【ワンピースネタバレ考察】火ノ傷の男の正体はドラゴン!?
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

「ワンピース」1081話にて、火ノ傷の男の新しい情報が解禁されました。
そしてその情報を整理すると、火ノ傷の男の正体がルフィの父、ドラゴンである可能性が見えてきたのです。

本記事ではドラゴンと火ノ傷の男の関連性について、考察していきます!

火ノ傷の男とは?

ラフテルに辿り着くために必要

キッド 火の傷の男
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

そもそも「火ノ傷の男」とは何か?改めておさらいしておきましょう。
火ノ傷の男は1056話にて言及された人物です。

ワンピースに辿り着くために探す必要のある人物とのことですが、全く手がかりがないとのこと。
しかし「火ノ傷」という単語から連想される人物は数多く存在します。

その1人が、クザンによって凍らされた巨人族のサウロです。
彼が負った凍傷による傷は、火傷したような傷跡になると言われています。

このように「火によって負った傷」または「火のように見える傷」中心に、正体について考察されてきました。
しかしそれ以上の手がかりがない為、ファンによる考察も進んでいなかったのです。

最後のロードポーネグリフを所持!

出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

しばらく言葉だけが明かされている状況でしたが、1081話にてとうとう「火ノ傷の男」の詳細が明かされました。

どうやら火ノ傷の男は、「最後のロード歴史の本文(ポーネグリフ)を所持しているようです。
つまりラフテルに辿り着くための、最後の手がかりを持った人物となります。

確かに誰かが所持しているのなら、最後のロードポーネグリフが「長い間見つからなかった」ことも合点がいきますね。


キッドとローは正体を知っている?

出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

謎だらけの火ノ傷の男でしたが、その言葉自体は多くのものが耳にしているようです。
作中でもキッドとローが、その言葉に聞き覚えがあるように描かれています。

そのため、この2人は「火ノ傷の男の正体を知っているのでは?」とも考えられていました。

しかし1081話にて黒ひげ海賊団のメンバーが、その噂について語っています。
四皇レベルの海賊が噂以上の手がかりをつかめない以上、ローとキッドも噂程度の情報しか知らないと考えてよさそうです。

ドラゴンと火ノ傷の男の類似点

真っ黒い船に乗っている

出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

実は1081話で明かされた情報によって、正体に1番近いであろう人物が判明しました。
それがモンキー・D・ドラゴン、ルフィの父であり革命家です。

ここからは「ドラゴン=火ノ傷の男」と、考えられる理由について考察していきます。

まず注目したい情報として、「火ノ傷の男は真っ黒い船に乗っている」という点が挙げられます。
実はドラゴン達革命軍の旗艦である「ヴィントグラマ号」は、真っ黒な龍が特徴的な船となっているのです。

勿論「ドラゴンの乗る船が黒い」だけでは、説得力に欠けます。
例えばドレークの旗艦である「リベラルハインド号」も、真っ黒な船です。

しかし火ノ傷の男と思われる人物の中で、黒い船に乗っている人物は他にいません。
その為、候補を絞り込むという意味では、とても重要な情報でしょう。

巨大な渦を起こせる

出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

「黒い船に乗っている」という情報で、かなり候補が絞り込めましたが、まだこじつけレベルのものです。

そこでドラゴン=火ノ傷の男の信憑性を上げる事実を、もうひとつ挙げます。
それは「火ノ傷の男は巨大な渦を起こせる」ということです。

実はドラゴンが登場するシーンでは、突風が巻き起こっている様が見受けられます。
そのため、「ドラゴンは風を引き起こせる能力者」ではないかと、ずっと噂されていました。

そしてドラゴンが風を操る能力者なら、渦を巻き起こせるなど容易でしょう。
このことから火ノ傷の男=ドラゴンと推察できるのです。


最悪の犯罪者と呼ばれる理由もここに?

空白の100年の仮説
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

作中でドラゴンは「世界最悪の犯罪者」と呼ばれています。
今までは「政府に楯突く存在」として、注視されている存在だと思っていました。

しかし「最後のロードポーネグリフを持っている」と考えると、その肩書きに更なる説得力が生まれます。

作中でラフテルに辿り着くことは、空白の100年の真実を知ること=世界政府の立場を揺るがしかねないこととされてきました。
そんな島へ辿り着く鍵を独占しているとなると、当然ドラゴンの危険度は跳ね上がります。

その為、政府はドラゴンを「世界の敵」として、危険視しているのかもしれません。

火ノ傷の男は魚人島と親交がある人間!

最後のロードポーネグリフはかつて魚人島にあった

出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

ここからは「火ノ傷の男」の詳細について、更に深く考察していきます。
作中では語られていませんが、まだ火ノ傷の男の正体に迫る情報は隠されています。

その一つが、「魚人島と親しい人間である」ということです。
実はかつて魚人島には、ふたつのポーネグリフが設置されていました。
最後のロードポーネグリフと、通常のポーネグリフです。

しかしルフィ達が魚人島にたどり着いた際には、通常のポーネグリフしか残されていませんでした。

筆者はこのロードポーネグリフを持ち去った人物は、火ノ傷の男であること。
そしてポーネグリフを持ち出すことは、魚人島と親しい間柄を築けている人間しかないと考えています。

ネプチューンの反応が鍵

出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

なぜポーネグリフを持ち出したのは、「魚人島に親しい人間」なのか?
そう考えられる理由は、「ポーネグリフが失われたこと」について、ネプチューンが言及していないことです。

古くから魚人島は、魚人を奴隷にしようと目論む多くの人間から、狙われ続けていました。
そのため、人間に対する警戒度は、とても高かったのです。
そんな中ポーネグリフが秘密裏に持ち出されれば、ネプチューンは「人の仕業」と考え怒るはずです。

しかしそうならないということは、「ネプチューンがポーネグリフを持ち出すことを容認した」と考えるのが妥当です。

では誰に託したのか?そこで候補に上がるのがドラゴン率いる革命軍です。

ネプチューンとガープは親しい間柄

出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

作中で描かれた通り、ネプチューンはロジャーそして、ガープとも親交がありました。
大犯罪者だろうと海兵だろうと、気に入ったものとは分け隔てないのがネプチューンです。

その為、革命軍でありガープの息子であるドラゴンと親交があっても、不思議ではありません。

また革命軍にはハックという、魚人族も参加しています。
更に魚人島の英雄と呼ばれたフィッシャータイガーも、世界を相手に戦った人間です。

その為、魚人族からすると「世界政府の転覆」を狙う革命軍は、歓迎される存在と考えられます。
ですので、ロードポーネグリフを託すのには、うってつけの存在と言えるでしょう。

「ワンピース」1081話の考察まとめ

ここまで「火ノ傷の男の正体」について考察してきましたが、いかがだったでしょうか?

単語だけ存在している謎の存在だった火ノ傷の男について、遂に言及される時が来ました。
刻一刻とラフテルに近づいてる空気感があり、改めて最終章に突入しているのだと感じさせられます。

果たして最も早く火ノ傷の男に辿り着くのは、黒ひげ、シャンクス、ルフィの誰かか?
これからも「ワンピース」から、目が離せません。

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