生得術式がないため領域展開は習得不可能
日下部篤也は生得術式を持たないため、領域展開を習得できません。
領域展開は結界術で生得領域を具現化し、その領域に自分の術式を付与します。
つまり、領域展開を行うには、自分の術式が必要不可欠です。
領域展開は呪術の極致と呼ばれるほどの高等技術ですが、それ以前に術式を持たない日下部には領域展開を習得することは不可能です。
ただ、日下部は簡易領域を習得しており、結界術には長けている可能性はあります。
領域展開はできなくても、領域展開を作れるレベルの結界術を習得しているかもしれません。
また、教師をしているためか、領域展開に関する知識はかなり豊富です。
頭脳派で呪術だけでなく法律にも詳しい
術式を持たない日下部篤也ですが、呪術に関する知識はかなり豊富です。
両面宿儺と五条悟の戦いでは、解説役として豊富な知識を披露していました。
常識を逸脱した2人の戦いに見て驚き役に回ることが多いですが、鋭い洞察力も見せています。
また、高専メンバーをまとめて作戦を立てる司令塔の役割も果たしています。
243話では、黒幕である羂索の裏をかくことに成功しました。
元弁護士の日車寛見が宿儺を有罪にできるかについて、話した時もすぐに内容を理解しており、法律にも詳しいことがわかります。
日下部篤也の渋谷事変での活躍
10巻83話で初登場
日下部篤也は、83話の「渋谷事変①」で初登場しました。
五条悟が1人で渋谷駅に乗り込むが決定し、日下部とパンダの日下部班は渋谷駅の新南口近くで待機していました。
新しい1級呪術師ということで日下部の実力に期待が集まりました。
しかし、83話の時点で特級呪霊と戦いたくないから、地下に行きたくないとやる気のなさも見せていました。
13巻114話:夏油一派と遭遇
呪術廻戦114話で、日下部篤也とパンダは夏油一派の残党と遭遇します。
夏油一派の呪詛師が弱いことに気づいた日下部は、適当に戦って時間を潰すつもりでした。
しかし、115話始まった宿儺と漏瑚の戦いがに巻き込まれることに。
宿儺が逃げることを許さないため、日下部たちは漏瑚の技の余波を受けてしまいます。
日下部はしばらく生死不明になりますが、134話で瓦礫の中からパンダに救出されました。
15巻134話:偽夏油の攻撃を防いで仲間たちを守る
134話で日下部篤也は、初めて1級呪術師らしい強さを見せます。
偽夏油が「極ノ番・うずまき」で、三輪霞を攻撃した際に日下部は見事に三輪を守り切りました。
庵歌姫と西宮桃も三輪をかばっていますが、日下部が盾になったせいで2人もノーダメージでした。
三輪は京都校の生徒ですが、同じシン・陰流の日下部と面識があるようです。
三輪霞に関しては以下の記事で詳しく解説しています。
興味のある方はぜひチェックしてみてください。
日下部篤也の渋谷事変後の活躍や死亡説について考察
人外魔境新宿決戦まで死亡はしていない
日下部篤也は死亡説も出ていますが、人外魔境新宿決戦編が始まった現在でも死亡していません。
渋谷事変で一時行方不明だったこと、死亡者が増えたことで日下部も死亡説が出たのかもしれません。
1級呪術師でも宿儺や羂索相手では戦力にならないと言われており、日下部が前線に出て死亡する可能性は低いです