【呪術廻戦】日下部篤也を徹底解説!プロフ、強さ、活躍から死亡説も考察!
出典:『呪術廻戦』(Ⅽ)芥見下々/集英社

呪術廻戦の日下部篤也は、術式なしで1級呪術師までなった実力者です。
かなりの強さと期待されていましたが、意外な性格で読者を驚かせました。

今回は日下部篤也のプロフィールや強さ、活躍、死亡説などについて考察します。

日下部篤也(くさかべあつや)の基本情報

プロフィール

日下部篤也登場シーン
出典:『呪術廻戦』(Ⅽ)芥見下々/集英社

 

プロフィール
名前日下部篤也
所属都立呪術高等専門学校2年担任
年齢不明
誕生日不明
術式なし
等級一級呪術師
身長推定180cm以上
趣味・特技釣り
好きな食べ物 トロたく巻き
嫌いな食べ物マグロの目玉
ストレス任務全般
声優三木眞一郎

呪術高専東京校の教師で2年の担任

結界術について語る日下部篤也
出典:『呪術廻戦』(Ⅽ)芥見下々/集英社

 

日下部篤也は、呪術高専東京校の教師で2年の担任です。
2018年の時点では、乙骨憂太おっこつゆうた禪院真希ぜんいんまき狗巻棘いぬまきとげ・パンダの担任ということになります。

ただし教師らしいシーンはあまりなく、パンダや真希の態度が大きいせいで担任に見えません。
作中では、パンダとの絡みが特に多いです。

また京都校の生徒ですが、シン・陰流の後輩の三輪霞とも話をするシーンが増えています。


めんどくさがりだが情に厚い性格

泣きながら感謝する日下部篤也
出典:『呪術廻戦』(Ⅽ)芥見下々/集英社

 

日下部篤也は、面倒くさがりで強い相手との戦闘を極力避けようとしています。
渋谷事変では特級呪霊との戦闘を避けるために、徹底して時間を潰していました

死にたくないとも考えており、かなり一般人に近い感性の持ち主です。
ただし、実際の戦闘では体を張って味方を守る情に厚い面を見せました。

恩がある夜蛾正道のために、上層部に逆らってパンダを助けたこともあります。

モデルは渡部篤郎?

愚痴を言う日下部篤也
出典:『呪術廻戦』(Ⅽ)芥見下々/集英社

 

呪術廻戦のファンブックで、日下部篤也の名前は実在の俳優がモデルになっていることが明かされました。
モデルが誰かは名言されていませんが、渡部篤郎ではないかと考察されています。

日下部の外見も、渡部篤郎に似ているとも言われています。
呪術廻戦は、実在の人物をモデルにしたキャラが他にも登場しています。

禪院直昆人ぜんいんなおびとの外見のモデルは、画家のサルバドール・ダリだそうです。

日下部篤也の強さや術式は?

術式なしで1級呪術師

日下部篤也登場シーン
出典:『呪術廻戦』(Ⅽ)芥見下々/集英社

 

日下部篤也は、術式なしで1級呪術師になった人物です。
術式なしで1級呪術師になったのは日下部だけと明かされており、相当優秀なのは間違いありません。

虎杖悠仁いたどりゆうじを見た冥々が、「術式なしでここまでやるのは日下部以来」とも言っていました。
このことから、日下部は虎杖並みの身体能力があるのではないかとも考察されています。

渋谷事変では羂索が発動させた極ノ番「うずまき」を真正面から防いでおり、1級呪術師にふさわしい活躍を見せました。

呪術廻戦の等級については以下の記事で詳しく解説しています。
興味のある方はぜひチェックしてみてください。


簡易領域を考案したシン・陰流の使い手

呪詛師と戦って時間を稼ごうとする日下部篤也
出典:『呪術廻戦』(Ⅽ)芥見下々/集英社

 

日下部篤也は、簡易領域を生み出したシン・陰流の使い手です。
シン・陰流は呪力で劣る者のため流派である可能性が高く、術式がない日下部にピッタリでしょう。

日下部はシン・陰流の正式な門下で、刀を使った白兵戦を得意としています。

居合「夕月」「抜刀」などの技を使う

シン・陰流「抜刀」で攻撃する日下部篤也
出典:『呪術廻戦』(Ⅽ)芥見下々/集英社

 

