17巻147話:拘束されたパンダを救出

パンダの拘束を解いた日下部篤也
出典:『呪術廻戦』(Ⅽ)芥見下々/集英社

 

日下部篤也は、147話で上層部に拘束されたパンダを助けています。
日下部は夜蛾正道に恩を感じており、夜蛾を助けるために拘束されたパンダを逃がしたのです。

上層部に逆らってもパンダを助けたところに、日下部の情に厚い面が出ています。
147話は、息子を失った日下部の妹も登場しており、日下部の人物像がかなり掘り下げられました。

223話から五条と宿儺の戦いを見守る

五条の領域を見てありえねーという日下部篤也
出典:『呪術廻戦』(Ⅽ)芥見下々/集英社

 

日下部篤也は、223話からスタートした人外魔境新宿決戦で五条悟と両面宿儺の戦いを見守っています。
225話からは、モニターで五条の戦いを見ながら解説もしています

日下部は戦いを解説するシーンが多く、知識も豊富であることがわかります。
読者からは解説に説得力があると言われており、教師には向いているようです。

244話で羂索を倒したのは日下部の作戦通りだったことが明らかに

乙骨が羂索を攻撃する作戦を立てたのは日下部だった
出典:『呪術廻戦』(Ⅽ)芥見下々/集英社

 

呪術廻戦244話で、日下部の作戦通りに羂索を倒していたことが判明します。
日下部の立てた作戦は高羽に足止めさせて、乙骨が隙をついて羂索を倒すというものでした。

日下部は直前まで高羽の術式を知らなかったので、短時間で術式を理解して作戦を立てたことになります。
偶然のうまくいった面もありますが、日下部の作戦立案能力はかなり優秀でしょう。

寄せ集めの集団を何とかまとめる役割も果たしており、現在の呪術高専には必要不可欠な人材になっています。

生徒を庇って死亡する可能性も?

加茂が逃げるのを止めない日下部
出典:『呪術廻戦』(Ⅽ)芥見下々/集英社

 

日下部篤也が、生徒を庇って死ぬ展開もあるかもしれません。
日下部は戦うのが嫌いで死ぬくらいなら、逃げることを選ぶキャラとして描かれていました。

しかし、人外魔境新宿決戦が始まってから、日下部が逃げることを考えている描写はありません
宿儺相手に戦力にならない術師は逃げた方が良いと言っており、加茂憲紀が逃げることも認めていました。

それでも、日下部本人は逃げるつもりはないようです。
そもそも、渋谷事変でも呪術高専の学生を守るために盾になっていました。

自分1人ならすぐに逃げますが、生徒を残して逃げることはできない性格なのでしょう。
今後の展開によっては日下部が、生徒を庇って犠牲になってもおかしくありません。

日下部篤也の名言

名言①「このままダラダラと時間を潰していたい」

本音は死にたくないだけの日下部篤也
出典:『呪術廻戦』(Ⅽ)芥見下々/集英社

 

五条悟を助けに行こうとするパンダを止めて、逃げ遅れた人間を見つけるように言った後のセリフです。
人命最優先かと思いきや、本心は死にたくないから時間を潰したいだけでした。

強い敵と戦って死にたくないという日下部篤也の本音がよく表れたセリフです。

名言②「呪術のスケールが段違いだ 帰りてぇ〜」

反転術式を見て帰りたいと思う日下部篤也
出典:『呪術廻戦』(Ⅽ)芥見下々/集英社

 

氷漬けにされた上に、反転術式を使う裏梅うらうめを見た時の日下部篤也のセリフです。
いつも通りの弱気のセリフですが、本当の大ピンチでも平常運転なのは逆に余裕がありそうに感じてしまいます。

名言③「俺が助けたって言うんじゃねーぞ」

パンダを助ける日下部篤也
出典:『呪術廻戦』(Ⅽ)芥見下々/集英社

 

拘束されたパンダを助けた時のセリフです。
積極的に上層部に逆らうのが嫌なのか、「言うんじゃねーぞ」というところに日下部らしさが出ています。

日下部篤也についてまとめ

呪術廻戦の日下部篤也について解説しました。
日下部篤也は術式なしで1級になった実力者ですが、強い相手と戦いたくない性格をしています。

情けなくも見えますが、変人が多い呪術師の中では一番共感できる人物でしょう。
情に厚くいざという時は、頼りになるのも魅力です。

虎杖と日下部篤也の体が入れ替わったシーンも描かれており、思わぬ形で活躍するかもしれません。

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