー事件やルルシア王国の事件のような、島一つ消す攻撃が繰り出されるでしょう。

ゴッドバレー事件の考察のまとめ

いかがだったでしょうか。今回はゴッドバレー事件について考察しました。

ゴッドバレー事件の謎は、世界の謎に関わる大きなものであると考えられます。ゴッドバレー事件には何が隠されているのか、明らかになるときが楽しみですね。

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