日下部篤也はシン・陰流の技である「抜刀」や居合「夕月」を使用します。
「抜刀」は呪力に包んだ刀身を鞘の中で加速させて、敵を切るシン・陰流で最も速い技です。

同じシン・陰流の三輪霞はカウンターで使用していましたが、日下部は動きながらでも抜刀が使えます。

居合「夕月」は膝立ちの状態から切りつける技の可能性が高いですが、宿儺すくな漏瑚じょうごの戦いに巻き込まれたため、どんな技かは不明です。

生得術式がないため領域展開は習得不可能

五条の領域を見てありえねーという日下部篤也
出典:『呪術廻戦』(Ⅽ)芥見下々/集英社

 

日下部篤也は生得術式を持たないため、領域展開を習得できません。

領域展開は結界術で生得領域を具現化し、その領域に自分の術式を付与します。
つまり、領域展開を行うには、自分の術式が必要不可欠です。

領域展開は呪術の極致と呼ばれるほどの高等技術ですが、それ以前に術式を持たない日下部には領域展開を習得することは不可能です。

ただ、日下部は簡易領域を習得しており、結界術には長けている可能性はあります。
領域展開はできなくても、領域展開を作れるレベルの結界術を習得しているかもしれません。

また、教師をしているためか、領域展開に関する知識はかなり豊富です。

頭脳派で呪術だけでなく法律にも詳しい

日下部は法律にも詳しい
出典:『呪術廻戦』(Ⅽ)芥見下々/集英社

 

術式を持たない日下部篤也ですが、呪術に関する知識はかなり豊富です。
両面宿儺と五条悟の戦いでは、解説役として豊富な知識を披露していました。

常識を逸脱した2人の戦いに見て驚き役に回ることが多いですが、鋭い洞察力も見せています。
また、高専メンバーをまとめて作戦を立てる司令塔の役割も果たしています。

243話では、黒幕である羂索の裏をかくことに成功しました。
元弁護士の日車寛見が宿儺を有罪にできるかについて、話した時もすぐに内容を理解しており、法律にも詳しいことがわかります。

日下部篤也の渋谷事変での活躍

10巻83話で初登場

出典:『呪術廻戦』(Ⅽ)芥見下々/集英社

 

日下部篤也は、83話の「渋谷事変①」で初登場しました。
五条悟ごじょうさとるが1人で渋谷駅に乗り込むが決定し、日下部とパンダの日下部班は渋谷駅の新南口近くで待機していました。

新しい1級呪術師ということで日下部の実力に期待が集まりました。
しかし、83話の時点で特級呪霊と戦いたくないから、地下に行きたくないとやる気のなさも見せていました。

13巻114話:夏油一派と遭遇

弱い呪詛師相手に時間を稼ごうとする日下部篤也
出典:『呪術廻戦』(Ⅽ)芥見下々/集英社

 

呪術廻戦114話で、日下部篤也とパンダは夏油一派の残党と遭遇します。
夏油一派の呪詛師が弱いことに気づいた日下部は、適当に戦って時間を潰すつもりでした。

しかし、115話始まった宿儺と漏瑚の戦いがに巻き込まれることに。
宿儺が逃げることを許さないため、日下部たちは漏瑚の技の余波を受けてしまいます。

日下部はしばらく生死不明になりますが、134話で瓦礫の中からパンダに救出されました。

15巻134話:偽夏油の攻撃を防いで仲間たちを守る

偽夏油の攻撃を防いだ日下部篤也
出典:『呪術廻戦』(Ⅽ)芥見下々/集英社

 

134話で日下部篤也は、初めて1級呪術師らしい強さを見せます。
偽夏油が「極ノ番・うずまき」で、三輪霞みわかすみを攻撃した際に日下部は見事に三輪を守り切りました

庵歌姫いおりうたひめ西宮桃にしみやももも三輪をかばっていますが、日下部が盾になったせいで2人もノーダメージでした。
三輪は京都校の生徒ですが、同じシン・陰流の日下部と面識があるようです。

三輪霞に関しては以下の記事で詳しく解説しています。
興味のある方はぜひチェックしてみてください。

日下部篤也の渋谷事変後の活躍や死亡説について考察

人外魔境新宿決戦まで死亡はしていない

日下部と虎杖の精神が入れ替わっている?
出典:『呪術廻戦』(Ⅽ)芥見下々/集英社

 

日下部篤也は死亡説も出ていますが、人外魔境新宿決戦編が始まった現在でも死亡していません
渋谷事変で一時行方不明だったこと、死亡者が増えたことで日下部も死亡説が出たのかもしれません。

1級呪術師でも宿儺や羂索相手では戦力にならないと言われており、日下部が前線に出て死亡する可能性は低いです

17巻147話:拘束されたパンダを救出

パンダの拘束を解いた日下部篤也
出典:『呪術廻戦』(Ⅽ)芥見下々/集英社

 

日下部篤也は、147話で上層部に拘束されたパンダを助けています。
日下部は夜蛾正道に恩を感じており、夜蛾を助けるために拘束されたパンダを逃がしたのです。

上層部に逆らってもパンダを助けたところに、日下部の情に厚い面が出ています。
147話は、息子を失った日下部の妹も登場しており、日下部の人物像がかなり掘り下げられました。

223話から五条と宿儺の戦いを見守る

五条の領域を見てありえねーという日下部篤也
出典:『呪術廻戦』(Ⅽ)芥見下々/集英社

 

日下部篤也は、223話からスタートした人外魔境新宿決戦で五条悟と両面宿儺の戦いを見守っています。
225話からは、モニターで五条の戦いを見ながら解説もしています

日下部は戦いを解説するシーンが多く、知識も豊富であることがわかります。
読者からは解説に説得力があると言われており、教師には向いているようです。

244話で羂索を倒したのは日下部の作戦通りだったことが明らかに

乙骨が羂索を攻撃する作戦を立てたのは日下部だった
出典:『呪術廻戦』(Ⅽ)芥見下々/集英社

 

呪術廻戦244話で、日下部の作戦通りに羂索を倒していたことが判明します。
日下部の立てた作戦は高羽に足止めさせて、乙骨が隙をついて羂索を倒すというものでした。

日下部は直前まで高羽の術式を知らなかったので、短時間で術式を理解して作戦を立てたことになります。
偶然のうまくいった面もありますが、日下部の作戦立案能力はかなり優秀でしょう。

寄せ集めの集団を何とかまとめる役割も果たしており、現在の呪術高専には必要不可欠な人材になっています。

生徒を庇って死亡する可能性も?

加茂が逃げるのを止めない日下部
出典:『呪術廻戦』(Ⅽ)芥見下々/集英社

 

日下部篤也が、生徒を庇って死ぬ展開もあるかもしれません。
日下部は戦うのが嫌いで死ぬくらいなら、逃げることを選ぶキャラとして描かれていました。

しかし、人外魔境新宿決戦が始まってから、日下部が逃げることを考えている描写はありません
宿儺相手に戦力にならない術師は逃げた方が良いと言っており、加茂憲紀が逃げることも認めていました。

それでも、日下部本人は逃げるつもりはないようです。
そもそも、渋谷事変でも呪術高専の学生を守るために盾になっていました。

自分1人ならすぐに逃げますが、生徒を残して逃げることはできない性格なのでしょう。
今後の展開によっては日下部が、生徒を庇って犠牲になってもおかしくありません。

日下部篤也の名言

名言①「このままダラダラと時間を潰していたい」

本音は死にたくないだけの日下部篤也
出典:『呪術廻戦』(Ⅽ)芥見下々/集英社

 

五条悟を助けに行こうとするパンダを止めて、逃げ遅れた人間を見つけるように言った後のセリフです。
人命最優先かと思いきや、本心は死にたくないから時間を潰したいだけでした。

強い敵と戦って死にたくないという日下部篤也の本音がよく表れたセリフです。

名言②「呪術のスケールが段違いだ 帰りてぇ〜」

反転術式を見て帰りたいと思う日下部篤也
出典:『呪術廻戦』(Ⅽ)芥見下々/集英社

 

氷漬けにされた上に、反転術式を使う裏梅うらうめを見た時の日下部篤也のセリフです。
いつも通りの弱気のセリフですが、本当の大ピンチでも平常運転なのは逆に余裕がありそうに感じてしまいます。

名言③「俺が助けたって言うんじゃねーぞ」

パンダを助ける日下部篤也
出典:『呪術廻戦』(Ⅽ)芥見下々/集英社

 

拘束されたパンダを助けた時のセリフです。
積極的に上層部に逆らうのが嫌なのか、「言うんじゃねーぞ」というところに日下部らしさが出ています。

日下部篤也についてまとめ

呪術廻戦の日下部篤也について解説しました。
日下部篤也は術式なしで1級になった実力者ですが、強い相手と戦いたくない性格をしています。

情けなくも見えますが、変人が多い呪術師の中では一番共感できる人物でしょう。
情に厚くいざという時は、頼りになるのも魅力です。

虎杖と日下部篤也の体が入れ替わったシーンも描かれており、思わぬ形で活躍するかもしれません。

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